stay homeでおうちにいる時間が増えて
おうちの中で快適に過ごしたいなーと思うこと、
前よりも増えたんじゃないかな。
そうはいってもさ。
コロナ感染が心配される中でできることといったら、DIY??
DIYって、得意な人はいいけど・・・
正直ニガテ。
やったはいいけど時間がかかった割には出来がイマイチ
・・・なんてことにならないか、不安ですよね。
やっぱりプロにぱぱぱーっとやってもらいたい!!・・・という人もいるんじゃないかな。
でも、今の状況で職人さんに家に入ってもらうのって大丈夫なのかなあ、って不安もある。
いや、そもそもどこに頼んでいいかすら分からない。
そんな方に、今回、東京都にお住まいの子育てファミリーYさんの事例が参考になると思うのでシェアしますね。
Yさんは、5歳の男の子とオットと3人家族。
マンションにお住まいの共働きママです。
リビングにいる時間は長いのに、
なんだかいろんなものが目についてごちゃごちゃしてほっとできない。
ビフォアの状態がこんな感じ。
●ビフォア

そんな悩みをかかえたYさんは、私にインテリアプロデュースを依頼する
・・・という選択ではなく、
「自分で暮らしの悩みを解決し、自分でインテリアを選べるようになりたい」ということで、
私が主宰する『コンセプトインテリアアカデミー』講座を受講することを選ばれました。
完成したYさんのインテリアの夢プランはこんな感じ。

素敵!!!
すごい!!!と思った方。
Yさんは、インテリアのお仕事とは全く関係のない事務系の会社員をされている方で
これまでインテリアの勉強をされたこともありません。
でもね。
できるようになっちゃうんだな、これが。
私がこれまで1500件のお客様のインテリアプロデュースをしてきて断言できるのは
「みんな、自分らしい素敵なセンスをもっている」ということ。
ただ、それに気づく機会がないだけ。
そして、それをまとめる方法を知らないだけなんです。
今回は、その夢の一歩を踏み出そう!!とまず壁紙を張り替えることに。
Yさんが選んだ壁紙はSandersonのBay Tree。

©MANAS
1860年創業のイギリスを代表する王室御用達の老舗インテリアブランドで、
エレガントで洗練されたフローラルデザインを中心に、自然をモチーフにした
優しい色合いが多いので、日本でもとっても人気。
なんだか高そう…と思ったアナタ。
こういう模様のあるデザインは、部屋の全部に張ると
結局家具に隠れてしまって台無し!なんてことに。
一面だけの壁に張ると「大きなアート」のようになって
ぐっと引き立つし、コストも抑えられます♪
同じBay TreeでもYさんが選んだのはこちらの色。

©MANAS
・・・とここまで決まって、さあ3月に張り替えましょう♪となっていたのに!!!
突如、やってきたコロナウィルス。
少し様子をみることになりました。
5月になって、まだまだ油断はできないものの、
いつ収束するか分からないものをただじっと待っているのも歯がゆい。
だって、今おうちにいる時間が長いんだもん。
ただでさえ、ストレスがたまる状況なのに、早くおうちの環境を整えたいですよね。
そこで、緊急事態宣言が明けたタイミングで
感染対策をしっかりとって、決行することにしたのです。
とった対策はこの5つ。
①現場監理者である私と現場をオンラインでつないで職人さんに指示をだしたりお客様のご意向を確認する
②おうちの窓を全部あけてもらってフル換気
③職人さんとお客様のマスク着用とアルコール消毒
④壁紙張り替え工事中は、お客様は別の部屋で待機してもらう
⑤職人さんの滞在時間を極力短くするために、壁の前の家具をあらかじめお客さんに移動しておいてもらう
職人さんが到着したときは、この状態からスタート!

そして、壁紙がキレイに張れるよう下地処理して糊付け。

今回の壁紙は「フレスコ(張って剥がせる)対応」もできる壁紙。
素人がDIYでやるとすぐはがれてきちゃうんだけど、職人さんの手にかかれば
しっかりキープできるので、また模様替えしたいなーと言うときに、
きれーいに剥がれます。
模様が上下左右ヘンなところで切れないよう計測。
あの、まあるい可愛らしい気が途中で切れてたら悲しいでしょ!?

模様がキレイに見えるベストな壁紙の位置を確認して

ここまで決まれば、あとはせっせと職人さんに張ってもらうのみ。

うーん♪なかなか、いい出来♪

所要時間は準備・片付け含めて午前中の2時間ちょっとで終了。
Yさんはその間、別部屋でお仕事されてました。
壁紙の張り替え過程の写真の画像が荒いのは、オンラインから拾った写真だから。
アフターはこんな感じ♪
Yさんが写真を撮って送ってきてくださいました。ありがとうございます!!
●アフター

どうでしょう?優しい気持ちでくつろげそうでしょう??
模様も上下左右とどこも切れることなく納まりました!
Yさんも、今、在宅ワークでオンライン会議が多いので
早速この壁を背景にしてお仕事しているそうですよ!
まさに一石二鳥♪
壁紙を張ったばかりのときは、すぐに家具を戻すのではなく、
このまま一日乾かすと乾きが早く、壁紙がキレイに定着します。
そしたら。
お子さんも「僕が夜までこの壁紙を守るんだー!!!」って
おうちが素敵になってとっても喜んでくれました♪

子どもが小さいと、すぐ汚されたりするからインテリアを素敵にするのは大きくなってから
・・・とガマンされる方が多いのですが。
むしろ、逆です!!!
子どもの感受性が豊かな小さいうちに、お部屋は心地よく整えた方がいい。
子どもって大人より、キレイな色とか、肌触りのいい素材とか、素敵なデザインに敏感です。
私のこれまでの経験上、素敵なインテリアに触れると、男の子でも
情緒が安定し、子育てがしやすくなった!というママの声が多いんですよ。
⇒男の子ママの劇的ビフォア&アフター
オンラインでも、おうちの環境を整えることはできる。
「新しい生活様式」への試みができたのは、
お客様・職人さんのご理解とご協力があってこそ、です。
****************************
【オンラインセミナー】
☆生活感をなくして心地よく♪スッキリリビング3つのポイント

☆アンコール開催!
カフェ・ド・ボヤージュ~まるでパリと北欧を旅している気分

☆アンコール開催!
エルセレクション~パリと北欧のブランドストーリー
