1994.11.3 皆既日食ツアー【コロナ編】




でも薄雲が取れないままダイヤモンドリングが始まります。薄雲越しに見る光は、肉眼でもはっきり見えてついに皆既日食開始!大気のせいで若干青みがかったコロナが大変印象的で縦に長く伸びる典型的な極小期型のコロナです。
突然ワァーと歓声が上がり、さっきとは反対方向からダイヤモンドリングが見えました…あまりの美しさに見とれていたら、太陽の光が増して眩しくなったのでフィルターを付けながら部分日食を観測。2分59秒も続いた皆既日食はアッと言う間に終わりました。
観測初心者は皆既が終わったらホッとして遊んでいるけれど、私は完全に太陽が元に戻るまで撮り続けていました。撮影後は体力を消耗してしまい、バスの中では爆睡していましたzzz
やっと拠点のアリカに戻り、ホテルで二日ぶりのシャワーを浴びました。夜のディナーパーティーでは、皆さんの顔がニヤケていて観測成功を物語っているようでした。
ところで1994.11.3の南米皆既日食ツアーで同行された北海道剣淵町の真證寺住職だった柴田宣雄さんが先日お亡くなりになりました。98歳の大往生だったそうで、2025年6月7日に亡くなられて6月12日に葬儀を済ませたそうです。
柴田宣雄さんがVHSで撮影された映像は、弊ブログ管理者が責任を持ってYouTubeに保管させていただきます。過日はビデオテープを送って下さりありがとうございました。謹んでご冥福を申し上げます。北海道お悔やみ情報より柴田宣雄さんの情報を引用させていただきました。

