スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

弘前城三の丸 庭園前の紅葉
弘前城三の丸 庭園前の紅葉

ねぷた絵を行燈にした 錦の灯り三の丸庭園前の紅葉とねぷた絵の一部を行燈にした錦の灯りを撮りました。錦の灯りは下乗橋から本丸にかけて110個を配置しています。またメイン会場の弘前城植物園と太鼓橋の脇にも錦の灯りが配置されています。

ねぷた絵の一部を切り貼りして行灯の灯りに照らされるだけで、ねぶた絵師による素晴らしい芸術が楽しめます。この錦の灯りは杉の大橋・下乗橋・鷹丘橋の3ヶ所で見られます。

錦の灯りの錦とは津軽錦絵、弘前ねぷたに使われる津軽の鏡絵と見送り絵と額絵と袖絵です。錦の灯りはねぷたに使われた3ヶ所のねぷた絵から鏡絵を除く錦絵が切り貼りされています。

錦の灯りを纏う錐体はガラスで出来ていて、ガラスの内側にねぷた絵が貼られています。錦の灯りは昼よりも夜間に撮影した方がロウ描きの効果が出るので、より映えた写真となります。

弘前城三の丸 庭園前の紅葉
弘前城三の丸 庭園前の紅葉

ねぷた絵を行燈にした 錦の灯りねぷた絵を行燈にした 錦の灯り
ねぷた絵を行燈にした 錦の灯り
リンゴの花手水 青紫
リンゴの花手水 青紫

リンゴの花手水 青緑リンゴの花手水は夜になると妖艶な光を放ちます。七色の花手水こそ撮影出来なかったものの、見事な色彩美がリンゴの花手水にありました。

リンゴの花手水を動画で撮れば良かったのですが、動画を保存していた外付けハードディスクが壊れて復旧出来ないのでスマホで撮った写真を御覧下さい。

リンゴの花手水 緑
リンゴの花手水 緑

リンゴの花手水 赤紫
リンゴの花手水 赤紫

リンゴの花手水 青
リンゴの花手水 青
光のアート ぽんぽんマム
光のアート ぽんぽんマム

ポンポンマムの庭 説明板ぽんぽんマムは夜になるとライトアップされて昼に見たイメージがガラッと変わります。

青・緑・赤にライトアップされた雪吊りと頭飾りが、ライトアップされたぽんぽんマムを見守ります。それらの光景にいつしか人々もその場に集まります。実に微笑ましい光景が広がります。

数年前まで開催されていた弘前城 紅葉と菊人形まつりの時代では、光のアートなど斬新な発想を企画される方々がいなかったです。

ピンポン玉のようにまん丸な菊の品種「ピンポンマム」に見立てた毛糸のお花「ぽんぽんマム」🧶願いごとの書いた紙を付けてみんなでお花畑を創ります。

光のアート ぽんぽんマムの庭
光のアート ぽんぽんマムの庭

薄暮と光のアート ぽんぽんマムの庭
薄暮と光のアート ぽんぽんマムの庭

ポンポンマムの庭 説明板
ポンポンマムの庭 説明板
菊人形 女形
菊人形 女形

弘前菊の会作品展 看板まつり本部前に展示されている菊人形と弘前菊の会作品展を御覧下さい。菊人形は菊と紅葉まつりが開催される度に同じ人形を使います。

菊人形ですが、瞳が黒々としてかなりリアルに造られています。和紙で出来た和服に小さな菊が隙間なく咲いていますね。菊人形ですが、お公家のような女中の女形と武士と旗本退屈男のような役人が設置されていました。

弘前菊の会 作品は整然と並べられた菊が存在感豊かに咲き誇っていました。色彩もバランスが良くてとてもキレイですね。

菊と言えば食用菊が思い浮かびます。全国的には山形の"もってのほか"が有名ですが、青森県では阿房宮が良く食べられています。

花に苦味がなく芳香と甘味があってシャキシャキとした歯ごたえで実に美味いです。弘前の実家では、湯がいた阿房宮を酢醤油で戴きます。

菊人形 武士
菊人形 武士

菊人形 役人
菊人形 役人

弘前菊の会 作品
弘前菊の会 作品
弘前城 菊と紅葉まつり 本部前の菊展示
弘前城 菊と紅葉まつり 本部前の菊展示

弘前城 菊と紅葉まつり 本部前の菊展示弘前城 菊と紅葉まつり 本部前の菊展示弘前城菊と紅葉まつりの本部に着いた頃は、夕方5時近くでした。陽も暮れて夜の帳が降りると菊と紅葉のライトアップが始まります。

まつり本部では蕎麦とうどんが食べられる軽食喫茶があって、そこそこ人が集まります。人が集まる処に菊と菊人形の展示がありました。整然と並べられた鉢植えに美しい菊を御覧あれ。

一番下の弘前城植物園 夜の露天商は、昼間に撮った露天商の写真から反対側で撮りました。綿飴屋と唐揚げ屋とおじさんが佇んでいるところは、おでん屋ですね。そこにフランクフルトと大判焼きが売られていました。

ここには昼間の撮影疲れで休憩にやってきたのが、夜になって行動を開始したところです。

弘前城 菊と紅葉まつり 本部前の菊展示
弘前城 菊と紅葉まつり 本部前の菊展示

弘前城植物園 夜の露天商
弘前城植物園 夜の露天商
池泉回遊式庭園付近の紅葉
池泉回遊式庭園付近の紅葉

松風亭茶屋前の雪吊りと頭飾り藤田記念庭園低地部にある池泉回遊式庭園の紅葉も美しいのでスマホで全て撮りました。この紅葉は今まで見たこともない紅さです。弘前公園内でもこれほど紅くなった紅葉を見たことがありません🍁

それもそのはずで、青森県弘前市は既に晩秋なので雪深いニュースを良く目にする酸ヶ湯温泉では、この時期に積雪が1mも積もっています♨️酸ヶ湯温泉自体が日本有数の豪雪地帯なので、最盛期の2月には3mも雪が積もります❄

その雪の影響を避けるために藤田記念庭園の樹木に雪吊りが施されます。雪吊りは積もった雪を地面へ自然に落下させる働きがあります。

雪吊りのてっぺんにあるのが頭飾りです。これは雪吊りを造る職人によって造られます。先にワイヤーを差し込み廻りに藁の紐を巻いて造ります。

これを3つ造って曲げて先端を藁の紐で巻きます。上下のフサフサは藁の紐を解体して造ったモノです。熟練した職人なら30分で造れます。

藤田記念庭園 松風亭茶屋 向かいの紅葉
藤田記念庭園 松風亭茶屋 向かいの紅葉

藤田記念庭園 松風亭茶屋入口前の紅葉
藤田記念庭園 松風亭茶屋 入口前の紅葉

松風亭茶屋前の雪吊りと頭飾り
松風亭茶屋前の雪吊りと頭飾り

松風亭茶屋前 雪吊りと頭飾り
松風亭茶屋前 雪吊りと頭飾り
藤田記念庭園 池泉回遊式庭園 地図
藤田記念庭園 池泉廻遊式庭園 地図

藤田記念庭園 池泉回遊式庭園 地図藤田記念庭園は、大正8年に弘前出身の日本商工会議所初代会頭 藤田謙一氏が邸宅を構える際に東京から庭師を招いて造らせた江戸風な景趣の庭園です。総面積は約21,800㎡(約6,600坪)。

園内は高さ13mの崖地を挟んで高台部と低地部に分かれ、高台部庭園は岩木山を眺望する借景式庭園で洋館・日本間・考古館などの建築物は大正年間をしのぶ貴重な遺産となっています。

低地部庭園は池を中心とした池泉回遊式庭園で、茶室から眺める池や花菖蒲、ツツジなどの群落や滝、八橋など景趣の変化を楽しめます。

池泉回遊式庭園 北側の八ツ橋
池泉回遊式庭園 北側の八ツ橋

池泉回遊式庭園 池と中島
池泉回遊式庭園 池と中島

池泉回遊式庭園 晴天と紅葉
池泉回遊式庭園 晴天と紅葉

池泉回遊式庭園 晴天と石燈籠
池泉回遊式庭園 晴天と石燈籠
藤田記念庭園 松風亭茶屋 水琴窟
藤田記念庭園 松風亭茶屋 水琴窟

藤田記念庭園 松風亭茶屋 水琴窟 説明板藤田記念庭園 松風亭茶屋の入口右側にある水琴窟を紹介します。水琴窟への入り口で、ここから先は茶庭(露地)になっています。飛石に足を踏み進めると右側に水琴窟が見えてきます。

茶事に際して心身を清めるための蹲踞(つくばい)にたどり着きます。水が流れ落ちている手水鉢の手前には、こぼれた手水を受けるため砂利などを敷き詰めています。これは海(うみ)と呼ばれ、この下に水琴窟が作られています。

まず巨大な落し穴のような穴が掘られて基礎石が敷き詰められます。次に廻りを囲む枠が設置されます。枠は大人3人が入るくらいで、ちょうど五右衛門風呂のような大きさ。枠は土砂や水の侵入を防ぎ音の反響を良くします。

そこに瓶(かめ)が設置されます🫙瓶の廻りに隙間が出来るように石を詰めて瓶の入口の廻りに蓋をします。その上にキレイな黒々とした石を敷き詰めて周囲に大きな石を飾ります。これが海と呼ばれる造りです。その海に柄杓から水を汲んで静かに水を注ぐと、水琴窟から不思議な音色が聞こえてきます。

藤田記念庭園 松風亭茶屋 水琴窟 全体
藤田記念庭園 松風亭茶屋 水琴窟 全体

藤田記念庭園 松風亭茶屋 水琴窟 構造
藤田記念庭園 松風亭茶屋 水琴窟 構造

藤田記念庭園 松風亭茶屋入口の紅葉
藤田記念庭園 松風亭茶屋入口の紅葉

藤田記念庭園 松風亭茶屋入口の紅葉 拡大
藤田記念庭園 松風亭茶屋入口の紅葉 拡大

【ガラスの水琴窟】恵法寺
藤田記念庭園 松風亭茶屋 紅葉
藤田記念庭園 松風亭茶屋 紅葉

藤田記念庭園 松風亭茶屋藤田記念庭園 松風亭茶屋藤田記念庭園松風亭茶屋は韓国ドラマの優しい男で女の子が亡くなった実母と過ごした弘前の実家と言う設定でロケに使われました。

和風建築の松風亭茶屋が数日間の昼夜ロケに使われ、庭で寝ていた女の子を池泉廻遊式庭園の池に放り投げて起こす手荒な場面もあります。

松風亭茶屋は有料で貸し出しされています。ロケ現場のように昼夜で借りる場合、朝9時から夕方5時まで5,200yenで借りられます。

茶器など食器も貸し出されて飲酒も出来ますが、使用後は洗って元の場所へ返却とのこと。施設の損害は修理費用が請求されます。原則5日を超える使用が出来ないので韓国ドラマのロケも慌ただしく行われたことでしょう。

藤田記念庭園 松風亭茶屋 枯山水
藤田記念庭園 松風亭茶屋 枯山水

池泉回遊式庭園の池に放り投げられた女優
池泉回遊式庭園の池に放り投げられた女優
藤田記念庭園 反橋
藤田記念庭園 反橋

藤田記念庭園 反橋の反対側藤田記念庭園の反橋を通りました。反橋は高台部から低地部へ流れる滝と、そこに架かる朱色の反橋の風景が見事です。その水が池となり、池泉廻遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)となっています。池泉回遊式庭園とは、池のまわりを散策しながら楽しむ形式の庭園です。

中でもおすすめしたいのは、橋から眺める滝の景観。滝の水しぶきと音の迫力を間近に感じながら、ゆっくり歩いて楽しむ庭園の風景は、筆舌に尽くしがたい美しさがあります。冬季は池泉回遊式庭園が閉鎖されますので、訪れる際はご注意ください。

藤田記念庭園は、高さ13mの崖地を挟んで高台部と低地部に分かれています。高台部の庭園は、当初からのもので、西側に岩木山の雄大な姿を独り占めのように望むことができる贅沢な空間です。スケールの大きい石造物、手入れの行き届いた植栽とともに、立ち並ぶ洋館や和館と調和する落ち着いた空間を形成しています。

藤田記念庭園 反橋中央
藤田記念庭園 反橋中央

藤田記念庭園 滝と反橋
藤田記念庭園 滝と反橋