老舗日本料理店「一番館」が閉店 | ハローミャンマー

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ミャンマーヤンゴン在住、正田信子がヤンゴンから発信します。

1996年からヤンゴンの中央駅近く、アウンサンスタジアムにお店を構えて20年。
多くの日本人はじめ各国のお客様に親しまれてきた、老舗の人気日本食レストラン「一番館」が開店からちょうど20年、2016年3月31日で閉店することになりました。


オーナーの日本人女性、小丸ママは食材、味にこだわり、日本の食材の入手が困難な20年前から、常に安定したお料理を提供。従業員にも日本のサービスを徹底し、店内に入るとヤンゴンにいることを忘れてしまい、まるで日本にいるように錯覚してしまう雰囲気のお店です。

お食事もさることながら、小丸ママのきめ細かな気配り、栄養のバランスを考慮したお昼の日替わり定食と、毎日、毎食一番館という方も少なくありません。
食生活が何かといい加減になりがちな、単身赴任の駐在員の方々の健康管理にも大いに貢献なさったのではないかと思います。

そして昨今のミャンマーブームで予約なしでは入れないほど連断された潔さにもあっぱれです。

私にとっても、安心できる心地よい拠り所であり、一番館そして小丸ママがいらしたから、今までミャンマーで仕事をしてこられたと言っても過言ではありません。

そんな一番館が無くなってしまうのは、とても寂しいですが、3月31日、営業最終日は
心からの感謝を込めて 「ありがとうございました。 お疲れ様でした。」と言いたいと思います。