RRR、ド平日の昼間とか、休日のレイトショーとか、なかなか社会人殺しな上映時間設定なのでもうあきらめてます…WOWOWでそのうちやらんかな…北欧ドラマとかアニメはやってるけどインド映画はあんまりやらん印象。…と思ったらたまぁに放送してるかも?そのうち待ってます。
予告編の段階から激しく人選びそうな映画。レイフ・ファインズといい、私はこういう感じの映画好き…予告編に裏切られず何よりでした。
たまにあるじゃないですか…予告編でこんな感じのハッピーコメディだろうなと思って1,900円出して観に行ったらなんかコレ違うぞ思いのほかスッキリしないぞって映画。
「ザ・メニュー」(2022)
孤島にある、世界一予約が取れないレストラン「ホーソン」のシェフ。
オーナーは別にいる。
・マーゴ(義妹を監視しつつナチス賛美してるマダム)
恋人?にすんごい高いレストランに連れてこられた女性。
所謂プロの女性。
食事前でも平気でタバコ吸っちゃうくらいには、そこまで食に崇高なこだわりはない。
普通のごはんが食べたい。
・タイラー(ニュークス)
スローヴィクに心酔するグルメ気取りセレブ。
同伴予定の彼女?に振られて、急遽マーゴを連れてきた。
料理の撮影はダメだって言われてるのにスマホで盗撮するのに余念がない。
スローヴィク氏の演説聞いて落涙してるのを見たマーゴはドン引き。
事前にスローヴィクの計画聞いてたのにマーゴには言わず、ビンタされた。
料理は下手くそ。
・エルサ
不気味なメイド。
客にルールを守らせようと目を光らせる。
・リチャード
金持ちのじいさん。
・アン
金持ちの妻。
この一人2500ドル?だっけ?の予約取るのが難しすぎる超高級レストランに11回も来てるにもかかわらず、出されたものを何一つ覚えていない。
じじいの方は娼婦相手に変態プレイの経験あり。
・落ち目の役者
自称スローヴィク氏のお友達。
激務のスローヴィク氏がたまの休日に訪れた映画館でやってた映画の主演。
・フェシリティ
元スターのアシスタント。
スタッフであり愛人ぽいけど別れを切り出す気満々。
奨学金使わずにブラウン大卒業。
ボンボンかな?
・リリアン
評論家。
・テッド
評論家の相棒。
スローヴィク氏を世に送り出したと自負するおばちゃんと付き従うおじちゃん。
偉そうなおばちゃんの方は謎造語使いがち。
沢山のレストランを酷評して潰してきた。
・ホーソン
スローヴィク氏にお金出してレストランを開かせた金持ちオーナー。
店の方針そのほか色々スローヴィク氏にはかなりの無茶言ってた模様。
天使の羽根がよくお似合いでした。
・ソーレン
中南米系。
・ブライス
アジア系。
・デイヴ
アフリカ系。
三人そろって横領してる意識高そうなIT長者。スーツが鼻につく感じにおしゃれ。
ホーソンのスポンサー企業の社員。
森の中の鬼ごっこでは鳥小屋に隠れていたアフリカ系のお兄さんが最後に捕まって、ご褒美に特別なポーチドエッグ貰った。
・スローヴィク氏のママ
夫のDVに耐え、なんやかんやでアル中になった人。
レストランの隅でめっちゃ酒呑んでる。
・テッド
何があろうが平然と高級ワインを紹介して勧めてくる給仕。
パンフレット売り切れてたので、地元の別の映画館行って探してこようかな。
誰が誰かイマイチ分からん人が多くって、パンフ無いと正直人物確認が怪しくもあり。
正直、超・お高い料亭は伺ったことがあるんですけれど、超!お高いフレンチ?レストランは足を踏み入れたこともなくって、シェフをトップにしたヒエラルキーやシェフが持つ特殊な名声とか権力、まるで工房みたいなメインキッチン…作業工程の無駄のないキビキビしたプロフェショナルっぷりは、職業見学みたいで面白かったです。
ピンセットで並べるんだ…ヒャアすご…お皿の上に岩のせてホタテに…もうジオラマじゃん…と最初の方はやたら拘りすごい敷居クソ高レストランに紛れ込んだ庶民の困惑を堪能できます。
最初の方は。
スーシェフの「混乱」でまさかストレスでいっぱいいっぱいになったスーシェフが自殺しちゃうとはなぁ。
ビニールシートに香草広げてたけど、そこに倒れこんだのも作品ってところでやっと上流階級人が「アレやばい?」と困惑し始めるのがびっくり。マーゴじゃないけどこのレストラン初めからちょっとなんだこれ?だったよなぁ。
R15+ですね。
その昔バトルロワイヤルなる映画が確かアレR18?15だったかな?って事考えるとぬるいぬるい。BONESとかクリミナル・マインドとかで大分免疫ついちゃったからかもしれないけど、言うほどそんなウワァキッツってグロシーンはないかなぁ(感想には個人差があります)
自殺者が出たり、指一本切られたり、林の中追いかけられてボッコボコにされたり、焼身自殺したり燃えたりとこれだけでまぁまぁネタバレしちゃってるけどまぁそのくらい?そのくらいだし、義務教育中にはこういった不条理メンタル系はお勧めできないかなとは思うけど、言うほどそんなウワァキッツってグロシーンはないかなぁ(感想には個人差があります)
スローヴィク氏のシェフの始まりというか、まだ何のストレスもなく楽しく料理人稼業をしていた頃の、ダイナー系の素朴なお値打ちチーズバーガー。ここだけ作ってるシーンの所作やスローヴィク氏の表情には本当に人間らしい温かみがあって、マーゴがもくもくと食べるのを見守るのもこう、監視っぽくない、純粋に作った料理がどう評価されるか気になって仕方なかったんだろうなと言う感じで良かった。
スローヴィクもできることならさっさと店手放して、しがらみもない町のレストランで初心にかえって気ままに料理出来たら、きっと幸せだったのになぁ。
サスペンスだろうけど、コメディかなぁ。ブラックコメディではあるかもしれない?
お高くとまった食通ぶったセレブどもに長年大変なストレス掛けられてきたスローヴィク氏が爆発しちゃうのも分からんでもないなぁ…ただおめぇの映画気に入らねぇんだよ貴重な休みを台無しにされたってだけでターゲットになった映画俳優の人は面白いけどさすがにちょっと気の毒?かも?
個人的にアニャ・テイラー・ジョイさんを知ったのが「アムステルダム」。何とも言えない40年代ひっつめ上流階級ヘアーで目つきの鋭さや何とも言えない爬虫類系の顔立ちが露になっていてうーん好みじゃないな??一度見たら忘れない名前と顔立ちだけどな??と思っていたのですが、名駅のでかいモニターでディオールのモデル仕事してるアニャさんの映像を拝見して、あぁコリャ雰囲気ある美人かも…と印象が変わり、今回の現代的な服装と耳の横に鬢の毛垂らすお団子ヘア&髪下ろしてるビジュアルはかなり可愛らしくて、寧ろ好きになりました。
メイクもそうだけど、ヘアスタイルって印象にかなり影響するんだなぁ…プロってすごい。
チーズバーガー食べたい。
モスチーズやとびきりチーズよりおいしいお手頃なチーズバーガー教えてください。チーズはくど過ぎないのが好みです。
※12/5修正。
ねんがんのパンフレットを手に入れたぞ!なので、人物の名前も料理のコースもばっちりです。
①アペタイザー(@船内)
生牡蠣とミニョネットソース、レモンキャビア添え
②アミューズ
圧縮して漬けた白瓜とミルクスノー
③一皿目
島
④二皿目
パンのないパン皿
⑤三皿目
”メモリー”
ブレス産鶏モモの燻製アル・パストールと家宝のマサで作ったトルティーヤ
⑥ジェレミーの”混乱”
野菜、ヒレ肉、ポテト、ビーフソース、骨髄
⑦口直し
ベルガモットとレッドクローバーのお茶
⑧六皿目
”男の過ち”
アメリカイチョウガニ、発酵ヨーグルトのホエー、乾燥アオサ、梅干し、昆布
(⑨)デモンストレーション
”タイラーの駄作”
生焼けの羊肉、エシャロットと西洋ネギ、マズいバターソース
⑩追加の一品
最高のチーズバーガー
⑪デザート
”スモア”
マシュマロ、チョコ、グラハムクラッカー、客、スタッフ、レストラン