新年あけましておめでとうございます
MESO(ミャンマー教育支援機構)にご理解とご協力いただきありがとうございます。
2007年ミャンマーの新学年6月より、経済的に高校進学が困難な学生14名に対して高校への進学就学支援を開始し、2016年でちょうど10期生を迎えることができました。
また2010年からは、MESOにて高校就学を支援した学生の中から特に成績優秀者に対して、引き続き3年間の大学就学支援を開始いたしました。
この10年間で126名(途中打切り者除く)の高校就学および13名の大学就学を支援し、それぞれ無事に終了いたしました。
現在25名の高校生、大学生を引き続き支援しております。
これも一重に皆さまのご理解とご協力のお蔭と感謝しております。
MESOから巣立ち、教師、会社員、公務員、親として活躍している姿を垣間見るのはとても嬉しいことです。 一方、病気により亡くなった子供、家庭の事情で就学を続けられなくなってしまった子供、病気で就学が続けられなくなった子供、行方が分からなくなってしまった子供など多様な生活環境の中での、教育支援の難しさに直面した10年でした。
この10年間、2007年僧侶により大規模なデモ、2008年大型サイクロンによる被害、そして2011年に軍事政権から民政移管され、2016年3月にアウンサンスーチー女史率いるNLD政権へと、激動の時代を過ごしたように思います。
今後一層、発展が期待されるミャンマーですが、豊かな自然が、人々の笑顔、助け合いの精神など、今までのミャンマーの持っている素晴らしさが失われることなく発展していくことを願っています。
MESO、11年目を迎えるにあたり、本年より活動方法を変更いたします。
2016年活動報告
★ 高校生・大学生 就学支援
9年生 12名、内2名打切りにより10名
10年生 11名、内1名打切りにより10名
大学生 5名、内1名は2016年9月卒業
2017年1月現在、合計25名に対して、高校および大学への就学支援。
★ カトリック菊名教会の皆さまからご寄付頂いた筆記用具をMESO関係者に寄贈。
★ 昨年に引き続き、福島県、桜の聖母学院高等学校インターアクト部の皆さまからは、文房具品と一緒にお手紙をいただきました。日本とミャンマーの同世代の交流が続いています。MESOを通して日本とミャンマーの相互理解に繋がれば嬉しく思います。
★ MESO関連商品、MESOapの製造販売。
2009年よりMESOの関連商品として、自立した運営、女性の経済的自立を目標に製造販売しております、ミャンマー手作り石鹸MESOap が多くの方のご理解とご協力により、年々販売を伸ばしております。ヤンゴン国際空港内ギフトショップをはじめ多くのヤンゴン市内の店舗で扱っていただくことができ、ミャンマーのお土産品として定着してきました。
2017年からのMESOの活動について
『必要なとき、必要なところに、必要な支援』
を目標にミャンマーでの教育支援活動を続けてまいります。
★現在支援をしております、高校生および大学生については終了時まで今まで通り、支援を継続しますが、新学年に向けて新規の学生選抜は行いません。
★会員および年会費制度は廃止し、MESOの活動にご理解、ご協力いただける方々については、寄付金として随時受付ます。
★MESOapの製造販売を強化し、自立した運営を目指します。
寄付金振込先
三井住友銀行 都立大学駅前支店 普通1686704
MESO 日本事務局 代表 正田 信子
(メソ ニホンジムキョク ダイヒョウ ショウダノブコ)
MESOの活動についてご不明な点、ご質問等ありましたら何なりとお気軽にご連絡下さい。
引き続き、MESOの活動へのご理解と、ご協力をよろしくお願いいたします。