ちょうど1年ほど前、ロバート・キヨサキの来日公演を聴きに行った。

僕は、ロバート・キヨサキのファンでもないし、金持ち父さんシリーズの信者でもないが、彼の著書には感銘を受けた。
本を読むのと人から話を聞くのは明らかに違う。
彼がどんな人か直接みてみたいと思ったのだ。

パシフィコ横浜の国立大ホールにはものすごい数(3000人ほどだそうだ)の人の熱気が充満していた。
なかには悪趣味な成金風の人や明らかに胡散臭そうな人もいたし、会場の入り口では怪しげなネットワークビジネスのビラを配る人もいたが、全体的には会場はいい雰囲気だった。

その雰囲気は、もちろんロバート&キム夫妻の話が興味深いものだということもあるが、司会を努めたジェームズ・スキナーの醸し出す雰囲気の貢献度も高かった。

彼は、能力セミナー講師、経営コンサルタントなどとして活躍しており、「7つの習慣―成功には原則があった!」の訳者でもある。
僕は、ロバートの来日公演ではじめてそのことを知ったのだが、その場ですぐ彼に魅了されたうちの1人だ。とてもエネルギッシュだ。彼の近くにいたら間違いなく感化され、自分の人生が変わるのではないかとさえ思える。


ロバートの講演が終了し、大きな拍手が鳴りやんだ後、ステージの上にジェームズが立った。その日の講演の総括として少しだけ話をしてくれた。
彼は、最後にこう言った。
(表現は違うかもしれないが、このような意味合いのことだったと記憶している。)

「やるかやらないか。今日からのほんの少しの行動が未来のあなたを大きく変える。」


僕はやる。

本気でそう思った。
ここまで何回かに渡り、少子高齢化問題について書いてみた。
11/9,11/10,11/12,11/13,11/16

先進国に共通の問題であって、日本だけが抱えている問題じゃない。
ただ、日本の少子高齢化問題が致命的だと感じてしまうのは、この国があまりにも無策というか「先送り」という策を講じたがるからだ。

ドラッカーは日本の先送りは過去有効に機能してきたと書いた。
一方で、今後は通用しないとも書いている。
僕は、今までも機能してきたと思いたくない。今までは、問題を顕在化させないよう変な努力をしてきただけだと思う。

日本の少子高齢化対策はもしかしたら手遅れかもしれない。


こんな記事を読んだ。
「少子化問題 30年の長期戦略」(日経新聞,2004.8.27,朝刊,19面)

フランスでは既に少子抑制効果が現れてきているそうだ。
同国の税制面の優遇策や未婚カップルに夫婦に近い権利を認める制度などが紹介されていた。
既に紹介したように、フランスや北欧では少子化対策が一定の効果を発揮しているが、これらの国は対策に着手してから30年かかって少子化が止まったそうだ。


個人的には、少子化そのものは問題であるとは限らないと思う。子供が少なくても成り立つ社会であれば問題視する必要はない。ただ、今のままでは少子高齢化社会は成り立たない。では、日本は将来どんな国になろうとしているのか? どんな社会を目指しているのか? それが明確でない(明確にしようとしない? 先送り?)から対策を立てられない。


良いか悪いか分からないが、シンガポールでは国が「デート斡旋サービス」を展開しているらしい。テレビ番組で見たのだが、個人的には違和感があった。忙しい、というのを理由に異性とのデートをサービス会社にアレンジしてもらって、ビジネスの合間の昼休みに食事を兼ねて会う。あまりにも合理的すぎる感じがする。ただ、無策よりは良いのではないかというのが僕の考えだ。


僕が移住を予定している国、ニュージーランドではグラフにあるように、出生率2.0前後を維持している。
「未知なる家族 - 少子化に悩む先進国 - 」という記事(日本経済新聞 2004.8.23 朝刊,7面)には、ニュージーランドの、『親が地域で共同運営し、子供の面倒をみる「プレイセンター」が普及、就学前の児童の一割近くが通う。育児中の親のための学習講座も併設。』という取り組みが紹介されている。そのことにより、『親が育児を楽しめて、キャリアアップもできる』のだそうだ。これが本当に少子化に歯止めを掛けているのかどうか分からないが、何かしらうまく機能しているのだろう。現地に行ったら肌で感じてみたいことの一つだ。

が、実は、僕ら夫婦にはまだ子供がいない。

「少子化の心配をする前に、おまえこそ子供を作れ!」という声が聞こえてきそうだが・・・。

いや、子供を作るときは少子化問題のことは忘れるよ。
子供は少子化対策として産まれてくるものじゃないからねぇ。

NZ移住が実現して落ち着いた頃になるかなぁ。
NZ企業から内定をもらっている。
WORK VISAが無事発行されれば正式採用となる。

そのNZ企業と出会うきっかけとなった国内企業があり、今はその会社から外注として仕事を請け負っている。
近々、その国内企業関連の仕事でNZ出張があるかもしれないことになった。


仕事の合間に自由な時間が作れそうなので、下見をしてみようと考えている。
ちょっと気の早い話だが、今回の渡航中に、住む場所の候補を決めておきたい。
日本食材やペット用品の品揃え状況も確認しておきたい。

今回は、下見と割り切って、遊びは後回し。
でも、ちょっとは遊びたいなぁ・・・。

向こうは、ちょうど夏真っ盛りかぁ。
もしかしたら、真夏のクリスマスを迎えることになるかもしれない。

妻よ、愛犬よ、僕だけ楽しんで、ごめん。
(もう、現地入り気分になっている。)

でも、やっぱり、ホワイト・クリスマスじゃないと気分が出ないだろうなぁ。
退職を決めた頃、たくさんの本を読んだ。
本屋に行って目に付いた本を片っ端から買い集めて読んだ。

そんなときに出会ったのが、「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」。

当時、起業の可能性も考えていて、財務に関して勉強しようかなという意識があった。
それで「キャッシュフロー」という文字に反応し、次に「クワドラントってなんだ?」と疑問がわいた。パラパラとめくってみると、僕が探していたものへの答えがちりばめられていて、強く訴えてくるものがあった。

一言でいえば、働き方あるいは生き方が、「お金の流れ」を切り口にして理路整然と整理されているという感じか。


それからというもの、立て続けに金持ち父さんシリーズを読み漁った。

 「金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法
 「金持ち父さん貧乏父さん
 「金持ち父さんの投資ガイド 入門編
 「金持ち父さんの投資ガイド 上級編
 「金持ち父さんの予言


どれか1冊だけ選ぶとしたら「キャッシュフロー・クワドラント」。この考えが、金持ち父さんの教えの根底になっていると思う。


ちょっとだけ説明すると・・・

まず紙と鉛筆を用意して、大きな十字を書く。
すると、十字で区切られた4つの領域ができる。
これが、クワドラント。
で、左上のクワドラントにEと書く。
同じく、左下にS、右上にB、右下にI。
これで、キャッシュフロー・クワドラントのできあがり。

さて、E・S・B・Iは、従業員・自営業者・ビジネスオーナー・投資家を表す。

僕はEだった。Sも経験した。Bを目指していた。Iとは無縁だった。
それぞれの立場の違いは何となく分かるけど、キャッシュフローという観点で考えるなど思いもつかなかった。

どの立場が良いとか悪いとかいうことではなくて、立場によってお金の流れ方が違うということは誰もが理解しておいた方がいいのかもしれない。

特に、左側と右側では税制上の優遇措置に大きな差があるということを。

(なんてえらそうに言ってみた自分自身がまだまだ勉強中。)
年金支給は75歳からと国が勝手に決めてしまった。
おまけに、インフレが続いたのに支給額は年々減り続け、年金だけではとても生活できない。401kでの運用が流行った時期もあったけど、世界恐慌(団塊世代が市場から資金を一斉に引き揚げた)以降、市場はどうも冴えない。

75歳定年が一般的になった。
60歳を過ぎても、老後生活のための貯蓄を続けている。
投資信託には懲りた。
円がどんどん安くなるので資産は外貨で持つようにしている。

30年前は、強い円のおかげで「定年後は物価の安い海外で悠々自適の生活」なんてこともできたが、最近は円が弱いので海外旅行にも行けない。


ひとりっ子の息子は同じくひとりっ子の女性と結婚した。
僕らは兄弟みんなで親の面倒をみたものだけど、息子からは「面倒見れない、ごめん」とすでに宣言されている。

以下、息子の弁。

働きながら親の介護なんてできないよ。夫婦のどちらかが働いてもうひとりは介護に専念? むりむり。ひとりで4人面倒みれるか? だいいち、給与の半分は福祉税なんていって取られちゃうんだから、共働きじゃないと暮らしていけないよ。介護施設もスタッフ不足だそうで、どこも空きが出るまでは新規の受け入れはしていないし。空き待ちの予約もすごい数らしいよ。待ってたら100歳超えちゃうよ。だから、できるだけ自分たちでなんとかしてよ。ほんと、申し訳ないけど。俺たち、子供作るのあきらめたぐらいなんだから。


こりゃ、栄養ドリンク飲んで、点滴打って、体に鞭打って、75までバリバリ働かにゃならんな。


ここ数年老人の過労死が急増し、とうとう平均寿命が75歳を切ったようだ。


やっぱり、僕らに老後は来なかったか・・・。



なぁんてことにならないように、何とかしたいものだ。


※もちろん、フィクションです。
北欧の魅力のつづき。


僕が子供の頃、「小さなバイキング ビッケ」というアニメがテレビで放映されていた。ストーリーはほとんど覚えていないのだが、バイキングというとかわいいビッケが思い浮かぶ。
その他には、海賊とかバイキング形式のレストランとか。

バイキングというとその程度の知識しかない。

が、このバイキング、気になるのだ。


きっかけはこの本。

 ヴァイキング7つの教え―逆境を生き抜く北欧ビジネスの知恵に学べ

(以下、この本に習って「ヴァイキング」と表記する)


この本によれば、ヴァイキングの英雄レイフ・エリクソンは、コロンブスよりも5世紀も前にアメリカ大陸に到達していたのだそうだ。
大航海時代以前にそんな大冒険をしていた人々がいたとは!

まずこの冒険心に興味をそそられた。

だが、彼らは単に無謀な冒険者ではなかった。
著者によれば、ヴァイキングの強みとは、
 冒険精神
 優れた技術力
 異文化適応力
 自由な社会制度
 自主独立の精神(強烈な個人主義)
の5つに集約されるのだそうだ。

なるほど。

ヴァイキングの魅力はこれからぼちぼち研究していくとして、現時点で最も魅力に感じているのは、「無謀ではない冒険心」。
積極的にリスクを取るが、徹底的にリスク管理をし、結果的にリスクを低減しているようなところ。
「グローバル時代のリスク管理」というテーマのお手本になるんじゃないかと期待しているのだ。


そういえば、トヨタの奥田会長がこんなことを言っている(日経新聞,2004.11.2,朝刊3面)。

「積極的に攻めることの方が既得権に安住するよりはるかにリスクが少ない」

それからこんなことも(NIKKEI NET,社説・春秋)。

「強者や賢い企業が生き残るのではなく環境変化に対応したものが生き残る」


ヴァイキングと共通するものがあるような・・・。
金持ち父さん貧乏父さん
わざわざ紹介する必要もないほど売れた本だが、この本、タイトルがすごく嫌いだ。
本屋に山積みされているのを横目に見ながら「金持ちとか貧乏とか、そういう切り口で親のことを見てしまう、つまらない価値観だなぁ。」と勝手に思っていた。


人を外見で判断しちゃいけないなんて言うけど、本もタイトルを勝手に解釈して判断しちゃいけないね。

金持ち父さんシリーズで語られていることは、「金持ち=良い 貧乏=悪い」という画一的な価値観や「金持ちになるにはどうしたらいいか」というHow toではない。そこで語られているのは、誰にでも身近でありながらあまりよく知らないでつきあっている「お金」に対する考え方であって、金持ち父さんのことばで言えば「ファイナンシャル・リテラシー」。


自分を振り返ってみると・・・


定期預金って一度しかしたことがない(まぁ、今でもするつもりはないが)。
それも、1年ほどでやめてしまった。
手元にお金があれば使ってしまう。

そんな生活だった。
お金について、あまりにも無頓着だった。


しばし反省・・・。


感銘を受けて、自分の無知を恥じて、それで満足しないのが僕の良いところ(?)で、それからというもの、得た知識を活用すべくフル活動。

投資を通じて、世界の社会経済に実感を持つことができるようになってきたし、一時は「億万長者になれるかも!」なんて夢も見たし(浅はかであった・・・)、厳しい現実も味わった。
なによりも、リスクコントロールについて考えるようになったのが大きいかな。

そのあたりの経験も時々書こうと思うが、今日はとりあえずここまで。
ちょっと面白いページを。

説明するより、体験してもらった方がいい。
その名も、「動く人口ピラミッド」!
FUNATSU HOME PAGEより)


過去120年間 ←アクセスして[動かす]をクリック

1930年代まではホントに「ピラミッド」の形をしてる。
1930年代後半から20代男性の部分が欠け始め、1944年には・・・。
1950年頃、また「ピラミッド」らしくなるが、1950年後半から裾が広がらなくなり、今では「壺」みたいで「ピラミッド」と呼ぶのは気が引けるなぁ。


さて、今後はどうなる? ←アクセスして[動かす]をクリック

2050年には、「茶碗蒸し」みたい。

なんて、のんきなことを言っている場合じゃない。
その茶碗蒸しの胴回りが一番大きい部分。僕はここに入っている(もし生きていれば)。

第2次ベビーブーマーの僕らは、いつでもいす取りゲームだ。
老後は、介護施設に入るのにも“受験”が必要になる?

というより、僕らに老後は来るのか?!
既出のグラフについて、素人なりの考察。

1.移民受け入れに積極的な国(豪州・NZ・米国・カナダ)の高齢化率が欧州・北欧・日本と比較して低い。

例えば、豪州の技術永住部門(GENERAL SKILLED MIGRATION)は、若い人の方が高いポイントを取得できる(永住権取得に有利)。このような仕組みで、政策的に若い労働力を求めた結果だと思う。


2.北欧諸国(スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・デンマーク)は、比較的左下に集まっている(少子高齢化率が低い)。

これには補足説明が必要。
※ノルウェー:世界の統計 第2章 人口では、数字を得られなかったのでグラフに現れていないが、前出の記事「未知なる家族 - 少子化に悩む先進国 - 」によれば、デンマーク・フィンランドとほぼ同じ位置。
※スウェーデン:同じく前出の記事によれば、出生率は2002年には1.65まで回復しているとのこと。

厚い福祉政策が有名で、それが機能した結果だと安易に想像してしまうが、個人的には単にそれだけではないのではないかと思っている。北欧については別途勉強していきたい。


そして・・・、


3.日本は、イタリア・スペインとともに、少子高齢化の先進国である!


あぁ、やっぱり・・・。


(ちっとも、考察になってないな。まぁ、ぼちぼちということで。)
IELTS対策の英語学校は、結局シェーンに決めた。

試験は試験。

移住後に必要なのは生活や仕事の上での英語力なんだろうが、永住権申請に必要なのはIELTS で6.0を取る力。今回の英語学校選択の目的を、そのことだけにシャープに絞り、IELTS指導経験があるニュージーランド人講師に賭けた。


さて、テキストは何を使うか?
シェーン大型校の集合授業でも使用されており、講師がNZにいるときにも使っていたというのは、Insight into IELTS

もちろん、僕もこの本はチェック済み。
このサイトで情報を得ていた。
 IELTS 総合講座 ~アイエルツとその戦略~ イギリス・オーストラリア留学


講師と僕ら、双方納得の上でこのテキストを使うことになったが、ここでちょっとした問題が発生。


学校側の提示:
 Insight into IELTS, そのカセットテープ, ノート の3点セットで1万円
 これをひとり1セットずつ(妻と僕)買ってください
 →合計 2万円

ちょっと待った。

当時(2004年2月)、アマゾンで調べた価格は、

 Insight into IELTS:約2500円
 そのカセットテープ:約3000円
 カセットテープは1つあればいいから、2500×2+3000
 →合計 8000円

洋書だから為替変動とかいろいろ事情もあるだろうけど、値段の格差が大きすぎる。
ちなみに、ノートは特別なものかというとそうじゃなく、ごく普通のノートだという。


というわけで、
「ご自分で買って来てもいいですけど、授業開始までに間に合わせられますかぁ?」
という、しつこい嫌味(by愛想の悪い受付嬢)など気にすることなく、テキストをアマゾンで購入。テープはアマゾンに在庫がなかったので、新宿紀伊国屋で購入。

ふたを開けてみれば、初回、講師はテキストなし。
授業開始に間に合わなかったのは、学校の方だったというお粗末さ。


ちなみに、このテキストはとても良い。
大学受験用の参考書も含めて、僕が使ったことのあるテキストの中で一番お気に入り。
とても実践的な英語力が養われるような気がする。

General 6.0レベルならば、IELTS対策はこのテキスト+カセットテープで十分(だと思う)。
他にもいろいろ買っちゃったけどね。