発売中の週刊ポストに東映京都撮影所で衣装をされている、と言いますか、最近は真田広之さんが「SHOGUN」でわざわざハリウッドからご指名で招聘したということで有名な古賀博隆さんのインタビュー(聞き手は春日太一さん)が3ページに渡って掲載されています。ここでは、古賀さんの『SHOGUN』の撮影での体験と、今までの知見、そして真田広之さんとのことなどが語られていて、とっても面白い記事です!
ところで、その古賀さんと私が出会ったのが、この京都フィルムメイカーズラボなのです。私にとって、このラボでのことは全てとても素敵な体験でした。時代劇を作りたいと思い、京都に飛び込んだ私に京都の方々はとても優しかったですし、ここで大切なことを学び、大切な友人(国内外の)ができ、そして大切な恩人もできました。そんな素晴らしいワークショップで東映チームの衣装を担当してくださっていたのが他ならぬ、この古賀さんでした。古賀さんにもとてもとても良くしていただきお世話になりました。お酒にもお昼ご飯にも行きましたし、いろいろと学びました。
古賀さんは飯島敏宏監督(ウルトラマンですけど)が京都で時代劇を撮影された時にも衣装でついたことがありました。古賀さんはウルトラマンがたいそうお好きです。私が全く別の機会に飯島監督と話ししている時、飯島監督が「京都でバク転ができるジャニーズ系の衣装部と仕事をしたことがあるよ」とおっしゃり、もしかしてそれは古賀さんのことかもと思って話していると、やはり古賀さんでしたので、お二人を何十年ぶりかでお引き合わせして銀座で3人で食事をしたなんてこともありました。
古賀さんの仕事の素晴らしさについては、発売中の週刊ポストや昨日の京都新聞などでぜひ、お読みください。真田広之さんがわざわざハリウッドから古賀さんをご指名でお呼びする訳が分かります。そして、そんな素晴らしい人たちが集う場所、そんな大切な友人ができる場所。それが京都フィルムメイカーズラボ、そして京都の撮影所です。
何を書いているのかと言いますと、もし、時代劇制作に興味があって、このラボに参加しようか考えている人は、すぐに参加しましょう!ということです。素晴らしい体験があなたを待っていますよ。私も、初めてここにきて以来、以後、お手伝いとして毎年来ています。そして、いつの日か、自分の時代劇を作りたいと考えています。ここは素晴らしいラボです。