かつては、
「男性が人前で泣くなんて・・・」
という見方をされることが多かった
ものですが、最近はその傾向も
変化を遂げています。
そう!
人生の節目となる晴れの日である
結婚式で涙を流す新郎さんが、
実は意外と多いんですよ~。
ということで今日は、
【新郎さんの涙にグッときちゃいます】
と題して綴っていきますね。
先日司会を担当した新郎さん。
打合せの際も、
どちらかというと口数も少なく、
あまり多くを語らない。
さらにマスクをしていることもあり
表情もほとんど変わらず、
どちらかというと感情の機微が
目からもまったく感じない・・・
そんな雰囲気だったんです。
なんなら、
結婚式にはあまり関心がない
ようにも見えたんです。
そんな新郎さん。
キリスト教式でチャペルに入場した際、
お母様の手でジャケットを着せてもらう
【ジャケットセレモニー】
の演出を取り入れました。
ジャケットセレモニーについては、
こちらに詳しくご紹介してしますよ~。
お母様に背を向けてジャケットを
着せてもらう瞬間から、
目には大粒の涙が・・・。
打合せの時には、
感情を表に出すことがほぼない
新郎さんだったので、
その光景を見てビックリしたのと同時に、
新郎さんの感極まる一挙手一投足を見て
同じ空間に身を置いている多くのゲストも
思わずもらい泣きしていたほどなんです。
私も挙式の進行をしながら、
うっかり涙腺が崩壊しそうに
なったくらいです。
でもね、こんな風に絶対に涙を
流しそうにない新郎さんが、
結婚式当日に感極まって
涙を流すシーン、
最近は本当に多くなったんですよ。
ワタシ思うんです。
結婚式は
非日常の時間だからこそ、
人生の大切な節目の時間だからこそ、
普段は心の奥底に閉まっている
想いや感情が表に出てくるんじゃないかと・・・。
もちろん、泣くことを希望して
結婚式当日を迎える新郎さんは
いないかもしれません。
でも、こうして非日常の空間で、
これまで大切に守り育ててもらった
親御様の表情を目の当たりにした時に、
自然発生的に感謝の想いが溢れて
それが涙という形で表される。
至極まっとうな流れだと痛感しています。
私が結婚式に関わることが
何よりも大好きで愛おしいと思うのは、
こんな風に『感情が動く瞬間』
を間近に見ることができるから
なのかもしれません。
そんな理由から、特に新郎さんが
何気なく流す涙には
特にグッときちゃうのかもしれません。
「本当に・・・結婚式っていいなぁ」
とまた再認識させてもらえた
素敵な瞬間に立ち会わせてもらえました。
幸せなシーンに垣間見える涙。
最高です!
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。