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ハローミャンマー

ミャンマーヤンゴン在住、正田信子がヤンゴンから発信します。

10月に突入し、これからがミャンマーのベストシーズンです。 これから約半年以上は雨が降ることはほとんどなく、毎日カラッとしたさわやかなお天気で、朝晩は肌寒い位になります。

 

昨晩はハイシーズンに向けて、スタッフ、ガイドみんなで景気付けディナー。

たくさん食べて、飲んで、お腹一杯、楽しい時を過ごしました。

 

ミャンマーパークビューツアーズ、お客様をお迎えする体制万全です。

ミャンマーにお迎えするのを、スタッフ、ガイド一同お待ちしております。

 

 

 

 

昨日4月3日(土)、ミャンマーで様々な支援に繋がるモノづくりを行っている、NGO、グループ、ショップ売会がヤンゴン市内で開催され、MESOapも参加してきました。

Hla Dayは、これからヤンゴンに出来るショップの名前です。
代表のドイツ人女性Ullaおよびメンバー達によって、セレクトされた同じ志を持つ仲間達による、様々な手作り商品を展開するショップが誕生します。


昨今のヤンゴン。家賃やその他経費の高騰で、ショップを開店するにも大きな資金が必要になります。今回のフェアーは、新しいお店の開店資金集めです。各参加グループは売上の20%以上をHla Dayの為に寄付して貢献します。 私達のMESOapもたくさんお買い上げ頂き、売上の50%を寄付いたしました。

Hla DayではもちろんMESOapをお買い求め頂けます。


因みに「Hla」はミャンマー語で「美しい」という意味です。


外では子供達に一足早く、水祭りの水の掛け合いで賑わっていました。



MESOで高校の2年間を支援し、その間は常に学校でトップの成績を収め、国家試験も良い成績で合格したため、引き続き3年間、MESOで大学での就学支援をしたテッミャッアウン君。

高校の先生になることを目指し、ヤンゴン教育大学の4年生として現在も勉強を続けています。

日本の外務省の「21世紀東アジア青少年大交流計画」JENESYS プログラム
JENESYS 2015のメンバーとして大学より選抜され、3月21日~29日まで、日本に行くことになりました。

今回のメンバーはミャンマー全国から教育学を専攻している大学生および先生も含め32名です。

学校訪問やホームステイなど、両国の相互理解と友好関係を目的としたプログラムです。

飛行機に乗るのも、ミャンマー国外に行くのも初めてのテッミャッアウン君。
短い期間ですが、日本でたくさん、見て、触れて、感じて、吸収して一回りも二回りも大きくなって、立派な先生を目指して下さい。




ミャンマーの高校終了時に行われる国家試験が昨日から始まりました。
この試験が大学入試を兼ねており、全ての科目で及第点を取らないと大学に進学することができません。

またこの国家試験の成績によって、進学できる大学、学部が全て決まってしまいます。

例えば、医学部に進学を希望していた者が、国家試験には合格したものの、医学部進学の点数には満たなかった場合、翌年に再受験することはできません。
ただ不合格だった場合には、翌年以降、何回でも再受験することができます。

従がって、この国家試験に合格するか否か、また何点で合格するかが、それからの人生のひとつの節目となる大切な試験です。

MESOからは今年は9名の子供達が昨日から国家試験に臨んでいます。

ユワティジ村の子供達は、試験会場となるチャウタン町の僧院に試験の期間は泊まり込みです。

今までの勉強の成果を十分発揮して、全員が合格できることを願っています。


カンドジパークでミャンマークラフト展が明日3月1日まで開催されています。

ミャンマー各地の伝統工芸品や手作りグッズが軒を並べ展示販売されています。

普段から販売にご協力いただいているSUNFLOWERSのブースに1アイテムとして、MESOapも販売しています。

明日まで開催していますので、ヤンゴン在住お時間のある方は是非お立ち寄り下さい。


ヤンゴンで国連にお勤めのナイジェリア人のA氏から突然お電話があったのが昨年の12月。

「ヤンゴン市内のお土産店で購入したMESOap。石鹸自体がとても気に入ったのと同時にMESOapのコンセプトがとても興味深いので、是非一度色々と話をしたい。」とのことで、私達のオフィスをお訪ね下さりました。

MESOapを作るに至った経緯や、実際にMESOapを作っているスタッフ達とも色々と話をして楽しい時間を過ごしました。

その際に、ナイジェリアで作っているナチュラルソープ の話になり、次回ナイジェリアに帰ったら買ってきますね。ということでお別れしました。

すっかりそのことを忘れていたら、ちゃんと覚えていて下さったA氏。
ナイジェリア産ナチュラルソープをお土産にお訪ね下さいました。

Dudo-Osun Black Soap
*ハチミツ *シアバター *ココア *アロエ *ライムジュースなど10種類のナチュラルな原料が調合されています。

硬く濃厚な感じで、泡立ちはきめ細かく、今まで使ったことのないタイプの石鹸です。

MESOapを通して、石鹸つながりのご縁。
思いもかけなかった出会いがあり楽しくなります。


1996年からヤンゴンの中央駅近く、アウンサンスタジアムにお店を構えて20年。
多くの日本人はじめ各国のお客様に親しまれてきた、老舗の人気日本食レストラン「一番館」が開店からちょうど20年、2016年3月31日で閉店することになりました。


オーナーの日本人女性、小丸ママは食材、味にこだわり、日本の食材の入手が困難な20年前から、常に安定したお料理を提供。従業員にも日本のサービスを徹底し、店内に入るとヤンゴンにいることを忘れてしまい、まるで日本にいるように錯覚してしまう雰囲気のお店です。

お食事もさることながら、小丸ママのきめ細かな気配り、栄養のバランスを考慮したお昼の日替わり定食と、毎日、毎食一番館という方も少なくありません。
食生活が何かといい加減になりがちな、単身赴任の駐在員の方々の健康管理にも大いに貢献なさったのではないかと思います。

そして昨今のミャンマーブームで予約なしでは入れないほど連断された潔さにもあっぱれです。

私にとっても、安心できる心地よい拠り所であり、一番館そして小丸ママがいらしたから、今までミャンマーで仕事をしてこられたと言っても過言ではありません。

そんな一番館が無くなってしまうのは、とても寂しいですが、3月31日、営業最終日は
心からの感謝を込めて 「ありがとうございました。 お疲れ様でした。」と言いたいと思います。


2009年にMESOの支援で高校に進学した、ズィンマーチョーさん。

高校卒業の国家試験にも見事優秀な成績で合格し、教育大学に進学。
MESOでは引き続き、3年間の大学就学も支援しました。

大学卒業後、小学校の先生としてチャウタン町から車で約30分のタマンジ村に赴任しているというので、タマンジ村を訪ねました。


タマンジ村はとても小規模な農村です。
村の学校では、0年生から7年生までの子供達135人が学んでいます。
彼女は1年生の担任です。


3学年が合同で使っている、木造の教室では、コーナーごとに先生が自分の子供達を教えています。 勉強するのに整っているとはとても言い難い環境の中、子供達は元気に勉強をしていました。


MESOで長年支援をしている、彼女のふるさとユワティジ村。
タマンジ村はユワティジ村よりはるかに小規模で貧しい村です。


厳しい環境に負けずに勉強を続け、教師として自分が育った環境より更に厳しい環境の村に赴任して、立派に生き生きと仕事をしている彼女の姿はとても頼もしいものでした。


MESOの活動をこのような形で引き継いでくれているズィンマーチョーさんをとても誇りに思うと同時に感謝の気持ちです。


これからも頑張って、そしてありがとう!!

ヤンゴン国立劇場で、「ミャンマー国立シンフォニーオーケストラコンサート2016」が開催されました。 ミャンマー国立シンフォニーオーケストラは指揮者でチェリストの山本祐ノ介さんと奥様でピアニストの小山京子さんが指導をしていらっしゃいます。

一曲終わるごとに、指揮者の山本さんが一言説明。



ピアニスト小山京子さんとのピアノコンチェルト。


そして、ジャズピアニストの山下洋輔さんが、ミャンマーの曲に伝統楽器も交え、会場を盛り上げます。


全く堅苦しくなく、指揮者、演奏者、観客のみんなが楽しめたコンサート。
満席の会場からは、大きな拍手が鳴り響きなした。



日本企業から文房具品のご寄付があり、寄付先にお問い合わせを頂いたので、
ヤンゴン市内の僧院の子供達に寄贈するお手伝いをさせて頂きました。

この僧院はシャン州を中心に、経済的に家庭で生活するのが困難な男の子達、仏門に入っている子供とそうでない子供の合わせて200名以上が共同生活をしています。
ここで生活をしている高校生8名に対し、今年度はMESOで就学支援をしています。


お持ち頂いた鉛筆をひとりひとり全員の子供達に直接手渡して頂きました。


新しい鉛筆を手にして、みんな大喜び。

MESOでは、物や金銭をただ渡すだけの支援ではなく、直接見て、接して、
少しでも日本とミャンマーとの交流の懸け橋になるお手伝いを心掛けています。