お盆休みが終わりましたね…。
毎年、お盆がくると、今は亡き父のことを思い出します。
私の父は突然死でした。
つい、20分前まで、
「来週の家族旅行、楽しみだね」って
電話で話していて、あんなに元気だったのに…。
大動脈解離でした。
あと数ヶ月で定年で隠居生活を楽しみもしていました。
父の遺品整理をしてたら、押し入れの奥底から
未開封の段ボール箱が出てきたんです。
中身をあけてみて、出てきたのがこれ。
そば打ちの道具です。
定年後やりたいなーという趣味として、人気なんですよね。
40年働き
家族を養い
自分の親の介護。
やっとこれから自分のやりたかったことができるはずだった。
このそば打ちの道具を、収納にしまい込むのではなく。
常に目に触れる場所にあったらどうだったんだろう。
悔やまれてなりませんでした。
人は感情ある生き物。
使ってないから捨てるという手法だけでは割り切れないものです。
本当に大切にしたい生き方
本当にやりたいことをやれる収納をつくっていく。
私はインテリアコーディネーターです。
「今いるお部屋のインテリアを整える」ということに
力を入れるようになったのは、この父の死があったからです。
そうすると、収納や家具の配置などをちょっとした工夫で変えるだけで
その人の暮らしが楽しいものにみるみる変わっていく✨
幸福度の高い北欧の一般家庭の収納はそんなふうにできているんです。
モノを隠す
たくさん収納する
・・・で収納をつくっているのではなく。
どんな人生を送りたいか?
どんなふうに暮らしを楽しむか?
・・・で収納をつくっている。
それに関連して、私が主宰する「北欧の暮らしをめぐる旅」のオンラインツアーを開催して
スウェーデンの男の子ママの一般家庭を訪問しました。
そこで、見せていただいた子ども部屋の収納も
いかに多くのモノを収納するか?
いかに収納術を駆使して効率よい収納にするか?
・・・に労力を使うではなく。
「今を楽しむ」
子どもと一緒に楽しめること
子どもが楽しいと思うこと
・・・が、常に目につくカタチで収納をつくっていました。
収納家具も、以前にご紹介した
オススメ収納のIKEAのものを使っていて
収納そのものにお金をかけていない。
使っていたのは、
『Kallax(カラックス)』。
北欧スウェーデン発のカラーボックスです。
この収納のオススメポイントは
こちらに詳しく書いてあります。
男の子は小学5年生だったんだけど、
子どものうちから、こんなふうに
「大切にしたい生き方」で収納づくりを教えていました。
ただ、モノを隠すのではなく楽しむための収納を
講座でも教えています。
https://cia202008-2.peatix.com/
この講座では、このオンラインツアーで訪問した
北欧家庭の収納の事例も交えてお教えします。
飾らないお人柄で、とっても自然体なこの男の子ママ。
住まいを自分の価値観で整えながら、シンプルに素敵に暮らしていました。
とっても私たちの暮らしやお部屋づくりのヒント満載だったので、
9/13(日)20時30分~22時までオンラインでシェア会を開催予定なので
ご興味のある方は予定をあけておいてくださいね!
近日中にご案内します(^_-)-☆