いわゆる〝傷ついた人〟っていうのは
ネガティブなことに対する、集中力がすごいよね。
この、
ネガティブなことに対する集中力こそが
その人を生きにくくさせている、原因なんだけど
夏河は、この〝集中力〟は
無理に無くそうとしなくても、良いのではないかと考えています。
無くす、よりも
その方向を変えるだけでいい。
たとえば、
ポジティブなことや建設的なことへ
その集中力を、注ぎ込めるようにしてあげる。
好きなことへ集中力が向けられるのだったら、尚いいよね。
すると、ネガティブな時間の中で鍛え上げた集中力が
そっくりそのままポジティブなことへ、活きることになる。
世の中に名前を残している著名人に、ネガティブの出身者が多いのは
実は、そんな理由があるからだと思う。
ネガティブな人は、そもそも集中する力が強いのだ。
ネガティブを無くそうとするのではなく、
ネガティブの為に使っていた力を
そのまま
ポジティブに使う。
それだけで、いいのだ。
暗闇を見つめるな、灯をつけろ。
灯の中に、暗闇は存在できない。
この言葉は、夏河が好きな言葉です。
人間の頭の中には、
ネガティブとポジティブが同時に存在できないらしいね。
暗闇を怖がるのではなくて、
ただ、灯を点ければいい。
ネガティブなことを怖がるのではなくて
ただ、ポジティブに目を向ければいい。
それだけのことなのだ。
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