スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

ねらわれた学園6 美術の教師:
美しさを感じる心、感性の欠けた人間は、世間的にどれほど偉くなっても一人前とは言えない・・・

美術の教師も倒れ、その上に壁にかかっていた絵が落ちてきて頭を打った

そこに1人の少年が立っていた ベルトには奇妙な箱がついている

コウジ:そいつは高見沢みちると歩いていた奴だ!

少年:
こいつは有害な観念を君たちに植え付けようとしていたから、すぐには回復しない罰を与えた
我々のしていることには何も証拠がない

箱に触れると少年は目の前から消えてしまった

美術教師を救護室に運び、わけを話しても、保健体育の教師は「くだらん冗談はやめろ」と相手にしない

ミチルらは、いろんなクラブ活動の除名者リストを掲示板に貼り出した
除名者はいずれも2年3組のクラスメートだ
それを見た部員は怒って抗議しに行き、パトロール員らと衝突し、周囲に他のクラスの人だかりができた

カズミ:犯行というのは法をおかした時の言葉でしょ あなた方が勝手に決めた規則に違反して、なにが犯行よ!

日ごろおとなしい秀才の荻野も
「この生徒会は僕たちの代表じゃない この学校は高見沢みちるとパトロール員に占領されているんだ!」

そこにミチルもやって来た
ねらわれた学園5 【パトロール員会議】

生徒会本部室に入ると、コウジは意見を言えない立場にされる

パトロール員:
2年3組全員に無視され、侮辱されました
クラス全体が謝罪するまで、生徒扱いする必要はないんだ!

ミチルを見つめるパトロール員らは、まるでみとれているようだ

ミチル:2年3組にはもっと適当な人がいたのです
キョウコの顔がひらめいた

クラス代表が正式に全校生徒の前で謝罪するまで、生徒の待遇をしないことと決まる

翌朝、山形先生は急病で休んだ
キョウコは自殺を図り、家にいると連絡が入る

コウジが職員室に行くと、キョウコの母は半狂乱で話にならない

数学の授業が始まると、教師に激しい頭痛がおこって救護室に行ってしまった

吉田:これは陰謀だ ぼくらが授業を受けられないようにしているんだ

カズミ:でも、高見沢さんは今、授業を受けているはずよ
ねらわれた学園 CM
ねらわれた学園 CM

ねらわれた学園4 カズミの体が宙に浮き、教壇にたたきつけられた
コウジの頭にひらめいた ミチルの力は一度にあちこちには効かないのだ

クラスメートも興奮して、結局、吉田に罰を与えないと決まる
「パトロール出てゆけ!」

ミチルらは出て行った 「あとで泣き言を言わないように」

クラスメートは歓声をあげたが、コウジ「戦いはむしろこれからだ」

山形:戦うなんてオーバーじゃないか?

カズミ:あの人たち、この学校を思うように統制しようとしているんです

山形:僕には、他の先生がたを説得する自信はない 個人的に相談しに来れば話は別だがね と言って教室を出た

クラスメート:先生なんてみんなあんなものさ 自分だけがかわいいんだ!

コウジはこれまでのことをクラスメートに話す

「白い制服といえば、英光塾だよ よく見ないと分からない看板を出してるけど、優秀な生徒を集めているんだ」

「西沢さんの行っている塾でしょ?」

キョウコは顔面蒼白となり、怯えたように出て行った

その後、コウジはパトロール員会議に出てほしいと言われる
「来なかったら欠席裁判になり、不利な結論になるかもしれません」と脅迫される
ねらわれた学園4 その深夜、コウジの家の窓から真っ白な制服を着た数人の学生グループが歩いているのが見えた
その中にミチルがいて、思わずあとを尾けると、途中でミチルが不意に振り返った

男子生徒が「君は、夜道を帰る女子生徒のあとをつけたんだろう?」
コウジは罠にかかったと知る

「あんたたちは何をしてたんだ?」
「塾の帰りです 君がその調子で敵対するかぎり、許すわけにはいかない」

コウジは頭に激痛が走った
「あんたたちのような連中に自由にされてたまるか!」

コウジは宙に持ち上げられ、2mほどから落とされた

翌朝、昨日の出来事を父母に話すと父は
「いろいろ調べないといけないかもしれないな これは、人間としての生き方の問題だ
 お前たちが正しいと考えることをやるべきなんだ」

吉田を告発するかどうかに、ミチルらもやってきた

コウジ:これは僕たちのクラスだ 僕たちで決める
クラスメート:あなたがたは立会人でしょ?

コウジはカズミと作戦を立て、ミチルの念力にヤラれたら、そのあとをついで喋り続けた

コウジ:なまじっか、パトロール制度なんてあるから、正義の使者みたいな顔であら探しをして・・・
そこで心臓がひどく痛み出した

カズミ:私たちは、吉田くんに何の罰も与えないと決める権利も持っているはずです
今度はカズミがうずくまった

コウジ:僕たちはパトロール員の奴隷じゃないんだ!!
ねらわれた学園 薬師丸ひろ子と背景画像 コウジが父母に話すと、

父:
パトロールなんて、どうかと思うな
取り締まる者と、取り締まられる者、正しいものと、そうでないものを、どういう基準で決めるんだ?

こういうことは、ひとりでにエスカレートする
仕方ないと一歩ずつ譲歩し、ある時気づくと身動きできなくなっているのが“ファッショ”というものだ
やがて、お互いが警戒しあい、信じられなくなる状態がくるかもしれない

母:大げさな! そんなに難しく考えることないんじゃない?

父の言う通り、廊下でプロレスごっこをしたり、ラジオを持ってきたりするだけで告発されエスカレートしはじめた
そして、生徒会では、何を言っても多数決で葬り去られる

以前、キョウコの意見に反対した吉田が、網を越えて球を取りにいき、パトロール員に告発されていた

カズミ:生徒規則に、そう書いてあるの? 見たことないけど
パトロール員:書いてなくても、我々がいけないと認めたことはいけないんだ!

吉田は怒りで突っ込もうとした時、なにかにはね飛ばされ、そこにミチルが現れた
「明日、告発します」

カズミ:今、たしかに高見沢さんが念力を使ったのよ

コウジは心を決めていた 抵抗するのだ その手はじめは吉田を守ることだ
蛇口から水を飲む 薬師丸ひろ子
蛇口から水を飲む 薬師丸ひろ子

ねらわれた学園3生徒会会長のミチルが進行をつとめ、阿倍野六中の生徒の顔と名前は全員覚えているから名簿と違う人は今度から委任状を持ってくるようにと言い渡し、驚くコウジ

ミチルは早速、第一号議案のプリントを渡した「校内パトロール」とあり、勝手な行動をすれば告発し、罰を与える巡回パトロール班を作るというもの

これではまるで警察ではないか!と反発するコウジに、演説の時と同じ鮮やかな弁舌で全員に訴えるミチル

その様子を見ていた生徒会係の教師が反対意見を言おうと立ち上がると急に頭が割れるように「痛い!」と言って座り込み、議決はすみやかに実行に移された

パトロール員は、黄色い腕章をつけた ミチルはあらかじめすべての準備を整えていた
パトロール制度は、生徒会が決めたものなため、訴える手段もない

カズミ:私、いやな予感がする。みんな、これもそのうちうやむやに立ち消えると思っているんだわ。でもなんだか、これが始まりのような気がするの

校内ではささいな言動も摘発され、掲示板に張り出され、みんなの前で謝罪を30回くり返させた

蛇口から水を飲む 高柳良一
蛇口から水を飲む 高柳良一
ねらわれた学園 角川文庫『ねらわれた学園』 【クラスの代表委員を決める日】

山形担任:私はオブザーバーだから、まず議長をやりたい人は?

キョウコが手をあげ、そのまま議長となった
その口ぶりがミチルにそっくりだと思うコウジ
自分のやり方を通そうとするキョウコに

カズミ:
議長は、自分の意見を発表せず、全員の意見をまとめるものではないでしょうか?
決めつけてしまっては民主的な運営ではないと思います

開票してみると、関とキョウコが争い、関に決まる
関は「僕に出来るわけないだろう?」と言うと

キョウコ:辞退なら仕方ないですし、もう一度選挙するのはどうでしょう

野球部員の吉田一郎が「投票は終わったんだ 我々は君にやってもらいたいんだ とにかくやってみてくれよ」と頼み
関も引き受け、副委員にカズミが選ばれた

キョウコ:これでは私は除名される・・・それどころか・・・

彼女は怯えているようだった

ねらわれた学園2 本好きなカズミは『超能力の謎』という本を借りていた

カズミ:
私、やっぱりおかしいと思うの 同時に何人も倒れるなんて
でも、彼女がそんな能力を持っているなら辻褄が合うわ
それに、なんだかあの人はインチキくさい これは私の勘だけど

西沢は、クラスの代表委員になるためにクラスメイトに働きかけている
前回の件以来、関を憎んでいるが、逆にクラスでの関の人気は上昇している

カズミ:関くんが代表委員になるんじゃないかしら
SCHOOL IN THE CROSSHAIRS 2K Trailer | Cult Epics

ねらわれた学園2 【立会演説会】

ミチル:
恥を知りなさい!
学校の規律を乱す人、それが当たり前と考えている人たちを放っておいていいのでしょうか?

2年生のミチルの高圧的な態度に、3年生が「生意気だ!」と野次を飛ばすが
指をさすと、さされた2、3人は突然倒れた

理由の説明を求められ、自業自得だという

ミチル:
私が超能力かなにかで倒したと言えば気がすむのですか?
私は、必ずこうした風潮を正してみせます!
本来の勉学に励むための環境を作りたいのです!

ミチルの怒りには、ヒヤリとする迫力があるが、微笑むと、ついひきつけられてしまう
圧迫感が、逆に信頼できそうに思われてくる
全校生徒のかなりの部分がコウジと同じ気分になっていた

結局、3年生は反対票を入れたが、ミチルが生徒会長に選ばれた
映画『ねらわれた学園』 教室の風景

ねらわれた学園1ねらわれた学園1関耕児は、いわゆるゲタばき住宅(下層階を商店や事務所とし、上層階を住宅とした建物)の団地に住んでいる

いつものようにギリギリに学校に着くと、黒板に教科ごとの教師のいたずら書きがしてあった

クラスメイトが笑っていると、西沢響子だけは「こんなことでいいの?」と激しく叱責する

たしかに阿倍野六中では、タバコを吸ったり、化粧をしたり、いろんなイタズラや問題が多い

キョウコ:この犯人を見つけ出しましょう!

みんなもキョウコの勢いに同調し始め
コウジは、イタズラは悪いが、みんなで制裁を加えるほどだろうか?と疑問に思う

コウジ:ここは裁判所か? クラスから悪者を出してどうすつもりだ? バカなことはやめろ!

黒板の文字を消した時、隣りの席の楠本和美が拍手を送った

キョウコ:あなたのような人は、そのうち復讐されるのよ 私たちの超人的な代表の手によってね

帰り道、カズミが声をかけた
カズミ:今日は立派だったわ クラスが密告や、監視し合う場になるのを防いだんだから

掲示板には生徒会活動の立候補者が貼り出されていて、カズミはその中の1人が意外だと言う

カズミ:高見沢みちるは1年の時同じクラスだったけど、静かなタイプだったわ

そこにちょうどミチルが通り
カズミ:変ね あの人、まるで変わってしまったみたい

★ちなみに映画では楠本和美さんが三田村さんに名前を替えて薬師丸ひろ子さんがその役を演じています。