モラトリアムの終わりに。 -4ページ目

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16Feb
- NCIS S10-17
  好きな本のシリーズがあったんですけど、久々に新刊を読んだら何かこう………どうしたの？？ってくらい露骨に一定の思想に染まってて何だかなぁ…って思っちゃった。作家先生が影響力を活かして何かを世に問うのも訴えるのも自由だし、どんな事でも是非やればいいと思うんだけど、実在の人物を名前を変える気ないだろ程度のアレンジしただけでそれと分かる形で(更に本人以外知るはずないプライベートな家庭内エピソードまで想像で創作して)筆誅加えるなら、シリーズ作品じゃないところで、例えばエッセイなんかの中でして欲しかったな。シリーズに入れたからこそ、世間の目により触れやすくなるってのも意図するところだったんでしょうけど、いくら現代社会が舞台の話とは言え、作品のキャラクターが特定思想を主張しまくる様、一気に生臭くなっちゃったみたいですごくガッカリ。次回作買うかはちょっと躊躇するかも。「バラの切り裂き魔」クリミナル・マインドみたいな冒頭。風呂入ってる女性はだいたい滅多刺しになるの、なんか様式美みたいな…元祖のテンプレがあるんだろうなぁ。なんか3年ぶりの連続殺人犯が世間を騒がせてるのね。ギブス行きつけの床屋の主人フランキーとの世間話で、男寡で子供を育てた主人はその息子フランキーがもしかしたら犯人じゃないかと疑念を抱いて、どうしたらいいか二進も三進も行かずにギブスに世間話として相談。犯人の似顔絵と似てる、最初の犠牲者はキャメロンと同じ大学、海軍生活3年間は事件が無くて、除隊したらまた始まった…と、しかも怪我して奨学金を打ち切られたことになってる期待されてたクォーターバックは、実はデートレイプで訴えられての退学だったとか、父親としてはもう疑惑が疑惑を呼ぶ状況。ここまで役満だと確かに思い詰めるのも分かるなぁ…をギブスから長年のお付き合いのよしみで警察に捜査状況なんか確認してくれるって。久々に物理的に登場したドーニゲット君。名前だけはちょくちょく出るけどね。歯に盗聴器仕込まれてたり、トニーのパパさんの召使いさせられてたり、名前ありモブの枠を超えて美味しい役。マクギーからコントローラー借りててるドーニーに、ゲームなんてしてて良いの？、とはこの度新米から熟練捜査官への昇格試験制度GS11がひっさびさに復活の見込み、との事。ジヴァ「私の時はなくて良かったー」アビーがなんか今日普通に可愛い大人しめのワンピ着てるけどどしたの。ギブスのチームは3日前に12万ドル盗んで基地から失踪したアレクサンダー兵長の追跡が今のお仕事。民間人と一緒に消えてるってこっちの事件は連続殺人犯に絡んでくるのかしら。レオンの所に来いって伝言受け取ったギブスはスルーして新しい被害者の事件現場へ。いかにもアメドラに出てきそうなシャード刑事に、堂々と嘘ついて探りいれにきたギブス。こっちの事件と似てるんだけど、似顔絵の根拠は？連続殺人の同一犯の根拠は？指紋DNAは？手がかりは？とシャードさんのそっちは？なんて当然の質問もスルーしてガンガン聞きまくるギブス。兵長のほうはストリッパーのトゥルネイと意気投合して熱々で、女は飛行機でバハマへ高飛び。いかにもなお金の使い方ですね。バハマへはトニーとドーニーを派遣。この2人で大丈夫か？笑今度はギブスはダッキー介してDCの検視官から事件の情報調べようと活動中。健康のために始めたジョギングでジャージっていうかスウェット着てるダッキーがやけに軽快。友人の為って詳細濁されても快諾してくれて良かった。バラの切り裂き魔事件に関して、ジヴァとマクギーには調査してる事を明かすギブス。何でもやるよ〜の2人は頼もしい。レオンがギブスんちに来たのは、遺族向けグループディスカッションの愚痴でも、ブラウニーの御相伴相手欲しさでもなく、連続殺人事件の捜査に勝手に首突っ込んでる件。長年世話になってる友人の為の一言でこちらもやめさせるでもなく納得。……ギブスが「友人」なんて言うから、皆よっぽどの間柄かと勝手に察して協力的になるのすごくね？携帯番号分かれば監視できます！なんて言葉通りもうキャメロンを発見、監視してるマクちゃん。キャメロンが好意的に話しかけてきた自称「アビー」のジヴァをスルーして女の子ロックオンして追いかけていくから、やっぱ父親がビビる程度には怪しさてんこ盛りなんだよなぁ。トニーは早速深夜3時のモーニングコールとか、ドーニーいじめをしてるみたい。マクギーは経験者として注意促したんだけどなー、防げなかったか。シャード刑事が仕事ができる刑事の働きっぷりでNCISに情報共有の直談判に来ちゃった。現場ではお巡りさんあるあるのあのウインドブレーカー？みたいなの着てたのに、外の役所に訪問する時はビシッとスーツで、妙に好感抱いちゃった。なんかもう、こんな感じのガタイのいい優しそうな顔したスキンヘッドってcsiとかに居そうなんだもん。アー！！！！ドーニーのアホ！！トニーからのいじめに抗議するついでにクッソ分厚いNCISの規則本なんか取り出して「上級捜査官は試用期間中の捜査官に云々！」監視対象のトゥルネイに丸聞こえでは？？？…………あれ聞こえてなかった？マジで良かった。ドーニーで遊んでたら、外野から見てカップルだと思われてて空いた口が塞がらないトニーはちょっと自業自得ゥ！これ知ったらギブス以下、皆大笑いしそう。シャツがどピンクだとゲイなのか……。ジヴァの机にあったキャメロンの資料を見られて名前をシャード刑事に知られちゃったけど、その責任をジヴァに感じさせる事なく昨夜ロックオンされてた女性を調べさせるギブス。まぁ自分が無茶な事職務に関係ないのに頼んだ自覚もあるだろうし、もの凄いチョンボでもないしねぇ。フランキーに、息子に捜査の手が伸びてることを知らせて詰られても、言い訳一切しないギブス。警察に捕まる前に何とか手を回してキャメロンを確保したNCIS。マクギー頑張ったなぁ。キャメロンが女性ロックオンしてたのは、海軍時代の友人(バーレーン派兵中)の夫人が浮気してるんじゃ？と調査を頼まれたから。深夜の出歩きも日雇いの職を得る為だって言うし、クッソ間が悪いだけで何も関係ない青年なのかしらん。ロックオンされてた女性は生きてるからそこは良かった。海軍兵士の家族へのストーキングなんて容疑をねじ込んで取り敢えずNCISで24時間取り調べをゴリ押しするギブス…手慣れてるなぁ。さすが年の功。連続殺人犯の容疑者前にしてシャード刑事が苛立つのも分かるけどね。相変わらず分厚い規則本読み込んでるドーニーの前に問題の兵長が出現。その本早くしまって！！意外と誰にも気付かれてないけどかなり迂闊よね。トニーがカッコよく兵長の前に現れて、逃げ道塞ごうとしたドーニゲット君は顔に一発ストレート…痛そー。とりあえず捕まえられて良かったけどさぁ。アビーから痛ましい目で見られるのはうんざりしたレオンが逆に、娘の自由研究のアシストお願いして、アビーの献身の熱意がうまく昇華出来るといいな。バラの切り裂き魔事件の資料運んできたのはアビーの知り合いの科捜研ラムジー。気心知れた元ルームメイトだから人との距離感がアビー並みというか。流石に友達がボスとハグしてたの見たからって、じゃ僕もNCISの局長とハグ〜って凄いな、ちょっと陽キャすぎて怖いわ。そりゃ断られてたけどね。とりあえず今回の殺人の容疑にはアリバイがあったキャメロン。何よりです。実は被害者の口の中には結婚指輪がねじ込まれてたそうで、それ知ってたのはダッキーのゲーム相手の検視官ハバードと、シャード刑事、そしてラムジー。ほんとに3人だけ？更にアビーが二件目の被害者の遺体にセッティングされた薔薇の棘から血痕→DNAみつけて、犯人は似顔絵そっくりなレオ・ウィンクラー！と鮮やかに発見。………3年前の事件後に故人になったらしいから今回のは模倣犯なんだけどね。話題のバラの切り裂き魔事件を追いかけてるのイイナー！なトニーとドーニー。模倣犯も指輪を口にねじ込むまでコピーしてるけど、これ知ってるの80超えのハバード検視官と、変人でも人は傷つけない科捜研ラムジーと、後はシャード刑事本人のみなのは捜査してる本人も間違いないと断言。「………あ」あっ、て何。捜査資料電子化したパソコンハッキングでもされたことあるの？と思ったらめっちゃアナログで、事件現場で話しかけてきたクロウリーって記者に要所要所黒塗りした捜査資料を渡してたそう。指輪がバレたのはまさかの塗り忘れ。シャード刑事急にへっぽこになってきたな………。アビーがケイラの自由研究手伝って、小学生？のレベル超えてない？みたいな。そしてドーニゲット君のGS11の試験はやっぱりトニーの新人いじめ。ジヴァも賛同したのはトニーにしてやられて同じく無駄に3ヶ月勉強したから。アビーもその経緯知ってたんだ笑レオン「ディノッゾ捜査官を懲らしめてやろう」にこ！遺体発見前に付近に車止めてただけでは令状取るのに弱いけど、ドーニーがニュース録画までしてチェックしてたおかげで、クロウリーが左利きだって事実もプラスできてこりゃいけそうだとシャード刑事も嬉しそう。クロウリーのニュースのリポート録画中にやってきたギブスとシャード刑事。中断された撮影をギブスが合図して再開させて、逮捕の瞬間をばっちり記録。ワァなかなかこんな決定的瞬間ないよね。バラの切り裂き魔追ってた時は花形記者だったけど(真犯人死んで)時間が止んだらパッとせず、カムバックのために模倣犯になった、すんごいマッチポンプ。でも冒頭からセリフありモブとして出ててこれってのはちょっと好き。KY事件の某新聞社みたいな犯人にはほんと怒り覚えますけど、最後は自ら大ニュースになって良かったんじゃないですかね。レオンとドーニゲット君からの仕返しは、過去2年に遡る経費申請の見直し。嘘が本当か、つごう何ドル不許可になったんですかね。フランキー父子の和解を手伝ったギブスはシニアに御機嫌伺いの電話をかけるのでした………いやなんか今回も前回に続き面白い話だったなぁ。
14Feb
- 仕掛人藤枝梅安
  必殺仕事人のメンバーの中では三味線屋勇二が好きです。次点で念仏の鉄。レントゲンって斬新だよね。死に方もなお良し。連ドラは2007年～のものからしか観られる世代ではないのですけど、元祖の方がそりゃ面白いよね…っていうか、主水さん以外全部ジャニーズじゃん。空気感も似て非なる感じでなんか違うんだよなぁと、2007・2009しかリアルタイム視聴していません。主水さんも降板＆他界しちゃったしね…。仕掛人と仕事人の違いは知っていても、仕置人・仕留人・仕業人となるともはやさっぱりピーマンなのですけど(Wikipedia見たらそれどころじゃなかった…からくり…商売…？？)、時代劇ジャンルは好物なので見に行きました。1月は個人的に不作だったんですけど、2月になったら続々面白そうなやつ公開が始まってるじゃないですかー！池波先生の小説未読です。「仕掛人藤枝梅安」(2023)前編ですって！・藤枝梅安(オッチョ、「震えて眠れ」巻島刑事、弁護士の九頭)普通に腕のいい鍼灸の先生。針でズブっと始末。心臓や首の後ろに空いた目立ちそうな針穴には誰も気づかないのか、検死が入っても心筋梗塞だの脳溢血だの病死認定されがち。子供の頃に母親に捨てられたので女は嫌い。おもんに良い再就職先を用意してあげたし、若侍を見守るよう彦さんにお願いしてたり、関わった人間へのフォローは欠かさないタイプ。そば打ちが地味に得意。幼少時の名前は梅吉。・彦次郎(正式名称が長いオネエ風味黒崎さん、どんどんログアウトする山下さん)楊枝屋。毒矢でプッと静かに始末。組み手になったら弱そう。豆腐とか雑炊とかシンプルなものを作らせるとこの上なく美味そうだし実際美味い。・おもん9歳の息子を両親に預けて働くシングルマザー。勤め先の料理屋がちょっとキナ臭いし、女将変わって質がダダ落ちしたことにも不満タラタラ。梅安と「深い仲」になって内部情報を教えてくれちゃう。・おせき(自称菊亭晴季の娘な真田兄弟のママ)梅安先生宅のお手伝いさん。面倒見のいいお話好きおばちゃん。梅安先生の朝帰りに興味津々だし、白粉のにおいにも敏感。大みそかには梅安先生手打ちのお蕎麦を貰ったので旦那と食べる予定。・与助(刑事部長が善人になっちゃって戸惑うテルオ)梅安先生に病気を治してもらった事でかなりの便宜を図ってくれる料亭井筒の主人。梅安先生の推薦もあるし、あの万七で働いてたならと言うのもあって割とすんなりおもんの雇用を決定。・おみの(女王、佐々成政正室はる、老後資金が不安な篤子さん、キュラソー)水茶屋の売れっ子女中がなんやかんやで薬研堀にある高級料理屋万七の旦那の後妻に収まった。どん底の不幸から逞しく這い上がってきた、美しく凄みのある烈女。男は嫌い。実は梅吉の生き別れの妹で本名はお吉。・善四郎(青島君に来てほしくない湾岸署の交通課長)水茶屋に通いつめ、妻が死んだのをいいことにおみのを後妻にした気が弱いおっさん。気が弱いのが金持ってると、なるほどなぁという感じ。悪い奴じゃなくて自分に都合悪い奴の始末を依頼しちゃった。前妻を殺す依頼したら、田中屋経由で梅安さんが仕事した。・羽沢の嘉兵衛(しょうもない経緯で容疑者になっちゃった室井さん)ちゃんとした蔦。・田中屋九兵衛あんまりちゃんとしてない蔦。・大工の万吉(鑑識の米沢さん)昼間から飲んで働かないごろつき。正体は盗賊の一味・浮羽の為吉。彦次郎さんの昔の知り合い。・石川友五郎(鈴彦姫)剣術が無茶苦茶強い若い武士。主君の余りの非道を見かねて、幽閉されていたお千枝様を連れて出奔。二人で常在寺へ駆け込んだ。・お千枝母親の自害の真相を父の主君に問い詰めたら、逆に被害に遭った気の毒なお嬢様。半死半粋生の所を友五郎さんに助け出され、梅安先生の治療の甲斐あって歩けるまで回復。・善達和尚常在寺住職。ワケありの二人を事情を知って匿う。・御座松の孫八梅吉・お吉兄妹の母親とデキて、駆け落ちした男は後に盗賊のお頭になりました。お吉が成長してからはそっちにも手を出してたなかなかのクズで最終的には彦次郎や為吉に殺された。・伊藤彦八郎家中の新造に手を出してたお偉いさん。舟から引きずり降ろされて梅安さんに消される。・お美代彦八郎との関係に悩んで蔦に仕事を依頼、その後自害した奥方。美人。・嶋田大学家中の内儀に手を出して自害され、抗議してきた娘にもやりたい放題してたおっさん。万七の裏の接待も利用しまくりのおっさん。心臓に針ブスッ！を病死は無理がある気がするけどそれはそれ、梅安さんに葬られた。・津山悦堂梅安先生の針の先生。故人。鬼平でもそうなんですけど、むっちゃくちゃ料理がおいしそうなんですよ…ちゃんと料理に監修がついていて、素朴な男の手料理から、料理屋の見た目上品なお料理まで、どれもがとにかくおいしそう。時代劇っておいしそうな食事も重要ですよね。取り敢えず、柚子のきいたお蕎麦と鰹節まぶしたネギたっぷりの雑炊食べたくなりました。公式サイトがまた良い。10ある見出しのうち3つが料理。私個人、江戸時代のガチレシピ料理はたまごふわふわくらいしか食べたことないけど、江戸くらいまで来ると保存技術や調味料、調理技術も発展してだいぶ今寄りになってきているので、現代人もかなりおいしく頂けますよね。原作だとまぁまぁ艶っぽいエピソードが多い気がする梅安さんですけど、この作品では、相手役がおもんしか出てこないのもあるけど、ちゃんと良い仲になった責任？とって、真っ当な就職先まで世話してフォローも欠かさない、誠意あるなぁと割とどうでもいい事思いました。おもんが好意抱くのもなんかわかる。最近の時代劇映画・侍映画は、結構面白いんですけど「引っ越し大名」「超高速参勤交代」「決算！忠臣蔵」みたいなギャグ寄りの喜劇系が多かったので、久々に本格派のしっとり落ち着いてみられる傑作を見た気がします。最後の忠臣蔵とか桜田門外の変とか劇場で観たクチですけど、そういった作品ともまた毛色が違って、ちゃんとした正統派時代劇でとても良かったと思います。家屋の暗がりや裏路地の土埃、料理の湯気の湿度が伝わってくる位、映像的にも大満足でした。難点を無理に上げるとしたら、たまにBGMが邪魔になってたかな？と、このくらい。スタッフロール、侍役で椎名桔平とか…おったか？？おらんよな？？？と思っていたらローマ字併記のエンディングロール後にオマケがあって、そこそこの人数が早々に帰っちゃっていたのですけど、勿体ないことしたなぁあの人たち！！って感じ。それにしても彦さんの「あいつだけは生かしちゃおけねぇ！！」的セリフでそのまま次回作への引きなんて素敵に露骨な後編への誘導でした。二部作なの知らなかった私。東海道旅する二人が良い感じ。ちょっとした怪我の後遺症の症状緩和の為針治療受けているのですけど、映画観た後に施術受けると際しばらくやたらドキドキしたのは梅安さんのせい。
09Feb
- RRR
  名古屋で、私が会員特典でお値打に観られる映画館では朝かレイトショーかで、こんなもん会社休まず観るの無理やんけ…と思っていたところに最近は17:40～の回発見。アッ、終業後普通に間にあいそ！！と早速行ってきました。「RRR」(2022)公開が2022年の秋ごろだった気がして、ネットで謎に話題になった時に興味持って調べたらレイトショーは無理やんなァとあきらめた覚えがあったので、一日一回でもほそぼそとずっと公開していたのがすごい。因みに7割方席が埋まっていて、見えづらい前ブロック除けば体感的にはほぼ満席。この映画何がこう人を惹き付けるの…。(※惹き付けられるのが観れば分かったので、DVD買おかな…)英国の植民地時代、かなり虐げられていたインド人がイギリス人提督相手に立ち向かうっていう歴史ヒーローもの。基本嫌らしく残虐に描かれているイギリス人を景気よく殴り飛ばしたり射殺したり吹き飛ばしてて、第三者的にもなんかスカッとするなぁ…イギリスでは上映されてるのかしらん。誰が観ても提督夫妻はド屑に描かれているので、あの最期にはスカッとしますね。大英帝国が植民地で被支配民相手にかなり好き勝手やってインドのキャラコとか地場産業ぶっ壊しその他諸々でセポイの乱(今言わないんですよね。年がバレるやつ。)に至るくらい現地で憎まれていたので、ステレオタイプの悪人に描かれてるとか批判もあるらしいですけど、この表現は別にやりすぎだとは思わないな、私は。これが史実の英雄元ネタにしてて、歴史の表舞台に出てくる前をイメージして映画にしちゃったとかすごいなって。日本だとどうだろ、内乱はそこそこ沢山あるけれど、外圧に立ち向かうことがあんまりなかったから、こういったテーマの作品は難しそう。島原の乱とかも違うしなぁ。・アクタル(ビーム)ゴーンド族の「守護者」。リーダーとして、無理やり連れていかれた一族の少女マッリを取り戻すため戦い続ける。狼や虎と対等な脚力持ってるわ腕力だって遜色ないわと、野性味溢れて色々と人間離れしている。デリーにはムスリムのアクタルとして身元を偽って修理工の家に居候中。たまたま少年を協力して助けることになって知り合ったラーマを兄貴ィ！！と呼んで慕う。手作りの謎薬は、毒蛇の解毒は兎も角、砕かれた膝を回復までさせるすごい効能。元ネタは名前そのまま実在のコムラム・ビームさん。・ラーマ人間離れした剛腕のイケメン警察官。活動家集会に潜り込んでゴーンド族から来たヤバい奴を探そうとした。同胞を踏みにじってでも早く出世がしたい人物かと思いきや、実は植民地解放運動の活動家で武装蜂起の武器調達の為出世を目指していた。ジェニーを気にするアクタルに、気になるなら声掛けちゃいなYO！と焚き付け積極的にアシストしてくれる男前な兄貴。故郷にはシータって名前の超かわいい恋人がいて、お互いでネックレスの片割れを持ち合っている。字幕はラーマなのにおじさんからは明らかにラージュって呼ばれてるから発音の問題かと思ったら、モデルになった実在の人物がアッルーリ・シータラーマ・ラージュさんとのこと。成程。名前の中にシータもいた。・マッリ歌うまで手先も器用なかわいい少女だったせいで、イギリスの総督夫妻に銅貨2枚で連れ去られた。故郷に帰りたい。・ラッチュビームの弟。活動家の集会で提督を殺せ！と主張したラーマに声を掛けたらまんまと釣りあげられて逃げ続ける羽目に。ラーマに指を折られたけど、ラーマの慈悲で無事脱出。・シータラーマの可愛い幼馴染で婚約者。子供の頃からラーマの家に入り浸って、ママさんからは娘同様に可愛がられていた。ラーマの処刑予告貰ったので、遺体の引き取りに出てきてビームと知り合いになった。・ジェニー「褐色人」を差別せず、人間としてちゃんと扱えるひと。ドレスなのにナートゥにはかなり頑張って付いていったフィジカルの持ち主。友達になったビームの為に刑務所の地図を融通してくれたり、何かと協力してくれるけど、後ろ盾の伯父夫妻もぽっくり死んで、この後どうなったのかほんと気になる。マダムハ・ヤメテ・ジェニーヨさんではない。・スコット提督(ポルトス、ヴォルスタッグ)英国紳士()の悪いところを煮詰めたようなおじさん。最近叙爵された。銃弾一発のコストを常に意識するコスパの鬼。前科もない人相も不明なビームをふわっとした情報のみで逮捕しろとか無茶苦茶言う割に、ラーマの手の汚れにピンと来るあたり無能では無さそう。・キャサリン夫人(ゾリンの美女軍団の一人ジェニー、裂け目にボッシュートされたエルザ)提督夫人のヒステリー鬼婆。血しぶきや血だまりが見たいのよォ！！！と、夫もちょっと引いてる。本人は認識してないだろうけど最期はお好みのシチュエーションで迎えた。・エドワード提督の所の秘書みたいななんか手下。・ジェイクジェニーにアシストされながらおっかなびっくりワルツ踊ってたビームに足引っ掛けて転ばせた挙句フラメンコ！とか煽りちらしていじめるヤなやつ。西洋の伝統的で品があるダンスが得意らしいけど、ナートゥには最後まで付いていけずひっくり返り無様を晒す。・ヴェンカテシュワルラーマのおじさん。兄弟に言われて警察に潜り込んでる。・ヴェンカタラーマの父親。元々イギリスの手下の警察してたけど、あんまりにもひどいインド人の扱いに辟易して脱走、故郷の部族を軍事教練して鍛え上げていた。イギリスの武器をちょろまかして部族に届ける願いは息子に引き継がれた。最後は集落に攻め寄せるイギリス軍の大群巻き込んでの壮絶な爆死を遂げた。エッタラジェンダーで一コマだけ参加。ピンで登場してバックダンサーも従えてないから分かりやすいかも。・サロージニラーマのママ。シータを超可愛がってた。お嫁に来なくてもうちの娘！夫の指示で部族の仲間を連れて逃げるはずが、目の前で撃たれた息子の所に駆けつけようと立ち止まって射殺された。・チンマラーマのちょいぽちゃな弟。イギリス軍が攻めてきたときに転び、逃げ遅れて射殺された。・マッリのママ銅貨2枚投げられたから娘の歌のお礼………？？？と、自分も仲間も英語が分からないせいでマッリを連れ去られ、必死に追いかけて娘を帰してくれるようお願いしたら、娘の目の前で太めの枝で殴り倒された。生きてた。本当に良かった良かった。・エンディングでドヤ顔で踊ってるおっさんこんな人劇中に出てきたっけな…ラーマのおじさんにしてはちょっと顔違うし…と思ってたらまさかの監督だった。なんならジェニーより超目立ってる。まずアクションの表現と圧力がすごい。序盤で少年を二人の協力プレイで救うんですけど、それがまぁ、ギリ可能かな…？のラインを攻めてくるのでだんだん洗脳されてきて、エスカレートしきった終盤のむっちゃくちゃなアクションすら、さすがビームとラーマだ！もっとやれ！！と拳を握って固唾を飲んで見守ってた自分。膝砕かれた兄貴を肩車して二丁ライフル、リロードは兄貴担いでるビームとか泥臭いことしてるのに無茶苦茶スタイリッシュで楽しい。古き良きインド映画あるあるの踊っているうちに色々解決していくご都合展開っていうのは今回は無かったけど、イギリスの女性陣とビーム・ラーマの群舞ってのがなんか私としては斬新で面白かった。インドらしいきれいなお姉ちゃんの大群従えて踊るのは結構見たことあるけど、白人女性の大群と一緒に踊ってるのは観たことないなぁ。ほかに探せばあるのかもしれないけど。ナートゥのシーンで二人がウインクするところ、ヒャァカッコいい！となります。渋くなり始めた年頃のカッコいい男性のウインクって、いくつになってもある種ときめきに近いものを感じますよね。ボリウッド・トリウッドその他インド映画も最近の作品は、CGもそうですけどもうハリウッドとそん色ないレベルまで質が良くなってきている気がします。勿論、日本で私たちが触れるのはたくさんの作品の中でもとっておきの上澄みなんでしょうから、そりゃ名作ぞろいに思えるのでしょうけど。ラーマもイギリスの手先として登場して、ビームよりも、登場人物の誰よりも、西洋の衣装なのも相まって飛びぬけてヨーロッパ的な人物(風)だったのに、暫く牢獄に繋がれて髪の毛伸び放題になった挙句膝砕かれてビームに治療された後は、装備した祠の旗と弓矢のせいで、ビームよりはるかに現地の英雄感丸出しになってて面白い。そのラーマが自分の活動を思い直すきっかけになるのが、どんなに傷ついても決して膝をつかないビームの歌ってのが凄く胸熱。言葉が分からないけど翻訳がすごくきれいで、どの歌も良いんですけどどれをとってもいい感じにスッと入ってくる素敵さがありました。鎖につながれてる兄貴のシャツの二の腕が無駄に避けてて上腕二頭筋見せつけてくるのも、あぁ、なんかこの雄々しさのアピールに余念がない辺りインド映画ぽいなと思いました。特に良いところ①予告編でカッとびアクションシーンは丸々公開しているといっても過言じゃないけど、それでもストーリーの中に埋め込まれていると流れの自然？さや動きの凄さに惹き付けられるところ。②兄貴カッコいいよ兄貴。③人間離れした無茶苦茶な体幹やら筋力、超人的なアクションなのにやたら説得力があって納得しちゃった。④いい感じの音楽とそよ風と共にアクタルとラーマがキャッキャしてるだけでいらんセリフ無くても、そこそこ長い時間男二人が友情や信頼関係を育んでいったんだなと分からせる自然さ。⑤歴史もの大好物です。⑥正義は勝つ、大変後味よろしい・よろしすぎるハッピーエンド。⑦出てくるメインキャラクタ皆きれい。⑧劇中の群舞シーンだけじゃ皆さん物足りないでしょ？分かってるよホレと言わんばかりのスタッフロールの群舞。右端にほっそく流れていくスタッフの名前は当然ながら判読不能。⑨シータちゃんが野郎二人従えるニコニコの群舞シーン。これよこれ。⑩インド映画群舞シーンに舞う謎のカラーパウダーとか金箔みたいなのがあってそこも満足。どうでもいいけどあれ吸っても安全なのかな？⑪ターバンってああやって巻くんだ！ほんとにあぁもこんもりするんだ！ちょっと悪いところ①予告編終了後、実質17:50~20:45までの超長丁場。世間の飲食店は21時にオーダーストップなんですよ。②一瞬インターミッション挟んだけど一瞬過ぎて意味は…もしかして現地公開版だとちょっとした休憩時間になってるのかなあそこ。③ダンスパーティーの衣装。昼の会なのにジェニーの露出が高すぎでは？とちょっと気になったけどまぁ私のドレスコード知識なんてアテにならないし、植民地インドは暑いから本国ほど厳格じゃないとかあるのかも。途中二回くらい、「…これ本当に終わるんかな？」と思うくらいちょっと長い映画なんですけど、面白かったです。インド映画初心者にもオススメ。まぁ私も、ラジニカーント主演の「ムトゥ踊るマハラジャ」「アルナーチャラム踊るスーパースター」くらいしかまともに見たことなくて…バーフバリは配信やってたところの半分くらいをながら見した程度。もう一回、今度はちゃんと観たいな。エンディングにインドの偉人のイラストが出てくるのですけど、一番目に出てくるボースとラクシュミー・バーイーくらいしか分からなかった。…と思ったら、シネマトゥデイの解説見た感じあの女性、ラクシュミー・バーイーじゃなくて、同じく東インド会社相手に戦った別の王妃チェンナンマだそう。シータが紹介してるのは皆女性だと思ってたから、シータが二回目に登場した場面に出てくる人あれ男性なんだ、インド史あんまり触れてこなかったからわかんないよ…。多分見分けるコツは、偉人のイラストが出てくるコマの俳優さんたちの衣装なんでしょう、所縁のある地域の衣装着てるみたいなので。「バンバン」も予告編からちょっと気になる。映画自体はちょっと前なのになんか今更公開？するんですね。そしてあの美女捕まえて地味目OLは無いわぁ嘘ぉ。インド映画と言えば、あるあるなのは目鼻立ちがはっきりした大変な美女(プリヤンカー・チョープラーさんとか美しいよねぇ)と、そして男性の俳優さんがあらかた顔と肌の色と髭が濃いややむさくるしくて雄々しいおじさんなんですけど、そんな男女ともソース顔的に濃いめなインド映画には珍しい、どことなくヨーロッパ系ぽさある(まぁインド北部はアーリヤ系の方が沢山いらっしゃるけどね)目元涼やかなイケメン俳優リティク・ローシャン主演。タイガー・シュロフって方もあんまり、イメージするような男くさいインド俳優ぽくなくて、なんかロバート・ダウニーJr.に系統が似てるなと私は思います。この二人が共演してる「WAR」って映画も普通のアクション映画で平均以上には楽しめます。群舞シーンは勿論あります。でもこっちのほうがストーリーにも説得力あってずっと面白いかな。
31Jan
- ユージュアリー・サスペクツ
  私にとって冬は一年で一番出費がエグいシーズンです。しかも今年は親戚のお祝いとか友達の結婚式なんかもあるし、さらに出費が…。観たことないのにオチだけ知ってた映画を遂に観ました。「ユージュアリー・サスペクツ」(1995)集合写真左から・トッド・ホックニー爆弾専門。・マイケル・マクナマス寝てたら捕まったイケメン。銃の腕も良い感じ。・ディーン・キートン(冴えないベア氏)元悪徳警官→犯罪者へジョブチェンジして、自分の死を装って地下に潜った男。前科も普通に殺人とか、裁判で自分に不利になる証人も殺してたぽいとか、メンバー内ではまともそうに見えてもなかなかヤバイ。弁護士の恋人が出来て、ちょっとでも真っ当になろうとしている。死に際の「脚の感覚がないよ」はなるほどなるほどと言う感じ。・フレッド・フェンスター(ボスよりやべぇ奴なダリオ、結局何なのかサッパリなDJ)マイケルの相棒。俺は降りる！で案の定殺されてた。……っていう順序や経緯はヴァーバルの発言なんだけど、これは正しかったんですかね？・ヴァーバル・キント(幽霊戦に関わってしまったマーフィー船長、動機不明な連続殺人犯ジョン)五人組の中では一番小物っぽい、左半身が不自由。詐欺師。逮捕シーンも無かったけど、そういえばなんでこの人ブチこまれてたの？…が無茶苦茶鍵になる違和感の始まりだった。只物じゃない弁護士がついていて、検事とかにもツテがあるカイザー・ゾセその人。・クイヤン捜査官キントの尋問担当。元警察官のキートンが黒幕だろ？な？とこの思い込みが無けりゃなぁ…！・コーバッシュ船の炎上から辛うじて生き延びたハンガリー人の犯罪者。カイザー・ソゼの顔を知っている。・カイザー・ゾセ伝説が独り歩きしてる犯罪王。キント曰く左利き。敵対するギャングが自宅に押し入り妻子が人質になった際、躊躇わずまず家族を射殺、マフィアもその関係者も皆殺しにしたとのこと。・コバヤシ(ロレンス神父)真顔が不気味な「弁護士」の「コバヤシ」。カイザー・ゾセの手下。シャバに解き放たれたカイザーを迎えに来たので、物理的には実在するのは間違いない。・レッド・フッド本業なんだろうと思ったら、Wikipediaによれば故買屋とのこと。ヘロインがどうの～とか取引相手にするとかなりの厄介さ。まぁ実在してないんですけど。・イーディ(ローズばあちゃんのお孫さん)弁護士でキートンの恋人。やり直しつつあるキートンを見守る。後日殺害されて見つかったことが語られる。気の毒。信長は本能寺の変で死ぬ、的な大河ドラマの先の史実的な先の展開を話すと「ネタバレやめてください！」なんて言われることもあるらしいですね。それはそれとしてもう今更ネタバレも何もない、昔の大傑作なので一切配慮とかしませんけど、要するに、ヴァーバル・キントの話す5人組の計画と末路の話と、警察そのほかの人物の目線で追いかける話が、必ずしも真実に基づいた話とは限らないっていう仕掛けの物語。なので、キントの証言に出てくる話はほぼ全て嘘なんですよね(「弁護士彼女のために堅気になりつつあるキートン」は流石に真実かな？それすら怪しいかな？)。取り調べに使った部屋の張り紙や、クイヤン捜査官のマグカップの底のロゴからここまでリアリティある物語を語ったキント＝ゾセは口のうまさと言い度胸と言いやはり犯罪方面ではある意味最強の天才なんだろうな。敵の本丸でここまで長時間滞在して、全く疑われずに解放されたんだから。あくまでキントの話では面通しで出会った5人が組んでエメラルド窃盗とか色々やってたら、ゾセの手下のコバヤシがやってきて、5人はそれぞれこれまでの犯罪のせいでゾセと因縁があってボスはお怒り。これから指示仕事したら借りはチャラにしてあげるよってことで麻薬密輸船に積まれたコカインを船ごと葬る仕事をすることに…だけど5人の中でコカインと金を奪う計画に変更したら船にゾセがやってきて、隠れてたキント以外全員殺されて今に至る…という感じ。だけど実際は、警察が関わっていて客観的に事実だと言える、面通しで5人が接触したこととか、船の炎上事件とか、以外はすべて嘘の可能性すらあって、二回見てやっと「あぁ！」って箇所もちらほら。すごい。一回だけキントが左手を使ってるところがあるけど、これもまぁ敢えてチラチラッと反応見てみた感じなんだろうなとか、私も場所によっては三回見たんですけど、考察サイトなんかで初めて気づいた伏線すらありました。気付かないって…。物語をはぇ～と観てると騙されている間に終わるお話でした。
18Jan
- NCIS S10-16
  年明けの大変なお仕事その一が無事に終わり、今年はこの幸先の良さのまま、良い年になると良いなぁ！と思わずにいられません。「どうする家康」始まりましたね。出ている俳優さんに好きな人が何人もいるのでまだ1話切りはしていませんが、始まって早々背景が巨大なスクリーン？液晶？合成丸わかり、馬がCGなせいで駆ける場面がまるで10年くらい前の戦国無双のムービーシーン、なんかの鳥が飛び交うのもCG丸出しでなんかなぁという感じ(ここまであからさまに粗が目立つならこの遠景のシーンに鳥さんを入れなくても良いな)、家康の三河でのまぁまぁ良い扱いは昨今の研究を反映している感じがあるけど、火縄銃とか義元公の首級の扱いがあり得ない。他にも気になる所があれやらこれやら、…まぁでも突然RPGのおつかいリクエストが始まっちゃった「軍師官兵衛」の第一話よりマシかな。ちゃんと織田家は義元公の首級を礼儀正しく今川に返してますからね！槍投げ！ヒョーイ！蛮族かよ！戦国もの大好物なんですけど、なまじ知識があるせいでなんだかなぁ！なんだかなぁ！が続いて挫けそう。でももうちょっと、せめて三方原まではついていこうかな。どうでも良いんですけど、エイスケさんもとい、義元公が似た時代の鎧姿という事で私の中ではアッのぼうだ！でした。「検視官達の闘い」ダッキーやパーマー君が活躍しそうで既に面白いんですけど！水道工事業者は出迎える依頼人の態度でいくら吹っかけるか検討中。「2倍だな…」ってオイ笑350でどお？なんて提案した直後に絶叫されて、200ポッキリ！なんて、いくら高くても叫ばんってぇ……アッ後ろからなんか血がついてヘロヘロになった男が。作業用のバンに飛び込んでパイプの詰まり取りを飲み込んでゲロゲロ吐いて……嫌だ何これ…水道工事業者もこの家の奥さんも流石にお気の毒。パーマー君がマクギーに200ドル貸したのバッチリみられちゃって早速いじり倒すトニー。結婚記念日にコンサートチケット取ってあげたその代金みたいだけど、チケット取れるコネをメンバーで1人知らなかったことにショックなトニー。だってあなためっちゃ喋るもん…マクギーは作家先生だから、出版社のコネでチョチョイのチョイとかそんな感じじゃないでしょうか。チケット取るのそこまで難しいとも思わないけど、よっぽど人気のコンサートとか良い席とか？「おやつ持参！海軍将校が死んだ」遠足みたいな事言い出すボス。現場まで2時間かかるにしても、真顔でおやつって、…ジョークなのか真面目なのか判断に困るぅ…。パイプ詰まり取り飲んで死んだのはロス大尉。撃たれてるし手も骨折してるし、劇物飲まなくても数分で死んでたらしいけど、フラフラしてたのはあれ撃たれてたから？コイントスしてるのかと思ったら骨トスで運転手決めてる検視官組。末節骨の下方突起…なんでそんなもの持ってるの。どうやってDCに帰るか…高速もなー雪が心配だし裏道使うかーと出発した検視室のバンを追跡する謎の人物。、拳銃付き。死体積み込んでるの知って捜査機関の車追いかけてくるとか無謀じゃん？火曜はパーマー君が先にラジオ局選ぶんだって、師匠と良い友人関係築いてて微笑ましい。なんか変なのに追いかけられてるけど。ロス大尉は異様にIQが高くて海軍研究局で暗号とかなんか凄そうな研究やってたみたい。身寄りは無し。移動中ご機嫌でクロスワードに興じる検視官2人を相変わらずピッタリ追尾する不審車。ラテン派のダッキーとクラシック派のパーマー君。ちょっと意外。雪降り始めた頃突然のパンク。後ろに撃たれたんじゃない？マクギーのチケットのコネはイベント会社に勤めてるいとこ故。言えば利用されまくるって分かってたからですよ！私もそんな事だと思ったよ！突然のパンクは案の定銃撃。パーマー君にタイヤ交換させてる間タイヤの観察してるダッキーが可愛い。死体追いかけてきた不審者は、アンナの方はジッパー開けたら十字切る辺り程々の信心深さは持ってるの感じ？なんか探してるものは無かったらしいけど。プランB！ドライブ！となんか雑木林の中の小屋に連れ込まれるふたり。銃は出来れば他の者に向けて！で、ダッキーからパーマー君に銃口がシフトしたのはそれどころじゃないけどちょっと笑った。ダッキーが申し訳なさそうにしてるんだもの。小屋には見張りもいて謎のグループは合計3人？ギブスがそろそろ異変に気付いたから、拗れる前に助け出してくれると良いなぁ。ロス大尉に何があったの！？と高圧的に言われても、そんなん、それ調べるために遺体を持ち帰ろうとしてたの邪魔しやしたのおたくらだがね。ここで解剖しろって、断ったらパーマー君をじわじわ殺すそうな。物騒な連中だなぁ。お前は現場に戻れだの、お前は死体を持って来いだの、リーダーはこのアンナって迫力のある顔した人かな。ダッキー行方不明だってのに話を聞かずに先回りして大尉の車から出たデジカメのGPSで〜とのべつまくなし話続けるアビーに、いつもなら可愛いところだけど、今回はちょっとそれどころじゃないんだよなぁ。話がダッキーに向いた時にここぞとダッキーと連絡取れないんだよなと話題にできてよかった。ダッキーの携帯はともかく、パーマー君の携帯は電源切れててもバッテリー外さない限り、トリクル充電の痕跡で場所が分かるってのは分かるような分からんような。外されてて行方不明が確定して流石に異常事態を共有。ダッキーからパーマー君に銃口シフトしたマーカスが、パイプの詰まり取りでデロデロに溶けた内臓と凄まじそうな異臭にウエッと口元抑えてるのが可愛い。意外と血とか臓物には女性の方が耐性あるって言うよね。パーマー「なんなら皮膚をめくって見せてあげようか？」リンカーン「いい！」アンナ「十分よ！」マーカス「……………」言葉すら出なくなってたマーカスが、胃の内容物を披露されてついに飛び出してオボロロロ！！検視官にしかできない抵抗ですなぁ。残りの2人も思わずえづく気持ち悪さ。ダッキー達に快哉を叫びたい。アンナ「目を離さないで！」←自分は脱出リンカーン「外から見張ってて良いか？」←こいつも脱出マーカスは結局吐きにいったまま戻ってこないし、ダッキーの狙い通り追い出し成功。脱出するにも足は鎖で繋がれてるし武器もない…と悩むパーマー君に、武器よりももっと良いもの！この人だよ！と聞き様によっちゃとんでもないこと言い出しよるダッキー。好き。ロス大尉の経歴洗って凄いもの見つけてきた超特別捜査官のお手柄トニー。キューバから大金受け取ってたり、高校の図書カードとサインが別物だったり、20代前半あたりで何者かにすり替わられてるとか、これ今の経歴だけ見てても分かんなかったよな。ロス大尉(？)の胃酸で鎖を切ろうとしたり、意味をなさない補聴器応用して小屋の外を観察しようとしたり、確かに大尉そのものが武器代わり。パーマー「聞こえます？」ダッキー「臭いの文句を言っているよ」パーマー「！」扇風機オン！解剖が済んだら大尉と一緒に埋められそうになってる検視官師弟。やばい。顔認証ソフトで中尉の入れ替わりは間違い無し。士官学校の入学前の最終面接から2週間後の入学式の間に入れ替わったそう。10年も他人のフリして生きるって凄いな…入学時点から別人なら、なんとなく似てる？丸顔の黒人って事でそもそも友人も家族もないし誰も違和感覚えなかったんだろうなぁ。上官のアクセスコードで機密見放題のキューバのスパイ、それが士官学校時代から10年も潜伏してたとか作戦としてはかなり上手いことやってたんだなーこわいなー。2分後にショータイム！で最悪すら覚悟してお互いカッと見つめ合う師弟、名字じゃなく名前で呼びかけるダッキー、この2人の関係性良いなぁ。怯えてペラペラ喋る情けない若造と、呆れて嘆くベテランを上手く演じて時間稼ぎ。狙ったのは小腸のメタンガスと詰まり取りの水酸化ナトリウムと混ぜて作った即席爆弾への着火待ち。直撃食らったマーカスはほぼ即死。メタンガスって凄い。そして脱出。偽大尉に付いてた血の主は退役軍人のダンケル。手も血だらけあざだらけ、顔面にも思い切り殴られた痕があって、しらばっくれるメンタルが強すぎる。ダッキー達を案じるギブスのブチ切れと脅しが功を奏して、偽大尉が妻の中佐と不倫してたって吐いたけど、えっそんな理由？？？国家への反逆と全く関係ないクソどうでも良さそうな話にギブスも「なんなんだよ…」って感じ、分かる。クソ！って笑ていうか妻ってクリーブランド中佐？あの？浮気を問い詰めたら殺されそうになってもみ合いになった事故だったのはそのまま事実なんだろうな。ダンケルが身の潔白訴えるついでに大尉のことなんか知らない！女の趣味は同じだけど！機密とか知らない！ってなんか一言面白いこと言いよるなこのおっさん。山の中をヒョロヒョロになりながら走るパーマー君となかなか健脚なダッキー。心臓やった後のリハビリで健康的な運動や食生活のお陰らしいけど、何が幸運につながるか分かんないね。ステルス性重視！で懐中電灯消して道路に出ることにしたダッキー達。偽大尉のデジカメには公園の写真。スパイの元締めとの打ち合わせの下見してたら不倫相手の旦那の凸くらって撃たれて、口を割る前に自殺した偽ロス大尉の死体を元締めの一味が奪ったっての、さくさく当たり付けちゃうのギブスだなぁ。暗闇の中で鳴り響く無茶苦茶な銃声にヒッ！となりつつも、たまたま飛んできた拳銃手に立ち向かいたいとなけなしの勇気奮ってドヤ顔するパーマー君がいじましい。本当面白い師弟、あとちょっと頑張って。もんどりうってどうしたのかと思ったら、石の上で足グニっとやって挫いちゃったダッキー。よりによって…！ダッキー「平均して1日に2万3000人が足首を捻挫してる！真っ暗な森を歩いたりしなくてもなー！」うん今そう言うのいいからー！吹替声優さんの妙もあっていつもへたれてるのに師匠がダメになると途端に頼もしくなるパーマー君が本当いい感じ。見捨てろと言われても即答で拒否。パーマー「先生、誰よりも尊敬してるからこそはっきり言わせてもらいます。ガタガタ言うな、僕は離れない！」迷うことなく師匠おぶって真っ暗な山道踏破しようなんて良い人だわぁ…かくありたい。心臓で倒れた時もそばについてて本当に感心したもの私。ギブス達がやっと現着、まぁ犯人一味もダッキー達もいる場所把握はできてないけど。マスケット銃でしょ？と揶揄されるくらい昔だけど軍事訓練受けたダッキーとFPS？ブラックオプス2でプレステージ6周達成したパーマー君、どっちの腕もまぁまぁ心配。狩猟小屋で偽大尉と犯人の死体を発見したギブス。大尉の足のR9はルール「常にナイフを忘れるな」…鹿の剥製に刺さったメスの方向へ逃げたかも…って流石に森でコンパスもってる訳でもなく、メッセージ性はともかく居場所の正確性には欠けるのでは。案の定作戦だったけど別行動で、若いのに置き去りにされたか弱い老人演技でリンカーンの一本釣り完了。「6周か…悪くない。だが俺は7周だ」どや！若者の間では銃の腕のスコアの目安にでもなってるんですかね。ウワァー！！！と叫びながら飛び出してきたパーマー君が弾切れまで乱射して始末。先生餌にしたギリギリの正当防衛だけど、人殺したショックで固まってるパーマー君。悪いことした訳じゃないけど、分かる。まぁでも撃ちどころが良いのか悪いのか、何発も当てて撃ちまくった割に生きてて、更にあわやと言うところでギブス達も駆けつけてリンカーンを生捕りにしてくれて、パーマー君にとってはすごく良かった。アンナはその場は逃亡して、後日ロッカーの鍵を頼りにスポクラにやって来たけど、残念それはパーマー君のロッカーの鍵！「これかい？」でギブスのチームと検視官師弟揃い踏みで余裕の笑みを浮かべながら逮捕。鮮やか〜！検視官にスポット当たってる話、昔のパーマー君の回も良かったけど、今回もすごく良かったな〜。
07Jan
- イントゥ・ザ・ストーム
  「イントゥ・ザ・ストーム」(2014)映画館行ったんですよねコレ。愛すべき陽気なお祭り野郎は生き残るってオチまでしっかり覚えてました。パンフも実家にあります。えっ、もう8年ちょい前なの！？そして「ホビット」三部作が2012～2014だったことにも衝撃しかない。そんな昔だったっけ？ついこの間じゃなかったっけ？？怖い！！・ゲイリー・フラー(トーリン・オーケンシールド、交際相手に罪を擦り付けるクロード)シルバートン高校の教頭。事故で妻を亡くして、育てている息子二人との関係を試行錯誤中の父親。地味に運動神経良いし、強風に巻き上げられて身体が横倒しに浮いても、両腕で捕まって自分とアリソンを救える程度にはフィジカルエリートな気がする。あわやという息子の所に駆けつけ、命を救った。・アリソン(フォックスリバー刑務所の医師サラ)愛娘を母親に預けて竜巻追ってタイタスのグループに参加して転戦する気象学の博士。予報が当たらずクビ宣告。なんとか生き延び、娘の所に帰ることにした。・ピートストームチェイサー。戦車みたいに対竜巻に全振りして強化された「タイタス」を駆って、竜巻が起こりそうなところに駆けつける。最近は予測が外れてなかなか特ダネ取れない。いつか竜巻の目が撮りたい。地下水道に逃げたアリソン達を守るためにタイタスで壁になった所力及ばずタイタスごと巻き上げられ、目の中から大気圏かな、はるか上空へ到達・落下。亡くなったらしいけど、せめて最後に見たかったものが見られて…という。・ドニーゲイリーの息子で高校3年生。卒業式(※アメリカの高校は4年制)のビデオ担当なのに片思いの女の子に良いところ見せようと製紙工場に同行したせいで、竜巻に気付くのが大幅に遅れ、あわや死にかける。・トレイゲイリーの次男でドニーの弟。兄に代わって卒業式のビデオ撮影することになった。兄が行った先を知ってるし、なんならちょっとけしかけた。母親とモメた直後に母が事故死したことをずっと後悔してる。・ケイトリンドニーの片思いの相手。インターンの為に必要なレポートが消え、大至急書き直しの必要が！でも機材も時間も！とウワァ！！となってたところ、ドニーの援助申し出を受けて製紙工場でリポート動画を撮影しに行く。あわや死にかける。・ダリル・ジェイコブ・ルーカスタイタスのメンバー。たぶんみんなカメラマン。怖いしもうやめよっかな…ってジェイコブをダリルが励ましたことが裏目に出て、ぎりぎり近くで動画を取ろうとしたジェイコブは火炎旋風に巻き上げられた。・ドンクおバカなYoutuber。仲間と一緒に危険な動画を挙げてウェイウェイ楽しんでる所、タイタスを見つけて追いかけてきた。巻き込まれてダメかと思いきや、木に引っかかって生存。なんて豪運。流石に竜巻に巻き込まれてみた(仮タイトル)動画はそれなりにバズるんじゃなかろうか。助かったことを感謝するでもなく、これで再生数爆上げ間違いなしだとウェイウェイ騒ぐ当たりブレねぇなぁ。プールぶっ壊しやがって！！！とブチキレてるママがいる。・リービスドンクの仲間。ドンクもそうだけど多分こいつらまともに働いてないな。・チェスターさんわんこと一緒に暮らす、フラー一家の顔見知りのじいちゃん。乗ってた車が強風で傾いて非難しそこねていたところをゲイリーに助け出され、わんこと一緒に生き残った。タイタスのカメラと、ドニーのカメラ、トレイのカメラ、ドンクのカメラを通して観た、竜巻に襲われた一般人の暮らし…みたいな映画。客観的な視点の方が多いかな。トレイが校舎に逃げ込んだ後の学生たちの混乱やら、校内に吹き込む風雨やら撮影してるところが一番この身に想像しやすくて臨場感があった。どうせなら全編だれかのハンディカメラのみの方が面白いかもとは思ったけど、やっぱりハンディだけだと一人称視点ばっかりで何が起こってるかサッパリだろうから、このくらいのバランスがちょうどいいかも。ただまぁジェイコブが焼死するあたり、よく考えたら呑気に撮影してる場合じゃないだろとは思ったけど。竜巻のリアリティとか強風の説得力なんかもなかなか良くて、そりゃ元祖竜巻のツイスターの方がストーリーなんかも色々としっくりは来るんだけど、制作年代の違いで竜巻の真に迫る危険さをヒシヒシ感じさせるのはこちらかなと。ラストでなぎ倒されてほぼ平野になった元・住宅街なんか見ると、毎年何かしら被害が出てる実際のアメリカの竜巻にも、巻き込まれた人には一つ一つこんな映画みたいな物語もあったのかなと思いました。それなりに面白いので、何年かに一度視聴するとまた新しい気持ちで楽しめる映画です。頻繁に観ても何度見てもFooo！！となるのはやっぱりパニック映画よりはバトルシップみたいなやつかなって。
04Jan
- NCIS S10-15
  カレンダー通りの弊社、もう休みラストです。名駅もまだガラガラだろうな。「生と死」逃げるクロウを追うサイクス達軍人さん、何事かと思ったら、訓練中の順番争いか。……えっ、トップ走ってたクロウ、急に鼻血出して呻きながら転落しちゃった…こりゃ助からないな。ギブスの部下3人組が警戒してるのは海外出張帰りの臨時局長殿クレイグのお土産。インドネシアのワイルドボア・ブレンドなる苦すぎるコーヒーはトニー曰く「危険物質」「カンチョープレイ」…ボンボンらしからぬお下品なワード。なんだろカフェインキツすぎてお腹下すとかかな…。レオンは2ヶ月休んでるそう。まぁあんな事あった後だし、急にママとの別れを迎えた子供たちもいるから1人残った父親がそばにいてしばらくは支えてあげないとさすがに気の毒だから、家庭人としてやれるだけのことをやっているし職場もそれを受け入れているって事かな。副局長は(ギブスより)とっつきやすく、(立場上)しっかり話を聞いてくれるギブスの部下3人相手にいろんな雑談をするのが日課みたい。嫌がらないで聞いてあげて。トニーも副局長は特別な友達作るべきとか言わないであげて、あの人胃がぶっ壊れそうなストレス抱えてそれなりに出来る限り頑張ってると思うよ！あの派遣の子はー？なんてトニーが適当に挙げた子は既に世間話するレベルに副局長のお友達。映画オタクの副局長、「これでも下らん雑談をして部下を下痢させるだけの男じゃないんでね」ウワ全部聞いてた！笑レオンはまだ休暇中。劇中でどれだけ時間が経ったかわからないけど、イーライと妻が殺されたダイニングルームは調度全てが撤去されて、家の一角がさらに物寂しい。遺品整理中のパパを子供達が心配して見にきたけど、ジャクリーン名義の銀行の明細と鍵はレオンも知らなかったものなのかな？亡くなった妻の口座、やっぱり故人でも簡単には開示してもらえないのか…奥様のサインが〜ってその奥様事件に巻き込まれて殺害されたんですよ。言えば割と状況変わる気がするけどこの感じじゃ行員には説明してないのね。鍵はやっぱり貸金庫のもの。貸金庫は鍵持参してるレオン一人でも中身見てOKとの事。中身は結婚証明書にヴァンス夫妻の写真が入ったロケット、細々した宝飾品に、弁護士事務所の書類、ゴムで止めた謎の現ナマ、最初の2〜3点はめちゃくちゃ微笑ましい愛の思い出だけど、きな臭くなってきたな…？？ギブスのチームはクロウ兵長の急死を捜査中。10代の頃は札付きのワルが更生してヴァージニア工科大をトップ卒業、海兵隊では文句なしの高評価を受けるまでに。母子家庭で住宅ローン滞納する母のために何千ドルも何度も仕送りできたのは謎の収入があったの間違いなしで、更生して立派に社会参加してるとは言え軍歴通りのクリーンな青年じゃ無かったのかも。一緒に走ってたホランド一等兵が上官に内緒でギブスに、クロウ兵長が闇ファイトクラブに出入りしてたの、黙ってられなくて告げにきた。今回は明らかにレオンメインの回だから、事件の方はまぁそれなりになるのかな。銀行も弁護士もジャッキーの死を知らないから、当たり前の仕事をしようとすると生存前提で話されるからレオンの気に障っちゃって、辛い。弁護士に依頼してたのは財産の分割。事情を知りたいレオンと、ジャッキーさんとの契約にないからお話しできないと突っぱねる弁護士。どっちの立場も分かるけど、これはもう判決かなんか無いと開示要求も出来ない高度な守秘義務になるのかしら。妻の話なのに。レオンって、子供達の友達の親御さんとも電話すぐ掛けられるくらいには育児参加してたのなんかすごい。偉いし多忙なのに。全身ボロボロの兵長。ファイトクラブ候の大怪我に、縫合したばかりの新しい傷、割れた爪、最後のファイト相手が容疑者になる感じ？違法だけどある意味お互い様だから、殴って打ちどころが悪くてその後何時間も経って死んだとか言われても、大変相手もハァ？？って話な気もする…。子供のお迎えをママ友にお願いして、レオンたらヒラ捜査官の席に混じって仕事しにきちゃった。まぁ、ぢっと家に居るよりは気分転換にはなるのかな…？果物の流通業？の倉庫がファイトクラブの会場だったけど、取り敢えずオーナーのルーベンは知らず、動画に残ってた百貫デブのチャッキーは確保。チャッキー曰くクラブで戦ったのは3ヶ月前が最後で、兵長はもう辞めてたそう。お金まだ必要だろうに。ホランド一等兵が見送った件は行き先が違ってたのかな。それにしてもヴァンス捜査官、ノーネクタイでなかなか良い感じ。「クワンティコの友人」からの情報で、ホランド一等兵がクロウ兵長との喧嘩で懲戒対象になりかけてたとか見つけて来るあたり、一介の捜査官のコネじゃなくて素敵、持ってるカードが流石局長というか強すぎる。死後30分経ってから通報したのもホランド一等兵。救命措置してもダメで怖くて通報できなかったのは、まぁ心情としては分かる。現場入りして尋問室でも同席して、若い頃こんな感じで現役バリバリだったんだろうなぁレオンも。アビー「局長さんは？ボスとコンビ組んでブイブイ言わせてるってきいたー」ギブス「全然ブイブイしてない」クロウ兵長の刺し傷はデルタダート類似品？とのこと。なんだろう、海兵隊の装備品？縫ったのも自分でやったみたい。ますます謎。トニーがレオン宅の玄関から動かないのは、母親を亡くした昔の自分みたいな子供にどう接すれば良いかわからないからかと思ったら割と単純に子供が苦手だからだそうな。映画マニアの少年とは(最終的には)良い感じに意思疎通できたのに笑レオンが帰宅拒否はじめる勢いで残業するのをメンタルケアって言うかお話聞くのはギブスの役目。上司でもなく部下でもなく、同じような経験をして程よくほっといてくれるってこれ以上ない適任よね。自分の知らない妻が貸金庫借りてた事が疑問でならないし答えが欲しいレオン。弁護士雇って財産分割協議書作って大きな買い物して云々あれこれ止まらないレオンに「君を愛していた、それだけで十分だ」「帰れ、帰って子供を抱きしめて、大好きだと言ってやれ」もうさぁ………(´；ω；｀)どちらの妻の亡くし方も悲劇でしかないけど、レオンにはまだ子供達が居るだけよっぽど生きる目的があるじゃない。普通にしろってジヴァに「お願い」されたトニーは、ピザのケース頭に被ってジョーズの鮫がケイラ達を追尾。キャーキャー子供達が楽しそうで、子供嫌いっていう割にツボ心得てて良い兄ちゃんだわ。何か壊れたらどうするの！と怒るジヴァはママみたいだ。子供達がきゃっきゃしてるから帰宅したレオンも嬉しげ。あんまりないパパの顔だわ…。ジヴァから謝罪されたい訳じゃないから難しいけど、ジヴァもジヴァで自分の父親絡みで妻を失う事になった局長に何か言わずに居られないのは、そりゃそうだよなぁって感じ。トニーもその辺心得て敢えて2人きりにする気の使いっぷり。いやぁ本当いい男。事件の日、武器庫から訓練後何か持ち出してたホランドがいよいよ怪しく宿舎にガサ入れしたら……アッ風呂場で死んでる。ホランド一等兵の死因も暴行受けての脾臓破裂からの出血多量。部隊にはあと3人、同じような骨折等の大怪我で治療受けてるみたいで、誰が怪しいかさっぱり分からん私とは違って即上官！とチェック入れるレオン。アフガンで弟軍曹亡くしたベテランのエリス大尉。弟は簡易爆弾の破片が刺さってボコボコで発見されたらしいけど、傷がクロウとホランドのそれに酷似。大尉は自分の部隊に拷問して、鍛えてるつもりだったらしいけど……んんん？分かるような分からんような動機だわ。やりすぎてうっかり2人死にました、3人は大怪我で済んだけどネ！みたいな？うーん……。シャノンが生前、派遣から戻った時ギブスの死亡保険を増額した話をレオンにするギブス。同じようにジャッキーは、9ヶ月前のNCISの爆破直後に弁護士雇ってまさかの事態に備えてたのは、そら子供抱えて何があるか分からんと実感したら何かしらするのは当然かも…？レオン「先に死ぬつもりでいた。そうなるべきだった」ギブス「そうならないのが人生だ」レオン「こうして残された。君も残されてこの地下室で独り、人生を削りなおそうとしている。私は…」ギブス「可愛い子供達がいる。君を愛して、君を必要としている。レオン、君はこれから先も毎日生きていかなきゃならないんだ、独りで」すっかり気持ちが上向きになってギブスの地下室を笑顔で後にするレオン。副局長殿もいつでも海外出張する用意整えて仮住まいを心得てて局長椅子を維持してたし、これでまた元通りの体制になるかな。
01Jan
- NCIS S10-14
  明けましておめでとうございます。私は今更親戚の子向けにプラスルとマイナンとミミッキュを描いています。本年も皆様にとって健康で幸せな一年となりますように。「沈黙のハッカー」カーンの出勤を邪魔する新しいメンテ担当は…マクギー。なんかの潜入系かぁ。そっち行きました！の先にいるホームレスはまさかのギブス、中身スッカラカンの話をしてるイマドキ女子はジヴァ、見た目に油断して突然ジヴァを人質にしたけど、ゴミ箱の中に潜んでたトニーがよっこらしょと上から釣り上げたらジヴァの左ストレートが炸裂。カーンって何者か分かんないけどこれだけ見たらちょっとオーバーキル気味でお気の毒？？カーンは司令室にハッキング仕掛けた張本人らしく、更にその上のNo.1ハッカーが黒幕で逮捕すべき悪、って事みたい。ケヴィンは…NCISのテクニカル担当？パソコン使えないんだけどォー！！って癇癪起こすトニー。素人お笑いショーで髭を生かしてテロリストネタで笑いを取るのが鉄板らしいけど、それ面白いんですかね。カーンにブチ切れるギブスは、ハッキングのせいで潜入捜査中のハント捜査官の正体がバレてなぶり殺しにされたから。あぁ、ギブスが怒る事件のタイプ…。グアンタナモ送りにしちゃえ！UPアドレスなんて言うからまたボスの例のパソコン音痴のアレかしらと思ったら馬鹿だと思わせたくてのわざととの事。マクギーがカーンのパソコンを覗こうとしたらMIT卒の仕掛けが発動して煙が出てお釈迦。あーあ…。カーンが裏切ったニューヨークのテロリストはグアンタナモなう。ブチ込まれたら命が危ないのを恐れるカーンの為にグアンタナモ行きのフライトを空軍に協力してもらって演出。えー大丈夫なのー？？と不安げな臨時局長。煙が出たけどパソコン解析中の様子を録画してたから、壊れる前のパソコンに住所がチラッと映ったのを見つけて凹んだアビーも復活。その倉庫に行ったら爆弾作ってた管理人がエボラで死。グアンタナモ送りよ〜！内心キョドってるカーンにニヤニヤしてるジヴァとトニーが本当いい顔してる。クレイグ臨時局長は初のエレベーターチャレンジで挙動不審に。曲がりなりにも「局長」なんだから、ギブスの邪魔にならない程度にもう少しドーンと構えて欲しいな。なんか頼りないのよね。代理だって分かってるからかやたら周りの顔色伺うし。カーンは輸送機の中でビチャビチャに吐き戻してるけどまだ強がりやめないのはある意味すごい？副局長殿はアビーにドン引きせず会話してるくらいだから、それなりに面識あるみたい。まぁ所属ごと異動した訳じゃないしね。でもアビーのボーン！な謎のヘアスタイルには疑問を挟まずにはいられないよう。蜜蝋、生姜、無鉛ガソリン、見た目以上にひどい匂いだから、部屋に入った瞬間にえ何？？となるんだろうなぁ。アッやっぱり普通の人だ、常識人だ。管理人のエボラは不良品のエボラワクチンによるもの。エボラ使った爆弾を作ってたみたいだけど、結局ミスで死んだ？？みたいな？？クレイグ臨時局長、胃が弱そうな顔してるなぁ。トニー達の言動をすごい気にしてるのに、グアンタナモ入りなんか出来るわけない！の強がりと軽口をやめないカーンはねんねの時間。あんなに適当にブスッとやっちゃって大丈夫なのかしら。アビーがヒール込みで大きいのかと思ったら、ケヴィンがかなり背が低いみたい。エボラ爆弾になってる小包は出荷済み、集荷に来た運送便のバンはGPS積んでてそこは安心だけど、一歩間違えたらDCじゅうがエボラに汚染されるかもな事態になってて………これはどこまであのカーンが噛んでるんだろう。目が覚めたカーンは自分がブチ込まれたのがグアンタナモだと察して弁護士が〜！！マスコミが〜！！なんて猛抗議するけどまぁ強がりが崩壊してて最早キャンキャン吠える子犬みたい。壁の向こうから聞こえてくるアラビア語の怒鳴り声をジヴァが半笑いで訳してくれて、余計にカーンを絶望に叩き落としてていい感じ。ジヴァ「他にも色々言ってるけど、私レディーだからはしたなくて訳せない〜」トニー「^^」いい線言ってたのに、あれこれ輸送機使ったり基地に入れたりしてるのが問題になって軍人さんが「基地司令官がお呼びです！」と来てグアンタナモじゃないってバレちゃった。これで逆にもっとヤバい所だったら調子乗り出したカーンに笑うけど、どうなんでしょ。部外者カーンの監視名目で117号に入れられてるトニー。カーンからプロっぽいグランジロックに関する考察聞かされて、カーンの人柄のありふれたいまどき感とテロリストへの協力とが結びつかない不思議でカーンに興味持ったみたい。金と力と達成感ってのはまぁ分からなくもないけどねぇ。とそんな話してる間にここでもセキュリティに異常発生。機関銃の音まで聞こえて来るけど無線通じないしカーンもいよいよエッマジかよ！！な顔になってきたわ…流石に飄々としてた捜査官がマジかよ！な顔してたらそら信じるって…これまで自分がいろんなセキュリティ突破して混乱起こしてきた自覚はある訳だし。基地の方は飛び出した囚人が銃奪って軍曹殺してトニーの足も撃って大暴れ。カーンはドン引き通り越してもう完全に怯えの方にシフトチェンジ。そんな間にもエボラ爆弾の方は案外あっさり解体完了。ジヴァ「逃がしてくれるってよ！カーンさえ渡せば」「試す価値はある！」トニー「乗った！」カーン「なんでも話す！！」口を割らせるための過激な作戦なのかガチのピンチなのかどっちなんだろう。連絡手段喋ったら同じくプロのマクギーから指摘が入ってさらに深い事喋ったところでピュッとボスの指笛。そしてネタバラシとカーテンコール。お芝居でよかったよ本当。アラビア語の怒鳴り声はケヴィンの声録音してたそう。まぁ窓塞いでドンドンやられたらそれどこじゃないから気付かないかも。ギブス「飲んどけ」クレイグ「フン胃薬か、手遅れだがありがとう」カーンの弁護士は被疑者移送後の「手違い」で、ドーニーがノーフォークまで連れて行ったそう。「手違い」なら仕方ないネー！今回はエボラテロも回避してハッカーの親玉に繋がる情報もゲットできたから、臨時局長殿も少しは安心出来るんじゃ。ギブスのチームの結果は出すけど時にやり過ぎてるのに一喜一憂してるようじゃまだ局長はできないね？みたいな。本人も自覚してるけど。めでたしめでたし！
30Dec
- NCIS S10-13
  弊社カレンダー通りで休みが少なくてなえぽよです。えっ、死語？iPhoneメモ帳からデータが消失した分。たまにあるんです…うっかりヒョイっと…いらんことしなければそっくり復帰できるんですけど、やっちゃったどうしよう！？でバタバタ触るともう復帰できないという。この話アビーが主人公だったって事と、あらすじしか覚えてない…「アビーの初捜査」海兵隊の兵長チャドと民間人のライラが車の中で死亡。双方の父親同士はクッソ不仲なんだけど、チャドの従兄は二人が交際中で駆け落ち決心してたとか証言。そんな二人が道路から転落して大破した車内から発見されたんだけど、どうもライラの方は転落する前にもう殺されていたみたい。回想の少女アビーが廃車から見つけたぬいぐるみを「事故に遭ったのにぬいぐるみまで失くしたらかわいそうだ」って子供故の純真な善意から持ち主に返そうとしたけど、ぬいぐるみはリッキー少年の父親と不仲の祖父からのプレゼントだったらしく超有難迷惑にされてなんかショック受けるところとか、せめてもと自分のウサギのぬいぐるみをリッキー少年にあげたやさしさとか、要所要所では印象的なお話なんだけど、オチはまぁ普通。チャドの従兄のブランドンが、預金かき集めて新天地に旅立とうとしたカップルの全財産を、自分が経営する怪しいエネルギー事業への投資やらなんやらで騙し取ったのがバレて通報されそうになって口封じに殺したっていうまぁよくある胸糞人でなしムーブかましたっていうだけ(だけって言ったらアレだけども)の事件でした。事件そのものより、少女アビーと今のアビーがいろんな人に囲まれて大事にされてて良いわぁ～って感じだわ。恒例のギブスからのほっぺたちゅ！も勿論アリ。眼福や～。少女アビーはゴスっけないツインテールの可愛い女の子。オーバーオール着てる少女時代があったことにちょっと衝撃。ただまぁ超初期に本人が言ってた通り、ルカを引き連れて廃車置き場に侵入して勝手に調査してる化学好きな変わったお嬢さんではあった。普通に子供の頃のルカと一緒に出てきて、アビーの経歴の時系列が私の中でさらによく分からんことになったけど、赤ん坊の時に養女になってるのかな？。ルカもシュート家の養子で、カイルは他所に遣られた血のつながったアビーの双子の弟だったよな。うん。アビーをマメに気に掛けるマクギーも素敵だし、アビーを見守るギブスも素敵、良かったです。原題ヒットエンドランもまぁ…少女アビーの初捜査！の方がカワイイ感じあるな。あんなことがあったからイスラエルに帰ったジヴァが当然のように働いてて、リアルに劇中の経過時間が気になった。
28Dec
- 幸せのちから
  大掃除しなきゃ…年賀状は…まぁ元旦でも最悪良いかな…「幸せのちから」(2006)・クリス骨密度測定器のセールスマン。レントゲン+α程度でしかないこの骨密度測定器はほぼ売れず、販売のエリア独占権ごと買い取ったクソ高い「革新的な機械」の在庫の山を抱えて日々のローンにも苦しむ毎日。なんなら税金も滞納してる。ルービックキューブが得意だったことで人生が変わるきっかけになった。ディーン社の面接は、留置所からペンキまみれの格好で参加。・クリストファークリスの一人息子で、親が働いている間はゴチャゴチャしたチャイナタウンのまぁまぁ劣悪な託児所に預けられている。キャプテンアメリカのソフビ人形？が宝物の5歳児。・リンダクリスの妻。金がなければ隙間風もそりゃそうだろうなっていう夫婦。ガードナー家の財政はほぼリンダのパートの給料で辛うじてなんとかなってる。全く稼げない夫に愛想を尽かして子供と一緒に出ていくつもりが、クリスが断固手放さず、最終的には一人で出ていった。・トゥイッスルディーン社の人事のお偉いさん。自分を売り込みに来たクリスに(そんなのが沢山いるんだろうな)あんまり興味なかったけど、タクシーに乗り合わせる間にルービックキューブ完成させたので興味を持った。・フロームディーン社のお偉いさん。クリスに借りた5ドルはちゃんと返してくれる。研修最終日、面接時とは打って変わって良いシャツを着てきたクリスに、明日も良いのを着てきてね、君の初日だから、とかなんとかアメリカぽい気の利いた採用通達。・骨密度測定器レントゲンに毛が生えた程度の高い機械で、医者にもあまり興味を示してもらえない。ヒッピーとかホームレスに盗まれたけど、何とかクリスが取り返した。何年もかかったけどこの度何とか完売。滞納した税金とか支払えた。タイムマシンの類ではない。・真っ赤なフェラーリ乗りの紳士株の仲買人は学歴がなくともリッチになれるとクリスに天啓を与えた。クリスとクリストファーがリアル親子なだけあって、余計にこう、一心に父親を頼みについてくる息子の健気さが胸を打つところもあったなぁと。近現代が舞台で実話をもとにしたってのがまず、すごいです。日本だと立身出世で有名な人物って言ったら、秀吉・家康なんて日本を支配するレベルから、中部だと御木本幸吉さんとかすごい企業の礎を築き上げた人とか探せば何人もいるものですけど、地べた這いつくばって来たところから飛びぬけて富貴の身になったっていうとあんまり思いつかないところ。もはや歴史すぎて自分には全く縁がないイメージ。一方で、このガードナー氏みたいにろくな学歴もなく、一時子連れでホームレスにまでなってた人間が証券会社でエリートに交じって働いて、しまいには会社まで興して裕福な人物としても有名になるって、アメリカン・ドリームってこういうのかぁ。今のポジションからでも努力次第でここまで勝ち上がれるって実際の人物が同時代に居ると、なるほど頑張ろう成り上ががろうってメンタルになっていくのも分かる。こういう系の話あるあるで、モデルになった人物がラストにさりげなく出てくるのも良い。実在のガードナー氏、立派な体格の紳士なんですね。黒人の低所得層だっていうので余計にステータスが下方修正されがちなのでしょうけど、アメリカでもどこでも、母子・父子家庭がハードモードすぎて居たたまれない。無理やり別れた妻から引き取った幼稚園児を連れて、お金が無くなってアパートも追い出され、教会の保護シェルター暮らしはまだしも、ホームレスせざるをえなくて時には駅のトイレで寝泊まりした時の父親の、辛くやるせなくみじめだけど息子を決して投げ出さない決意、どうにもならない八方塞がりな現状やら追い詰められる気持ちを考えると、なんかもう身につまされて、本筋と違うところで妙な共感して泣きそうになった。アメリカって税金滞納して家賃を滞納してそのままうっかり家を失うと即ホームレス一直線なんですね。そりゃ家を失ったらホームレスですけど、何があってもともすると直滑降で教会に並ばなきゃその日すら越せないってのが痛ましいなと。日本でぬくぬくと、まぁ正社員で定職にも付いてるし、僅かばかり貯蓄やら両親の持ち家の実家もあるから、失職したその日にアパート引き払っても転がり込む場所もあるしホームレスって事には流石にならんだろう自分の立場が恵まれてたんだなと気付かされた気がします。正直クリストファー君自身の福祉の為には、里子に出すとか、そもそも無給の研修生してる父親の許じゃなくて義兄弟のレストランで働けることになった母親に引き取られた方が、トイレで寝泊まりもするホームレス生活よりはもうちょっといい暮らしをさせてあげられるかもしれないこと考えると、客観的には息子に執着して手放さず、自分が子供の頃味わった親に捨てられるような経験はさせないっていうのもまぁクリスのエゴではあるんだけど、それでも息子の存在がどん底でも歯を食いしばって生き抜いた原動力そのものになったんだからなんとも言い難い感じ。クリストファーが居なきゃ、この父ちゃんどこかで野垂れ死んだり、なんか悪いほうにあきらめて流れたり、少なくとも良い就職するぞ！と上向きのモチベーションは保てていなかっただろうな。本採用告げられて、あくまでも何でもないようにうなずくけど、口元をキュッとして目を赤くして涙目になってるのが、すごくこう…良かったなぁ…！！！って。くたびれてる時に見ると、辛いシーンでも嬉しいシーンでも涙目になって、年とったなァと実感させられます。
22Dec
- フライト・クルー
  昔から上顎の皮膚？が弱くて、サックサクのとんかつとかエビフライ食べるとズタズタになることもしばしば。タルタルソースとか味噌タレでふやかしてから食べないとエライことになります。そして今回は、評価高めのさーたあんたぎー(でかめ)かぶりついたらやられました。大口開けたときに乾燥していた唇が裂けるおまけつき。儚い…。「無敵」に負けて流血したけれども、油こくなくて、甘さもくどくなく、お味はとてもおいしかったです。WOWOWの、乗りたくない飛行機みたいな特集企画の中で、一番面白そうだったもの。ロシア映画って思い返してもあんまり観た記憶ないなぁ…配給の関係もあるのかな。ロシアのスターも殆ど知らないので、とても新鮮な気持ちで見られました。「フライト・クルー」(2006)・グシチンややアホっぽいけど悪い子じゃない。パイロットとしての腕も目も反射神経もかなり良く、変な所飛んでたトルコ機との衝突回避してなんやかんや怖い上司のジンチェンコにも認められた。若さゆえの純粋さと言うか正義感あって直情的に動くあたりは、立場が先に来て歯がゆい思いをすることもしばしばなジンチェンコも少し羨ましく思うほど。パパは民間航空会社のお偉いさん・ジンチェンコ(シディロフ)当たり厳しいパイロットで、採用時にも超高度な技術を要求。訓練生採用のグシチンの監視役。シュミレーターで墜落事故起こしたグシチンを不採用にするも、シュミレーター上の同様のトラブル回避が自分ではできなかったことでしゃあねぇと仮採用。離陸フォー！！！となって急上昇しがちなグシチンへ乗せてるのは乗客、乗務員への態度もけしからん、と大変ごもっともで常識的な指導。息子に悩む常識人。・バレラジンチェンコの不肖の息子。受験を控えているのに不良化が止まらない。いまの自分に鬱屈して腐ってる。どうでもいいけど、ロシアっぽい名前なんですかねこれって。愛称とか？・アレクサンドラ「まとも」な仕事をしてるらしい美女。男社会で戦うパイロットだった。ジンチェンコが認めるレベルに腕前は良いみたい。・アンドレウちょっとチャラいスチュワード。ヴィクトーリアに声をかけ続けるも何度もスルーされてる。・ヴィクトーリアチーフパーサー。アンドレウをあしらい、パイロットのグシチンにはうっとり。パイロット狙いで客室乗務員の中では有名。・リアン英語の実力見込まれて、ジンチェンコに息子の家庭教師を頼まれた。何故か「筋トレ」に付き合ってた。・デブの大将知人の娘の結婚プレゼントのため、過積載をスルーして車2台を積み込ませる。嵐の中輸送機は案の定墜落直前、災害の支援物資捨てろと命令したけど無視されグシチンに車を捨てられ、ブチ切れてグシチンを除隊させた。車のついでに100キロくらいありそうなこいつも落とせばよかったのに笑グシチンを見直したりやらかしにアチャー！となったり、妻への今日の土産話な話題が訓練生の話になるくらい、なんだコイツ！と第一印象最悪だった彼をなかなか気に入った模様のジンチェンコ。若いグシチンに興味持ったり好感持ったりする半面で、家に帰れば(バカ)息子にがっかりさせられて気の毒。親の期待を悉く裏切るのはまぁ、難しい年ごろに加えて一人息子だから余計に親の期待が重いとか、親に理解されずに鬱屈してるとか色々あるんだろうな。紛争地域から、現地民見捨てて出発せざるを得なかったときはしぶしぶジンチェンコの指示に従ったグシチンだけど、実はこの件はジンチェンコとしても当然気持ちいい決断じゃなかったようで(逃げ遅れた一般人がことごとく射殺されてるんだから胸糞悪さもひとしお)、これも後々、会社に反抗するのに効いてくるのはベタながらも良い。逃げる現地人が革命軍？に次々射殺されてるのが、アメリカ映画にはないエグさだなぁって。グシチンに影響されてか、会社に対して自己主張し始めたジンチェンコは懲罰人事で一か月、チャーター機の操縦させられることに。信頼できるスタッフとして呼ばれたのがグシチンとアレクサンドラ。と、ついでに受験前の大事な一か月を、しつけ直しの為かパパに連れていかれるバレラ。そんなとき小さな火山島で噴火発生、このままじゃ取り残された人間全員死んじゃうので、会社の命令無視して助けに行こうとジンチェンコも考え出すのが、なんか良いな。カンウー空港はもうどえらいことになってて、長い滑走路は使えなくなってるわ、無理やりとんだ他機が案の定離陸直後に墜落するわ、避難民のバスがまだこないだの、次から次へトラブルばっかり。この映画次から次へとトラブルばっかり。面白いけど。ジンチェンコ・アレクサンドラは貨物機に今いる避難民積んで先に出発、グシチン・アンドレウとバレラは見捨てられない！と避難民立往生の山中へ。グシチン組のミニバンは溶岩流に巻き込まれて二進も三進も行かず、アンドレウが根性の大活躍して(やるじゃん)避難民を逃がしてここでは全員無事。徒歩で下山してやっと空港へ。ジンチェンコが飛ぶばっかりにしていってくれた飛行機にミニバン組の避難民を積んで、火災発生中の滑走路も水のタンクがうまい事倒れて鎮火で来たんで無事離陸。なんか起こった…→なんかうまいこと解決した…の繰り返しなんだけど、まぁ映画だし、ご都合主義的だけど、私は良いと思う。先に経ったジンチェンコの貨物機は燃料切れ寸前。そこで何をどうしてか、グシチンの飛行機をぴったりつけて、ワイヤー渡して、荷物かごに乗客入れて送ろうとかひらめいちゃう。管制塔っていうか本部で指示してる人たちも「理論上はイケるけど…」とか言い出して正気か…？？と思わなくもないけど映画だしね。結局最後は荷物かごが壊れて、何人か外に投げ出されてお亡くなりになったし、最後まで残ったジンチェンコとカンウー空港で妻亡くした別の機長さんはド根性で人力で綱を渡って生還。ロシアの映画ってストーリーの流れはまぁまぁアメリカよりなんですけど、人の死にっぷりとか感情表現がアメリカとかなりテイスト違うなと思っていたので、うっかりここでジンチェンコさんがお亡くなりにならなくて安心しました。人命にかかわる活躍して自分を見つめなおせたうえ、父ちゃんのすごさをいろんな意味で目の当たりにして父ちゃんを尊敬するようになったバレラは無事更生。ジンチェンコもグシチンとアレクサンドラ引き連れて訓練生に交じって垂直綱のぼりに参加しましたとさ、となんか良い感じに完。ロシアってニコニコヘラヘラするのがなんかマナー違反？とか聞いたことあるんですが、それでかな。ジンチェンコさんまで退避完了して無事生還してじたいの収拾がついた時にも、指揮監督してる皆さんが「……ッシ」みたいな感じで席に着いたまま静かに喜びかみしめてた辺り、アメリカと大きく違うなとまず思いました。アメリカ映画だととにかくキャー！！！と喜び爆発させて誰でもいいからとにかくハグ！ハグ！そしてハグ！みたいなのがあるあるじゃないですか。次から次へのトラブルはパニック映画あるあるなんですけど、テンポが程よいので通してみてもなんじゃこりゃとまではならない絶妙な匙加減だったので、私は結構好きでした。
16Dec
- 元禄十三十四之年　世間咄　弐
  日用品じゃない着物類にボーナスその他使い果たしましたけど、よく考えなくても今必要なのはグローブクリップとパソコンでした。次点でドライヤー。五31高尾という太夫を水谷六兵衛という町人が千両で身請けした。この町人は本郷の人で表向きの商売をしていない資産家である。この高尾が引退する日、三浦と言う女郎屋の下屋敷で大宴会をしていたところ、目明しが来て「この遊女を身請けした者の名を聞きたい」と言ったそうだ。色々断ったけれど、口論になったので、三百両払って示談とした。「こんな事聞いたことがない」と皆が思っていたところ、遊女を三百両以上で身請けするときは、吉原から町奉行所へこっそり申し上げておく決まりがあったとのこと。これをせずに身請けしたことをこの目明しが知っていて、金をせびりに来たそうだ。五32瓦焼き職人は、天皇の許可状を持っているので、京都の幡枝村の中ではどこでも土を採取するとのこと。その他の場所でも、瓦にちょうど良い土だと判断すればどこでも土を取って良いらしい。五33辰年(元禄十三年・1700)四月の家光公の五十年忌法要の頃、日光では草鞋二十束は金一分、米七升で金子一分するとのこと。五34右の法事について、阿部豊後守殿へ松平肥後守から手伝いが派遣された。この派遣された人は詰所として三畳敷の小屋を二十日お借りになったことで、銀二十枚を借り賃としてお支払いになったとのことだ。五35今回日光での家光公の法要のお手伝いは、津軽越中守殿へ仰せつけられた。必要経費は七千両か五千両くらいでなければとても足りないだろうと概算していたところ、家老の一人が、「横からすみません。私一人にお命じ下されば、費用が掛からないようにできます」と申し上げたので、その通り命じ、家老は●千両ほど持って日光へ行き、あちらでは米は言うまでもなく、炭、薪、一切のこまごました必要物資を残らず買い占め、一つ一つを入札で安く買った。それで、他家の接待役が米などを必要としても少しも手に入れることができなかった。その後町人が津軽へ文句を訴えたところ、すべて一倍、二倍ほど値上げして売り渡したので、一万両ほど利益が出たそうである。五36松平越後守様のご領地の、越後国糸魚川あたりの一村で疫病が流行し、この場所を通ったなら十人中九人は病にかかり死んでしまうのだとか。そこで越後守殿は参勤する際。このあたりを避けてお通りにならなかった。お供はこの場所を通らないわけにはいかないので、七十人が通過したところ、このうち六十九人が病気になって死んでしまった。残る一人は最後まで発病せず健康なままだった。どうしたことかと調べてみると、この者は巾着の緒留めに珊瑚玉を付けていたとこのこと。改めてこの珊瑚玉をよく見てみると、身に着けていた方の色が白く変わってしまっていたそうだ。五37松平肥後守殿のご家来の知行高について大音与兵衛殿の咄。　一万三千石　　　　　黒田三左衛門　一万二千五百石　　　黒田次郎兵衛　七千石　　　　　　　鎌田八左衛門　五千三百石　　　　　黒田清左衛門　四千五百石　　　　　浦上彦兵衛　四千石　　　　　　　斎藤忠兵衛　三千五百石　　　　　矢野安太夫　二千八百石　　　　　月瀬十郎兵衛　二千五百石　　　　　立花五郎左衛門町　千石　　　　　　　　藤井勘衛門　　　　千石　　　　　　　　根本金太夫これは大音与兵衛殿がうちの殿様に直接申し上げたことです。五38奈良の長谷寺の本坊の住職について菊地新三郎の咄。　字宣治　諱　英岳正僧正　　この人は、本所の弥勒寺から来た住職である。　字淳良　諱　卓玄正僧正　　この人は長谷寺本坊に隠居していた。尾張の長久寺から長谷寺に来た。　　今は初瀬の近くにある黒崎と言うところで隠居している。智積院の住職について　字芳春　　　専戒正僧正　　この人は円福寺から来た住職である。　字文識　諱　宿鑁正僧正　智積院隠居　　この人は崇福寺から智積院へ来た。　　今は京都の小野養命坊という、智積院の代々の隠居所があり、その●で隠居されているとのこと。　方広寺の大仏は、妙法院御門跡(皇族が住職となる格式高いお寺)のものである。この書付が菊地新三郎の所から来た。五39算知咄。京都六角堂のみょうせんいん(勝仙院？)の築地の土の中に亀を塗り込めて、五十年くらい後に見てみた。その時まだその亀は生きていたそうだ。五40賀茂御祖神社(下鴨神社)の回廊に蛇を釘で打ち付け、三十年ほど後に見てみた。まだ生きていたそうだ。五41清凉寺の本尊の釈迦如来が、元禄十三年辰の十二月五日に院の御所へ入れられた時に霊元上皇様が作った和歌。釈迦牟尼仏と句の上に置いて、　嵯峨の野にかげを留めし昔へも西より来る仏ならずや五42武田一句本名間宮は元禄十三年までに八十七歳になったそうだ。彼は赤坂から護国寺へ徒歩で日帰りするほどの健脚だとのこと。五43大久保加賀守殿、同隠岐守殿(加賀守の嫡子)、同伝吉殿(隠岐守の嫡子)、三人とも申年生まれである。伝吉殿は元禄十四年に十歳になられる。五44柏木の咄津の国(摂津＝北大阪から南兵庫あたり)で三津というのは、高津・梅津・しき津の事を言う。五45柴崎十郎右衛門殿のご子息がた　　　(元禄十四年)巳年に十六　右之介殿　　　　　　　　　巳年に十三　巳之介殿　　　　　　　　　巳年に九　　求馬殿　御天守番　　　婿　　　　　　裏野七兵衛様　　　　　　　　孫　十八、九　同権八様　　甲府様家中　　婿　　　　　　小見山長衛門殿　　　　　　　　孫　十八歳か　同長次郎殿　御小姓組　　　婿　　　　　　山角五郎衛門殿五46□□(←常用漢字じゃなくてさすがに読めない二字が小見出しでした)松田●衛門の咄。元禄十三年十二月、伊勢の宮川で旅の僧が来て、渡し守に「後から紺色の筒袖の着物を着た者が来るが、決して川を渡してはならない」と言った。渡し守は「そもそも往復するものなので、無理に渡さないとは言いにくいんですが」と返す。旅の僧は「その時はこの文字を見せなさい」と教えて立ち去った。その後、紺の筒袖を着た者が来て「船に乗せてくれ」と頼んだので、船頭が何度も断ったけれど、それでもとにかく乗せてくれと言うので、僧侶がくれた例の文字を見せたところ、すぐに逃げていった。これは疫病神だったとのこと。五31、有名な高尾太夫は何人もいますけどこの人は三代目の水谷高尾。使用人と密通して出奔して、また別の男性とくっついては出奔して、出奔してとバイタリティに溢れすぎでは？最後は不遇だけど、この元有名人が転々とした先の記録が一応あるのがすごい。五41清凉寺、嵯峨釈迦堂って言わないとタクシー運転手に理解してもらえなかったっけな。京都の市街地からちょっと遠いけど、静かめっちゃ素敵なところでした。五45梅津は津に引っ張られて、難波あたりの間違いじゃないかな？と解説本曰く。
13Dec
- シャークネードエクストリーム・ミッション
  しまう場所もないのに、お召買っちゃった。あと歳末セールにカッとなって、地機の本場結城紬の反物も…こちらは暫くカツカツになるので反物のまま寝かせとこうかな…。「シャークネードエクストリーム・ミッション」(2015)なんか邦題タイトルがワイスピぽい。・フィンサーファーだったのにサメから二度もアメリカ救った英雄。ついに大統領から勲章を貰うまで来た。最早チェーンソーはアイコン。行くところで惨事が起こるとか一部で言われてる。息子に習ったとかで、戦闘機すら運転できることが判明。出てこないけどマットが一番ヤバい気がする。・エイプリル復縁果たしたフィンの妻。18年ぶりの第三子妊娠中。臨月。前作なんやかんやあって左腕を失い(命があるだけでもね)、チェーンソーが義手になった(ナンデ！？)・ノヴァ祖父をサメに襲われて亡くし、自分も怪我しつつ生き残った経験あり。第一話に出てきたフィンの事が好きなギャル。正直未だに未練アリ。戦闘機の操縦はマット(フィン息子)に習った。最近はレザーなマッドマックス的ヒャッハーなスタイルでサメと死闘を繰り広げている。・ルーカスノヴァの相棒でノヴァに片思い、でも気付かれてない。装甲車(超新星・スーパーノヴァ)なんか運転しつつサメを追い、ノヴァをアシスト。・クラウディアシェパード夫妻の娘。この度18歳に。友達とフロリダのユニバで遊んでたらユニバにシャークネードが直撃した。サメ殺しの血を引いてるのか、割とサッと動いてサメを仕留めてた。・ギルこの度生まれたフィンの第三子。アメリカのために宇宙に残った祖父の名前から、命名ギル。・ジェスクラウディアの友達。クラウディアそっちのけでナンパしてきた兄ちゃんとベタベタいちゃついてたら、案の定、超あっさりとふたりセットでサメにやられた。テンプレ。・ビリークラウディアとジェスに声掛けてきた若い二人のうち、まともそうな方。チャラい二人がソッコーお陀仏した後、良い感じにクラウディアと逃げるも、クラウディア守ってサメにやられた。彼に関しては別に殺さんでも良かったのでは…？・メイエイプリルのママでフィンの義母。誕生日ユニバを楽しもうとするクラウディアにお小遣いあげた。正直フィンにはあんまり良い感情は無い…のはまぁ一度離婚してるし、母親としては複雑なんだろうな。孫の名前にオーガストを提案(三代そろって月の名前！)・マーティンフィンの妹の旦那さん。勲章貰える義兄の式典についていった。もはや副大統領の護衛。まぁまぁ戦力になる。・ロビンス大統領サメとか呼ばれたこともあるらしい大統領。マシンガン持ってむっちゃ戦うアメリカ～～って感じの大統領。ホワイトハウス・ダウンって映画が2013にありましたね。・バック副大統領仕事できそうな美人さん。ホワイトハウスの絵画をサーフボードみたいにして階段滑り降りるくらいには運動神経良い。・ニューヨーク市長功績に感謝して、フィンに黄金のチェーンソーをくれた。ホワイトハウスへのサメの襲撃でひっそりあっさり死んだ。・シークレットサービスの皆さん。バナーとかいろんなコードネームの人がいるけど対サメになると訓練してないからか、総じてあんまり役に立たない。・ブルースめっちゃノリの良いユニバのジェットコースターの係員。クラウディアのスマホを預かってた。・ゴットリーブ大将米軍基地のお偉いさんでフィンの友達。交友関係が謎。古い戦闘機をポンと一台貸してくれた。・ギルバートフィンの父親。宇宙には一度も行ったことのないNASAの元大佐。何があったかこれまでほぼ没交渉。息子とその嫁(臨月)と宇宙に飛び立ち、宇宙から竜巻を破壊するぞ～！！スターウォーズ計画じゃ～！！とのこと。・ニュース番組Todayの皆さん前作はお天気おじさんやらキャスターやら実在のお仕事してる皆さんが勇ましくサメを撃退とかしてたけど、なんかこの感じだと4人そろってサメにやられて亡くなったぽいな。ええと、ホワイトハウス・ダウン→ツイスター＆イントゥ・ザ・ストーム→ワイスピ→アルマゲドンにいつものサメと竜巻とチェーンソー足した映画、以上。他にこの映画とかあの映画とかインスパイア笑の元ネタがあったら参考程度に知りたいかも。B級映画でしか許されないような雑に荒いCGでリンカーン記念堂とかワシントン記念塔はじめワシントンD.C.が破壊され、ホワイトハウスも大破。リアリティとか考えちゃいけない。いつもみたいな感じで超人めいたフィンが、チェーンソーとか、ライトセーバーみたいなチェーンソー(ノヴァ謹製)でサメ倒してアメリカ救う映画なんですけどね。臨月なのにチョロチョロ宇宙まで付いてきちゃったエイプリルにややイラっとさせられつつ、あっさり宇宙船の中にいたサメに食われたエイプリルと、後を追って飛び込んだフィンがサメの体内に潜り込むことで、何とか宇宙から不時着して生還したと思ったら、黒焦げのサメの体内切り開いて男の赤ん坊とエイプリルが！左手がチェーンソーじゃなかったら危なかったね！良かったね！もう何言ってるか分からないと思うんですけど本当にそうなんだもん。エイプリルがギルバートじいちゃんから貰った小さな金属の翼を拾いに行った直後上に振ってきた宇宙船の部品でブラックアウトして露骨に次回作をにおわせつつ…はどうでもいいんですけど、果てしない自由落下中に自然分娩したと思われるエイプリルとか、直後立ってピンシャンしてるエイプリルとか、…キャサリン妃も子供たち産んだその日の何時間か後にはカメラの前で抱いて笑顔で退院してたけど、欧米人ってタフだなぁ…違う？？
09Dec
- ドリームプラン
  クレカが切れないの初めて。会社の立替や定期購入で先月使った分(今月引き落とし)+今月使った分(来月引き落とし)が限度額から引かれた残りが今の利用可能額なんですね。まあよく考えたらそうなんですけど。学生の頃のままの小さな枠を放置してるので、大きな買い物する前に確認しないとなぁ。アカデミービンタ事件はこの映画の授賞式で！「ドリームプラン」(2021)・リチャード(J、ジーニー)ウィリアムズ姉妹の父親。下2人が実子。テニス未経験の警備員。ある時テニスプレーヤーの一攫千金を知って、娘二人にはテニスやらせるぞ！！と決意。自己流の計画書作って、娘に付けたプロのコーチにもガンガン意見(厄介)。・ビーナス先にプロコーチがついたのは姉の方。後に超スゴイ選手になる。・セリーナ経済的な問題もあって、手ほどきは母親から。後に超スゴイ選手になる。・オラシーンウィリアムズ姉妹の母親。上3人連れてリチャードと再婚。テニス経験者で、名門クラブで見てもらえなかったセリーナをしっかりコーチ。・チューンド・アイシャ・リンドレアビーナスとセリーナの姉さんたち。継父の教育方針で皆しっかり勉強をしていて、成績もかなり優等生。長女さん、銃撃事件に巻き込まれて亡くなってるんですね…。・メイシーリチャードが付けたコーチ。カプリアティはわしが育てた。・カプリアティ当時最年少でプロ転向した天才少女テニスプレーヤー。マリファナ持ってて捕まった事で、リチャードが娘を大会に出すことを懸念する一つのきっかけになる。他にも登場人物はいるけども。月並みな感想。アメリカで黒人で正直裕福な仕事には就けなかったド素人の父親が、成果次第で一攫千金のスターになれるプロテニスプレイヤーに希望を感じて娘を育て上げたサクセスストーリーではあるんだけど、なんかどうもなぁ…と思うところも。姉妹の実力を率直に認めて称賛する人も、姉妹の実力を認めたうえで金儲けにその他利用しようとする人も、いろんな人が寄ってくるから親としては目を光らせて厳しく管理監督して育て上げたかったのも分かるんだけど、言葉が足りないというか、父親が目指すプランが絶対的過ぎて、全く無名だった姉妹を認めてくれた最初のコーチにもあっさりサイナラして乗り換えてない？とかなんかちょっとプロのコーチの指導方針に割入るのもなんかウザいな？だし、素晴らしい子供を育て上げた素晴らしい父親！の話だとは素直に受け止められなかったなぁと。私だいぶ捻じれた人間ですので、うがった見方しがちですみません。ていうか原題が「キング・リチャード」なので、タイトルから連想しがち？なウィリアムズ姉妹が夢をかなえてスターダムを駆け上がっていくようなストーリーじゃなくて、このめんどくさいおじさんが主人公だったんだなぁ、どうりで。演じてる人はどれも素晴らしくて、ビーナスとセリーナ演じた女の子たちは実際ちゃんとテニスシーンを動ける女優さんたちなので、観てて気持ちよかった。説得力あるわ。これ見たら親御さんはイケる！！とクラブにうちの娘を売り込みたくなるのも分かる。歴史を知らないから、結果を知らなくて、いち観客の気分で固唾を飲んで見守ってた私。そんなビーナスの満を持してのプロデビュー戦は残念ながら負けてしまったけれど、黒人が大活躍できる可能性を身をもって示した勇気と才能ある少女…みたいな大歓迎で世間から受け止められたのはなんかすごく良かったなと。
07Dec
- フットルース
  昨今の悩みは、ノリで買っちゃった洒落袋帯を締めるシチュエーションがさっぱり分からないことです。黒地に白抜きの鳥獣戯画の絵がすごくかわいいくて、まぁまぁしたけど何も考えずに衝動買いしたんですけど、これ織の帯だよなぁ…飛び柄の小紋に合わせるとして、どこに行くんだ私二重太鼓で…？？それこそザ・メニューみたいなオシャンなレストラン？名古屋帯に仕立て直すべき？？BSで昔やってた「映画音楽は素晴らしい」て番組で、映画より前に初めて知った曲だったんですけど、テーマソングすごく元気で良い感じですよね。「フットルース」(1984)・レン(突然宇宙行きが決まったスワイガード、FBIから来たデローリエさん)シカゴの都会からド田舎に引っ越してきたシティボーイ。ダンスやロックなどとんでもねぇ！な超ド田舎・保守的な、ボーモントの大人たちが作るルールや空気に、仲間を作って立ち向かう。乗ってる車はちっちゃな黄色い可愛い車。・アリエルレンと同じ高校に通うかわいこちゃん。パパは牧師だけど交際相手のチャックはド不良。父親につく嘘だけがどんどん上手くなり、父親との関係に悩んでか自傷行為一歩手前な超危ないことをしてる。牧師の娘としては素行不良にもほどがある。荒すぎるチャックより、都会的で洗練されたレンの方が素敵よねと思い始めた。ド田舎脱出するためにも大学に行きたい。・ムーア氏アリエルのパパでボーモントの牧師。娘との関係に悩んでいるけど解決できないまま時だけが過ぎている。アリエルの兄が事故死した件で町にダンスを禁止し始めた張本人だし、ロックは良くないと日曜の説教にもしてるけど、なんか自分の主張以上の過激派が誕生したことには違和感覚えているみたい。なんやかんやサシで話したらレンも良い子かも？と言う事で、娘をダンス誘いに来たレンを悩みつつ黙認。卒業ダンパも黙認して娘にコサージュを用意した。・アリエルのママ夫と娘を見守るおとなしい人。卒業ダンパに行く娘の衣装に目を細めるの、娘が綺麗な恰好して楽しくしているのを喜ぶ母親あるあるでリアリティがあって素敵。コサージュはお父さんから、と父子の和解に努めるのも忘れない。夫と一緒に、ダンパ会場の外から見守りに行った。・ロジャー小学生が読む本でも自分的には害悪だから焚書焚書！勝手にやりすぎ！と言う事でムーアさんに怒られた、けど多分応えてないな。・アンディレンのバ先、製粉工場のおじさん。ベイソンでのダンパなら…？とナイスな提案。若人の夢を応援してくれる。・ラスティ(ニューヨークのキャリー)アリエルの友達。レンを真っ先にロックオン。ちょっとウィラードと良い感じになった。・ウィラード(ナイスガイ)テンガロンハット被ってるチンピラ一歩手前のいい奴。ダンスが全く踊れなかったけど、レンに鍛えられてすんごい進化を遂げた。ダンスパーティー当日会場前でチャックに絡まれたけど、レンの助けもあって騒ぎにならなかった。・チャックすごい厄介な不良。付き合ってたアリエルに袖にされたから？その前から？レンの事は大嫌い。トラクターのチキンレースを挑んできたけど、負けて畑に落ちた(よく生きてたね)凶暴だし性格悪いし、なんなら消防局長やってる父親も性格悪いらしい。オープニング、いろんな足でステップ踏んでるだけなのに、曲とあいまって今観てもなんかおしゃれ。このオープニングだけでぐっと引き込まれるし、視聴者をなんとなく映画の中の若者サイドに引き付けてる気がする。何かと保守的(すぎる)年長者世代へ若者が自由を求める時も、暴力に訴えるわけではなくちゃんと評議会で正々堂々と意見陳述しに来るあたりも、しっかりしてて好印象。もう大人側の世代に突入しちゃったけど、子供が大人相手に交渉するときは、まず相手のテーブルにつかないと議論にすらならないのはありがち。主張する内容も、牧師相手に聖書の引用とか、相手に伝わる対話から始めるのもレンがしっかりしたやればできるちゃんとした子って感じが。シティボーイだからっていうよりもっと根本的な、アメリカの学校教育と日本のそれと違いを感じるなぁ。大人相手にあれだけ堂々と討論できる高校生、そんなにいないし。397番「慈しみふかき」、これ結婚式で歌った事三回くらいある！結婚式、ほとんどの列席者はキリスト教徒でも何でもないのに何の説明もなくカタコト神父にいきなり歌わされるもんだから、戸惑いと躊躇いで声がすんごい小さいの。あと楽譜読めない人が居たり。結局街中ではあかんけど50キロ離れたベイソンでの卒業ダンパに関しては、堕落が起こらないように神に祈りましょう～ってかなりグレーな感じで黙認してくれることに。美人だけどどこか不良的と言うかはすっぱなアリエルには、最初ヒロイン本当にこの子？？とも思いましたけど、最後まで見たら父とも和解できて、ちゃんとヒロインになっててすっきり。やや地味な友達のラスティが垢抜けてこんなに美人に！みたいな話かと思ったけどそれだと何か別のどっかで見たことあるな笑観たのが今、30過ぎてからだからか、この話で一番共感覚えて一緒に歯がゆい気持ちになり、一緒に幸せを感じたのがアリエルのパパだったのは、年齢故かも。息子を亡くしたショックを引きずりつつ、娘を守りたいし、でも厳しくし過ぎて娘が暴発してるのも知ってるし、それでも町の牧師なんて立派な地位もあって風紀を乱す懸念から何もできない…何かしたい…教会の権威の尻馬に乗って無茶苦茶やるおっさんも黙らせたいけど力不足…ってモダモダした気持ちへの理解は、10代の頃には分からなかったかも。ケヴィン・ベーコンが、器械体操もダンスも、こんなに動ける俳優さんだったのは正直知らなかった。眼鏡の根暗インテリ君ぽい子が、真ん中に引っ張り出されて眼鏡外して(実はイケメン)踊りだすところが地味に好き。誰？ってクラスメイトにも、ラストのダンスシーンではそれなりにそれぞれの見せ場があって良いわぁ。
30Nov
- NCIS S10-12
  疲れた…眠たい…栄養ドリンクで元気の前借りしながら日々頑張っています。夕方にドーンと疲れが戻ってくるんですよね。「喪失」色々衝撃的すぎた前回からの続き。子供の頃のジヴァ。イーライの言うようなご飯の前にお祈りのある宗教が身近な家に育った可愛らしい女の子。この頃は裏も表もなくパパ好きー！だったんだろうな。父が死んだ今、礼拝堂で神に「何故だ！」と言わずにおれないジヴァ。トニーが何がして欲しいって言ってくれても、あらありがとうとはまだならんわ(´・ω・`)そしてジヴァが望むのはどストレートに「復讐」。モサド長官とNCIS局長夫人の殺人についてはアメリカからイスラエルへの通達は48時間待つとのこと。正直に伝える前にあれこれ済ませておかないと戦争になりかねないもんなぁ。なりかけてるけど。色々蚊帳の外になってるジャーヴィス長官だけど今回の戦争を避けるためのあれこれはギブスと同調して進めてるからちょっと安心感。クレイグ副局長は新キャラだよね、局長代理務まるの？って言われるあたり、レオンとは違って海千山千感が足りなそう。頭部に一発だったら、ジャッキーはどのみち助からなかったのかな…ジャッキーへの憐憫と、死を逃れた卑怯者への憎しみと、ダッキーも心臓悪くした直後に大変な仕事だわ。下手人は肝臓に末期の腫瘍で治療の痕も無し。副局長、ジャッキーさんへの欧州土産はいつもチョコだってレオンに説明するだけで込み上げてて、ちょっとおしゃべりでいらん事しがちぽいけど悪い人じゃないな。お決まりのお悔やみよりも真心は感じる。ギブスにネクタイ直されててチョロ可愛いかんじ。下手人エイムズはスウェーデン人の脱走兵で小遣い稼ぎする傭兵。死ぬ前の大仕事の報酬を受け取る人を探すトニーとマクギー、イランのカズミに取り付けた発信機を追うギブス、クッキーを焼いてるアビー。焼き菓子の匂いってなんか幸せの匂いがするよね分かる。カズミを捕まえてくるギブス。警護の人の前から「後で追いかける」どころじゃない時間消えててなんか問題になりそうな連れ去り方したなぁ。本国から怪しそうな奴の情報取り寄せるから！！次に狙われるのわたし！！ってカズミがさくさく喋っても疑いの目しか持たないギブス。イランの情報部員だから？彼が特に何か暗躍してましたわ〜マジでアメリカの敵！なところもなかったはずだし。イスラエルの(連絡員？)ガヴリエラ。マクギー→砕けた服装でティミートニー→着崩れ直してディノッゾ捜査官温度差ァ！イスラエル情報ではアメリカ人グスタフソンの資金でダヴィード長官を狙うファースト・ウェーブなる親パレスチナ組織があるそう。エイムズの元妻・息子の元に事件後3時間で2000万クローナ=300万ドル振り込まれたそう。なんかこう、長官暗殺なんて大それた危険な仕事にしては確かにすごいのかよくわからない報酬だわ。ていうかそもそも相場が分からん。テキサスの石油王の息子、グスタフソン。ビジネスでは邪魔だし嫌ってたよビジネスではね、と人事すぎるセリフにブチ切れたレオンが侵入して摘み出されたのは…ジヴァもそうだけど、直接事件関係者だから仕方ないね。女の人を招くことはないトニーの城に、警護目的とは言えギブスの命令で待機する事になったジヴァ。トニーのあれやこれやの心遣いはガン無視だけど、サプライズで呼んでたシュミールには嬉しそう。やるじゃん。やってきたイラン・ボドナーはモサドの副長官。若くて偉そう。横柄でやな感じー、ダッキーが露骨に不愉快な顔するのって相当だよね。長官に取り次いでも良いけどさぁ、頼み方があるでしょ、外国の捜査機関はお前の部下じゃないっていうか。トニーの家の、文字通りシニアに汚されたベッド、結局買い替えて無いんだねとかどうでもいいこと思った。捜査はモサドがとグイグイ来るところ、ジャーヴィスと大統領がうまいこと話をつけたみたいでイスラエル政府からも捜査はNCISでと内諾受けたのが良かった。流石に国の意向に逆らって外国ででかい顔出来ないよね。約束はできないとか一方的に宣言して勝手に動き出したけど。なんかこのボドナーって見ててイライラする。友達の家にお泊まりで遊びに行ってるうちにママが殺された、気の毒すぎるケイラとジャレッド。多忙な父親はそのままじゃ父子家庭に向かないだろうし、子供達の心も心配になるわこれ。母方の軽薄な叔父さんも、もう娑婆には出てこれないだろうし。レオン「君の昔の決断が理解できた。どんな気持ちでやったかは分かっているつもりだった、…だが全く分かっていなかった。復讐は許されないと思っていた、だが今頭にあるのはそれだけだ。やって楽になれたか？胸のつかえが下りたか？」ギブスは答えず子供達を見るだけ。ギブスの場合は何も無くなっちゃったけど、レオンには子供達がいるからそんなの安易に勧められないし、やったところでスッキリ元気にはなれなかったって体験全てからの無言だろうなこれ。ボドナーはイーライの腹心で息子みたいなポジションに収まってたその男は事件捜査にも(勝手に)関わってて、ジヴァは娘なのに蚊帳の外。激昂には理由があるけど、今のジヴァの心を助けられる人が残念だけどいないのも事実。父親亡くした人間に何言っても安い同情みたいになっちゃうしなぁ。カズミの情報に、凶器の銃をロシアからスウェーデンに流した武器密売人オミードが載ってないことは、たまたまじゃ済まないのかその辺のサーチ力は分からないけど、証言自体はクレイグ副局長もギブスもまぁ信頼に足ると判断。してるのをぐちゃぐちゃにして引っ掻き回していくのがボドナー。犯人はカズミ！イーライ殺人犯を隠匿！戦争になるのはおたくのせい！とうるせぇなぁこいつ。カルシウム足りてないんだろうなぁ。今度はジヴァに会って話がしたいとかテレビ通話で絶食試みるボドナー。マジで目的がわからん。自分が長官になるにあたっての支持を取り付けたいとか？カズミの秘書さん曰く、データベースにはオミードの名前があるけど、NCISに届く前に誰かが改変したみたい。イランの武器商人の名前1人くらいって思うけど、黒幕的にはそんなにヤバいところに繋がる人物なのかねぇ。2度もハッキングされてて、情報機関として大丈夫？とは思う。エイムズの妻子へ振り込んだ口座はケイマンにある銀行の家族信託口座からのもの。口座の名前はバーチュー、ジヴァにギブスが確認したら英語では「美徳」だけど、この美徳、ヘブライ語ではボドナーのミドルネーム「トハー」になるって事で、胡散臭くて横柄なボドナーが一気にこう、怪しく。腹心の部下が上殺してまで排除する意味が分かんないね。自分のポストが奪われそうになってたならともかくさぁ。そして消えたボドナー。イスラエルからも追われてて本格的に後戻りできないなら何しでかすことか。イランに帰る為に空港に向かうカズミの車が爆発。エッ？？シュミールと父親をイスラエルに連れ帰る事になったジヴァ。こっそり来た見送りは雑誌とガムを持ったトニー。こういうとこだよ！友情だけじゃなさそうだけど、こういうさりげない心遣いがさぁ！トニーって本当いい奴なんだなって。トニーから見送りの言葉はヘブライ語で『独りじゃない』。ジャッキーの葬儀が行われてる頃、ジヴァは故郷でオリーブを摘んで、嘆きの壁にお祈りをして、新しくオリーブの苗を植えたのでした…戦争にしないしないってのは今回の関係者全ての願いだったもんなぁ。
28Nov
- ザ・メニュー
  RRR、ド平日の昼間とか、休日のレイトショーとか、なかなか社会人殺しな上映時間設定なのでもうあきらめてます…WOWOWでそのうちやらんかな…北欧ドラマとかアニメはやってるけどインド映画はあんまりやらん印象。…と思ったらたまぁに放送してるかも？そのうち待ってます。予告編の段階から激しく人選びそうな映画。レイフ・ファインズといい、私はこういう感じの映画好き…予告編に裏切られず何よりでした。たまにあるじゃないですか…予告編でこんな感じのハッピーコメディだろうなと思って1,900円出して観に行ったらなんかコレ違うぞ思いのほかスッキリしないぞって映画。「ザ・メニュー」(2022)・スローヴィク(ヴォルデモート卿、新M、初代アーサー)孤島にある、世界一予約が取れないレストラン「ホーソン」のシェフ。オーナーは別にいる。・マーゴ(義妹を監視しつつナチス賛美してるマダム)恋人？にすんごい高いレストランに連れてこられた女性。所謂プロの女性。食事前でも平気でタバコ吸っちゃうくらいには、そこまで食に崇高なこだわりはない。普通のごはんが食べたい。・タイラー(ニュークス)スローヴィクに心酔するグルメ気取りセレブ。同伴予定の彼女？に振られて、急遽マーゴを連れてきた。料理の撮影はダメだって言われてるのにスマホで盗撮するのに余念がない。スローヴィク氏の演説聞いて落涙してるのを見たマーゴはドン引き。事前にスローヴィクの計画聞いてたのにマーゴには言わず、ビンタされた。料理は下手くそ。・エルサ不気味なメイド。客にルールを守らせようと目を光らせる。・リチャード金持ちのじいさん。・アン金持ちの妻。この一人2500ドル？だっけ？の予約取るのが難しすぎる超高級レストランに11回も来てるにもかかわらず、出されたものを何一つ覚えていない。じじいの方は娼婦相手に変態プレイの経験あり。・落ち目の役者自称スローヴィク氏のお友達。激務のスローヴィク氏がたまの休日に訪れた映画館でやってた映画の主演。・フェシリティ元スターのアシスタント。スタッフであり愛人ぽいけど別れを切り出す気満々。奨学金使わずにブラウン大卒業。ボンボンかな？・リリアン評論家。・テッド評論家の相棒。スローヴィク氏を世に送り出したと自負するおばちゃんと付き従うおじちゃん。偉そうなおばちゃんの方は謎造語使いがち。沢山のレストランを酷評して潰してきた。・ホーソンスローヴィク氏にお金出してレストランを開かせた金持ちオーナー。店の方針そのほか色々スローヴィク氏にはかなりの無茶言ってた模様。天使の羽根がよくお似合いでした。・ソーレン中南米系。・ブライスアジア系。・デイヴアフリカ系。三人そろって横領してる意識高そうなＩＴ長者。スーツが鼻につく感じにおしゃれ。ホーソンのスポンサー企業の社員。森の中の鬼ごっこでは鳥小屋に隠れていたアフリカ系のお兄さんが最後に捕まって、ご褒美に特別なポーチドエッグ貰った。・スローヴィク氏のママ夫のDVに耐え、なんやかんやでアル中になった人。レストランの隅でめっちゃ酒呑んでる。・テッド何があろうが平然と高級ワインを紹介して勧めてくる給仕。パンフレット売り切れてたので、地元の別の映画館行って探してこようかな。誰が誰かイマイチ分からん人が多くって、パンフ無いと正直人物確認が怪しくもあり。正直、超・お高い料亭は伺ったことがあるんですけれど、超！お高いフレンチ？レストランは足を踏み入れたこともなくって、シェフをトップにしたヒエラルキーやシェフが持つ特殊な名声とか権力、まるで工房みたいなメインキッチン…作業工程の無駄のないキビキビしたプロフェショナルっぷりは、職業見学みたいで面白かったです。ピンセットで並べるんだ…ヒャアすご…お皿の上に岩のせてホタテに…もうジオラマじゃん…と最初の方はやたら拘りすごい敷居クソ高レストランに紛れ込んだ庶民の困惑を堪能できます。最初の方は。スーシェフの「混乱」でまさかストレスでいっぱいいっぱいになったスーシェフが自殺しちゃうとはなぁ。ビニールシートに香草広げてたけど、そこに倒れこんだのも作品ってところでやっと上流階級人が「アレやばい？」と困惑し始めるのがびっくり。マーゴじゃないけどこのレストラン初めからちょっとなんだこれ？だったよなぁ。R15+ですね。その昔バトルロワイヤルなる映画が確かアレR18？15だったかな？って事考えるとぬるいぬるい。BONESとかクリミナル・マインドとかで大分免疫ついちゃったからかもしれないけど、言うほどそんなウワァキッツってグロシーンはないかなぁ(感想には個人差があります)自殺者が出たり、指一本切られたり、林の中追いかけられてボッコボコにされたり、焼身自殺したり燃えたりとこれだけでまぁまぁネタバレしちゃってるけどまぁそのくらい？そのくらいだし、義務教育中にはこういった不条理メンタル系はお勧めできないかなとは思うけど、言うほどそんなウワァキッツってグロシーンはないかなぁ(感想には個人差があります)スローヴィク氏のシェフの始まりというか、まだ何のストレスもなく楽しく料理人稼業をしていた頃の、ダイナー系の素朴なお値打ちチーズバーガー。ここだけ作ってるシーンの所作やスローヴィク氏の表情には本当に人間らしい温かみがあって、マーゴがもくもくと食べるのを見守るのもこう、監視っぽくない、純粋に作った料理がどう評価されるか気になって仕方なかったんだろうなと言う感じで良かった。スローヴィクもできることならさっさと店手放して、しがらみもない町のレストランで初心にかえって気ままに料理出来たら、きっと幸せだったのになぁ。サスペンスだろうけど、コメディかなぁ。ブラックコメディではあるかもしれない？お高くとまった食通ぶったセレブどもに長年大変なストレス掛けられてきたスローヴィク氏が爆発しちゃうのも分からんでもないなぁ…ただおめぇの映画気に入らねぇんだよ貴重な休みを台無しにされたってだけでターゲットになった映画俳優の人は面白いけどさすがにちょっと気の毒？かも？個人的にアニャ・テイラー・ジョイさんを知ったのが「アムステルダム」。何とも言えない40年代ひっつめ上流階級ヘアーで目つきの鋭さや何とも言えない爬虫類系の顔立ちが露になっていてうーん好みじゃないな？？一度見たら忘れない名前と顔立ちだけどな？？と思っていたのですが、名駅のでかいモニターでディオールのモデル仕事してるアニャさんの映像を拝見して、あぁコリャ雰囲気ある美人かも…と印象が変わり、今回の現代的な服装と耳の横に鬢の毛垂らすお団子ヘア＆髪下ろしてるビジュアルはかなり可愛らしくて、寧ろ好きになりました。メイクもそうだけど、ヘアスタイルって印象にかなり影響するんだなぁ…プロってすごい。チーズバーガー食べたい。モスチーズやとびきりチーズよりおいしいお手頃なチーズバーガー教えてください。チーズはくど過ぎないのが好みです。※12/5修正。ねんがんのパンフレットを手に入れたぞ！なので、人物の名前も料理のコースもばっちりです。①アペタイザー(＠船内)生牡蠣とミニョネットソース、レモンキャビア添え②アミューズ圧縮して漬けた白瓜とミルクスノー③一皿目島④二皿目パンのないパン皿⑤三皿目”メモリー”ブレス産鶏モモの燻製アル・パストールと家宝のマサで作ったトルティーヤ⑥ジェレミーの”混乱”野菜、ヒレ肉、ポテト、ビーフソース、骨髄⑦口直しベルガモットとレッドクローバーのお茶⑧六皿目”男の過ち”アメリカイチョウガニ、発酵ヨーグルトのホエー、乾燥アオサ、梅干し、昆布(⑨)デモンストレーション”タイラーの駄作”生焼けの羊肉、エシャロットと西洋ネギ、マズいバターソース⑩追加の一品最高のチーズバーガー⑪デザート”スモア”マシュマロ、チョコ、グラハムクラッカー、客、スタッフ、レストラン
24Nov
- アンチャーテッド
  原作のゲームの方知らないから、原作やった事ある友人からの評価が的を射たものかは分からないんですよね。映画の雰囲気は原作ぶっ壊してなくていい感じだって、私に「アムステルダム」勧めてくれた映画ファンの友達が言ってた。ちなみに彼女の今の推しはワカンダフォーエバーだそうです。暇があったらRRR観たいな私。上映館や回数が割とシビアで厳しそう。「アンチャーテッド」(2022)・ネイサン(世界の孫なスパイダーマン)兄と生き別れた孤児。ドレイク船長の子孫だって！愛称はネイト。特技はフレアバーテンディングとスリ。運動神経はかなりいい。・サリー(ボストンマラソンのテロリストを追うトミー、ディグナム巡査部長)ネイトの兄のサムと冒険してたベテラントレジャーハンター。50億の財宝山分けしよーぜとネイトをリクルートしに来たんだけど、このおじさん、ネイトが敬愛する兄貴のサムがどうなったか、知ってて黙ってネイトに近づいた。猫飼い。・クロエサリーの昔なじみの女トレジャーハンター。・ブラドック雇い主も平気で殺すやべえ奴。トレジャーハンターかと思ったらどうも傭兵？サムを殺したのもこいつらしい。・モンカーダ(娘ラブな海賊王ラソーリ)大富豪。父親が放棄しようとした財宝を狙ってブラドックに父を殺させ、なんやかんやで自分もそのブラドックに殺された。・サミュエルネイトの兄、サム。兄弟そろって孤児院に預けられていたところ、夜中抜け出して博物館に侵入してたとか問題行動ゆえに追い出され、弟とは生き別れに。その後もネイトには絵葉書で近況連絡はしてきた。サリーと行動していたけど途中で別れて今何しているか…と言う話だったけど、ブラドックに殺害されていたらしく、もっと言うなら現在多分どこかの牢獄で生きている。次回作へ…！みたいな。予告編だけ見てパイレーツオブカリビアンかな、グーニーズかな、って思ってたら大分違いました。どっちかっていうとナショナルトレジャーとかインディージョーンズかな。遺跡の仕掛けとかまさにそんな感じ。あと古い遺物や伝承から謎解きするのはダヴィンチ・コードっぽくもあるかな。よく考えたら昨今あまり見なくなった気がするザ・王道冒険映画が、完全オリジナルじゃなくてゲーム原作作品だって言うのが時代だなぁと面白くもありすこし寂しくもあり。全年齢老若男女いいぞ！すごいぞ！！と観られる映画なのでお子様連れにも安心ですね。細かい事突っ込んじゃだめだけど、大航海時代の木造船をヘリで吊っちゃうブラドック一味には、歴史オタクの持つ学術的美術的観点から何してくれてんだてめぇでした。そして案の定大破。まぁ当のブラドックは船の下敷きになってさすがにお陀仏だと思うのでそこはスッキリ。結局宝に目がくらんだだけの戦闘力高めのネェちゃんだったのかなあの人。それなりに悲惨な経験もして大きくなっただろうに、スリが得意とはいえネイトが良い子過ぎて、サリーやクロエと言ったズルい大人を真正面から信じて騙されることもしばしば。でもしっかり成長して、逆にクロエを出し抜いたり、兄の事でだまして？たサリーを金塊使って助けたり、舞台が空中戦だってのもあるかもしれないけど、すっきりさわやかに視聴後も良い気持ちで終わったので、良い物観たなぁと思えました。やっぱり続編あるぽいですね。今度は映画館行ってもいいかなぁ。
21Nov
- NCIS S10-11
  職場の湿度が低すぎてマスクしていても目や鼻腔が乾燥するので、卓上にペットボトルに差して使う加湿器を使っています。クエン酸でふき取ってもイマイチなんかこうミストの出が悪く、よく見ると吹き出し口の金属部分に折れ目？ヒビ？が入っているので、原因コレか！と取り寄せました。これが木曜日。………週明け、今付けたらばっちり元気にミスト出てるんですけどぉ。なにゆえ。購入決めたとたんに紛失したのが出てくるとか、故障した物の調子が良くなるとか、なんかあるあるな気がします。「償いの第一歩」男同士の会話する為に父息子で釣りするのがこの家の伝統なんだろうな。それはそれで素敵だけど釣れもしないから息子からはウザいだろうし寒い1月に魚もいないし児童虐待とか言われてじわじわ来る。息子にからかわれてるパパが釣り針に引っ掛けたのは頭髪と千切れた耳、ウエッ。目をキラキラさせる息子と、ドン引きのパパ。お父さん頑張って。クリスマスも過ぎて、正月前？後？倉庫掃除の為に潜入やら変装やらに使った小道具を片付けさせられてるトニー達。トニーのあの変なヒッピー風流しのギタリストのかつら懐かしい。いつの話だっけ。よく見えなかったけど99年の事件でギブスが使ったベルト、色んな意味で気になるわ。お気の毒です、てトニーの発言も、死体を見つけちゃったことじゃなくて聞かん坊の13歳のパパへのエールな気がしてならないわ笑13歳なのね、オースティンたら事件だ死体だァ〜！！ってワクワク。非日常大好きな年頃だよね、分かるよ、分かるけど、「パパと出かけてこんなにワクワクしたのなんめ初めて！」は流石にパパがお気の毒。死体はIDから二等兵曹のグリズマー。ゴッホが切り落とした耳のエピソードに至るまで引き出しにあるダッキー。あの耳、売春婦に「どうか大切にしまっておいてくれ」なんてメッセージつけてプレゼントしたんだ…そこまでは私も知らなかった。切ったのは私もゴーギャンだと思う。ギブスがこの死にたての死体がおかしいと思ったのは、階級章のラインが減って何故か格下の三等兵曹になってるから。軍人のはずが何故か指紋もヒットせず、これは兵士のID持った兵士ですらないただのコスプレ死体みたい。死体は政府を追いかけるパパラッチ的な記者のウィルクス。加工写真の疑惑て評判下がったけどそれでも売れる記事書くから、この軍曹コスプレも調査の一環かな？ハーストとピューリッツァーの新聞で連載してたイエロー・キッドからイエロージャーナリズムなんて言葉の由来になったなんて、ダッキーの話聞いてるとなんか私も豆知識が増えて嬉しい。ていうかハーストの名前は孫のパトリシアが有名になりすぎちゃって報道って言うよりお騒がせのイメージしかないけど、ピューリッツァーの方は推しも推されぬ賞に名前を冠して、当人存命中は対等なライバル？だったにしてもなんか今では格差があるよね。ボコボコにされた時にウィルクスはキス病患ってて肥大した肝臓が破裂して死んだってのがダッキーの見立て。死体の周りに石がゴロゴロしてるなとは思ったけど、石を括り付けて沈められてたんだあれ。じゃあ事故じゃなさそう。生存してた本物のグリズマー二等兵曹。たまたまちょっと似てたせいでなんか脅されて、ウィルクスにID貸してたらしいけどそのグリズマーの同室の皆さんはドーニゲットの配慮の足らなさでもう集まって対策打ち合わせ中。ドーニー普通別々って分かるだろ〜普通さ〜だから捜査官にはちょっと足りないんだよなぁ彼。海軍のドラッグ汚染の記事らしいけど、侮辱だといきり立つリーダーのケルソー軍曹。ケルソー以下4人、だれもかれも私がやりました！とか言うから全員ぶち込んでおくことにしたギブス。留置される段になって後ろの3人組がエッ自白！？みたいに目を合わせたり、無茶苦茶ですよ！とぼやいたりしてて、覚悟が足りんなぁ。ジム帰りのジヴァのマイカーが駐車場でエンジンついてる…誰だと思ったらジヴァのパパ。耳当て帽まで被っちゃって、イスラエルから何しに…大物なのに…？娘と2年会ってないってだけで護衛もつれず突然お忍びで来た事に、ちょっとぉ！！！と心配ついでに怒りがまず来るのは、立場上しゃあないわ。父親を嫌ってるわけじゃないんだけど、前にも大変な目に遭ってるからねぇ…。ただ娘と過ごしたいって言うのは本心だと思いたいけど、これまでなんかやたら策を弄してるイメージがあるから気にはなる。古株を、古ヤブだなんて、父も娘も英語の決まり文句がアララなところ似てるのね。アビーに留置場カルテット呼ばわりされてるケルソーら。ジヴァの相談に応じる為に久々にエレベーターを勝手に止めて会議室化。やっぱり父親に裏があるかも？？とまず相談されるのがギブスってのがこの数年の信頼感だなって。レオンのところにもジャッキーさん訪ねてきて、なんか私嫌な予感がしてきたな……。なんか夫婦で良い雰囲気だし、変なフラグじゃないと良いけど…いやマジで。イーライさんもイーライさんで、ジヴァの妊婦姿の変装写真見て、「隠居してこう言う光景を眺めてたい」とか言い出して更に嫌な予感。老後に想いを馳せないで(´；ω；｀)まだシーズンなかばだよ！何か他に目的があって単身アメリカ入りしたかもしれないけど、父親として償いたいって思ってる誠意は本物だと思うけどなぁ。娘とお腹の中のイマジナリー孫娘に優しい顔してなんか泣きそう。モサドの中で立場が微妙になり始めたイーライを分析するレオン。国土安全保障省もイーライのアメリカ入りを把握してない(それもどうなの？)けどアラシュ・カズミなるパレスチナ出身のイランの情報部員が今来てて、レオンの見立てではこのモサドの新しい天敵を排除してイーライが実力を示したがってるのでは？となんかやな予感。娘の前で仕事の話して、えっ仕事？？となんか信頼感崩れそうな事もやめてあげて。更に言うならレオンがカズミを招待済み。勝手にぶっ殺されたら変に戦争になって困るからだろうけど、招いて大丈夫な人なのかそこも不安。こんな堂々とした接触ならまぁ流石に今この場で暗殺云々にはならないと思うけど。イーライがうちうちに、実は子供の頃国境のオリーブ畑で一緒に遊んだ幼馴染だったこのイランの情報部員介して、対話で和解の一歩を独断で進めようとしてるのが、モサド的にはアウトなんだろうけど人間としてはとても立派な行いだと思う。イーライからレオンへのお願いは、和解のためにも自分の立場への支援をしてほしいって事みたい。一個人同士では友人でも、立場が絡むと難しい話になっちゃうね。ウィルクスの車にあった自動バックアップ機能が付いたUSB、消去されてもデータは犯人が見落とした？タブレットに送信済み。………ウィルクスが追いかけてた人物のこの帽子、もしかしてイーライとか…？夜はゆっくり〜2人の時間〜って晩御飯の支度も気合い入れてたのに、花束持って帰ってきた夫に不信感バリバリのジャッキーさん。これまでもあったんだろうな、急な仕事の埋め合わせ(´・ω・`)人参へし折った姐さんカッコいい！殺人についてはカルテットはアリバイ有。ウィルクスの写真の帽子の人物はやっぱりイーライ。後をつけられて写真を撮られて結果殺しちゃった…一応は罪の無い記者だからこれはジヴァもショック。諦めから盛り返してた父親への愛が嫌悪や失望に変わっていくのなんか見てて辛いわ。今夜だけは最後と思って一緒のディナーの席に、で尋ねるのはジャッキーさんが接待してくれるレオンの家。アメリカの地位ある家庭のマダムって大統領夫人もそうだけど、料理の腕やメニュー決めのセンスに加えて調度品から室礼まで整えて接待できる腕を要求されるの、凄いわ。何しろ急で、と夫に軽い嫌味を言うことを忘れずに、それでもユダヤ教徒の金曜のディナーに配慮してセッティングするジャッキーさんがすごい。さすがレオンを手のひらでコロコロできる奥方様。イーライの伝統や家族への一言が我慢ならずに外へ出てギブスに真実の告白してたらレオン宅への突然の乱射！うわびっくりした！色々とやめて！！！レオンの家に駆けつけたギブスとジヴァは下手人エイムズの追跡、トニーとマクギーがレオンの家で血まみれで救護作業にあたるレオンを見つけるけどこの分じゃジャッキーさんもイーライも…なぁ。エイムズは毒入りタバコ噛み砕いて自害(ジヴァ怒りの死体蹴り)、ジャッキーは重体で搬送、イーライは現場で死亡。ここまでどストレートに父親を呼んで感情爆発させて泣くジヴァがほんと見てられない。「独りぼっちにしないで」ってなぁ(´；ω；｀)日本語だと「お父さん！」だったけど原語の「אַבָּאアッバ」は幼い呼び方というか幼児語のパパだって調べたら出てきてなんか更に涙なしに観られなかった。父親に腹を立てて家をでてなけりゃジヴァも一緒に死んで犯人にはそのまま逃げられてたから何が正解か分からないけど、あんな別れは本当に辛い。そしてジャッキーも助からなかった。医師が1人で出てきて察したけど、落胆するレオンの前にいるのがギブスで本当良かった。
17Nov
- シャークネードカテゴリー2
  着物をちょくちょく着ていると、結構、箪笥の肥やしにしている方からヤルヤル！といただくことがあります。バブルくらいまでのお嫁入はお着物のお支度もすごかったみたいですけど、その割にはもう着物着ない・着れない・着たことないってマダムも結構いるそうで、名古屋大須の老舗とか某出張着物買取とか、どんなに良い物でも、未使用とか作家物でもないとひっどい二束三文かあるいはタダで買い叩かれるどころか引き取られるので、それなら知ってる誰かにあげようってのも分かる気がする。長く着てると店が開けるくらいあちこちから頂くけど本当着ないし困る(だから引き取って！！)って先生も言ってました。私の従姉伯母は処分ルートを他に知らず、店の提示する相場にガッカリしてそのまま30枚くらい着物処分しちゃってました。それだけあっても5万(どころかむっちゃくちゃ安かった)も行かないって中古の着物買取市場こわい。おばちゃん、ガチ令嬢だったからさぞ良い物だったろうにすんごい勿体ない。絶対ヤフオクの方が良い値段つく気がします。たまに私「こんないい物を？しつけ付！？折角誂えてなんでまた着なかったんですか！？」人「高齢の先生が作って、一回着て、粋すぎて丸洗いしてからくれたけど、私にも派手で10年肥やし」ってありがたい事もありますが、そこまで超絶美品な事はごく稀かな。着たシワとか襟の汚れがそのままとか八掛がもう傷んで透けてるのとか家で洗いざらしたポリ小紋とかなかなかすんごいもの頂いたときは、状態見て、サイズや色柄、その他考慮して着られそうなら洗いに出して、ダメそうなら申し訳ないけど処分させていただいてます。50年ほど前名古屋式にあらゆるお支度をしてまぁまぁ裕福な家庭から嫁に行った伯母が一度も着ていない大島をくれました。背丈はぴったりだけど、すんごい華奢でお人形さんみたいだった若かりし伯母と成長中で太めな私とは横幅と裄が全く違うのがネックだけど何とか着たい、下手したら仕立て直しかな…そして織の着物に合わせた染の帯を折角の大島だからつうろくした白っぽいの買っちゃおうかな～？と頂いたら頂いたでなかなかお金がかかるのが着物…。「大掃除超頑張ってるから！」「自分にクリスマスプレゼント！」とか自分に都合よく理由をひねり出して冬に向けて財布のひもがユルッユルになるのを何とかしたいです。またタイトルに惹かれて見ちゃったよ…。「シャークネードカテゴリー2」(2014)前のはこちら。フィンの故郷ニューヨークに、復縁したエイプリルと向かうよ～！何も起こらない筈がなく…っていうお話。もはやニュースキャスターすら普通にシャークネードって言ってて、一般名詞化してて笑う。・フィン・シェパードロスでサーファーしてたおじさん。サメと戦って一躍有名人に。乱気流を飛ぶ飛行機の中でサメの魚影を観てムム！とすぐにピンとくる。飛行機も操縦できちゃった。アイコン化してるらしく、町の人からもらったチェーンソーでかっこよくキメた。映画化されたら俺役は俺。・エイプリル前作ではフィンと離婚して、子供連れて金持ち男(食われた)と同棲してたけど、なんやかんや復縁。フィンがシャークネードと戦った件の自叙伝書いたのは妻。夫妻ともども有名人。飛行機が襲われて左手食いちぎられて(痛々しい)、ＤＩＹで甥に丸鋸をつけさせた(ナンデ！！？？)。・スカイフィンの事を未だに好きな元カノ。離婚したって聞いてたのに…とちょっとがっかり。戦闘力は並の女性以上。かなり善戦して最終盤まで生き残るけど、ケーブル繋いだ時にスパークに弾き飛ばされた先のサメに食われた。前作のバズとかジョージをほうふつとさせる、いい人のあんまりな最期。・エレンフィンの妹。兄夫婦とニューヨークで久々の再会をするはずが、エライことになったけど、思い切りの良さと機動力で一家欠けずに生き残る。護身用にスタンガン持ってる。・マーティンフィンの義弟。親友だったのに、妹と結婚したことで険悪に。苦手意識が消えない。サメが目の前に迫ったら友情も戻った。ＤＩＹでサメと戦うアイテム作るぞ～ってなるの、アメリカの漢あるあるなのか？・モーラエレンの娘でフィンの姪。ママとその友達と自由の女神見物に。間一髪で本土に帰還。・ヴォーンエレンの息子でフィンの甥。パパとその友達と、メッツの球場で野球観戦へ。間一髪家族と合流。シェパード家の記憶力と方向感覚があるらしい(パパ談)・ブライアンフィンの友達。マーティン父子と球場へ野球観戦しに来たメッツファン。・ベン(いつかモーガン先生を置いていくエイヴ、LA設計したエプス)ニューヨークに詳しいベテランなタクシー運転手のおじさん。俳優もやってるらしい。フィンの顔見てすぐにピンときた。むっちゃいい人だったのに食われた。・ビニーニューヨーク時代のフィンの知り合い？なピザ屋のおじさん。・ポリー・クリシー自由の女神像で待ち合わせてたエレンの友達。なんやかんや二人ともサメ被害で死んだ。・「ザ・ブラスター」マクギネススタンドに律儀に並んで軽食を買う、メッツの元スター選手。スタンドからサメを打ってホームラン。なんだ架空の人物か。・ニュースのお兄さんとお姉さんとおじさん意外と強かった。「……放送中？」「今日もありがとう、この後は通常の放送予定です！」フンッ！！！ＪＦＫ空港に胴体着陸した、フィンが操るサンタ・ミラ航空209便。飛行機の操縦もできるんだ～とか、もういちいち驚いてちゃだめだと思った。おのおの獲物を手に降ってくるサメに向かっていくニューヨーク市民。でっかいシャベルはともかく、マチェットとか機関銃とかチェンソーが普通に車のトランクに入ってるシティ派ってタフなんだなぁ。ただ、チェンソー起動して三台も嵐にほうりこむじじいは、控えめに言ってヤバ委と思った…さすがにあれ、なんか下の人間にも被害がありそう…。あとサメの口から出てきたどこかのかわいそうな被害者さんの薬指に嵌ってた指輪でエイプリルに跪いて再プロポーズしたフィン。受けるエイプリル、…エッ、それでいいんだ！？いやまぁ、めでたしめでたしだけれども…？かなり戦力になった上、あんなに頑張ってても死んじゃったスカイを皆総スルーしてるのだけはちょこっとだけモヤッ。(と思ったら、なんか4では、死なず？にそのままタイムスリップ？したスカイが出てくる？そうで…わけがわからないよ)有名なのけぞってサメを一刀両断するのはまぁまぁ中盤で、落ちではちゃんと、前作みたいに、チェンソー持って口から飛び込んでズバン！！としてた。竜巻の風雨の中、空中でサメの背に立って手綱引いてるのとかももう、驚いてちゃだめだな。こういう映画だな。何も知らないだろうおじさんが怪訝な顔で食い入るようにスマホ覗き込んできても、シャークネードのシリーズに関しては何も思わない私。誰でも「………えっ？何？？？」ってなるよね。真面目に作ってるだろうに、それでも笑えてしまった前作と違って、こちらはもう真面目「風」に狙ってしてますよね？？って感じ。嫌いじゃないけど。次も観よう。