選択肢のなかった進学

こんな家庭の中
 

早く、大人になりたい
 

早く、家を出たい
 

そんな気持ちがどんどん大きくなっていきました。

 

しかしながら

 

進学に関して

 

親は「大学へ行け」の一点張りで

 

私の自由はありませんでした。

 


「大学に行きたくない」といえば、

 

「家を出て行け」 と言われ
 

「ここまで育ててやったのに」と

 

恩着せがましい言葉を

 

山ほど投げつけられました。


当時、弱かった私にとって
 

「大学へ行く」という選択肢を

 

選ぶ事しかできなかったのです。

 

 

「大学に行かせてもらえる」という事実だけを

 

見れば贅沢なのかもしれませんが
 

私にとって、大学へ行くことは
 

「親の管理下から逃げられない」

 

ということでもありました。 
 

 

大学選びの際も

私の提案したことは

 

全て、却下され

 

結局、流されるまま私立大学に入りました。

 

続きます・・

 

 

 

家に帰りたくなかった高校時代

高校生になると

私は友達や彼氏の家をはしごして
 

数日間、家に帰らないこともしばしばでした。

 

規則に厳しいはずの父は
やはり私に興味がないのか

外泊に関して一切、触れられる事もなく
怒られることもありませんでした。

 


母親は心配したり、怒ったりするものの

所在地を知っていても

一度も迎えに来ることもありませんでした。

 

なぜ迎えにこなかったのか?と
大人になってから聞いた理由は


「言うことを聞かないのだから、仕方ない」 でした。
 

(今思えば、子供が間違った方向へ行くときには

無理やりでも言うこと聞かすのが親だと思うんですけどね。。。)

 

「問題を解決しない、できない」典型的な

機能不全家族でした。

 

 

続きます・・

 

 

 

私たち兄妹は目の前の問題から

逃げることしかできなかった

 

私たち兄弟3人は

 

そんな中で育ったからか

 

長兄はひきこもりがちになり、不登校に。

 

長兄は幼稚園の頃から、不登校気味で

 

小さな頃から、まともに学校に通えませんでした。

 

 

次兄は学校で度々問題を起こしており

 

クラスメイトをいじめたり

 

学校内のガラスを割ったりと

 

母はいつも学校に呼び出されていました。

 

 

私はできるだけ家族と過ごさないように

 

隣の叔母の家へよく逃げていました。

 

幸か不幸か

 

父は私には興味がないのか

 

殴ったりはされませんでした。

(一度はあったんだけども)

 

 

私たち兄弟は

 

目の前の問題から目を逸らして

 

生きていかなければ

 

まともな精神を保って

 

いられなかったのかもしれません。

 

 

そんな幼少時代を過ごしました。

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

INGNI(イング)NEWレーストップス長袖
価格:2145円(税込、送料別) (2019/10/28時点)

 

 

 

 

 

しつけという名のDV

我が家の家庭環境は常に

 

「怒られる、殴られる、卑下される」 

 

という恐怖で

押さえつけられた家庭でした。

 

今考えると、まさにDVですよね。

 

私たち兄妹は食事中

 

食べ方・箸の使い方・会話において

 

本当に注意深く

 

まさに恐怖に怯えながら、食事をしたものです。

 

 

 

食事中のマナーは大切なもので

 

箸の持ち方や食べ方など

 

注意される家庭は少なくないと思うのですが

 

我が家がおかしいところは

 

昨日は怒られなかった事が

 

今日は父の逆鱗に触れることでした。

 

逆鱗に触れたら、殴られたり

 

正座させられたりするので

 

どうにかそれを回避しようとするのですが

 

どこを怒られるのか、どこが怒られないのか

 

見当が付かないこともしばしばで

 

安心するには程遠い家庭環境でした。

 

 

続きます・・

 

 

 

 

 

 

 

 

家族みんなアダルトチルドレン

 

父からの攻撃が多かった二人の兄はまさに

 

絵に描いたような「アダルトチルドレン」

 

二人とも、いまだ

 

乗り越えることができていません。 

 

長兄(現在40歳)は、学生時代は

 

登校拒否期間が長く

 

なかなか就職できず

 

今現在も無職。もちろん未婚。

 

自分がAC(アダルトチルドレン)で

 

あることすら目を背けています。

 

 

 

 

次兄(現在38歳)は

 

学生時代はかなり荒れていて

 

学校でよく問題を起こしていました。

 

今は、幸い良いお嫁さんに巡りあい

 

結婚し子供が産まれたことで

 

ACであることに気付き

 

乗り越えている最中です。

 

ですが、一番父からの虐待がひどかったため

 

言動が父親とそっくりです。

 

私の幼少期は本当に記憶が少なく

 

小学生でよく悩む、友人関係のことより

 

毎日、どうやったら怒られないか

 

常に親の顔色を伺う子供でした。

 

 

続きます・・

 

 

 

 

 

 

 

 

私の親は毒親だった。 

 

私が毒親という言葉を知ったのは

5年ほど前のことです。

 

それまでは両親に違和感を

感じてはいたものの

 

まさか自分の親が「毒親」

とは思っていませんでした。

 

毒親診断」をしたときに

 

初めて自分の親が「毒親」

ということに気づきました。 

 

そう考えて、幼少期のことを思い出すと

 

いろいろ思い当たる事ばかり・・

 

思い出しながら

 

自分の体験と乗り越えることができた経緯を

 

少しずつ書いていこうとおもいます。

 

私の幼少期

幼少期はそれなりに楽しい思い出もありますが

 

毎日、両親が喧嘩ばかりしていてたことと

 

父が兄二人を正座させて

怒鳴りつけたり、ビンタしたり

 

耐えきれなくなった

兄が暴れていた光景はよく覚えています。

 

父が何に怒っているのかが分からなくて

 

兄たちも

「何で怒られているのかわからなかった」

と言っています。

 

父は突然、怒り出すことが多く

いつ怒られるかわからないので

 

常に緊張状態で生活を送っていました。

 

母はそんな父とよく喧嘩をしていましたが

 

最終的には「どうしようもない」と諦め

 

問題を解決したことはありませんでした。

 

末っ子の私は、どうしたら怒られないか

叩かれないかを考え

 

自分に被害が及ばないよう

上手に立ち回っていたように思います。

 

 

 

続きます・・

 

 

 

 



 

私が今まで毒親に

関することを調べた内容や

 

書籍「毒になる親」から引用し

 

「毒親診断」の設問を

記載させていただいています。

 

以下の質問は毒親を持つ

皆さんにとって辛いことかもしれません。

 

気持ちが落ち着いている時に

行っていただくことをオススメいたします。

  

では、早速始めていきましょう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

前回の続きです・・

 

④あなたは大人になってからよく、次のように感じることがある

 1.完全主義で、いつも何かに追いかけられて

いるような気がしていて安心したり

満足できないように感じる。

 

2.まわりにだれもいない時でも

だれかに観察されているような気がする。

 

3.他人をコントロールしたがる人間がいると

すぐ反発して腹が立ったり

または逆に恐怖を感じたりする。

 

4.男女関係において

相手に依存するのはゾッとするほどイヤだ。

 

5.子どもを作ることに強い抵抗感を感じる。

 

6.気分がふさぎがちで

むなしさや不遇感などを感じる。

 

7.本当の自分を知っている人は

あまりいないように思う。

 

8.喜怒哀楽などの強い感情が起きたり

心を乱されるのが怖い。

 

9.普通の人が子ども時代に体験することの

多くが自分にはなかったように思う。

 

10.自分が批判されることに対して

過剰に敏感である。

 

11.自分は今どういう気持ちなのか

どういう気持ちであるべきなのかについて

よくわからないことがある。

 

12.他人のことをすぐ決めつけてしまう。

 

 

⑤さらに、大人になってからのあなたは、

 1.人と対立することが心配で、そういう場面を

心に思い描いてくよくよ考えることがよくある。

 

2.優柔不断で

何かを決めることがなかなかできない。

 

3.人との関係ではいつも他人を優先

してしまい、自分を見失うことがよくある。

 

4.自分に合った信条や人生観を

見つけることに困難を感じる。

 

5.リラックスしたり、笑ったり

自然にふるまうことが苦手。

 

6.異性との温かい肌の触れあい

愛のあるセックス、仲むつまじい関係を

持つことがなかなかできない。

 

7.人からほめられても言葉通りに

受けとめることができない。

 

8.摂食障害、拒食症、過食症などの

症状がある。

 

9.ストレスが原因の健康障害があり

いつも疲れていて燃えつきやすく

慢性的な身体の痛みがある。

 

10.仕事や人間関係で

自ら立場を悪くしてしまうことが多い。

 

11.他の人には自分にない自信が

あるように感じる。

 

12.親しい人の愛情を試すようなことをする。

 

13.友人や配偶者、恋人などに対して

苦しめたりコントロールしようとしたり

非礼な言動をする。

 

14.他人は自分を傷つけたり

利用しようとするに違いないと思う。

 

 

 

⑥あなたは大人になってから、親のことで次のように感じることがよくある 

1.感情的に親から離れるのに長い年月が

かかった。もしくは、まだ離れられない。

 

2.親を訪問したり話をするのは

自分から望んでのことではなく

義務感からであることのほうが多い。

 

3.親は本当のあなたを知らない。

 

4.子ども時代、あなたの家には

さまざまな問題があったのに

親はあたかも何事もなかったかのように

ふるまい、さも楽しい親子関係が

あったかのように言う。

 

5.親を完全に喜ばせることは不可能だ。

 

6.親は自分の言動がどれほど

強い影響をあなたに与えたかを

まったく理解しない。

 

7.親があなたに会いに来ることを

想像すると緊張する。

 

8.自分が親のように行動していることに

気づくとゾッとする。

 

9.親との接触を、一時的に減らすか断ちたい。

 

 

 

設問は以上になります。

設問は全部で65項目。

 

22項目以上当てはまった場合

毒親のいる機能不全家族の中で

育った可能性が高いといえるでしょう。

 

あなたがこの設問に対して

たくさんの項目に当てはまったとしても

あなた自身が ”悪い” のではありません。

 

このような家庭で育ったことを認め

今後どのようにして生きていくかを

考える機会となります。

 

 

 

毒親についての詳しいお勧めの本は

こちらです!
 

 

 

 

 

私が今まで毒親に関することを調べた内容や

書籍「毒になる親」から引用し

 

「毒親診断」の設問を

記載させていただいています。

 

以下の質問は毒親を持つ

皆さんにとって辛いことかもしれません。

 

気持ちが落ち着いている時に

行っていただくことをオススメいたします。

  

では、早速始めていきましょう。

 

①あなたが子どもの時

1.親の言うことに疑問を投げかけたり

同意しないことは許されなかった。

 

2.親から過剰な期待をかけられたり

自分には達成できないようなことを

強いられ、強いプレッシャーをかけられた。

 

3.親が近くにいると緊張した。

 

4.親に矛盾することを言われたり

意味がよくわからない規則を

押しつけられたりして

頭を混乱させられることが多かった。

 

5.親に励まされたり

ほめられることはほとんどなく

けなされてばかりいた。

 

6.親のまえで怒り、恐れ

悲しみなどの感情を表すことを恐れた。

 

7.親に怖がらせられたり、バカにされた。

 

8.親にうまく操られて

やりたくないことをやらされていた。

 

9.無性に悲しくなったり、不安になったり

傷ついたり、必要としていることが

奪われた気分になったり、腹が立つことがよくあった。

 

10.家族の間に愛情の通う温かい

雰囲気がほとんどないと感じていた。

 

11.本当の自分でいるより

親を喜ばせたほうが報われた。

 

 

 

②過去を振り返ってみると、あなたの親は

 

 1.あなたの考えや言うことが自分の望む通りになるよう

指図してばかりいた。

 

2.あなたの食事、睡眠、服装や髪型などの生活態度について

  異常に細かく詮索した。

 

3.あなたが学校、仕事、友人

恋人などを選ぶ時に、いちいち介入した。

 

4.あなたの部屋を探ったり

携帯を見たり、プライバシーを侵害した。

 

5.言う通りにしないと

親子の縁を切るといって脅した。

 

6.機嫌をそこねると

愛情を与えてくれなかった。

 

7.あなたのことを「バカ」

「醜い」などとののしった。

 

8.あなたを身体的・性的に虐待したり

またはそれらの行為を

ほかの者がしても助けてくれなかった。

 

9.いつも自分中心でいたがり

すべてを支配したがった。

 

10.世の中のさまざまなことについて

いつも「正しい」「正しくない」と決めつけた。

 

11.人間的な感情を受け入れず、避けるべきもの

無視すべきものとして扱った。

 

12.完全主義、ストイック、あるいはいつも何かに

追い立てられて行動しているように見えた。

 

13.自分の誤りを認めようとしなかった。

 

14.清潔であること、秩序正しいこと

物事の詳細、規則、スケジュールなどに対して

強迫観念的といえるほど異常にうるさかった。

 

15.自分が批判されることに対して

異常に敏感だった。

 

16.あなたや他の人に苦痛を与えているのに

そのことに気づかないようだった。

 

③あなたの親は

1.子ども時代に大きなトラウマを経験していた。

 

2.家系に身体的虐待や性的虐待をした人や、精神障害

     アルコールや薬物の依存症の人がいた。

 

3.親から過剰なコントロールを受けて育った。

 

 

続きます・・

 

毒親についての詳しいお勧めの本は

こちらです!