水曜日に代休をもらって休んだ。台風が通り過ぎた翌日で、曇っていたが、晴れの予報が出ていた。それで、たまった洗濯をした。
それとは別に、中国語の勉強もしなければならなかった。今のままでは意思疎通なんか夢のまた夢だ。
その昔、高校で漢文の勉強をしていた頃「なんでこんな勉強をするんだ」と思っていた。古文と同様に無駄だと思っていた。今では、どうしてもっと勉強していなかったんだと後悔している。中国語を日本語で理解するなんて相当に優れた技術だと思う。そして、今俺が欲しいのは、それが俺は得意だったという自信だ。今の俺にはそれがない。
日本の外来語は、もちろん英語や韓国語からだってあるけれど、最も多いのは中国語だ。漢字は9割以上、元をたどれば中国から来たものだ。漢字って言葉自体が既に「漢の字」ってことで日本ではない感がある。
そういうわけで、日本人の俺はそれなりに漢字には親しみがある。男って文字をみただけで、意味はわかる。でも、話し言葉は全くわからない。あと出発まで1週間しかない。明日の月曜日には、1時間だけ、中国人の女の子がマンツーマンで授業をしてくれる。心配ではある。
+++
ソードフィッシュをまた見た。
また見たといっても、前回見たのは2005年。もう12年も前のことだ。内容はきれいさっぱりと忘れていた。
ジャケットの写真がイカしていて俺が見てないはずのない映画だった。もう一度、見直すことにした。
銀行に押し入り、コンピューターをハッキングして大金を海外口座に送金させる。人質も何人か殺してしまう。理由は「テロリストから自由を守るために金が必要だから。」。テロリストから自由を守るためにテロをしていいのか、という問題提起も多少ある。
その頃のブログを読み返すと、人には薦めないと書いてある。でも、今見るとなかなか面白いし、脚本も相当ぶっ飛んでいる。演技だっていいし、なぜこの映画を人に薦めないのかよくわからない。あのころは非常に浅くしか映画を見られていなかったんだな、と残念な気がする。でっかいテレビ画面で見てたのに。
レンタルCDのコーナーを見ていると、確かに今まで俺は相当量の映画を見てきている。問題なのは俺がその内容をほとんど忘れていることだ。
「レス・ザン・ゼロ」とか、「セント・エルモス・ファイア」だとか、もうどんな映画だったのかも覚えていない。その昔は見て、胸を熱くしたような気がする。これからは、そんな忘れかけたいい映画もまた見ていきたい。
+++
「セトウツミ」という映画をキンドルで見た。
しかし、飲み屋での酔っぱらい同士の会話を聞く程度には面白く、最後まで飽きなかった。それ以上に、彼らの若さがうらやましかった。内海を好きな女の子がかわいかったけれど、ちょっと考えてみたら、俺もこのくらいのチャンスはいくらでもあったのになあ、と思った。
映画を見ながら「内海、おまえ大失敗だぜ。」と声をかけ、そのまま高校時代の過ごし方を、いろいろと失敗したなあ、と思いながら見ていたら、後悔の大波に飲まれて、見続けることができなくなって、何度も途中で見るのをやめた。
最後まで見たら、なんだかわからないような女性目線のまとめ方をされていた。まあ、確かにその通りなんだけど。
瀬戸も内海も高校を卒業したら別の人生を歩むだろう。ただ、男としては、一期一会がどうのこうのって視点は全くないのになあ、なんて思った。
+++
「ストロベリー・ナイト インビジブルレイン」もキンドルで見た。
組長の舎弟はなぜ、組長を殺したのかが、俺には今ひとつ理解ができなくて、疑問は残ったけれど、日本映画も面白いじゃん、って思った。
+++
実はここに書いていないだけで、俺は漫画も毎日、相当量を読んでいる。そういうことを言い出すと、海外のドラマも、あと途中まで見ただけの映画も相当ある。
で、漫画の話だけすると、キンドルで買って読んでいると、物理的な量に変化がないので、ついつい買いすぎてしまう。1か月に数万円分も買ってしまい、それが数か月も続いたので、最近はセーブするようにしている。キンドルの無料コミックを大量に読んで、コミック熱をなんとか治めようとしているところだ。
ただ、ごくたまに、俺のストライクゾーンど真ん中に来る漫画本がある。そういうときには、もう俺も我慢ができない。ついつい買ってしまう。
川崎直孝の「ちおちゃんの通学路」(コミックフラッパー)も、そんな漫画だ。
はまっているのは暗殺ゲームで、徹夜明けで学校に行ったりする。発想が自意識過剰で、おかしなことを考えすぎて異常な行動を取る。基本的に、ドラマが起きるのは、この通学路上に限られている。
通学途中におしっこがしたくなったときなど「SAN値が削られていく。」なんて考えているが、「なんだSAN値って?」って思ったら「したいです!安西先生、尿が!」の略。思わず爆笑してしまった(わけがわからない人に説明すると、元のセリフはスラムダンクで「したいです。安西先生、バスケが。」)。
目立つのが大嫌いで目立たないように中の下を目指すという考え方も、顔も、行動も、どことなく昔つきあっていた女の子にも似ている。「いいなあ、この漫画。」って読むたびに思う。読んでいる間だけは、幸せだ。

























