28日の午前中に病院に行った。2か月に1度の定期検査だった。
「高血圧だ。」と言われる。「まだ薬は出さないけど、生活習慣を改善して。塩分を取り過ぎないように。」
「わかりました。」
「わかりましたって簡単に言うけど、簡単じゃないんだ。まずは外食を減らすこと。塩分を減らすって言うことはね、それは味を減らせってことなんだ。うまいものを食べるなってこと。」
「なるほど。」
高血圧で痛風もちのデブに「うまいものを食べるな」っていうのは、医者も「無理だ」と思っている気がする。
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それから車で職場に向った。
信号待ちの長い列ができていて、その後ろに並んだ。俺の後ろにも車が並んでいた。
反対側の車線を超えた駐車場から1台の車がバックでノロノロと車道に出てきた。
「俺と逆方向に行くのかな?」と思いながら見ていたら、そのまままっすぐ俺の車にバックのまま突っ込んでくる。
「何を考えてるんだ!」と思う。このときに、クラクションを鳴らせばよかったと今では思うが、気が回らなかった。
その車は俺の車に衝突して止まった。そして、元の駐車場に帰っていった。
俺は道路脇に車を止めて、車を運転していたじいさんが、とぼとぼと車線を渡って来るのを見ていた。
俺の車は2カ所、キズが付いていた。
「まっすぐ突っ込んできたけど、どこに行くつもりだったの?」
「何も止まっていなかったような気がして。家の影になっていて見えなかった。」
「それはないだろう。」
キズの査定をしてもらおうと思ったが、車屋さんには「年末だから」と断られた。「また新年になってから。」
いったいいくらかかるのかわからない。じいさんには「請求書渡すから、払ってね。」と言って、了承もしてもらったけれど、やられた気分だった。
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28日で仕事はとりあえず終わった。
家に帰って、ご飯ぽいものを食べて、風呂に入った。
ネット麻雀でもしようかとパソコンの電源を入れていたら、緊急電話がかかってきた。
話しを聞いたら事故の規模がでかい。
慌ててあちこちに電話をする。飲み会でつかまらない人が多い。
上司も飲んでいた。ご機嫌なところを申し訳なかったが、連絡をして指示を受ける。
「今夜は周知看板の設置と広報のみ。明日朝6時、職場集合。」今度はその手配と人員確保に手間取った。それにしても、俺が飲んでなくてよかった。
翌日、上司に「よく飲んでいなかった。」と言われる。「普段は飲まないのか?」
「もちろん。俺、お酒が嫌いなんですよ。」部下が笑っている。「飲み会では、仕方がなく飲むだけで。」
それから2日間、夜は帰ってきたけれど、30日の夜まで仕事だった。30日の朝は、別件でもあちこちから仕事の呼び出しがかかり、俺は人気者だと思った。できるものは翌年に回した。
29日と30日は、休みだった感がまるでない。
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それでも、夜のうちに年賀状を作った。年賀状印刷をしているうちに、ローラーが壊れたのか、年賀状がスムーズに入らなくなった。プリンタクリーナーを買って掃除したけど、それでも無理だった。
それで、新しいプリンターを買っていたので、そのセッティングをして印刷をした。プリンター自体は6千円くらいで安くてびっくりするが、消耗品という感覚がないし、なによりも外観が新品同然なので「これで使えないとは。」と捨てるのが惜しくなる。でも捨てざるを得ないんだけど。前のプリンターでは年賀状印刷を何枚か失敗して、積み上げてあった。
30日の朝、仕事に行くときに年賀状を持って出かけた。ポストに入れてきた。ちょっと、思っていたよりも枚数が多いなって年賀状をポストに入れるときに思ったんだけど、そのまま出した。
そして、今、失敗して積み上げていたはずの年賀状がないことに気がついて、ちょっと呆然としているところだ。
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31日である今日の夜は、姉の家で食事をする。緊急電話を持たされているので、お酒が飲めないことは伝えてある。ノンアルコールビールも1ダースほど用意した。
ロサンゼルスにいるクリスティーナが「冬休みに何もすることがないなら、来ればいいのに。」と言ってくれる。「緊急電話を持たされているから無理。」「それじゃ、本当にリラックスができないでしょ。」「あと3か月だから頑張る。」
こんな生活ももうすぐ終わるはず。暇な職場に行ったら、クリスティーナにも会いに行けるだろう。
皆さん、よいお年をお迎えください。