具体的にどんな工夫をしたか?
今回は特に、収納にスポットをあててご紹介していきます。
●ビフォア

よく高級感が出るからと、家具をダークブラウンで選ぶ方が多いのですが、どうしても部屋が暗く・狭く見えてしまいます。
白いインテリアの方が部屋が明るく・広くみえます。

え?白は安っぽく見えないかって??
ちゃんと素材選びを間違えなければ、そんなことはありません。
化粧紙シート貼り仕上げの家具は、安価だけれど安っぽく見えがち。
お子さんやペットが液体系のものをこぼす・かけるなどして、汚しているうちに、長く使っているとシートもはがれてきやすい。
あと、収納は棚が動かせない固定棚というのもNG。
このビフォアの状態は固定棚だから、うまくいかなった、というのも原因のひとつです。
それにね、収納するモノに合わせて棚が動かせないから、めんどうくさい収納術が必要になってきちゃうんです。
値段のカラクリはここにあります。
部屋の印象は壁にくっついているものが大きく左右する、ということはこの記事でもご紹介しましたよね。
このおうちの場合、カーテンと壁面収納。
ここは、部屋が明るく・広く・スッキリ見えるよう「白」をチョイス。
収納はバラバラと置かず、一点集中して置く。
そして、同じデザインで
床から天井まである収納にする
とスッキリ見えます。
更に!
部屋に圧迫感を感じないよう、腰より上は扉なしに、
腰から下は引き出し式で隠す収納になっています。

壁面収納はスイスのブランド:USMハラー。
素材は、クロームメッキのフレームとスチール製のパネルで上質なモダンに。
フレームを組み替えることで、収納のカタチや棚が動かせる
「変身収納」
になっています。
パネルは写真のようなカラータイプとガラスパネルとあり、カラータイプは14色から選べます。扉も引き出しタイプ、ドアタイプとあって、カスタマイズできるのがいい。
見た目と機能性を兼ね備えているので、オフィスや社長室でもよく使われている人気の収納です。
しかも!
将来、引っ越しをすることになったとき、もし新居でこの収納がそのまま入らなかったら、一部だけを中古で買い取ってもらうこともできるんです。
このように、賃貸でも長く使い続けられる
サスティナブルなデザイン収納
を選ぶといいですよ。