「はにわ公園」花しょうぶ花模様
「はにわ公園」は、JR勝田駅から「ひたち海浜公園」へ向かって伸びる「昭和通り」の途中左側にあります。花菖蒲咲く「はにわ公園」は、「馬渡(まわたり)」という地区にあります。武士の馬か農耕馬なのか地名の由来は分りません。
花菖蒲・花しょうぶ・ハナショウブが数株だけ開花しました。花菖蒲に接するのは初めてですが、満開は二週間後位のようです。
花菖蒲(ハナショウブ)は、菖蒲(アヤメ)科の多年草です。いずれ「菖蒲(アヤマ)」か「杜若(カキツバタ)」。花菖蒲は、菖蒲と杜若の親戚なんですね。
花菖蒲・菖蒲・杜若の見分け方は難しいようです。生育する場所が違うようで、水の少ない順に
①菖蒲②花菖蒲③杜若になるようですが、難し過ぎます。
「はにわ公園」は、ウッソウとした森に覆われており、「マムシ注意」の看板にうなづけます。湿った森は、マムシ繁殖に最適です。
開花直後の「はにわ公園」花菖蒲
●国指定史跡…「馬渡埴輪製作遺跡」
■昭和38年、地元の中学生が偶然に馬形埴輪を発見した。
◆古墳時代の5・6世紀に埴輪を作っていた跡と確認されている。
近くに「虎塚古墳」という前方後円墳があります。内部に赤い装飾壁画が確認されている貴重な古墳です。
「馬渡はにわ公園」内に【花しょうぶ園】はあります。
平成3年に植栽して19年が過ぎました。地元の愛好家に支えられ今年も無事開花しました。見頃には後2週間位の時間が必要です。
「馬渡はにわ公園」【花しょうぶ園】の一角に、自然の水辺を復元した湿地があります。子供達と子育て中の親には恰好の遊び場です。
散策していて気になったというかゾットしたのは、「マムシ注意」の看板がいたる所にあった事です。蛇嫌いとしては、真夏には近寄れないと思います。
偕楽園と千波湖を結ぶ「偕楽橋」
偕楽園と千波湖を結ぶ橋である「偕楽橋」。公園部の「月池」から水戸市街方面に見える「偕楽橋」。千波湖と並行して流れる桜川に架かる「偕楽橋」。駐車場の関係で「偕楽橋」を歩いていない事に気づきました。「偕楽橋」は歩行者専用で、自転車は押して渡ります。
「偕楽橋」から見た桜川(左)と千波湖(右)。
この時期は水量豊富な桜川。最後の清流・那珂川に注ぐ。
備前堀として水戸市南部の水田地帯に注がれる。
備前堀は、水戸藩初代藩主・徳川頼房が農業用水と千波湖洪水対策として造った。
水量が少なくなる秋になると桜川の水争奪戦が勃発する。鮭が遡上する桜川本流と支流の備前堀農業用水で起こる。
+――――+――――+――――+――――+――――+
「偕楽橋」付近は、千波湖の中で最も観光地化した場所である。好文茶屋・好文カフェ・ボート乗場などがあり賑やかです。無料駐車場から離れていることもあり、あまり近寄らなかったが、水戸市街を望む場所としては、案外良い地点であると認識した。






