いよいよ週末
私たちの朝の仕事中 いつも1人でお留守番のルビーは
寝てるか起きてるかどっちかなんですけど
今日は寝てました。
こんな風に。
こんなに気持ち良さそうに寝てるのは久しぶりに見る。
ブラインドから洩れてくる朝日がいい感じ。
私のお気に入り、ルビーのしっぽ。あらいぐまみたい。
今日はレースで引く予定だった馬が出走取り消したので、レースには行かずに
午後の作業当番になりました。
夜は、初めてメルボルンシティに繰り出します。
メルボルンで6~7年 大手の厩舎で働いている『Jさん』に連絡を取り、
一緒に夜ご飯を食べることになりました。
彼に会うのも4、5年ぶりくらいかなぁ。
私が競馬学校に入学した時の アシスタント・インストラクターをやっており、
その後学校を辞めて こちらメルボルンはフレミントンのデカイ厩舎で働いてます。
数年前にヴィクトリア州での「ストラッパー・オブ・ザ・イヤー」の受賞者。
私の大先輩でもあります。 いろいろVIC州の競馬界の話も聞きたいので
今夜は楽しみ~~~
明日は旦那と 20歳のブルックちゃんと3人で(もちろんレースデー・フォアマンのジェイミーも来るけど)
Ballaratへ1日レース。
今回6頭出走予定なので、最初の2頭を旦那と私で、あとの馬運車でブルックと4頭の馬が
競馬場で合流する予定。
考えただけでも忙しそうな明日。 朝は8時には厩舎に行かなくっちゃ。。。
日曜のレースに行く時は結構めんどくさい。
自分達で馬をシャンプーし、シッポをバンテージで巻かなくちゃいけません。
明日は旦那と2人で4頭分シャンプーするので なんかすごく慌しくなりそう。。。
では また!
引退した競走馬のゆくえ
☆本日2つ目の記事です☆
気付いたら厩舎で働き始めて既に1ヶ月が過ぎてました。
今では 厩舎にいる50頭の個体識別も完璧、調教トラックまで輸送する馬運車が15頭乗りなので
3回に分けて馬運車が厩舎と調教トラックの間を往復するんですけど
その間にやらなきゃいけないことなど その他もろもろ 誰の指図を受けることなく
ちゃっちゃか やっちゃってるワケであります。
あ~ あたしってほんとにデキる!
さて今朝の出来事。
ワーホリでうちの厩舎で働いてる台湾人のリリアンちゃん(30歳)、
本国で障害者乗馬のインストラクターになるべく オーストラリアで勉強をしています。
なので競馬のことは 全く解りません。
解らないことがたくさんあるので 都度 教えてあげてるんですけども、
先週のレースで故障が発覚し、競走馬生活に終止符を打った馬が今朝 厩舎から出て行きました。
事情をよく知らないリリアンちゃん、「あの馬、どこ行くの?」と聞いてきたので
誰かが「もうレース出来なくなっちゃったからね、ドッグフードだよ」と教えたら
ショックのあまり泣き出してしまいました。
その後でうちの旦那が「リリアン、冗談だよ。 誰か面倒見てくれる人のところに行ったよ~」と
フォローして 彼女は安心してました。
私も正直 その馬がドッグフードの会社に送られたのか、誰か引き取って生涯面倒を見てくれる人のところに行ったのかは知りませんが、
競走を引退した馬が殺処分されてドッグフードになるか、クロコダイル・ファームに送られるか、数少ない動物園に送られることは しょっちゅうです。
日本でも同じですよね。
ただ、過去に私が働いてた厩舎から姿を消した馬達は 全頭 誰かのペットとして余生を送っているので
今回そんなことに遭遇したのは初めてでした。
この世界に長くいると そういうことにも 結構ドライでいられる。
感覚が無くなるわけではありません。
いちいち1頭1頭を気にしてたら 精神が持たないから
自然とスイッチが切り替わるんです。
ホームレスとなった犬や猫たちが世界中で殺処分されていますよね。
そういうことって 人間として見たくないし聞きたくないので ついつい知らないフリをする、
蓋をしてしまう、聞かなかったことにしてしまう。
でもこれが現実。
動物を取り巻く環境は 常に厳しく、
私たちはその中で【生きている】んですね。
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「全然タイトルが思いつかない」日
昨日作った「カレー」ですが、
旦那が帰宅して 温めなおしてる時に
「あっ! コーン入れるんだった!」と思い立ち
冷凍コーンをそのままバサバサと鍋に投入しました。
グツグツしてる間に解凍されて煮えちゃいますから
旦那に気付かれることもなく
全然オッケー!
コーンも入れると美味しいです。 お試しあれ♪
私としてはハウス食品のカレールウが好きなんですけど、
S&Bのゴールデンカレーも美味しく出来上がりました。
10年くらい前までは、
「ニンジンを全部すりおろして入れると美味しい」
とか
「チョコレートを入れるとコクが出る」とか言われ
醤油を隠し味に使ったりといろいろ試したんですけど
やっぱりシンプルに作った方が一番美味しいということに気付きました。
みなさんは カレーを作るとき こだわりの「隠し味」ってありますか?
私は日本酒を入れる くらいですかね~~
2種類のルウを入れると美味しい と もっぱらの噂ですけれども
なんせ ここ クランボルンでは1種類しか手に入らないので
それも叶いませんですわ。
そうそう、先日 キャラバンで移動生活をしていたときによく使っていた
オーストラリアのロードマップが出てきまして
ようやくクランボルンとメルボルン周辺の地図を見たんですよ。
他所の地域のレースにもいろいろ行きますから
Ballaratってどこだろう? とか Moeってどこだろう? とかって。
あービックリした。 クランボルンって意外に小さい!
そーかー、 だからアジアン・グローサリー・ショップも31アイスクリームも無いんだ!
明日の夜はもしかしたら メルボルンまで繰り出して「外食」するかもしれません♪
ステキなお店を検索しなくっちゃ。
明日は 競走馬のルイーがやっと「レース」です。
今回は「THANGOOL」という聞いた事もない田舎でのレース。
1着賞金$4000(感覚的には40万円)ですが、オーナーがもらえるのは賞金の85%、私たちの取り分はその中の5% なので、、勝ったら いくら???
たいした額ではない というのがお解かりいただけるかと思いますが
まぁまぁ 楽しみでやってるので いいってことよ としておきましょう。
QLD州ではカントリー(田舎)やプロビンシャルのレースは4着まで、ブリスベンのカーニバル中は5着まで賞金がもらえますが、 ここVIC州では5着から10着までは一律の賞金を貰えるので
なんかすごく良いシステムだと思います。
州によっていろいろシステムが異なるオーストラリア、なんか複雑でイマイチよくわかりません。
さっき、ゴールドコーストに住む義母とスカイプでチャットをしておりました。
「what is happening down there」と聞くので
http://ameblo.jp/maxrubyginger/entry-10771080924.html ←このルビーとマックスの
寝てる写真を見せたら 笑ってました。
日本語は読めませんが 時々こうしてブログに載せた写真を旦那ママにも見せています。
たいそう喜ばれます。
みなさん良い週末をお過ごし下さい。
今日はご訪問ありがとうございました。 ('-^*)/
日本のカレーは オーストラリア人に大人気
今日「も」午後のお休みを頂いたわたし、
旦那が仕事なので、私が晩御飯担当です。
「何がいい?」と聞いたところ 「カレーが食いたい」。
日本のカレーはオージーに人気です。
オージーも オージーなりのカレーを作るんですが、
見た目インドカレーっぽい スープ状のカレー。
肉・野菜を炒めてカレーパウダーを入れて作るやつ。
ゴールドコーストには日本の食材を売ってるお店がいっぱいありましたから
カレールー 1つ買うにも苦労はしませんでしたが、
ここクランボルンにはアジアン・スーパーが無い!
大手スーパーマーケットにはアジアン・コーナーがあるんですけど、
Colesにただ1つ 売ってました。
S&Bのゴールデンカレー。
ちなみにWoolworthでは売ってません。
箱のヨコには作り方が書いてあるのでオージーでも作れる。
でも実際買ってる人っているのかなぁ???
手に入るルーはコレしかないので、今日はこちらでさっそくカレー作り。
スーパーにはいろんなタイプの牛肉が売ってますが
どうも値段が高い気がする。
安いのもあるけど 煮込んでも歯ごたえたっぷりに硬いので
どーーーーしよ~~~~~
と暫く肉コーナーでうろうろし、まぁいっかこれで、と買ったのが「キャセロール用」。
重曹を肉にすり込ませて 柔らかくしよう♪
と思ってたのに どこ探しても重曹が見当たらない。
しょうがないから 1口大に切った肉にさらに包丁で切れ目を入れてみました。
これで果たして柔らかくなるのか??
さて、料理開始。
うちの旦那は玉ねぎが食べられないので、うちで使うのはオニオン・フレーク。
玉ねぎをこまかーくチョップしてフリーズドライにしたものが
スパイスコーナーに売られています。
生の玉ねぎは食べられないけど、玉ねぎの出す風味は好きというよくわかんない嗜好です。
鍋に「エキストラ・バージン」のオリーブオイルを入れて
ショウガとガーリックのミンスを適当に入れます。
生のショウガ・ニンニクをいちいち刻むのもめんどくさいので、
切った牛肉を投入し、炒める。オニオンフレークも投入する。
半分くらい炒まったところで、今回日本酒をちょっと入れてみました。
にんじんを投入。
他に入れる野菜が見当たらなかったから、
冷蔵庫に入ってた「ブロッコリーニ」の茎の部分を切って投入しました。
なんとなく炒まったら
水を入れて
ジャガイモを投入。
後は煮えたらルーを入れてしばらくコトコト。
あ~
カレーって簡単でいいですね~~~~♪
これをオージーに振舞うと、
「ウマイ! なんて美味いんだ!どうやって作ったの??」
と感激されるんですけど
いやいや、スーパーで「ルー」が売ってますから。
うちの旦那は野菜が好きではありません。
前述の玉ねぎや シュロットなどの「ネギ類」もダメです。
ウリ類もダメです(かぼちゃは好きだけど)。ナスも好きではありません。 ピーマンもダメです。
さやえんどうは○だけど、インゲンマメはXです。
もう「玉ねぎがダメ」な時点で作れる料理が限られきますよね。
こんなに嫌いな野菜が多いと
ハッキリ言って料理する気を無くします。
だから旦那が料理担当なんですけどね。
白いご飯そのままで食べるのはあまり好きじゃないんですが
(ジョッキー時代に減量の為死ぬほど食べたので もうイヤなんだとか)
カレーにかけて食べるのはいいらしい。
オーストラリアは電圧が250vですから、ご飯も20分くらいですぐ炊けます。
これはなかなか便利なところ。
次回は「春巻きが食いたい」というので キャラバン生活4ヵ月間では作る事の無かった春巻きを
リクエストされました。
めんどくさいなぁ~~~
今日はご訪問ありがとうございました (^ε^)♪
さすが大物は違う
今日はSandownにて最終レース(第7レース)を引いてきたので厩舎に戻ってきたのが18時半でした。
前回Sandownに行った時と同じ馬、Chatter(チャター)の担当で、今日も厩舎から同じレースに2頭出し、
前回と同じ馬同士で行ったのでカイラと同行。
第6レースにも厩舎から出走馬があり、カイラのボーイフレンドのダン(発音的には【デーン】)も一緒になり、
今回は3人 プラス 毎度おなじみレースデー・フォアマンのジェイミーくん、の4人で馬運車に乗り込み競馬場に行きました。
実はカイラもジェイミーもダンも若い! カイラは厩舎ではトラックワーク・フォアマンの地位にいるんだけど
若干21歳。 ジェイミーも23歳。
さすが実力主義のオーストラリア、年齢が若くても経験や実績があれば職場でも重要な地位に就けます。
でもやっぱり若いだけあって 「あれれ?」な所はあるんだけどね。
こんな話は 置いといて。
今日の騎乗は日本でもおなじみとなったでしょう、クレッグ・ウィリアムズ騎手。
はて? と言う方、【ジャガーメイルに乗った騎手】と言えば解りますかね。
マウンティングヤードで馬にまたがってから、
「Hi, how's going?」 「What's your name?」と気軽に声を掛けてくれました。
「あんた、どこ出身?」と聞かれたので 「日本です」と答えたら(ここまでは英語)、
「アー、コンニチワー!」と日本語で挨拶してくれました。
先週のマジックミリオンズのレースで、ゴール後にクレッグ騎乗の馬が 目の前にいた馬の後ろ脚に
引っかかって人馬転したんです。 馬も騎手も大丈夫だったけど、見た感じはクレッグの足が馬に蹴られてたか
馬の足の下敷きになってたか してました。
クレッグは自分で起き上がるとビッコを引きながら自分でマウンティング・ヤードに戻り、
次のレースにも乗ってました。
タフな人だな~~ と旦那と2人で感心し、
「レース見ましたよ。大丈夫でしたか? あの馬も調教師も知り合いなので。。」みたいな話をし、
「ゴールドコーストに10年くらい住んで、最近こっちに引っ越してきたんです」と簡単に説明をすると、
「ゴールドコースト、アツイネー。ニホンワ サムイー!」と 再び彼の日本語が。。
本馬場に出る時は 「ヒダリネ」と日本語で言うので、念のために「are you going to LEFT?」と英語で聞き、
馬を放すときに私はいつもジョッキーに「Good luck、○○(ジョッキーの名前)!」と声を掛けるんですが
今日もいつも通り「Good Luck、Craig!」と言ったら 「ドーモアリガトー!」とここもまた日本語で答えてくれました。
こんな一流ジョッキーが 私のような一介のストラッパーにまで気さくに話をしてくれるとは!
しかも日本語で。
どなたかのブログで、武 豊騎手がとても気さくな方だというエピソードを読んだのも思い出して、
さすが大物は器が違うよな~~ と とても感動しました。
結果は、Chatterはゴール前 どうにも行くところが無くなって詰まってしまい 惜しくも4着同着!
2~5着がゴチャゴチャになってゴールした混戦でした。
不利が無ければ絶対勝てていたレースだっただけにとても残念!
クレッグも「勝てるレースだった」と悔しそうでした。
いや、悔しいのはこっちもそうですけどね。
カイラが引いた馬が2着、ダンが引いた馬は、長距離を得意とするんだけど休み明け初戦の短距離レースだったので全然期待してなかったのが、予想を覆す4着に来たので 今日はみんなハッピー♪
良い結果を残してくれると帰りの足取りも軽やかです。
予定では今週土曜日と日曜日にもレースに行くことになり、これは明日発表される出馬表(って言うんですかね?)を見てからのお楽しみ。
日曜日はうちの旦那もレースに行くことになりました。
今週はレースする馬が多くて なんだか忙しいです。
そうそう、昨日書いた「私がオーストラリアに来たワケ」、【ワケ】じゃなくて 【いきさつ】でしたね。
も~ 日本語を使わなくなると 解らなくなるんですよ~~~☆(と下手な言い訳をしてみる。)
なんせ かれこれ10年前の事柄なので、細かい所は記憶があいまいです。
「そういうような事があった」と思っていただければ幸いです。
今日はご訪問ありがとうございました (^O^)/





