【マンガ感想】
『まじもじるるも 1巻 (渡辺航)』
まじもじるるも 1 (1) (シリウスコミックス)
渡辺 航 講談社 2008-02-22 by G-Tools |
過去記事はこちら → ゴーゴー・こちら私立華咲探偵事務所。1巻 2巻 3巻 4巻
【あらすじ】
可愛くて切なくて、ちょっぴりニアデス(“死”が身近)!?
渡辺航会心のマジカル・スラップスティック・コメディ!
送られてきたのは、なんでも願いが叶う魔法のチケット!でも、その代償が自分の“命”だったら……どうする!?
魔法少女が突然やってきて居候するコメディ作品です。
遊び半分に魔女の門を開く儀式をしたために、本物の魔法少女・『るるも』を呼び出してしまい、
『女子のパンツがほしい』という願いを叶えたのと引き換えに、命を狙われる主人公。
その状況に絶望する主人公だったが、そのパンツの持ち主がその魔法少女だったことから、
話が変な方向に流れ出して・・・。
というのが第0話(連載前の読みきり作品)です。
色々あって、主人公と結んだ契約が解除され、主人公は無事生還しまして、
連載開始された第1話では、その魔法少女・『るるも』が修行魔に降格したところから始まります。
修行魔に降格した『るるも』を元に戻すには、主人公に送られてきた1枚に付き1回だけ、
修行魔の『るるも』が魔法が使えるという『魔法チケット(666枚つづり)』を全てを消費すること。
しかし、主人公が持つその『魔法チケット(666枚つづり)』の全てを消費してしまったら、
その時点で、主人公は死亡してしまうという凄まじい設定(笑)。
自分の生命が掛かっているので、普通は迂闊には使えないのだけど、基本がコメディ作品なので、
この主人公は自分の欲望の為や、使わざるおえない状況に陥り、どんどん使ってしまう(笑)。
このまま魔法チケットを使い続けて主人公が死んでしまうのか、
それとも、何かしらの救いの手が差し伸べられるのか、気になるところです。
まあ、コメディ作品なので、そんなことを気にせずにどんどんチケットを使っていくのでしょうね。
次巻以降も楽しみです。
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【総評】
『無口で無愛想な魔法少女(美少女)が突然居候する』
という設定にピンと来た人は買っても大丈夫だと思います(笑)。
少しエッチなコメディ作品でして、作者もベテランなので大きなハズレはないと思います。
点数的には
85点
です。
噂によれば、週刊少年チャンピオンで『自転車』をテーマとした新連載が始まったとか。
そちらも単行本が発売されれば、チェック予定であります。
では、ここまで。