さて、N美さんの講座の続きです。
今回の講座では「エンプティチェア(もどき)」を教えました。
エンプティチェアの説明はこちら
対峙するのは、人でも動植物でも、体の部位でも、物でも何でもよいのです。
N美さんが「亡くなったワンちゃんの夢を見たんです。夢の中で、来年戻ってくると言われたんですけど」と言うので、「じゃあ、ワンちゃんと話してみましょう!」と。
夢の世界=潜在意識の世界です。
生きている人と亡くなった人とでは周波数の違う世界にいるので話すのは難しいのですが、寝ているときは体が3次元にあっても意識は潜在意識にどっぷり浸かっているので、話すことができます。
なので、亡くなった人が「夢」を使ってコンタクトをしてくる場合もあります。
映画「シックスセンス」にもそのようなシーンがありました。
N美さんの向かい側の椅子に亡くなったワンちゃんをイメージしてもらいます。
イメージ=潜在意識なので、しっかりイメージをすると(3次元ではもちろん見えませんが)5次元レベルではそのエネルギーと繋がることができます。
N美:(ワンちゃんに)夢の中でまた戻ってくると言ったけど、本当?
ワンちゃん:うん!
N美:それは来年?
ワンちゃん:そう!
N美:犬種は?
ワンちゃん:チワワ。前と同じ。
N美:夢の中ではほかの犬種だったけど?
ワンちゃん:それは過去世のときの姿。
N美:そうか、じゃあ、今度もチワワなのね?
ワンちゃん:うん!
N美:女の子? 男の子?
ワンちゃん:女の子!
さて、このエンプティチェアで驚いたのは、N美さんがワンちゃん側の椅子に座ると、普段のN美ではなく、まるでワンちゃんになりきったかのような声と話し方になることです。
イタコみたい・・・。
N美さんは引っ越しを考えているそうです。
来年引っ越した後に転生したワンちゃんと再会するのかもしれません。
実はN美さん、講座にいらしたきっかけが私のブログ『腎不全末期の老犬にどうしてほしいか聞いてみた』なのです。
こちらです。私のブログの中で一番多く読まれている記事です。
N美さんの飼っていたワンちゃんも老犬で腎臓の治療を受けていました。そのときにこの記事を読んで、講座に来て下さったのです。
その後、ワンちゃんは亡くなりましたが、なんと、N美さんを私の講座に連れてきたのがそのワンちゃんだったことがわかったのです。
写真を見せていただくと、とても魂の高いワンちゃんでした。
N美さんが「エンプティチェア、面白いです!」と気にいった様子でしたので、もう少し練習してみることにしました。
会社でときどき外部とのトラブルがあり、その原因が営業Aさんに問題があるのではないかと思うと言うので、Aさんを向かい側の椅子にイメージしてもらいます。
Aさん:原因は自分ではない。現場監督の人がコミュニケーションがうまく取れないからだ。
N美:そうかもしれないけど、でもあなたにも原因があると思う
私:どういうところに原因があると思うの?
N美:沸点に達すると一歩も引かなくなるところ。
Aさん:そういうところはあるかも・・・。
私:(Aさんに)それは過去世の影響があるんですか?
Aさん:はい
N美さんを誘導してその過去世を見にいきます。
N美:戦場です。兵士が視える。Aさんは彼らに指示を出している。
私:指示は的確なの?
N美:はい
私:では、戦争は有利なの?
N美:いいえ
私:なぜ?
N美:けが人が多い。みんなに無茶をさせているから。
私:なぜ無茶をさせているの?
N美:後退したらみんなの命が危ないから、ひたすら戦わせている。
結果みんなボロボロになった。Aさんは突き進んだことが間違いだったのか? どうすればよかったんだろう? って思っている。
私:その後どうなりましたか?
N美:自分も戦いで命を落としました。
中間世でガイドが、
「自分では良かれと思っていても、目の前のことが見えていない」と教えてくれました。
書き換えを視ます。
N美:戦略を変えました。けが人は後退させています。
救護できる人を戦う人の中からピックアップして、けが人のサポートにに回しています。
前線の人間は数が減ったけど、みんなで守ろうと言う気持ちが高まっています。
私:で、どうなったの?
N美:何とかみんな立っている。さっきみたいにボロボロにはなっていない。Aさんはほっとしています。
書き換えて終了しました。
N美さんは「これ(エンプティチェア)、いいですね! これからどんどん使ってみます!」と。
私はN美さんの口調がワンちゃんになったり、男性のAさんになったりするのをすごいなあと思って見ていました。笑
瞑想をしなくても、ヒプノのようにリラクゼーションを使って潜在意識に誘導しなくても、この手法を使えば簡単に潜在意識に入れます。
過去のエンプティチェアの記事はこちらです。
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