ふしぎと夢が叶う人のインテリア―北欧と日本、ときどきパリ -21ページ目
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パリジェンヌはなんであんなにインテリアセンスがいいのか!?

・・・という話を書いたけれど。

 

 

実は、同じくインテリアセンスがいい北欧にも共通点がある。

 

私は約10年前から北欧のライフスタイルを研究しているんだけれど。

 

研究するようになったのは、スウェーデンハウスの創立30周年記念ブランド『Mjuk(ミューク)』

ブランディングをさせてもらったことがきっかけ。

 

 

取材・研究をしていくと、北欧は、案外日本人の

気質・感性や習慣など共通点が多いんですよね。

 

シャイなところとか。

「和」を尊ぶところととか。

「靴を脱ぐ」習慣があるとか。

部屋が狭いとか。

 

だから、私たち日本人が採り入れやすいライフスタイルなので、

毎年1~3回、現地の一般家庭や職場などに訪問して

暮らしやインテリアの工夫を取材している。

 

これは某インテリア家具小売り業の大手・N社の幹部のみなさまを

北欧スウェーデンの一般家庭の視察にお連れした時のこと。

 

訪問したのは、5人家族74㎡に暮らすAnneさん家族。

5人家族でこの広さはなかなか狭い!!!

 

 

 

クリスマス時期だったので、室内も暗め。

リラックスするために、無理にあかりを明るくしないんですよね。

 

 

末っ子のお嬢さん・モリーちゃんは当時9歳で、
まだご両親と一緒の寝室で自分の部屋はなかったのだけれど、

ちゃんと一角に、彼女のドールハウスがあった。

 

 

パリと同じ!!!

さすが違う!インテリアセンス抜群なパリっ子のおもちゃ遊び

 

やっぱり小さいうちから、ままごと遊びで

「何が好きか?」「この組み合わせだとどう感じるか?」

体験させているんだね。

 

だから。

 

そうやって育っていくと。

 

上のお兄ちゃんふたりの子供部屋はこんなふうに

自分の価値観が定まりつつあるインテリアになっている。

 

 

スターウォーズとか好きなものがギュギューっと詰まっている

コーナーがちゃんとある。

 

 

 

また別の家庭では。
私が企画・主宰している「北欧の暮らしをめぐる旅」で、

サンナさんにインタビューした時のこと。

 

 

「どういう基準でモノを捨てますか?」と聞いたら。

 

「この年になって捨てることはない。」と答えが返ってきた。

 

そして、サンナさんはこう続けた。

 

「だって、この年になれば自分の価値観はもうある程度定まっているでしょ?

捨てるようなモノを買うなんて無責任よ。」

 

ガツンとアタマを殴られたような衝撃を受けた。

 

日本は老いも若きも断捨離がテーマなのとは大違いだ。

 

「でもね、子どもはまだ価値観を模索中だからトライ&エラーでいいと思うの」

と、当時13歳だったお嬢さんには、自分の部屋は自分でコーディネートさせているという。

 

お嬢さんの子ども部屋をみてみると。

 

 

IKEAなどのファストインテリアを使ってあれこれ試しているようだった。

 

ちなみに北欧現地では、IKEA商品は子ども部屋とか

収納内部に使われていることがほとんどで、

大人の空間ではあまり使っているのをみかけない。

 

このお嬢さんは、当時、両親の寝室のインテリアをお手本にしているように思った。

 

 

ピンク系のラグを使ったり、ペンダントライトの雰囲気なんか似てるでしょ!?

 

でも、翌年に訪れたら、模様がえをしていた。

 

だんだん、「自分の好き」「心地よい」が確立していく様子を

訪問するたびに触れることができます。

 

モノを捨てる羽目になってしまうのは、

モノを選ぶ基準が確立されてないから。


私たちもまずは大人から、「自分軸」をみつけてみるといいんじゃないかな。


あなたのファッション&インテリアのモノ選びの基準を、ビジュアル化する「マイブランドスタイルブック」はこちらから。

 

 

 

stayhomeで毎日のごはんがマンネリ気味。

 

そこで、つくってみようと思ったのが、フランスではお馴染みのガレット。

 

クレープのおかず版って感じでしょうか?

 

粉でのばした皮に野菜とかハムとか具材を色々のせるだけのお手軽料理。

モーニングやランチにはちょうどいい!

 

こちらは、パリのオーガニックマルシェでのスナップ。

 

 

 

(ムッシュ、焦げてないかい・・・?←心の声)

 

でも、美味しかったー♡

 

ガレットの粉が日本でも売ってるってご存知でした?KALDIで買えるんです!しかも水を加えるだけー。

 

 

KALDIが近くにない人は、アマゾンでも似たようなものが売っています。

 

 

 

 

stayhomeで簡単料理のレパートリーが増えた上に、食費も半分になりました(^▽^)/

 

この記事でも書いたけど。

 

 

 

色んな制約がある時こそ、工夫して新しい引き出しを増やすチャンスなんですよね

 

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ブログのタイトルが

『なぜか夢が叶う人のインテリア~北欧と日本、ときどきパリ』なのに。

 

全然、ブログにパリネタないじゃん!!とお気づきになったアナタ。

 

するどいです(笑)

 

・・・ということで、今まで訪れてきたパリから、今日はこんなエピソードをお届け♪

 

パリ・・・といえば、ファッションやインテリアセンスが素敵で、憧れている方も多いのではないでしょうか?

 

私はファッションのプロではないので、今日はパリジェンヌたちがなんであんなにインテリアセンスがいいのか?

その秘密に迫りたいと思います。

 

パリジェンヌたちのインテリアセンス磨きは子どもの時から教育されています。

 

例えば。

子どもの小さい時のおもちゃ遊びの代表格と言えば、おままごと遊び。

 

日本の子どもたちは、おままごとでどんな風にして遊んでいるかというと、

 

人形やプラスチック食器のおもちゃを使って、

「ごはんができましたよー」とか

「着替えましょうねー」とか

 

お母さんのまねごとをして遊ぶことが多いんじゃないかな。

 

これって、一見問題のないように見えるけれど。

 

実は、「女の子は家事や子育てをするもの」として小さいうちから教育していることになるんですよね。

 

 

じゃ、パリではどうなのか・・・?

 

パリのマダム宅に訪問したとき。

 

「パリジェンヌはどうしてインテリアセンスがいいの?」と質問したところ。

 

小学校の時から、学校から「子どもにクリエイティブな遊びをさせてください。」と言われるのだという。

 

 

「クリエイティブな遊びって、例えばなんですか…?」と更にお伺いしたら。

 

返ってきた答えが、なんと!!

 

「ままごと遊び」。

 

へ?ままごと遊び・・・??

 

小学生がままごと遊び・・・?

 

ままごと遊びがなんでインテリアセンスを培うのだろう?

 

最初は理解ができなかった。

 

だって、私も、ザ・日本的な「ままごと遊び」しか知らなかったから。

 

 

アマタに?マークがいっぱいついたまま、パリのおもちゃやさんに足を運んでみたところ、

そこに答えがあったんです!!

 

これがパリのとあるおもちゃやさんのファサード。

店構えからして、大人っぽくて素敵♪

 

 

 

中にはいると、こんな感じ。

 

 

できあがったおもちゃというよりは、細かいパーツがいっぱいあって

自分で組み合わせて楽しんでくおもちゃが目立ちます。

 

 

おもちゃやさんの奥に進んでいくと、こんなコーナーが!!

 

 

 

家具とか食器とか壁紙とか

ホンモノさながらのミニチュアが並んでいるではありませんか!

 

 

 

いろんな色、デザインが選べるようになっているし。

 

 

プラスチックでできたものはひとつもなく、

椅子ならちゃんと木と布でできているし、

 

食器ならちゃんと陶器でできている。

 

だから、ひとつのお値段がそこそこする。

 

 

そのショーウィンドウの前で、小学生高学年と思われる女の子が

じーっと1時間くらい見つめていた。

 

「高いから買えないのかなー?」と思いながら様子をみていると、

 

しばらくして、その子のお母さんと思われる女性を女の子が連れてきた。

 

 

「私はこれとこれとを組み合わせて、こんなふうにしたいと思ってるんだけどどう?」

 

「壁紙はこの模様を合わせようと思ってるんだけど。」と

 

なんと、お母さんにインテリアコーディネートを相談しているじゃありませんか!!!

 

それに対して、お母さんも

子どもの意見を聞きながら、「今回は予算がこうだからしぼりましょう。」とか

「この壁紙の方が部屋がこんなふうに見えるからこっちの方がいいんじゃない?」とか。

 

 

もうビックリ!!!

 

だって、やりとりが、まさにインテリアコーディネーターの仕事と同じなんですもの!!

 

こうやって、時間をかけながら、自分の理想のお部屋をつくっていく。

 

 

 

 

クリエイティブな遊び、ってこういうことだったのね!

 

これなら遊びながら、インテリアのセンスアップになるはずだ…。

 

同じままごと遊びでも、

 

家事のまねごとをさせるのか?

自分の思い描くインテリアづくりをさせるのか?

 

体験させることが変われば、おのずと培われるものも、結果も変わってきしまう。

 

 

これなんて、マイホームのキッチン計画にどれほど参考になることか!

 

センスがいいと言われている国では、

「自分が何が好きか?」「自分はどんなものがいいと感じるのか?」

 

子育てを通して、小さいうちから

「自分」の「個性」を意識し、磨く機会を与えている。

 

 

もし、センスアップを図りたいと思うなら。

 

まずお母さんが「自分が何者か?」を知らないとね。

 

でも、日本の場合、「人と同じ」「目立たない」ことをよしとして、ずっと教育されてきているから

大人が「自分の良さとか個性がよく分からない」という声が多い。

 

だから、いざモノを買おうと思っても、

モノを選ぶ基準が

 

はやってるから。

無難だから。

みんながいいと言っているモノだから。

 

・・・になっちゃう。

 

そして、みんなどこかでみたようなインテリアとかファッションができあがっていく。

 

「とりあえず」でしっかり選びきったモノでないから、モノが部屋にあふれていく

 

 

まずは、親が「自分軸」をもつことで、子どもの「個性」や「センス」も育ててあげられるんじゃないかな。


言い換えれば、大人がまず「自分ブランドをもつこと」。

 

そこで、日本ではそういう教育を受けてこれなかったので、

こんな機会をお届けすることにしました!

 

その名も『マイブランドスタイルブック』

 

毎年、買い付けでパリ現地に訪れるファッションのプロ・神崎裕介さんと

パリの一般家庭やインテリアスポットにお客様をお連れしている私が

 

生き方・ファッション・インテリアの「自分ブランド」をビジュアル化して

小冊子をお届けします。

 

これは「あなたらしさ」のコンパスになってくれるものです。

 

コンパスがあれば


買ってみたけどしっくりこない、失敗した!


何がいいか分からなくて迷走しちゃう…なんてことを防げるんじゃないかな。

 

いかがでしたか?


パリネタ、たまりにたまっているので(笑)、普通の観光では知ることができない

パリジェンヌの「暮らし」にフォーカスしたインテリアのエピソード、またときどきあげていきますね!

 

だって、ブログのタイトルが「ときどきパリ」なんで(笑)