(つづき)
実は2年程前から、この「インナーチャイルドの癒やし」は私の課題でした。
過去世も含めて、日々の生活の中で潜在意識に溜まってしまった「思い込み」や「ネガティブな感情」を手放せば(=解放すれば)、いろんなことが気にならなくなって人生が楽しくなる、
だから、その「手放し方(=解放)」を教えよう!と講座をやっているわけですが……。
過去世が原因となっている「思い込み」や「ネガティブな感情」は比較的手放しやすく、かつ効果も大きいのに比べて、
「インナーチャイルドの癒やし」は、やってもやっても、なかなかスコ~ン!とは外れない。
一時的に「心が軽くなった!」「楽になった!」と言っていても、またすぐにモヤモヤが始まる……。
あの手この手とやってみるのですが、一筋縄ではいかない。
もうだんだん教えるのも嫌になってきて、ついに「上」に、
「私は過去世解放だけでいいです。インナーチャイルドの癒やしは、誰かそういう専門の人がやればいい」とまで宣言してみたのですが、あえなく却下されました。笑
「やらなければいけない」と。
今にして思えば、「自分を好きになる」「自分を愛する」ことこそが「6から7」へいくための必須条件だったからなのでしょう。
能力が高いのに、なぜハイヤーセルフとじゃんじゃん対話できないのだろう?
なぜもっと、過去世をどんどん読み解くことができないのだろう?
その理由はひとえに「自分を否定しているから」なのです。
リーディングも
チャネリングも、
「上」と繋がるのも、
アカシックにアクセスするのも、
結局は潜在意識にフォーカスして、
普段の自分よりも高波動の(自分の)エネルギーに繋がることを意味します。
その自分を否定しているということは、自身がその世界を否定しているわけですから、繋がりようがないのです。
つまり、スピチュアル的な能力アップの鍵は、「自分を肯定する=自分を好きになること」なのです!
しかし、「自分を好きになって!」と言ったからといって、簡単にそうできるわけでもありません。
「インナーチャイルドを癒やす」というと、
子供のころの傷ついた自分を癒やすように聞こえますが、必ずしもそうではないのです。
「子供の頃、別に親に虐待されたわけでもない」
「自分はかわいがられていたと思う」
「癒やさなければいけないようなつらい思い出はない」
という人もいますが、
そういった表面的なことではなくて、
ポイントは、
「自分を好き?」
「自分を愛してる?」
「自分のこと、認めてる?」
「自己肯定できてる?」
というような点なのです。
自己肯定できるか否かは、子供時代を過ごす家庭環境が大きな要因となるようです。
一番そばにいる親からどれだけ「肯定」の言葉を浴びて育つか、その影響が大きいのです。
潜在意識に「自己肯定感」が少ないと、当然ながら自分を好きになるのは難しくなります。
日々生きている自分が人生の主役なのに、その自分を「好きじゃない」
としたら、人生がハッピーであるはずがありません。
私自身もその暗黒の時代を30年以上も過ごしたのです。
10年かけて、ヒプノを学び、魂のしくみを学び、自分の人生のシナリオを理解し、苦しかった感情を吐き出し、さまざまなことをやっていく中で少しずつ変わっていったのです。
しかし、今は時代がちがいます。
人々の意識は確実にあがっているのですから、こんなに時間をかけなくても、もっと早く楽になる方法があるのではないだろうか・・・?
そして、
「嫌いな自分」「自信のない自分」「認めたくない自分」にとことん向きあって、ず~んと沈んだ気持ちになるような、辛気くさいやり方じゃなくて、もっと楽しい方法はないものだろうか?
あ~はっはっはっ~
と笑い転げてワークをやっているうちに、
気がついたら、
「あれっ?
わたし、軽くなってるんですけど?」
みたいな。笑
そんなことを、卒業生の「スーパーポジティブYokoさん」と話していたのです。
そうしたら!
9月の終わりに、「上」がポン!と降ろしてくれたのです。
その方法を。
関連記事
(つづく)
姉妹版ブログ
『聖なる樹のヒプノセラピー物語』も読んでね!