



続いてママに御用聞きにいくと、書いたばかりの「手紙をポストへ入れに行ってほしい」と言われて、これを「テ」と覚える。だが、まだ「カ、テ」の2つでは物足りない。そこで、今度は偶然訪問してきた牛乳屋の集金に対して玄関で対応しながら、「これをギュとおぼえる」と言っただけで「はらってくれないの?」と問う牛乳屋に対して「あん心しなさい。わすれないから」と言い残して放置。にしても「ギュ」ってwww ここまで覚えたQちゃん。なんと、しばらく部屋に戻ってゴロ寝しながらまんじゅうとか食って、しばらくくつろいでしまう。トイレのOちゃんは? 牛乳屋の集金は? どうなる!?
でもって「さて、そろそろ思い出そう」とようやく起き上がったQちゃん。「カ、テ、ギュ。ちゃんと覚えてる」と悦に浸る。もうこの「カ、テ、ギュ」という響きだけで、笑いがこらえきれんwww 覚えた数もたった3つだし、なによりなぜ「ギュ」?やはりここがツボだwww
「オバケのQ太郎」は、シリーズを通じてこういう奇想天外なマヌケっぷりをQちゃんが毎回披露して笑いをとるのが定番だ。だが、話はこれでめでたくは終わらないのもまた定番。Qちゃんは、たかだか数分の間に「カ、テ、ギュ」のワード以外はみんな忘れちゃっていたww「カ……、はてな? カって何だろう?」、「テって、何だったかなあ」なんて調子。
だが、「ギュは、牛にゅうだっ!」と速攻で思い出したところで、ギャグの爆弾が炸裂!Qちゃんは牛乳屋の待つ玄関には行かず、冷蔵庫の牛乳をゴクゴク飲んで「ギュはこれでよし」とご満悦。さらに、トイレで紙を持ちだされて「カミラッタ!」と騒ぎはじめたO次郎に気付き、「そうそう、カは紙だった」と、ママから預かった手紙を渡してしまう。
それで「テというのが、わからない。だが、あきらめないぞ。ええと…」と座り込み、文句タラタラの3人をよそ目に「うるさいなぁ、思い出せないよ!」と、最後まで自分がしでかしたことをに気が付かないまま話は終わる。オチ自体は割とあっさり締める形となっている。

ここでのインパクトは、やはり「カ、テ、ギュ」の響きのマヌケっぷりと、「ギュは牛乳だ!」で牛乳を飲みに行くという、頭の中は食べ物しかないQちゃんらしいカン違いの2点になる。