来月半ばから、仕事で北京に行くことになった。そして中国語の初級レベルの能力が必要だと、上司から言われた。
もちろん、俺にはそんな能力はない。大学時代、部活の先輩に「第二外国語は何語を選択したらいいですか?」と聞いたところ「独・仏とるバカ、中(ちゅん)落とすバカ」という言葉を教えてくれた。それで俺は迷わず、中国語を選択した。
俺の卒業した大学は、中国語に関しては異様に権威があるらしく、大学院に入るにも浪人する人がいるほどだった。そういう背景もあってか、中国語の教授にとっては、一般教養で中国語を教えることなどバカバカしかったのだろう。あまり出席も取らず、俺は当時、父親の容態がよくなかったので、試験も受けなかったのだが、落とされることもなかった。
出席を取らないので、俺たちはよく、「次は中国語の授業かあ。」などとため息をつきながらグローブとバットを持ってグランドに向かった。そして、授業の間、ずっと野球やソフトボールをしていた。
そんなわけで、俺の中国語能力は皆無といってもいいほどだ。でも、仕事だから仕方がない。中国語初級レベルがどんなレベルなのかも知らないが、中国語検定で3級レベルまで取れれば十分だろう。そこまでいく自信も全くないが、努力だけはしてみる。
とりあえず、DSの「中国語三昧」を買い、それから高橋書店の「絶対合格!中国語検定4級・準4級頻出問題集」を買った。
あとはやる気だけだ。どうなるのかわからないが、努力だけはしてみる。
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試験といえば、気象予報士の勉強もしていかなくてはいけない。6月末までには、平成21年第2回から平成28年度第2回までの実技の過去問を全て回す予定だった。
ところが、いろいろとあって(いろいろのなかには、やる気が出ないというのも当然、含まれる)、まだ平成27年第2回あたりの問題をうろうろとしている。間に合うかどうかギリギリのところだ。最後は、もう解答を見ながら書き込むかもしれない。
この試験は平成25年第1回から、急に難しくなった。勉強していても、処理する量が多くて前に進まなくなる。イライラしてくる。それまでは、少なくとも解答を見れば「そういうことか。了解。」と納得がいくが、平成25年以降は「なんでそうなるんだよ!」と解答を見て解説を読んだ後でも俺には理解ができない問題が増えてくる。
残念なことに、俺は指定時間内に難問を克服したという成功体験が乏しい。難問を目の前にすると軽いパニックになる。今、話題の将棋の天才少年が幼稚園の頃、詰め将棋のことを考えすぎて「頭が割れそう」と母親に言ったらしいが、俺はそう熟考した経験も乏しい。
司法試験受験でも、俺は「勉強していればいつか受かるだろ」と思っていた。だから落ちた。試験勉強はそういうもんじゃないことが、最近、ようやくわかってきた。
俺は未だに「勉強していればいつか受かるだろ」といった感覚が強すぎる。「絶対に受かる!」と思って、そして実際に受かったことが俺にはない。精神的に今ひとつ厳しさが足りない。小学生時代からそういった覚悟が身についた子もいるのに、俺自身にはその覚悟がなくて残念だ。
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今週は、平日に飲みに行った。長野の人がいっぱいいる飲み会だった。年配の方が多かった。どうも長野の年配の方々は、酒に酔うと議論をふっかけてきて、マウンティングしたがる傾向が強い。くだらない話でも「参りました。」と早めに言わないと、彼らなりの論理で説教されるので今後は気をつけたい。
そのあと、一人で2軒ほど飲みに行って帰ってきた。もう夜遅かった。でも、1次会以降はあまり飲まなかったので、翌日はそんなに2日酔いも重くなかった。
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週末は、地元に帰った。土曜日の午後、軽い仕事があったが、時間を割いて訪ねていったのに不調に終わった。気分が暗くなっていた。
そして夕方、実家について、それからiTunesに問題集のCDを取り込んで、ipodで聴けるようにした。どうして、わざわざそんなことを実家でするのかというと、長野ではネット環境が悪すぎて、iTunesそのもののダウンロードすらまともにできないからだ。
ネット麻雀をしながらipodに音声データを取り込む。思ったより時間がかかる。ネット麻雀では、最初は思うように上がれなかった。仕事での不調を忘れるためにも勝ちたかった。我慢して打っていたら途中から勝ち続け、東南戦で5連勝した。久しぶりに四暗刻もあがった。
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日曜日は朝、地震があって、あちこちに電話した。
その後、姉の家に寄ってから、また長野に戻ってきた。スーツケースを部屋に入れると、改めてその大きさに驚く。昔はこんなのを引きずってヨーロッパやカナダに行ったんだよなあ、と思う。
また、これを引きずって、今度は北京かあ。今となっては古くさいスーツケースをとりあえず押し入れに突っ込みながら「正直、めんどくさいなあ。」と思った。
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ハード・ラッシュという映画をキンドルで見た。
引退した運び屋が、妻の弟の不始末で、再び運び屋をやらされる。
運ぶのは、偽造紙幣。しかし、妻の弟のせいでドラッグまで運ばなくてはならなくなる。
ストーリーはすごく練ってあって、俺に脚本を書く能力があったら、こんなストーリーになるんだろうなあ、と思いながら見た。よく考えてあるし、うまく演じている。
ただ何も新しくないし、何か新しい考え方を知るわけでもない。この映画を見ても何の発見もない。そういう意味では評価は低いと思う。俺は、よく考えられていて、いい映画だと思うけどさあ。


