八木毅のブログ/Takeshi Yagi's Blog/Electric Garden -51ページ目
 浜町にある某スタジオで映画「大決戦!超ウルトラ8兄弟」のアフレコをしました。映像は、まだ完成していませんが同時進行です。久しぶりに映画のキャストたち(まだ、あんまり書けないのですが、素晴らしい方々です!)と会い、楽しい作業でした。今回のアフレコは演技を変更する訳ではなく、音質(ノイズ)の問題なので、私としては楽な仕事です。現場のまま芝居をしてもらえば良いし、録音の石貝さんがスイスイ進めてくれる。しかも、アフレコすると、どんどん出来上がっていく感じがして、イメージが広がり、仕上がりがさらに楽しみになります。良い感じで作業が出来ました。ちなみに、○○星人の声とか、戦いの声とかも新録しました。
 
  ところで、浜町には私の大好きな美味しい洋食屋さんもたくさんあり、実際、一ヶ月後には、ここでダビングですから、今からワクワクしています。スパゲティナポリタンとかビーフカツレツとかオムライスとか、いろいろと楽しみです。私はちょっとレトロな日本風の洋食に目がありません。ちなみに、今日は時間がなかったのでスタジオにあるカフェでハヤシライスをいただきました。これも、美味しかったです。

 それから時代小説ファンとしては、この辺りは、実は、数々の作品の舞台になった興味深い場所でもあります。だから、いろいろ空想しながら歩き回るのは、とても楽しいです。ちょっと歩いていった先には人形町があり、このあたりも、また良い。風情がありますよね。

 アフレコ終了後、例によって青山に戻りました。CGもどんどん出来上がってきます。凄そうです!

 お楽しみに~! 



   昨日、ポスプロの合間に東宝ビルトへ行ってきました。工事業者が入っていて、取り壊しの準備をしていましたが、まだ懐かしいステージは残っていました。でも、明日あたりから工事が始まるそうです。なので、偶然ですが、最後のぎりぎりに間に合ったってわけです。特撮で使っていた5stのホリゾントも、そのままキレイに残っていました。もったいないですね。歴史のあるスタジオなのに。

 ビルトにいた野生の狸たちは何処にいったんでしょう?もう、いませんでした。でも、たくさん住み着いていた猫たちは、まだ元気に遊んでいましたが、ビルトが無くなったらどうするんでしょうね?中庭に生えているオレンジの木には、たくさん大きなオレンジがぶらさがっていましたが、あの木も切られちゃうんでしょうね。ビルトの社員の方が二人いらっしゃったので、ちょっと思い出話してきました。

 捨ててあった東宝ビルトと書いてある箱馬(便利箱)を記念に頂いてきました。ずっと、家に飾っておきます。思えば平成ウルトラセブンからULTRASEVEN Xまで、長い間、ビルトにはお世話になりました。私は円谷の社員でしたが、常に現場にいたので、円谷本社よりも全然長い、ほとんどの時間をビルトで過ごしました。あそこが無くなるっていうことは、とても残念なことです。日本特撮の聖地でしょうね、あそこは。

 ビルトについては、また改めて、ちゃんとどこかで書きます。東宝ビルトさん、どうも長い間、ありがとうございました!

 
 下の写真は昨日撮ったもの。携帯のカメラで撮ったのですが、画質の悪さと発色の悪さが、なんとなくレトロな雰囲気を醸し出してます。



取り壊された美術倉庫と、奥に見える5st


東宝ビルト正門の表札


それから、一枚、メイキング写真



ULTRASEVEN X第11話撮影中 東宝ビルト2st前
 雑誌「宇宙船」が復刊します。編集のNさんは「ウルトラマンマックス」放送時にファンコレ「ウルトラマンマックス MAX!×3」を編集してくださった方。その方がホビージャパンに移籍して「宇宙船」を立ち上げた。それに脚本の盟友小林雄次氏も以前、「宇宙船」の編集を手伝っていたこともあり、そのお二人から、コラムでも、と言って原稿を依頼されたのです。

 私も「宇宙船」にはお世話になったので、喜んで書くことにしたのですが、いや、緊張しました。作品作りの時とか、文章はしょっちゅう書いているけれど雑誌に書くのは初めてです。勝手が違うものですね。書きたいことがたくさんあっても、文字数は決まっているし、切るのに苦労しました。

 脚本作っていても、撮影していても、どんどん膨らんで、いつも最後に尺合わせで苦労します。もっと簡潔にしなければとは分かっているのですが、なかなか思うようにはいきません。でも、なんとか出来ました。やってみると、なかなか楽しい体験でした。今から、雑誌「宇宙船」が出版されるのが楽しみです。

 と、「宇宙船」のことを書きましたが、“特撮誌”は他にもたくさんあります。みなさん、まんべんなく買ってください。贔屓になってしまうと立場上、ひじょうにマズいです。そろそろ「ウルトラ8兄弟」の記事も載る頃ですし、ぜひ!

 ちなみに、フリーになりましたので、どんな媒体にでも書けますから、原稿の依頼はぜひ!

 先日「ULTRASEVEN X」の局、代理店、ビデオ会社、円谷のプロデューサーと、鈴木健二監督、小中和哉監督、脚本家の小林雄次さん、太田愛さん、福田卓郎さん、金子二郎さん、林壮太郎さん、長谷川圭一さんたちが円谷プロを退社した私と表プロデューサーの送別会をやってくれました。新宿で豚しゃぶでした。美味しかったです。たくさんの話に花が咲きとても楽しかったです。皆さん、ありがとうございました。その日は、深夜まで飲んじゃいました。

 まだ「ウルトラ8兄弟」のポスプロ中なのでウルトラマン関係のことばかり書いていますが、私はもう円谷プロを退社した身です。寂しいけれど、先のことも、まだ書けませんが、いろいろとあるし、頑張んないといけないなと思います。せっかく独立したんだから、今まで出来なかったことにも、たくさん挑戦したい。夢はひろがります。でも、あの素晴らしいメンバーで、いつかまた作品を作れたら、それも良いなとも思いました。

 ところで「ULTRASEVEN X」のDVDのプレミアムエディションは限定版です。ぜひ、無くなってしまわないうちにお買い求めください!これも、宣伝でした。

 

宇宙船Vol.120

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ULTRASEVEN X Vol.2 プレミアム・エディション

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ULTRASEVEN X Vol.3 プレミアム・エディション

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  毎日、映画「ウルトラ8兄弟」のポスプロ、頑張ってます。昨日のCGチェックはフレームワークスさんのCG。なんと、6年ほど前、私がサンライズさんで「SDガンダムフォース」の演出をやらせて頂いていた時の担当プロダクションなんです。その時の担当Sさんもいるし、青山でお会いするのは何か不思議な感じですね。

 あの頃は駒沢にあるスタジオでやっていました。アニメーションは初めてだったし、モーションキャプチャで作るのも初めてで、刺激的でした。近くに美味しいハンバーガー屋がありました。暖かい季節でしたし、楽しい仕事だったっんです。

 「SDガンダムフォース」は、私のターニングポイントになった、大切な作品です。初めて円谷プロ以外の場所で、全く知らなかったスタッフたちと作り上げました。谷原にある本体のスタジオは新しいものを作り上げようとする活気に満ちていて、全員がとても素晴らしく、初めて加わったのに、ちょっと変わった演出をする私を面白がってくれ、とにかくやる気になったのを憶えています。2本演出して、まだまだやりたかったのですが、「ウルトラQ dark fantasy」が始まるので、円谷に戻りました。

 その「SDガンダムフォース」のCGプロデューサーで、映画「ウルトラマンティガ the final odyssey」のCGプロデューサーでもあった松野さんとも今日会いました。松野さんは、とてもたくさん食べる方。「八木ちゃん、カレーはノドゴシだよ!」などと言いながら素早く大盛りを食べてしまう。凄い大食漢です。今回は残念ながらまだ一緒に食事には行けていないのですが、あの気持ちの良い食べっぷりをまた見たい。二人で映画「ティガ」の仕上げ(私はその時、ヴィジュアルエフェクトコーディネーターだった)をやっていた時は、深夜まで作業して、朝方とか、一緒に食べまくりました。あの頃から私のメタボが始まったのかもしれません。←人のせいにしていますが…。

 話は変わって、東宝ビルトがもうすぐ取り壊しになります。最後にもう一度見ておきたいのですが、もう、かなり荒廃しているらしく、行くのが怖いような気がして、行っていません。とても寂しいです。
  
 そのビルトですが、数年前に「ウルトラマンガイア/ガイアよ再び(完全版)」が発売される時、特典映像として60分のメイキングを作ったのですが、その中でガイアヒロインの三人、アッコ(橋本愛)ジョジー(マリア・テレサ・ガウ)玲子(石田裕加里)が東宝ビルトを訪ねるシーンがあり、そこでたっぷり登場します。あのビルトサロン(食堂)やエリアルベースがあったスタジオが出てきたり。いま見ると、とても懐かしいし、貴重な映像です。「ウルトラマンガイア/ガイアよ再び(完全版)」はもう手に入りませんが、先日発売されたDVD「ウルトラマンティガ・ダイナ・ガイア メモリアルボックス」に収録されています。ちょっと高いので、お奨めしづらいのですが。

 もっとたくさんビルトを撮っておくんだったと、少し後悔しています。ちなみに「ULTRASEVEN X」第1、2、9、11、12話(八木組)に何度か登場する、たくさんのモニタが設置された近未来風の路上はビルトの2st横の通路を飾って撮影していたりします。ただ、あれは言わなければ分からない。いわゆるムービーマジックです。
 
ウルトラマンティガ・ダイナ・ガイア メモリアルボックス

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  今日は、お世話になったスクリプターの宮越千代さんの通夜だった。私は「ウルトラマンコスモス/星の恋人・ムサシの空」で組まさせていただいた。当時、まだまだ新人監督だった私は、宮越さんからいろんなことを教わった。撮影中も、編集時も。あの時は最後の編集が今ひとつ納得いかず、尺調の時、やり直して、朝までかかってしまった。宮越さんと、編集の大橋さんは嫌な顔一つせず、監督が気に入らないなら直した方が良いと言って、いろいろとアイディアも出してくださり、とても良いで気になったことを覚えている。作品第一の方だった。しかも宮越さんには助監督の頃からお世話になっている。豪快で繊細で優しい方だった。まだまだ72歳という若さ。ご病気だとは知りませんでした。とても残念です。

  そして先週は、やはり大恩がある原田監督も亡くなられた。原田さんとはティガで助監督だった頃からのお付き合い。昨年「ウルトラ8兄弟」撮影時も日活のステージに遊びにきてくださった。気にかけていただいていた。バームクーヘンの差し入れまでいただいた。その時はお元気で、年明けから「審理」を撮るという話をされていた。一段落したら呑みに行きましょうねと話していて、楽しみにしていたのに、まさか、こんなに早く行ってしまうなんて。信じられません。

  たくさんの思い出があるけれど、原田さんは美味しいものが大好きだったから、思い出すのは食べたこと、呑んだこと。私が助監督だった頃のことが多いです。いつもニコニコ楽しそうに笑われていました。ダイナの長野ロケで連れて行ってもらった桜鍋や、ガイアの千葉ロケの帰りに食べた鯨のカルパッチョ、仕上げの時に喜多見の美土里寿司で食べたお寿司とか、いろいろと。どれもこれもみんな美味しかったです。

  実相寺監督の葬儀の後に府中で呑んだのが一緒に行った最後です。あの時に、フリーになろうか迷っていた私に原田さんは、どうせフリーになるならば早い方が良いよとアドバイスしてくださりました。原田さんはブースカのような優しい容貌で、やはり豪快でありながら、本当はとても繊細な方だった。私は、たくさんあるなかでも、特に「冬の国のものがたり」が好きでした。

  お世話になった大好きな方々がいなくなることは辛いことです。お二人が天国でもお幸せであってほしいと思います。原田監督、宮越さん、本当にありがとうございました。

 昨日の風、凄かったですね。映画の合成チェックが一段落した2時過ぎに青山通りの裏手の蕎麦屋に向かい、食べていたらドカーンという轟音が。ビル自体も揺れたような気がしたんですが、外へ出てみると、空が土色に変化していて、嵐のように、突風が吹きまくっている。空の色が変化したのは土埃が舞い上がっているためですが、いろいろなものが倒れていて、かなり危ない状況でした。そんな中、怪獣が暴れたら、空は、あんな色に変化するのかもしれない、などと考えている私は、すこし特撮職業病?

 映画のポスプロの方は、CGもどんどん形になり始めていますし、NECの作画もガンガン来ています。明日は音楽打ち合わせ。順調に進行中です。相変わらず、休みはありませんが。形になってくるとワクワクしますね。

 映画館に行く時間もとれない状況なので、DVD買ってます。先日、ちょっと珍しい(アマゾンコム/USAで買えます)DVDを買いました。ジャン=リュック・ゴダール監督「気狂いピエロ」のアメリカ/クライテリオン社のDVDです。ラウール・クタールがHDテレシネしたという今回の「気狂いピエロ」の発色は愕然とするくらいに違います。作品のテーマの一つが“色彩”でもあると考えられるこの映画の印象が、今回、かなり変わりました。以前は、3原色を中心に、色の洪水といった印象でしたが、今回の」DVD、中間色がとてもリアルに、生々しく表現されている。少しびっくりしました。ラウール・クタールがテレシネしてるんだから、これが正しいんでしょうけど、ゴダールは、どうなのか?特典として当時のアンナ・カリーナ、ジャン・ポール・ベルモンド、そしてゴダールのインタビューまで入っています。ちなみに内容については書くまでもないことです。最高のゴダール作品ですね。

 ところで、ウルトラセブンXのDVD特典のウルトラアイ、かなり出来が良い。撮影用のプロップから抜いています。つまりサイズは本当に余座くん仕様。早めに買っておいた方が良いと思います。と、ちょっと宣伝でした!

ULTRASEVEN X Vol.1 プレミアム・エディション

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 昨日は「ウルトラセブンX」のイベントで秋葉原の石丸電気に行ってきました。ジン役のエリックとケイ役のトムとも久しぶりに再会。VAPやCBC、円谷のプロデューサーたちとも会えて、とても楽しい時間を過ごしてきました。 今更のように「セブンX」の現場は楽しかったなあと思い出してしまいました。6月から9月まで、暑い中で燃えながら撮影していました。低予算だったけど、みんな熱かったので、あんな良い作品になったんだと思います。いつか「セブンX」の続編を作ってみたいですね。エリックやトムともそんな話で昨日は盛り上がりました。アイディアはいろいろあるんですけど、タイミングが合えば、ぜひ、やってみたいですね。「セブンX」は大好きですし、私は常に新しいSFが作りたいと思っています。

 イベント終了後、みんなで飲みに行きたかったのですが、青山に戻って編集でした。今は映画がメインです。残念ながら、遊んではいられません。ただ、昨日の編集で、かなり、全貌が見えてきました。いいところまで来ています。深夜まで編集しましたが、満足です。 で、今日はCGチェック。青山のスタジオ経由で五反田のスタジオに行きました。こちらも、かなり出来てきています。だんだん形になってきて、出来上がりが、さらに楽しみになってきました。

 遊びに行きたいのですが、全然時間がありません。 スタッフも必死にやってくれているので、そんな甘い事も言っていられませんが、そろそろ辛いですね。映画が完成したら、久しぶりにギリシャにでも行きたいなと空想しています。たぶん、仕事があって行けないのですが、でも、行きたい。大学生の頃、いわゆるバックパッカーというスタイルで航空券だけ買って、夏のギリシャを一人で旅しました。いろんな人と出会って、友達(現地のギリシャ人や他の国から来ている旅行者とか)も出来て、とても自由で楽しかったです。アテネを中心にバスでギリシャ中をまわりました。ギリシャは私にとっては夢の国。不思議に惹かれる憧れの場所です。

 ところで、前回のブログにブラッドベリの「さよなら僕の夏」の事を書きましたが、何故か画像に「たんぽぽのお酒」を載せてしまいました。「さよなら僕の夏」は「たんぽぽのお酒」の続編なのですが、そんな事考えながら書いていたので間違えてしまいました。すみません。

さよなら僕の夏/レイ・ブラッドベリ

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「ウルトラセブンX」第9話撮影中の一コマ。エリックとトムと一緒に。


 昨日の雪、凄かったですね。スタジオを出たときがちょうどピークで、青山のキラー通りとか、道路にも真白に雪が降り積もっていました。それなので、昨日は、泊まってしまいました。あまりにも気分よかったのです。雪を眺めながらお酒を呑むっていうのも、なかなか良いものですね。青山の裏道には雪が降り積もり、ちょっと非日常でキレイでした。こんな風景は、この季節だけの楽しみですね。

 連日、映画のポスプロ作業に明け暮れています。ぜんぜん一段落しないんですけど…。2月になったら、友人たちと呑みに行こうと楽しみにしていたのですが、ほとんど実現していません。寂しいです。でも、きっと作業は進んでいるはずで、良い作品になってきているはずです。一昨日は五反田の”L”というCGプロダクションに行ってきました。イマジカの隣にあるスタジオです。そこで3DCGをやってもらってるんですが、凄かったですね。まだまだ途中の段階ですが、俄然やる気が出るクオリティーでした。私は特撮とCGを区別しません。実写にも後処理にも、それぞれに長所があると考えています。同じ目的を持って効果的に使うならば、一つの作品の中で素晴らしい相乗効果をあげてくれるはずです。実は今回の作品のミニチュアワークは凄いんですが、ポスプロチームにも期待しています。出来上がりが楽しみです。

 明日は13時から秋葉原の石丸電機で「ウルトラセブンX」のイベントがあります。私は青山で映画の編集なのですが、セブンXのイベントにも、少しだけ顔を出そうと思っています。もう少し早く書けば良かったんですが、ポスプロのスケジュールで行けるか行けないか分からなかったので、今頃、告示してます。遅くてすみません。

 ついでに、今日はブラッドベリの「さよなら僕の夏」を買ってきました。去年の10月に発売になっていたようですが、今日発見しました!ブラッドベリは、もう、80歳こえているはずですが、読むのが楽しみです。ずっと元気に書き続けてほしいですね。じつは大ファンなんです。特に好きなのが「火星年代記」「華氏451度」「刺青の男」。でも、どれ読んでも素晴らしいです!摩訶不思議で、哲学的で、詩情豊かで、優しくて、しかも残酷で。いつか、映像にしてみたいです。

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 流行の風邪にやられて、しばらく寝込んでました。ポスプロが遅れ気味なのに、皆に迷惑をかけてしまい、申し訳なく思ってます。そんなだったので、ブログも更新出来ていなかったのですが、やっと復活しました。それにしても、寒いですよね。昨日は深夜まで編集していたのですが、終わって青山を出る時に気温は3度。家に帰ってきたときは1度。どんどん寒くなって、雪が積もり始めていました。そして、朝、起きてみたら、外は真白。久しぶりの大雪でご機嫌です。

 一昨日は円谷プロの砧社屋お別れ会に編集後、少しだけ顔を出しました。円谷プロ発祥の地で、私にもたくさんの思い出がある砧の円谷プロが閉鎖されます。寂しいですね。たくさんの人が来ていました。久しぶりに会う人も多く、楽しく話してきましたが、皆、寂しいことにはかわりありません。怪獣倉庫で写真撮ってきました。下の写真がそうです。入社以来の盟友渋谷プロデューサーが撮ってくれました。怪獣倉庫は一昨年リニューアルしていて、昔の雑然とした雰囲気は残っていませんが、柱とか壁に当時の面影があります。「ウルトラマンマックス」で実相寺監督と仕事をした時に、監督がオーダーした事のうちの一つが、この怪獣倉庫でロケをするという事。そこからあの2つの話を作り始めたりしました。実相寺監督の「狙われない街」には、リニューアル前のオリジナルの怪獣倉庫がたっぷり登場します。「“狙われた街”で真っ二つになったメトロン星人が怪獣倉庫で生きながらえていてるんだ」という実相寺監督の「狙われない街」の初期アイディアを脚本の小林雄次さんと一緒に聞かされたときは、ぶっ飛んだものです。結局、あんな凄い作品になりました。いろんな人に愛された怪獣倉庫ともお別れです。怪獣倉庫、砧社屋、今まで、ありがとうございました!

 ところで、話は変わって、1月末にウルトラマンティガからメビウスまで、ウルトラのキャラクターデザインを一人でこなしてきたデザイナーの丸山浩さんが円谷を退社しフリーになりました。ウルトラセブンXでは空中浮遊モニタやDEUSの銃、シーバーなどデザインしてもらっています。丸山さんとは音楽の趣味もあい、一緒にKRAFTWERKやMIDGE UREのライブにも行きました。(二人ともテクノ好き)お世話になりました。それから、「ウルトラセブンX」のプロデューサーでもあった表有希子プロデューサーもフリーになりました。表プロデューサーとは「ウルトラQ」も一緒に作りましたし、彼女は「WOO」や「ミラーマン」もやってます。それから「セブンX」や「マックス」のロゴ、「ウルトラQ」「マックス」のサブタイトルデザイン、「セブンX」のウルトラアイのデザインなどもやってくれたデザイナーの佐藤さい子さんもフリーです。皆さん、本当に、おつかれさまでした!力のある人たちなので、きっと今後も接点があると思います。一緒に頑張って行こうと思います。

 雪が降っていると街が静かですね。別の場所、別の空間に見えます。たまには、こんなのも良いものですね。
 
 フリーになって一ヶ月、私も、映画の仕上げと、その後の企み、関係ない雑務とか、たくさんありますが、 一つ一つ、じっくり頑張って行こうと思います。


 連日、深夜まで「大決戦!超ウルトラ8兄弟」のポスプロは進行中ですが、スタッフの努力にもかかわらず、順調?に遅れつつあります。感覚的には2週間分遅れているような…。ヤバいですね。マシントラブルは一段落しましたが。みんな頑張ってくれているし、私としても、これについては、頑張りますとしか言えない。作品のクオリティーについては心配していませんが、スケジュールが確定しないのが、いろいろと辛いところです。他の予定が組めない。円谷プロ辞めたばっかりなので、様々な雑務が残っているし、いろいろやらなければならない事とか、やりたい事とかもあるし、もちろん、作品優先ですが、いろんな意味で、早く、軌道に乗ってほしいです。

 そんな中、昨日は五反田のイマジカにキネコテストを見に行きました。作品の一部抜粋でしたが、第一試写室の大画面で見る映像は格別でした!スケジュールは遅れていますが、面白くは出来上がりつつあるので、どうぞ御心配なく。で、キネコは全体的に締めめでハイコントラストな映像でした。この傾向は特撮部分にはとても向いているようです。前半の狙いである、或るシーン(まだ内容が書けないので不明瞭な表現で申し訳ありません)などは、もう少し、柔らかい方に振ると思いますが、映画全体的には、あんな方向でしょうね。とても、気持ちの良い映像になりそうです。

 ところで、話は変わりますが、昨日、忙しい中、久しぶりにDVDで映画観ました。フェリーニの「白い酋長」です。フェリーニ好きのくせにまだ観ていなかったんです。しかし、ユニバーサルから、たった“1500円”で、この名画が発売されているというのが凄い話ですね。これは、フェリーニの監督(単独の)としてのデビュー作です。内容は書きませんが、この作品からコンビのニーノ・ロータの音楽と相まって、完全にフェリーニタッチが完成しています。私はフェリーニ作品は特に好きで、中でも「8 1/2」とか「アマルコルド」「甘い生活」は何度も繰り返し観ています。この映画、なかなか手に入らなかったのに、たった1500円で発売されるとは! ただ、一部字幕でおかしなところがあって、“ネオリアリスモ”を“新写実主義”って訳していた。訳せばそういう意味だろうけど、あれは“ネオリアリスモ(あるいはネオリアリズモ)”で固有名詞化しているような気がしますが…。
 とか言いながらこのDVD気に入ってます。映像特典もなかなかの充実度で、ジュリエッタ・マシーナの“秘密のトマトソースのレシピ”なんてのまで入ってます。どんな味なんだろう?一度、作ってみようと思いました。
 

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