(つづき)
「ゲシュタルト療法」という心理療法の中に
「エンプティチェア・テクニック」というのがあります。
目の前に空の椅子を用意して、
そこに身体や感情、人間関係など
自分にとって現在問題となっているものを
座らせ、対話をしていきます。
そうすることにより
自分の内面にある感情を
「今ここ」に浮かび上がらせ、
「気づき」を得ていくのです。
講座ではこれを簡単にアレンジして
使っています。
N子さんのご主人が
目の前の椅子に座っているとイメージします。
そして、
「この半年間で私、変わった?」と話しかけます。
立ち上がり、深呼吸をして
意識を「中立」に戻したところで、
今度は相手側の椅子に座って
今の質問に答えてみます。
これ、やってみるとわかるのですが、
なぜか相手の椅子に座ると
答えがすらすらと出てくるのです![]()
まるで自分が相手の人になり替わったかのようです。
思うに、
「相手が目の前に居るとイメージする」と、
肉体を連れて来るのは無理ですが、
「意識体」をその空間に「据える」ことが
できるのではないかと思います。
ですから、
自分が相手の椅子に座ると、
その「意識体」に同調して
答えられるのではないかと。
あ、そうだ、今、ガイドに聞いてみます・・・。
えっと・・・。
別に椅子を用意して呼び出さなくても
普段やっている「リーディング」や「チャネリング」と
いわれるもので周波数を合わせれば
相手の意識と繋がることはできるけど、
3次元の物質である「椅子」を用意し、
「今この固定された場所にいる」
と自分が意図・認識することで
初心者でも同調しやすくなる、とのことです。
N子さんのご主人は、こう答えました。
「明るくなったよね!
自分の気持ちも楽になった」
「今までは息苦しかった。
なんか縛られてるみたいで・・・。
監視されてるような。
だから、ぎゅうっと縛られてるのから解放されたい!
と思って発作的に家を飛び出したりした」
それを聞いたN子さんが
「わかる!
私、きっとそんな感じだったと思います。
いつもやることをみてて、
常に文句を言ってた感じ」って。
それにしても不思議ですね~![]()
ご主人に何かを言ったりしたりしたわけでもないのに、
こんなに変わるなんて。![]()
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