「インナーチャイルド」とは、
その名の通り、
「内なる子供」のことを指しますが、
心理学用語では
「内なる傷ついた子供」
として扱われることが多いようです。
具体的には
子供の頃の
悲しい、寂しい、孤独感、虚無感
などの全ての感情を
ひっくるめた象徴のような存在です。
これらの感情記憶は
大人になった自分の
性格や思考の癖に
多大な影響を与えるのですが、
殆どの人は
それに気づいていません。
かくいう私も・・・・・。
30年以上にもわたり
啓発本を読み漁って、
なんとかプラス思考になりたい、
この苦しみから逃れたいと
もがき続ける中で
ようやくヒプノセラピーに
出会った時でさえ、
苦しみの原因が
インナーチャイルドにあるとは
気付きませんでした。
教室では
過去世退行、幼児期退行、未来世
などを習うのですが、
幼児期退行をやる日は
「私は何もないから」と言って、
避けていたのです。
そして、半年が過ぎたころ・・・・。
その日は「過去世退行」の練習だったのに
誘導を受け始めると、
いきなり目の前に
小さい頃の自分が現れて、
「たすけて~! たすけて~!」
と大きく口を開けて
わんわん泣きじゃくっているのです・・・・。
え~
これ、私のインナーチャイルド・・・?
「たすけて」って言ってる・・・・
(つづく)
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