今週も金曜日に飲みに行った。記憶は最後まで残っていたが、それはそれで問題だ。積もった雪にワーッと叫びながら頭から突っ込みたいような気分に襲われる。

そんなわけで、土曜日は二日酔いで精神的にも肉体的にもぼろぼろ。ほぼ一日、ベッドの周辺で本を読んだり漫画を読んだりしながらダラダラとしていた。困ったものだ。
そして、今日はこれから突然の飲み会だ。でも正直、そんなに飲みたくない気持ちが強い。明日から仕事だしなあ。

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普段、あまり会わない他部署の部下がやってきた。「仕事を頼みたいのですが?」。

内容は和文英訳だった。外国にいる人にメールを書かなくてはいけないのだという。
「いつまで?」
「今すぐです。」

10分ほどもらって4行ほどの手紙を英訳する。「今後ともよろしくお願いします。」の英訳は俺には無理だったのであきらめてもらう。

「今後ともよろしくお願いします。」ってどういう意味なのか、俺が日本語をよくわかっていないのが原因だ。俺もよく使うけれど、何が言いたいのか、さっぱりわからない。

あまりできのよくない、できあがったものを持っていく。「ありがとうございます。」「礼を言われるほど、できがよくないからいいよ。」

だんだんと世の中が俺に対して、英語を勉強しろというプレッシャーをかけてきているような気がする。そして、いつかは俺も英語は勉強しなくてはなあ、と思っている。

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ドン・ウィンズロウの「ザ・カルテル下」を読み終わった。
この小説のなかだけで、麻薬のためにいったい何人のメキシコ人が死んだだろう。1万人ではきかない。バスごと乗っ取られ、女はレイプされ、薬漬けにしたあと、運が良ければ売春婦に。男は互いに殺しあいをさせて勝ったやつは痲薬組織の一員に。こんなことが、今も、起きているとは。

精神的なキズが大きすぎる少年をはじめ、死なないまでも死ぬような思いをした人はもっと多くいる。

麻薬の影にこれだけのドラマがあることを俺はほとんど知らなかった。、先日、アメリカのヤフーで、アメリカとメキシコの国境に、痲薬用のカタパルト(投石機?)が設置されていたのが発見されたと記事を読んだけれど、国境を越えたら大金が手に入るのだから、痲薬ビジネスに手を出そうとするメキシコ人は未だに多いだろう。

痲薬を買わなければいいのだが「やめられるときにはやめたくなく、やめたいときにはやめられない」のが痲薬だと聞く。心が折れる事実を突きつけられたような思いがした。

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原作・大場つぐみ、作画・小畑健の「バクマン」を全20巻読み終わった。ラストでは、涙が出た。

王道漫画ではないかもしれないが、青春時代の生き方、貫き方は王道で、何度もこういう過ごし方ができた主人公達をうらやましく思った。

いい漫画だと思うし、若者に生き方を指し示してくれるような漫画であるとも思う。もっとも漫画家という職業自体は相当に特殊であることは大前提だけれど。

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「スター・トレック イントゥ・ダークネス」を見た。
俺はスター・トレック・シリーズは、映画館で見なければならない映画のように思っている。というのもストーリーはへなちょこで、映像と音楽がすごいからだ。

あんまり期待せずに自宅のテレビで見た。ストーリーはひねってあるんだかないんだか、やっぱり今ひとつだったけれど、映像はやっぱりすごい。この映画は映画館で見るべき映画だと改めて思った。

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「いつかギラギラする日」も見た。
中年の銀行ギャングが北海道の現金輸送車を狙う。今回は仲間に、チンピラが入っている。2億円を4人で山分けの予定が、中身は5千万円しかない。チンピラが独り占めしようとして仲間割れ。

警察ややくざも加わる銃撃戦に発展する。

どこかバブルの時代を感じる映画で、チンピラがいう「本物のロック」という言葉がどこか寂しく聞こえる。

北海道警のへなちょこぶりときたら散々な描かれようで、あれだけの警察官と車両を配備しておきながら狙っていたたった一人の男に逃げられるなんて、大問題だと思う。

でも、正直言って面白かった。何がいいとか悪いとかではなく、単純に楽しめる映画だった。
今日は二日酔い気味で何も書く気力が湧かない。本当はもっと本も読んでるけど、それは次回に回すことにする。

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気象予報士の解答が発表された。自己採点は15問中11点の正解で変わらなかった。

1か月予報の気温の予報で「「高い」の確率が50%の予報は、これと同じ予報を100回発表したとき、そのうち約50回は実際の気温が「高い」階級になると予測していることを意味している。」という正誤問題があって、俺は数秒で「正」にした。

しかし、その後、考え込んでしまった。この確率は、初期値を微妙に変えたアンサンブル予報の確率なんだよな。あくまで計算上50%の確率であって、実際の気温とは直結しないのではないか?と。

それで、悩んだあげく「誤」にしたのだが、やはり「正」だった。何度も考え直しをしたあげくの誤りというのはショックが大きい。試験する側も、まさかこの選択肢で誤るやつがいるとは思わなかっただろう。情けない気分になる。

木曜日頃から鳥取県をはじめ日本海側では大雪が降った。俺が試験の直前に何度も書けるように練習した「日本海寒帯気団収束帯」という漢字10文字で表される雲がひまわりの映像に映っているのが見えた。映像でも積乱雲の発達具合がとてもよくわかり、これは大変な被害になるなあ、と思った。

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試験後、張り詰めていた何かが切れてしまい、ダラダラと日常を過ごす。今週は2回も飲みに行った。しかし、喪失感が強くてシャンパンを飲んでもどこか、気分は明るくならない。

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英検の問題も解き始めたが、すぐに嫌になって投げ出してしまう。何かをすべきなんだろうけれど、何をしたらいいかわからない。

随分と前に買った英語の本があって、それがいつまで経っても翻訳されないので、自分で翻訳をしてみようかと思う。まだ手も出していないけれど、面白い本だし、出したら売れるかなあ。著作権とかの交渉はどうするんだろう?

それにしても、AIがどんどん進化したら、翻訳業こそあっという間に淘汰されそうな気がする。英文をスキャンで読み取って、翻訳させたら今だってそこそこ翻訳できてしまうのかもしれない。

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和久井健の漫画「新宿スワン」(ヤングマガジンコミックス)を28巻まで読んだ。残りは10巻ほど。

舞台は歌舞伎町。主人公はちょっとしたきっかけでスカウト業をすることになり、女の子に声をかけるスカウトを始める。

スカウト同士のいがみ合い、喧嘩、さらにその背後にいるやくざとの立ち回り等、喧嘩と運がよっぽどよくなければ生きていけない世界だということがよくわかる。

28巻まで、裏切りや殺害が続き、もう誰が敵で誰が味方なのかもすっかりわからなくなってしまい、さらに過去にさかのぼったりもするので、主人公以外はもうほとんどよくわからない。ただなんとなく惰性で読んでいる。

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大場つぐみと小畑健の漫画「バクマン」(ジャンプコミックス)も全20巻のうち12巻まで読んだ。

中学生2人が漫画家を目指し、1人は原作とネーム。もう1人は作画を担当。ライバル達とジャンプに漫画を載せるために腕を競い合う。

高校生に入学してからは、高校生活をしながら漫画も描く。濃い時間を過ごしながら、恋愛もする。青春とはこうあるべきだよなあ、と思う。俺は本当に青春時代を無駄に過ごしてしまった。

この漫画からは、漫画に対する情熱をひしひしと感じる。ジャンプで連載するってことは大変なことだ。俺はドラゴン・ボールもワン・ピースもキャプテン翼もどこが面白いのかさっぱりわからない、王道漫画音痴だけれど、こういう漫画が生まれてくる背景を知ると、こういう漫画を描いてきた漫画家の皆様を尊敬したくなる。
先週の土曜日、気象予報士の試験を受けるために東京へ行った。長距離バスに乗って行く。日差しが暖かく、春めいている。初めて東京に行くような、どこか気分が高揚している自覚がある。

田舎の高校生だった頃に戻った気分になる。本当に戻れればいいのに。やり直したいことが多すぎる。

バスのなかでは「ひとりで学べる!気象予報士学科試験完全攻略問題集」(ナツメ社)の「専門」分野だけをひたすら解いていく。
初見ではないけれど、前回解いたのは、8月の試験に行くときだったから半年ぶりだ。バスの中では解き終わらなかった。ホテルに着いてからも解いた。正答数は117問中110問。このくらいはできるだろう。解けなかった問題があることの方が、大問題だ。

誤った問題の中には「見逃し率」を出せという問題があった。俺は簡単な問題だと自信満々で「空振り率」を計算していた。解答を見た瞬間、あまりにひどい間違い過ぎてバスの中で絶叫しくなった。

いつになったら先入観からくる問題の読み間違いはなくなるのだろうか。試験本番では本当に気をつけようと思った。

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今回泊まるのは三鷹。宿泊予定のホテルには午前11時30分頃に着いた。チェックインは午後2時。とりあえず、ホテルのフロントに荷物を預けて、試験会場である成蹊大学までの道を教えてもらう。思ったよりは距離があったが、コースはそれほど難しくもない。

そんなに迷うこともなく大学にたどり着く。ホテルから30分くらい歩いた。普段運動不足の俺には長い道のりだった。再びホテルまで戻る。ホテル近くの中華のお店でとんかつ定食を食べてしまうと、チェックインするまでの間、本格的にすることがなくなった。

近くにマッサージ店の看板があった。電話番号が書いてある。その番号を見ながら電話をした。空いているというので、60分の整体コースを予約した。

「いつですか?」
「今からすぐ。」

若い中国の女の人だった。俺は、昔からこういうマッサージの女の子とは相性がいい(あまり悪いやつはいないかもしれないけれど。)。細くてかわいい女の子だった。へなちょこなマッサージなんだろうな、と思っていたけれど、マッサージのときの力はすごく強くて驚いた。「痛いですか?大丈夫ですか?」と聞かれるたびに「大丈夫、大丈夫。」と答えた。「痛い。」って言おうかな、と思う頃に、ちょうどいい感じになったりするので、なかなか難しい。

マッサージが終わって、外を歩くと、体が軽くなったような気がした。すぐにその感覚も失ったけれど、効いたなあ、という感じがした。そして、ホテルにチェックインをした。ホテルの部屋が広く、勉強机も広いのが気に入った。ベッドを見ると、ちょっとだけ昼寝をしたくなり、2時間ほど爆睡してしまった。

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ホテルでは実技の勉強もした。俺のなかでは一番解きやすい過去問(平成27年度第2回第2問)を解いた。

気圧というのは当然、下の方が高く、上空が低い。下が1000hPaで上が900hPa。じゃあ、900hPaよりちょっと下は?当然、910hPaなのだが、俺はそこに990hPaと書いてしまう。

「お前は素人の受験生か!」誤りのレベルが低すぎて泣けてくる。

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夜は財目かおりの「気象予報士かんたん合格ノート」(技術評論社)の専門から後のページを読んで寝た。
 

この本はなかなか厳しいことが書いてあって、気の弱い俺は読んでいると泣けてくる。

例えば「低気圧前面で、暖気移流と上昇、後面で寒気の移流と下降がみられる」という文章と「低気圧前面で、暖気移流と、上昇流が、後面で、寒気の移流と、下降流がある」は得点が倍違うのだという。後の文章だと、上昇流の前に句読点があるので、寒気の上昇流とも読めるからだという。

そのくせ、温帯低気圧の説明を自分でしているところでは、「低気圧前面は、相対的に暖域、上昇流域となり、暖気移流が見られる。低気圧の後面は相対的に寒気域で、下降流であり、寒気移流が見られる」と表現している。この文章だって、上昇流域の前に句読点があるから寒気の上昇流域とだって読める。わざわざ問題がある文章で説明することはないだろう。

彼女は気象予報士は国語の試験だという。もし、本当にそう思っているなら、タイトルに「かんたん合格」なんて文字をつけたら間違いだ。書いている内容は相当に厳しい。ただ、そういう本だと思って読むと役に立つ。

そして今回は読まなかったけれど、この本に書いてある「ちょっとエッチな語呂合わせ」。キレが悪すぎて使えない。「イメージをたっぷり膨らましてください。」だって。膨らむか、へたくそ!

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試験本番。「専門」の試験では問1の1番最初の選択肢でいきなり間違えた。「ふぶきは、雪が降ると同時に、積もった雪が地上高く吹き上げられる現象である。」という選択肢の正誤を見極める。ふぶきなんて現象は当たり前すぎて、どう表現するのかをまともに読んだこともなかった。積もった雪を吹き上げるのは「地吹雪」だろうと思って「誤」にしたが、正解は「正」だった。

それからも考えたことがないことをいろいろと聞かれ、そのたびに間違えた。自己採点では15問中11問の正解。合格ラインは11問の正解。通常ならギリギリで合格だ。ただこの合格ラインは動く可能性があるし、そもそも自己採点が正しいのかもわからないので、どうなるのか不安でならない。

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「実技」の試験ではトレーシングペーパーが配られる。普段、家では薄くて白いトレーシングペーパーを使って勉強しているが、本番のトレーシングペーパーは厚く、透明感もあった。あまりに透明なので何度も、図に記入しようとして、トレーシングペーパーに書き込んでしまう失態を繰り返した。

1問目は時間が足りなくなり、難問を飛ばしたにもかかわらず、すべて終わったのが、終了直前だった。解答を見直す時間もなかった。

2問目の開始を待つ間、1問目の問題について考えていた。SSIを調べる問題で、-2℃なのか-3℃なのか迷ったことを思い返していた。そして突然、解答のときにマイナスの符号をつけ忘れたことに気がついて、心が折れそうになった。-2℃と-3℃では意味はほぼ同じだが、-2℃と+2℃は意味が大きく違う。「やっちまった。」少しの間、呆然としていた。

2問目は、終わったときに20分も余っていた。24時間後に現れた低気圧は、12時間前はどこにいたのか?といった俺には解けそうにない問題を適当にすっ飛ばしたせいだ。でも、こんなに時間が余るなんて想定していなかった。もう2度と問題用紙なんか見ないだろうと、引き出しをゴミ箱代わりにして終わった問題用紙を突っ込んでいた。

突っ込むのはいいが、試験官の目の前で、引き出しから問題を取り出すのは相当な勇気がいる。俺は諦めた。だから、問題を見直すことができなかった。20分間、解答用紙を見たり、解き終わったばかりの問題を見たりしていた。

解答用紙を見ていたら、低気圧を低地圧と書いていて、あきれた。こんな間違いを俺はいっぱいしているんだろうな、と思った。

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今週は久しぶりに飲みに行った。シャンパンを1本飲んで、ウイスキーも飲んだ。でも、心のなかのどこかに挫折感があって、なかなか気分よく酔えない。

ここのところ、毎朝5時30分に起きていた。習慣で起きてしまうが、しばらくは気象の勉強をする気にもならない。

気象の勉強以外の勉強をしようと英検1級の問題集を解き始める。

1問目。4つの選択肢があるが、その全ての選択肢の意味がわからず、苦笑してしまう。気象予報士の合格発表までのしばらくの期間は、こんな不完全燃焼の日々が続くのだろうとどこか諦めている。

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アークティック・モンキーズのアルバム「AM」を聴く。
 

俺がしばらく聴いていない間に、ロックの歌詞も進化したものだと思う。
明るい時代のロックの歌詞では、彼女の元には走って行ったものだ。今は這っていく。しかも拒絶されるのを恐れながら。

今の俺には、こういう曲の方が合っている。ただ、俺は女の所有物になりたくないし、所有物にもしたくないけど、アークティック・モンキーズはそうでもないらしい。

歌詞には、映画やテレビ番組も散りばめられている。小説に近づいている気がする。そういえば、ボブ・ディランもノーベル文学賞を受賞したんだっけ?と思った。

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「100円の恋」という映画もDVDで見た。

ただ腐っていただけの30代の女が、家を追い出される。
100円ショップでバイトをして、ダメな年配のボクサーを好きになる。

そして、自分でもボクシングを始める。
いろんなつらいことが重なり、彼女はますますボクシングに打ち込んでいく。

最初は、主人公が俺が一番嫌いなタイプの女だったので、見るのやめようかと思ったくらいだったんだけど、ボクシングに打ち込み始めてからはよかった。

シャドーボクシングを見ている範囲では、フットワークがよく、左フックもいい角度で入っていて、これならいけるんじゃないかと思った。

試合ではなぜか涙がこみ上げてきて、泣けた。100円の価値しかないような人生を彼女は生きてきて、100円で買えるような恋をして、それも全部、自分のせいで、誰も助けてくれないけど、それも自分のせい。

孤独なリングで、彼女は人生を振り返り、試合に勝ちたい一心で顔をボコボコに腫らしながらも手を出し続ける。もはやフットワークは効かず、コンビネーションもむちゃくちゃだ。すぐにクリンチをして、審判にブレークされる。

感動したのかどうかはよくわからないけど、試合では本当に泣けた。そうは思わなかったけれど、いい映画なんだと思う。
ネコが家にやってくることについて、姉に話したら、ネコ型をしたグッズを2枚くれた。
早速、ウッドデッキと玄関脇の庭の木にぶら下げる。
「こんなもので、ネコが来なくなったりするのかなあ?」
 
 
先日、ウッドデッキで洗濯物を干している最中に、このグッズを見た。一瞬、本物のネコかと思ってびっくりした。
「意外と効果があるかも。」と思い直した。
よく見ればネコでないことはわかるが、一瞬だとだまされてしまう。

朝、玄関を出るときにも、ときどき「あ、ネコがいる。」と玄関脇の庭の木にぶら下げたこのグッズを見て身構えてしまう。
「ネコは縄張り意識が強いっていうし、いいかも。」と思い始めていた。

それで先日の朝、玄関を出て庭を見たらそこにネコがいた。
久しぶりだったので「おお。」と声をかけそうになった。
グッズと並んで立っていたので、まるで2匹のネコがいるみたいに見えた。

「それはそれで、かわいいけどさあ。」
俺が声をかけると、慌てて、庭の奥の方に走って逃げて行った。
「全然、効果ないじゃん。」と思った。

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数年前、地元でバレーボールの試合があった。そのとき、僕と同じ年の友人がルール説明をすることになっていた。
「ルール説明。」という司会の声で多くの人前に立った友人は、原稿を手にしたまま、固まった。「どうした?」と声がかかる。
「…老眼で、読めない。」
俺はそれを聞いて大笑いした。

最近、風力を示す矢羽根の数を数えているときに、目がかすむことがある。うーむ、これは老眼では。俺もとうとう老眼になったのか。なんだか目が疲れやすいような気もする。
 

▲70ノットの等風速線を書かせる問題。三角の旗が50ノット、長い矢羽根が10ノット、短い矢羽根が5ノット。65ノットと70ノットが似ていて超面倒。
 
▲こんな図が書ければ正解。

それで眼鏡屋さんに行った。「手元の作業専用」の軽い老眼鏡を作ってもらうことにした。
レンズには、キズ防止用の保護コートをかけてもらった。「でも色はつけないでね。」と頼んでいた。

老眼鏡をかけて、勉強をしてみる。以前よりはっきり見えるような気がする。しかしそれよりも明らかに、遠くを見るとぼやける。色は付いていないはずだが、紙色も微妙に茶色がかって見える。

遠くが見えなくて、紙面がちょっと暗く見えるせいだろうか。今までよりも集中して勉強ができる。競馬で、ときどきブリンカーという目隠し板をつけて走っている馬がいるが、俺も気が弱い馬と同様、まわりを見えづらくした方が集中できるのかもしれない。

「試験時も老眼鏡をしたままで受けよう。」名案のように思った。でも、ふと思いついて試験要項の写真の欄を見たら「眼鏡使用の方は着用して撮影」という指示が出ていた。そりゃそうだろう。

一応、試験場まで老眼鏡を持っていって使っていいか聞いてみることにした。それで、ダメなら仕方がないから、次回から使うことにする。

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気象予報士の試験。今回は「一般」試験は免除なので、「専門」と「実技」の試験を受ける。

「専門」については平成21年第2回から平成28年第1回までの210問の過去問を、今週の月曜日から金曜日までかけて全て解きなおした。210問中201問を正解。すごい正答率だと思うかもしれないが、何度も解いていて答えを丸暗記している状態だから当然。むしろ未だに間違えることがあることの方が大問題だ。

「専門」については、過去問と同じ問題なら合格する自信があるけれど、当然、まったく新しい問題が出るのだから自信はない。合格する確率は60%くらいかなあ、と思う。

「実技」については、平成21年第2回から平成28年第1回までの全28問を、12月中旬から今週までかけて解きなおした。でも、こちらは全く自信がない。よく解答に疑問を持つと、「気象予報士受験者応援団」のサイトを見て、解説を参考にさせてもらっているが、そこでの解説のなかで「こいつを落とすようでは、合格は無理かも!」という問題も、余裕で間違えてしまう。正直、まだまだ勉強も上積みが可能で、過去問ももう3周くらいしていい。合格する確率は40%くらいだと思っている。

田舎なので、近くに試験場はない。明日は朝からバスに乗って東京に行く。1泊する予定。頑張りたい。そして、俺が緊急出動をしなければならないような事故が起きないことを祈るばかりだ。

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ドン・ウィンズロウの「ザ・カルテル(上)」(角川文庫)を読み終わった。
 

麻薬取引界の大物は、世界を支配する。当然、独身の中年男で麻薬取引の大物になった男は、ミス○○の称号を持つ、世間知らずの自分に尽くしてくれる若い美人を求める。美しく聡明な恋人を捨ててでもだ。しかし、愛人にするのならともかく、正妻にするのは考えものだと、この小説を読みながら思った。

若い美人と結婚したあと、裏切った相手から命を狙われ、逃げながらも反撃の糸口を見つけなければならない。そんなときに、夫を満足させようという純粋な思いから夜な夜な迫ってくる美人の若妻。子作りが自分で一番大切な仕事だと思い込んでいる。暇なときなら最高だが、命の危険を感じているタイミングではやっかい以外の何物でもない。世間知らずの妻は、なぜ怒られるのか、なぜ次々と引っ越しをしなければならないのかも理解ができない。

確かにそうだよなあ、と思う。もっとも俺の場合はそんな心配は全くしなくていいので、安心だ。ああよかった。麻薬取引界の大物じゃなくて。

トランプ大統領は、メキシコとアメリカの国境に壁を作るそうだ。しかし、麻薬に関しては、ほぼ意味がないことが、この本を読むとよくわかる。というのも、麻薬問題は、メキシコの問題ではなく、大消費地であるアメリカの国内問題だからだ。アメリカ人は麻薬が欲しくてたまらない。大金で買っていくから問題になる。

ドローンでも無人機でも、麻薬自体は簡単に国境の壁を越える。そこに何千という人間の生活がかかっている。そして一握りの金持ちの信じられないくらい裕福で危険な生活も。

この本の中で、捜査官は麻薬取引界の大物を逮捕できるのか。願い通りに殺してしまえるのか。その前に殺されてしまうのか。

下巻を読むのが楽しみだ。
昼休みに職場の流しの前でカップラーメンのお湯を入れていたら、通りがかったパートのおばさんが「それだけ?」と聞いてきた。
「ううん。あと、コンビニでサラダを買ってきたからそれを食べる。チョコレートも食べる。」
「サラダ?おしゃれですね。」という。
そっかあ?と思ったけれど「まあね。」と答えた。
「そこは、否定しないんだ。」と言って笑っている。
「うん。まあね。」

カップラーメンとサラダとチョコレートの昼食を食べながら「おしゃれなのかなあ?」と少し考えてみた。よくわからなかった。

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1月15日に父の命日を迎えた。2月8日に母の命日を迎える。そしてもし、AEDがなかったら、昨年の1月19日は俺の命日になっていた。

あの日、姉は、俺が倒れてから10分間くらい誰にも気づいてもらえずにいたとか、死ぬか植物人間になるなんて話をいろんな人から聞かされていたらしい。実際にはスポーツジムのトレーナーは、俺が意識を失い始める頃から、声がけをして、脈が弱ってからはすぐに人工呼吸と心臓マッサージをしてくれていたのだけれど。

俺が2日後に意識を取り戻したとき、姉が「私が誰かわかる?」と聞いたところ、俺は世界一めんどくさそうに姉の名前を言ったらしい。それまでの姉のドラマを知らないのだから仕方がない。知ってたら「ああ!お姉ちゃん!」くらいは言って泣いたかもしれない。

それからは俺が「仕事に行かなくちゃ。」とか「試験を受けに行きたい。」とか勝手なことを言って困ったのだという。そりゃそうだ。俺は言うだろう。全然、勝手なことじゃない。当然だ。

今日の日曜日は母の7回忌の法要をした。大きな会にするつもりははじめからなかったが、それでもいろいろと準備をする必要があった。仕事しながらあれこれと手配するのは面倒で、こういうときには「結婚していればよかったなあ。」と思う。

最近読んでいる小説によると、男が大成するには「大義と冒険とそれを支える善良な女」が不可欠らしい。俺の場合にはそのどれもがない。読みながら「ふーん。」と思った。

20日に大きな事故があり、担当者はこの週末はずっとその対応をしていた。俺のところにも進捗状況が伝えられる。そして俺もそれなりの指示を出す必要がある。

7回忌でもいろいろとあった。無事に終えたが、仕事もあったので、お酒は控えた。気象予報士試験のことも考えると、今はまだお酒なんか飲んでいる場合じゃない。
このブログをアップしたら仕事にも行かなくちゃ。

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気象予報士の試験が来週に迫った。仕事は相変わらずで、突発的な事故はあるし、大雪の可能性もあるしで、なかなか試験中心の生活というわけにはいかない。でもまあ、受験生の大半が、多かれ少なかれそういう状況だとは思う。俺の場合、深刻な事故があれば、試験自体も吹っ飛ぶけれど、それも誰だってそうだと言われればその通りだ。

試験勉強をしていると、自分の欠点がわかってくる。俺の場合、どうも俺は事実を情緒的なフィルターを通して見ているようで、先入観が強すぎる。科学者としては致命的な欠陥かもしれない。科学者でなくてよかった。

それは問題の読み方にも反映する。「予想と実況とで低気圧の中心気圧はどのように違うか?」という問題を、「予想と実況とで低気圧はどのように違うか?」と勝手に読み替えてしまう。聞かれているのは中心気圧のことだけなので、予想より高いか低いかだけを答えればいいのに、「予想よりも衰弱の度合いが小さい。」などと見当違いの答えを書いてしまう。先入観で、試験問題を俺がさらに難しくしてしまう。

それから思わぬ不注意も相変わらずだ。先日、自分が「積乱雲」と書くべき所に「積雷雲」と書いていて、笑った。まあ、確かに積乱雲の性質を考えると積雷雲というのも、悪くはない表現だけど、ひどい間違いだ。

相変わらず、時間をかけるべきところで手を抜いたり、どうでもいいところで考え込んでしまったり、同じ問題を何度も確認しなくては気が済まなかったり「俺はこういうやつなんだなあ」と反省することだらけだ。

人よりも早く計算ができたり(合理的な方法を考えつくことが多い)、読むスピードが速いことは数少ない長所だが、読み間違えると何の意味もない。冷静に冷静に。と思う。大勝負の前には、笑顔が大切とどこかの柔道選手が言っていて、俺も試験中に笑顔になったら少しは余裕ができるかもと思ったが、それはなかなか難しい。

試験は自分自身を客観的に見られるようになるし、自分に何が必要なのかも気づかせてくれる。俺は高校や大学への入学試験勉強がいい加減だったから、その分を今取り返そうとしているんだと思う。いまさらの感はあるし、結局のところ取り返しはつかないが、でもまあ、自分としても「努力は認める。」ってことになるんだと思う。

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ドン・ウィンズロウの「ザ・カルテル (上)」 (角川文庫)をかなり読んだ。読むのはだいたい風呂のなかだ。浴室が寒いので震えながら読み始めるが、長時間、お湯に入っていることになるので出る頃には体が温かくなっている。
 

麻薬の密売組織内部の、そして、外部との争いが描かれている。この本を読んでいると、結局のところ、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領のように、密売組織を次々に破壊し、殺してしまわなければ、麻薬密売なんか終わらないことがわかる。

逮捕して懲役刑に処したところで、世の中は変わらない。出てくれば元のビジネスに戻るだろう。アメリカやメキシコの場合、刑務所のなかからだって十分に麻薬組織を統制することができてしまう。

麻薬の密売はきれい事ではすまされない世界だ。麻薬を作り、それを必要とするマーケットに届ければ、巨万の富が得られる。失うものを何も持たない男なら、その世界で頭角を現そうと思うやつが現れてきても不思議はない。リアルに戦国時代のようだ。

俺はこういう世界を知らなくて幸せだと思う。俺がこの世界に足を踏み入れたらドジを踏んで真っ先に殺されてしまうだろう。ただ、思うのは、この世界でも生き残れるのは、結局のところ頭も運も肉体も強い人だけだということだ。

失敗したら、殺されるところがこの世界では違う。しかし、成功するために必要な資質は、多かれ少なかれ、どこの世界でも同じかもしれない。
だいたい毎週日曜日の夕方あたりにこのブログをアップしている。先週はちょっと早めで、気象用語でいうところの「昼過ぎ」(午後0時から3時)にアップした。

それから、ネット麻雀をしてダラダラしていたら、大雪注意報が出て職場に呼び出された。
いくつかの苦情を聞いて、その処理の手配をして、午後6時頃に交代をした。交代をした人たちは、午後8時頃には大雪警報が出て、苦情も多く、なかなか帰ることができなかったらしい。

その翌日の成人の日も、何度も電話で呼び出された。本当は俺は緊急電話の当番ではなかったのだが、緊急電話当番のやつらがサボっているので仕方がない。責任者っていうのはそういうものだ。守衛が何度も電話口で「すみません。」と謝る。「いいよ。しょうがない。」でも、本当はもっと雪で本格的に呼び出される覚悟をしていたので、それなりに済んでほっとした。

電話で呼び出されたついでに、俺の車にぶつかってきたおじいさんと和解してきた。全額、修理費用を持ってくれることになった。4万円くらいだから車の修理費用としてはそんなに高くもないと思う。

最後は「ありがとね。」「迷惑かけちゃって。」「いいいよ、大した事故じゃなかったし。」なんて感じで円満に解決した。本当は自動車修理の人にもっと高い値段を提示されたんだけど、おじいさんの支払い能力が不安だったので、だいぶ値切った。塗装が必要という所もコンパウンドで擦ってもらうだけにした。

ついでに自動車修理の工場にも電話したけれど、代車の手配がつかないそうで、修理が実際にいつ行なわれるのかはわからない。値切りすぎたのかもしれない。

なんて心配していたら、さっき(日曜日の午後)、代車の手配が付いたというので車を持っていった。

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今週は呼び出されることはないだろうと思っていたが、金曜日の夜に電話で呼び出された。上司に連絡して、今は暗くて行っても意味がないから、土曜日の朝、明るくなってから対応をする、ということにした。人の手配だけはした。俺の言うことに黙って付いてきてくれる仲間がいることに感謝したい。

それで、土曜日は朝5時に起きた。6時45分に仲間と合流して現場に向った。車で現場に行く途中、長靴を忘れたことに気がついた。

「長靴忘れた。荷台に積んでないよね。」
「積んでませんけど。どうします?戻りますか?」
「いいよ。行っちゃおうぜ。」

現場は積雪がすごいと聞いていた。自分が履いているものを見下ろした。ジーパンに革靴だった。少し厚手の靴下を履いている。こんな革靴で行ったら、アホだと言われるし、万が一、川のなかに入ることになったら普通に困るよなあ、と思った。

「コンビニに寄ってくれ。」

コンビニに寄って、とりあえずガムテープを買った。それからビニール製のゴミ袋も。ゴミ袋を選んでいたら、見知らぬおじいさんに肩を叩かれた。

「あけましておめでとうございます。」
おじいさんが俺に頭を下げる。俺、このじいさんと知り合いだったっけ?と思う。会社の関係者かなあ?とも思う。
「ああ。はい。おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」と答える。
「どうですか。いいお正月でしたか?」
「いろいろと事故があって、ちょっと大変でした。」
この人はいったい何者だろうと思いながら頭を下げる。
「そうですか。」そう言いながらおじいさんは俺の前から去って行った。

そのおじいさんは、その後、レジで並んでいた女の子にも声をかけていた。
「あけましておめでとうございます。」と挨拶をして歩いているおじいさんということらしかった。

再び、現場に向う。車内で、俺は靴を履いたまま、一足ずつ大きなビニール製のゴミ袋に足を突っ込んで、口を布製のガムテープでジーパンの外側からぐるぐる巻き付ける。ビニール袋入りの革靴を見ると、これなら雪山でも入っていけるような気がした。もちろん、滑りやすいとは思うが、何もないよりはかなりましだ。

役場の人に電話をかけて、詳しい現場を探す。現場にたどり着いて、写真を撮る。
そのうちに村役場の人も来てくれる。俺の足がゴミ袋に包まれているのを見て、何か言うかな、と思ったけれど何も言わなかった。

そこで対応を話し合い、電話で上司と相談する。思ったより、事故の規模は小さかった。そのままいくつかの現場を見ながら、また職場に引き返す。規模は小さかったが、人が死んでも不思議はない事故だった。

冬の運転は雪の反射が強いせいか、普段よりも疲れる。職場に帰ってきた後、郵便局に寄ったりしながら家に帰った。眠たくて仕方がなかった。

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松尾スズキ主演の映画「イン・ザ・プール」を見た。原作は奥田英朗の同名の小説でこっちは大昔に読んだことがあった。

精神的になんらかの問題を持った人が、伊良部というとんでもなく傲慢で常識の通じない精神科医師にかかることで、不思議と治療されてしまうという小説だった。

この小説が映画化されてもどうってことのない映画になりそうだったが、どうってことのない映画を見たかったので見てみた。確かにどうってことのない映画で、何も考えるようなことはない映画だった。そういう映画が見たかったので、これはこれでよかった。

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久しぶりに、本物の書店に行った。田舎の書店なので、つまらない本しか置いていない。それでも何冊か本を買って、それからレジに行く前に音楽CDを売っているコーナーにも行ってみた。

SMAPがすごく売れているらしいが、俺には全く興味がない。というか、ほとんどのミュージシャンのアルバムに興味がなかった。俺は音楽についてはわからないからなあ、と思いながら歩いていた。

それでも、「プリンス4Ever」というプリンスのアルバムを見たときにはつい手が伸びて買ってしまった。

死んだロックンローラーはどうしてこんなに魅力的なのだろう。プリンスの歌詞はforが4で、toが2でyouがU。そしてIには目のイラストが描いてある。プリンス4Everの歌詞カードがどうなっているのか、俺は見ないから知らないけれど、昔見たほかのアルバムはそうだった。

1999を聴く。ああ、たまらないな、と思う。こういう格好よさを俺はしばらく忘れていた。試験勉強中に最も聴いちゃいけない音楽だ。すべてを投げ出したくなる。

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精神科つながりというわけではないが、内田有紀主演の映画「クワイエットルームにようこそ」も見た。正確には松尾スズキつながりなのかもしれなかった。

内田有紀が素晴らしく、蒼井優とか俺が好きな演技派の女優も出ていて気に入った。大竹しのぶも存在感がある。

映画自体は俺はなんともよくわからない。俺には遠い世界のような気がして、今ひとつピンとこない。この精神科病棟では「人がいっぱいいるのに孤独」で泣く患者が多いそうだ。どこかかわいそうで、そこから出たいと思っている患者の気持ちも沁みる。

でも、俺自身、大きな家に一人で暮らしているが、あんまり孤独感がなく、むしろこのくらいが快適だと思っている。意外とこの精神科病棟も快適なのかもしれないな、と映画を見ながら思った。

映画のなかの内田有紀がよすぎて恋に落ちそうだった。映画のなかで宮藤官九郎が内田有紀を振ったときには「おい!」と怒った。

俺は蒼井優と内田有紀がいれば、閉鎖病棟に1年くらいいたっていい。
そりゃあ、まあ。誰だってそうだろう。
実家にはウォシュレットが3台もある。ただ、どれも型的には古いものだ。

家には俺しか住んでいないので、普通は1台しか使わない。冬になって凍結防止のためにも1度くらい水だけでも流した方がいいだろうと思って流そうと思ったが、1台だけどうしても水が流れない。

その1台はリモコンのスイッチが付いていて、そしてリモコンでなければ操作ができない仕組みになっている。リモコンをよく見てみたら、液晶画面にはほとんど文字が映っていない。

果たしてこのリモコンは、電池で動いているのだろうか?それとも壁から直接電源を取っているのだろうか?しばらく悩んでいたがわからなかったので、ネットで調べてみた。

そのものずばりの型番は載っていなかったが、どうもトイレの壁についているリモコンは、だいたいが電池で動くらしい。リモコンの下の方から上へゆっくりとスライドさせてみたら、簡単に外すことができた。

使用電池は単4が4本。交換したらきちんと動くようになった。「こういう仕組みだったのか。」少しほっとした。最近のウォシュレットは、リモコンも付いているが、手動でももちろん流せるらしい。「そうでなかったら、実際、電池切れの時に困るよなあ。」と思う。

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職場のトイレは各階に大便座が2つあり、そのうち1台にはウォシュレットが入っている。
痔の人にはとても意味がある装置なのだとは思う。俺もウォシュレット自体は好きだ。

だけど、どうしても抵抗があって職場では使う気になれない。だってきっとノズルが汚いから。

姉にその話をしたら、家のウォシュレットも随分と汚くなるらしい。ノズル掃除のボタンか、止ボタンを長押しすると、ノズルが出てくる。それを掃除する必要があるのだという。
「あまり力を入れると折れちゃうから気をつけた方がいい。」そうだ。

ちなみに、姉の家は最新の除菌ができるトイレにしたので、汚れの輪もできないし、ノズルもきれいなのだそうだ。「本当に掃除の回数が減る。」そうだが、俺はそんなことに金を使う意志が全くない。というか、金額を聞いたら、腰が抜けた。そんな金額をトイレにつぎ込むなんて俺には信じられない。

それで、掃除をすることにして、実際にウォシュレットのノズルを出してみた。思っていたより汚かった。

大腸菌はトイレットペーパーを36枚、重ねないと通過してしまうということは知っていたので(通常は、だから手洗いをしましょう。というお話に続く。でもまあ、くだらない話だ。)、まずは除菌と思って、カビ取りハイターをかけてみた。

これで、悪い菌はみんな死んだので(ということにして)、あとは厚手のトイレクリーナーで掃除をした。一応、きれいになったけれど、あまり清潔感はない。ますます職場でウォシュレットを使う機会が減りそうだ。

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さてと。そろそろ気象予報士の勉強をしなくてはならないことは、俺も100も承知だ。一応、いいわけをさせてもらうと、年末は呼び出しがあって、ほとんど休めなかったし年始も何かと忙しくて、あんまり勉強ができなかった。

いろいろとめんどくさいんだよ。年賀状だとか。あと自動車事故の話し合いとか。ついついネット麻雀もしちゃうし。でもまあ、求められるレベルにはほど遠いが、それなりに勉強もした。

最近になって、試験時に付いてくるトレーシングペーパーを使い方を理解した。今まで、なんなんだ、このめんどくさい紙は。と思っていた。解答用紙に低気圧の位置を写すときも、デッサンのように「だいたいこの辺り」と印を打っていたけれど、それでは全然ダメなことをようやく理解した。

おそらく、昔はそれでもよかったんだと思う。でも平成25年あたりの問題から「そんな微妙な位置を聞いちゃう?」というような細かいことを聞くようになってきて、トレーシングペーパーなしでは対処できなくなっている。

ディバイダーも何に使うのか、今イチ理解できていなかった。物差しで測った方が正確だし、どうせ測るんだろ、と思っていた。確かにそういうケースの方が多い。でも、台風の移動速度とか、12時間前と24時間前とどっちが速いんだ?と疑問に思ったときに、ちゃっちゃと測れるので、ディバイダーも利用価値があることに気がついた。シアラインの距離を決めるときも、ディバイダーで「この距離ってことにしよう。」って決めちゃった方が早い。

ようやく俺も普通の受験生になれた感じがする。はじめから予備校とか行ってたら、きっと、ディバイダーなんかいらねえよ、などという回り道を歩かなくて済んだかもしれないが、もう済んだことだ。いまさら言っても始まらない。

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貴志祐介が原作の烏山英司の漫画「悪の教典」(アフタヌーンコミックス)を1巻から9巻まですべて読んだ。

賢くて優秀な教師が、問題のあるクラスを管理しようとする。この教師は優秀だが、人間的な感情が欠如しており、問題が生じるたびに、その問題の起因となっている人物を殺してしまう。
しかし非常に優秀なため、いつも自分が被害者のように装い、社会もだまされてしまう。

1巻だけと思って読み始めたが、ついつい最終巻まで一気読みしてしまい、気づいたら夜の2時だった。

この漫画で何かを得るということはないし、絵も見づらいが、ホラーサスペンスとしては なかなか優れていて、最後まで飽きずに読んだ。

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アメリカのドラマ「ハップとレナード」も最後まで見終わった。

ハップとレナードは農園で働いている。安く働くメキシコ移民に職を奪われ、ぼんやり暮らしていると、昔、ハップと結婚していた女が「何十年も前、銀行強盗をした犯人が、川に車ごと落ちて、その車がどこにあるかわからない。」という話を持ってくる。

ハップには心当たりがあり、昔の女ともヨリを戻したい気持ちもある。ところが、一緒に探すはずの男達が、くせ者揃い。未だに60年代の革命思想を引きずって生きている。

さらに、謎の殺し屋夫婦が思わぬ形で絡んでくる。ここらあたりからドラマが一気に活気づいていく。見終わって疲れた。でもまあ、味わい深い面白いドラマだった。

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「鍵泥棒のメソッド」という日本映画も見た。

大人のおとぎ話だが、それなりに面白かった。脚本が優れているということであっちこっちで表彰されているから、きっと優れているんだろう。

俺にはどうでもいい映画だったけど、確かにこんな脚本を自分で書けたら、きっと俺も「どーだ、どーだ」って感じで自慢するんだろうなあ。でもまあ、正直言って、大人のおとぎ話以上の話ではなく、特に何か人生に役立つような映画でもなかった。
 
28日の午前中に病院に行った。2か月に1度の定期検査だった。

「高血圧だ。」と言われる。「まだ薬は出さないけど、生活習慣を改善して。塩分を取り過ぎないように。」
「わかりました。」
「わかりましたって簡単に言うけど、簡単じゃないんだ。まずは外食を減らすこと。塩分を減らすって言うことはね、それは味を減らせってことなんだ。うまいものを食べるなってこと。」
「なるほど。」
高血圧で痛風もちのデブに「うまいものを食べるな」っていうのは、医者も「無理だ」と思っている気がする。

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それから車で職場に向った。

信号待ちの長い列ができていて、その後ろに並んだ。俺の後ろにも車が並んでいた。
反対側の車線を超えた駐車場から1台の車がバックでノロノロと車道に出てきた。
「俺と逆方向に行くのかな?」と思いながら見ていたら、そのまままっすぐ俺の車にバックのまま突っ込んでくる。

「何を考えてるんだ!」と思う。このときに、クラクションを鳴らせばよかったと今では思うが、気が回らなかった。

その車は俺の車に衝突して止まった。そして、元の駐車場に帰っていった。
俺は道路脇に車を止めて、車を運転していたじいさんが、とぼとぼと車線を渡って来るのを見ていた。

俺の車は2カ所、キズが付いていた。
「まっすぐ突っ込んできたけど、どこに行くつもりだったの?」
「何も止まっていなかったような気がして。家の影になっていて見えなかった。」
「それはないだろう。」

キズの査定をしてもらおうと思ったが、車屋さんには「年末だから」と断られた。「また新年になってから。」

いったいいくらかかるのかわからない。じいさんには「請求書渡すから、払ってね。」と言って、了承もしてもらったけれど、やられた気分だった。

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28日で仕事はとりあえず終わった。

家に帰って、ご飯ぽいものを食べて、風呂に入った。
ネット麻雀でもしようかとパソコンの電源を入れていたら、緊急電話がかかってきた。
話しを聞いたら事故の規模がでかい。

慌ててあちこちに電話をする。飲み会でつかまらない人が多い。
上司も飲んでいた。ご機嫌なところを申し訳なかったが、連絡をして指示を受ける。

「今夜は周知看板の設置と広報のみ。明日朝6時、職場集合。」今度はその手配と人員確保に手間取った。それにしても、俺が飲んでなくてよかった。

翌日、上司に「よく飲んでいなかった。」と言われる。「普段は飲まないのか?」
「もちろん。俺、お酒が嫌いなんですよ。」部下が笑っている。「飲み会では、仕方がなく飲むだけで。」

それから2日間、夜は帰ってきたけれど、30日の夜まで仕事だった。30日の朝は、別件でもあちこちから仕事の呼び出しがかかり、俺は人気者だと思った。できるものは翌年に回した。

29日と30日は、休みだった感がまるでない。

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それでも、夜のうちに年賀状を作った。年賀状印刷をしているうちに、ローラーが壊れたのか、年賀状がスムーズに入らなくなった。プリンタクリーナーを買って掃除したけど、それでも無理だった。

それで、新しいプリンターを買っていたので、そのセッティングをして印刷をした。プリンター自体は6千円くらいで安くてびっくりするが、消耗品という感覚がないし、なによりも外観が新品同然なので「これで使えないとは。」と捨てるのが惜しくなる。でも捨てざるを得ないんだけど。前のプリンターでは年賀状印刷を何枚か失敗して、積み上げてあった。

30日の朝、仕事に行くときに年賀状を持って出かけた。ポストに入れてきた。ちょっと、思っていたよりも枚数が多いなって年賀状をポストに入れるときに思ったんだけど、そのまま出した。

そして、今、失敗して積み上げていたはずの年賀状がないことに気がついて、ちょっと呆然としているところだ。

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31日である今日の夜は、姉の家で食事をする。緊急電話を持たされているので、お酒が飲めないことは伝えてある。ノンアルコールビールも1ダースほど用意した。

ロサンゼルスにいるクリスティーナが「冬休みに何もすることがないなら、来ればいいのに。」と言ってくれる。「緊急電話を持たされているから無理。」「それじゃ、本当にリラックスができないでしょ。」「あと3か月だから頑張る。」

こんな生活ももうすぐ終わるはず。暇な職場に行ったら、クリスティーナにも会いに行けるだろう。
 
皆さん、よいお年をお迎えください。
仕事で使うパソコンはいつも見張られているらしい。インターネット上で不適切な言葉を検索すると「不適切な言葉なので、検索できません。」とかいう文章が出て、画面がシャットアウトされる。やったことないけど「エロ画像」なんて打ち込むときっとそうなる。

その昔、感染症対策の仕事を頼まれた女性が、「AIDSが不適切ってどういうこと!」って怒っていたけれど、思わぬ言葉がこの検閲に引っかかる。

先日は、ふとオーバークロック(冷却することでパソコンの速度を上げること)の言葉が頭をよぎり、昼休みに「OC」と入力して検索したら、NGワードに引っかかって、画面がシャットアウトされた。

「OC」がNGワードってどういうことだろうと少し考えてみた。オーラル・ケア?オフィス・サーカムスタンス?特にNGな理由がわからない。仕事に関係ないと言えばそうだが、今ひとつ釈然としない。NGワード集でも作ってくれればいいのに、と思う。

ちなみに、仕事で使うパソコンでは、低気圧が発達するときに、北側に凸になる雲(バルジ)の画像も、なぜか見ることができない。俺には理由がさっぱりわからないが、きっと仕事に関係ないから不適切ということなんだと思う。

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NHKの大河ドラマ「真田丸」が最終回を迎えた。今まで1回も見たことがないが、すごく人気があったらしい。

すごく人気があることについて、同僚と話した。
「そんなに人気があるならさあ、徳川に勝たしちゃえばいいじゃん。真田。」
「新兵器使えばすぐだぜ。殿、これが南蛮渡来の兵器、バズーカ砲でございます。」
「一発、着弾すれば、敵の陣地など消えてしまいます。」
「大河ドラマの歴史考証ってけっこういい加減らしいから、それでいいと思うんだよね。」

大河ドラマのファンという人にも提案してみた。ダメだと言われた。名案だと思ったのに残念だ。

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今週も忘年会があった。若い頃は全く平気だったが、飲み会で騒ぐと、その分、翌日に凹んでしまう。なぜ俺はあんなに陽気に騒いでしまうのだろうと、くよくよと悩み、そこに二日酔いが襲いかかる。

今回は俺よりもはるかに飲み過ぎた人がいて、その人が午後になって仕事を休んだとき、ちょっとほっとした。自分より下を見てほっとするなんて、俺もへなちょこだなあとは思うけれど、心も体もブルーなときなので、仕方がない。

そんなわけで、あまり僕はお酒が好きじゃないんだけど、飲み始めると必ず飲み過ぎてしまう。暴言も吐くようだし、本当に気をつけたい。

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クリスマス・イブはバーに行った。サンドイッチも2種類作って持っていった。
ガラガラのはずの店内は結構、お客も入ってそれなりに賑やかだった。

「今日はじじいのように、最初からチェーサーを出してくれ。」と頼んで、水をガブガブ飲みながら、それでもウイスキーとシャンパンとワインを飲んだ。

「なんだかお腹が本調子じゃないから。」と、店ではほとんどつまみを食べなかったが、そのうちに気にならなくなって、お店が用意してくれたケーキを食べた。店から出た後は、ラーメンを食べて、家に帰ってからもインスタントラーメンを食べて寝た。

翌朝の今日はそれほど二日酔いはきつくもなく、朝から洗濯をした。今年はもう飲まなくていいだろう。

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「スタート・アップ」というドラマのシーズン1をすべて見終わった。

仮想通貨の企業を立ち上げるのに対して、警察、ハッカーが敵に回る。そもそもの原資に資金洗浄用の麻薬の金を使おうとしたことからケチがつき始める。資金は集まらず、集まる資金には裏がある。ストーリーは重く、恐ろしい。

ハイチ移民の世界では、ベンチャー企業に勤めようとするだけで、攻撃対象になってしまう。どう克服するのか、どうすればいいのか、なぜこんなことになってしまうのか?ストーリーの一つ一つが重い。何度もたまらんなあ、と思いながら見た。

機会があれば必ず前後不覚になるほど飲んでしまうアメリカ人のアホさを見るにつけ、あれはまさしく俺のことだと深く反省した。本当に気をつけたい。
今週も飲み会があった。ちなみに来週は2回もある。飲み会ばかりだ。

中途半端に偉いので、乾杯の挨拶や締めの挨拶をさせられることが多い。
「今年1年を振り返って、だいたい10文字くらいにまとめると、『いろいろあった。』と言うことになると思います。来年もきっといろいろあると思います。頑張っていきましょう。それでは乾杯!」なんて感じで済ませてしまう。

乾杯のあと、「だいたい10文字って、10文字にもたどり着いていないじゃないですか。7文字ですよ。7文字。」などと、いろんな奴が文句を言いに来る。
「うるせえなあ。だいたいだからそんなもんでいいんだよ。」

気象予報士の試験でも文字数指定のある問題が多いが、模範解答を見ている範囲では、相当に融通が利く文字数のように感じている。飲み会の出席者は、気象予報士の採点者よりめんどくさい。

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俺も偉くなったもので、よく行く2次会のバーでは18年もののマッカランを飲んでいる。今までバランタインが最高だと思っていたが、大人になるとまた基準が変わるらしい。

その店で済ませておけばいいものを、最近、結婚したばかりの若い部下が「女の子のいる店に行きたい」というので、行ってみた。平日のせいか、店はガラガラ。

「若く見えるけど、いくつくらい?」隣についた女の子に聞いてみた。
「30歳。」
「ふーん。そうなんだ。若いね。」
「でも、もう中学生の娘がいるよ。」
「マジで?」
「マジで。18才の時の子供。」
「マジですかあ。」

俺は30分も経たないうちに飽きてしまった。部下は話に夢中。よっぽど帰ろうかと思ったけれど、それでもダラダラと安い焼酎の水割りを飲んで時間をつぶしていた。

家に帰ってきたとき、もちろん12時を過ぎていたが、それでも俺は自分が酔ってなくて随分とまともだと感じていた。最近、起床時と寝る前に血圧を測れと医者に言われているので、測ってみた。記録を書いて、ちゃんと着替えて寝た。

翌朝、起きた時、昨夜の血圧の記録を見てびっくり。脈拍130だって。どこの欄に何を書いているんだよ、俺は。

やっぱり、所詮は酔っ払い。まともなはずがない。来週も平日のど真ん中に飲み会がある。とても心配だ。

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なんて能天気なことを書いていたけれど、もう気象予報士の試験まで1か月と10日くらいしかない。俺としては、ようやく、試験勉強に向けての準備ができたくらいかなあ?という気分だ。

これからの短時間で、平成21年からの過去問をできることなら2周回したいが、可能なのだろうか?

択一試験である専門分野の問題なら、余裕で3周回す自信があるが、問題は実技。1周なら回す自信があるが、2周となるときつい。特に、1月は新年会やら法事やらいろいろあるからなあ。

とりあえず、頑張ってみることにする。

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「グランド・ツアー」という自動車の番組を見始めた。

イギリスの3人のおっさんが、好きな車に乗って、いろいろやるという番組だ。

見ていると楽しい。バカバカしいことに真剣に取り組む。ただ日本ではほど遠い世界のお話だ。大体、600馬力の車を買えたとして、日本のどこで乗ればいい?最高時速280キロって、日本で何の意味があるんだよ。

日本では、車は移動や運搬の手段に過ぎない。海外ではそういう車に意味があり、ぶっとばす場所がある。いいなあ。うらやましいなあ、と言いながら見るにはいい番組だ。

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「スタート・アップ」というドラマも見始めた。

クールな始まり方で、なかなかいい印象だ。

テーマは仮想通貨で、それと犯罪組織、銀行、警察が絡み合うはず。

まだ見始めたばかりだけど、仮想通貨の威力がこれから発揮されそうな予感がする。そして仮想通貨と現実との接点でも強烈な摩擦を生じさせそう。楽しみだ。