2005年春、悪性脳腫瘍が判明した母。

(グレード3から、グレード4の膠芽腫へ転化)

 

余命3年以内と言われながらも、18年間戦った母の、奇跡の記録です。2023年他界。

 

 

◇経緯に関する記事のリンク◇

・病院からの呼び出し

・恐れていた(てんかん発作

・脳腫瘍が自然に小さくなった!

・一度目の再発(大きくなっていた腫瘍

・手術の日(前編)

・手術の日(後編)

・病理の結果。悪性度の高さに絶望

・余命宣告

・放射線治療

 

イベントバナー

 

 

 

退院から2週間後。

 

MRI撮影と診察がありました。

 

 

受付してすぐに放射線科へ。

 

私も付き添い、長椅子で待ちました。

 

 

撮影にかかった時間は、30分位でした。

 

「やっぱり大きくなってると思う」

 

と言う母ショボーン

 

 

その後、脳外科外来の前で待ちました。

 

 

かなり待った記憶があります。

 

 

1時間以上経って、

ようやく番号が表示され、

診察室へ。

 

 

「お待たせして申し訳ありません」

 

と、にこやかに仰った先生。

 

 

「早速、頭の写真の説明をしますね。」

 

 

画像を見ると、素人目にも

腫れが大きくなっているようなえーん

 

 

 

「このように、腫れている部分が

白く写ります。前に比べて、

少し腫れの範囲が大きいですね。

ただ、これは、放射線治療の

影響で、一時的に腫れていると

考えるのが一般的です。

腫瘍そのものは・・・

読影の先生のコメントでは、

やや増大となっていますが、

放射線治療は後から効いてくる事が

多々あるので。あまり心配せずに

過ごして下さいね。

引き続き様子を見ていきましょう。」

 

との事でした。

 

 

母は、ホッとしたような表情でした。

 

 

2か月後に、再度MRIを撮って

画像診断する事になり、

予約を取って帰路につきました。

 

 

季節は巡り、

秋に差し掛かっていました。