☆食べもの・漢方 一生続けなきゃダメなの？
こんにちは、松本比菜（まつもとひさ）です。
まつもとがご相談をお受けする「まつもと漢方堂」には、毎日いろんなお悩みの方がお越しになります。
中でも比較的多いのは、やっぱり皮膚のお悩み。
アトピー性皮膚炎や掌蹠膿疱症、脂漏性湿疹など、「何年も治らなかった」「何軒通ってもダメだった」という方が、探し当てていらしてくださいます。
皮膚は内臓と違って、何が起きているか、ひと目で分かっちゃいます。
自分も見えるし、ひとからも見える。
内臓なんて、多少のことが起こっても、目には見えませんものね。
どっちかっていうと、そっちの方が、コワイかもしれません！
さて、まつもとは、ご相談者さまには必ず、
「どうすれば皮膚は改善するのか」
をお話しします。
これは、
「どうして皮膚がこうなったのか」
と同じことです。
もちろん、もともとの体質はありますが、体質の弱点は、日々の生活でカバーできます。
これまでの生活が、あなたの身体に合っていなかったから、この病気になったんですよ。
これからの生活を、あなたの身体を治すように工夫すれば、病気じゃなくなりますよ。
これだけのことです。
アトピー性皮膚炎という病気を、そしてもちろん、掌蹠膿疱症や脂漏性湿疹などといった、ほかの皮膚の病気も、身体からすっかり追い出してしまう方法として、まつもとがご相談者さまにご紹介するのは、
・漢方薬
ですが、同時に、
・食べものの食べ方、選び方
・睡眠の取り方
・仕事の取り組み方
・家族や友人、同僚との関わり方
……
などなど、生活全般にわたります。
中でも、食べものの食べ方、選び方はとっても重要！
本当に効果が出ます。
ですが、実際にトライするご相談者さまからすると、
「この食事を、いつまで続けたらいいんだろう……？」
「もう一生、お菓子を食べちゃいけないんだろうか……？」
「死ぬまでチョコレート、食べられないのかな……？」
のように、気が遠くなってしまうことがあります。
さて、本当に、この生活を一生続けなければならないのでしょうか。
まつもとの答えは、こうです。
「今は、病気を追い出すために、しっかりと生活を変えましょう。
しかし、一生続くワケではありません。
病気を追い出すことに成功すれば、多少ハメを外しても大丈夫。
ハメを外し過ぎて、『ちょっと調子よくないかな……』となっても。
『こうすれば治る』というやり方を覚えているので、自分で生活をまたしばらく改めます。
そうすれば、漢方薬も含め、おくすりを使わなくても、自力ですぐ治せてしまう。
ここまできて、『完治』ですよ」
まつもとのところにご相談に見える方も、漢方薬と生活養生で病気は改善しますから、いつかは「卒業」する日がやってきます。
卒業したあとも、ご自身の長い人生は続くのですから、「どうすれば自分の身体を、よいコンディションに保っておくことができるか」、その方法を知っておかなくちゃ。
今、がんばって取り組んでいる生活＝食べ方・睡眠・気持ちの持ち方……などは、弱点をカバーして、健康に生きていくための、最強の武器です。
卒業までに、この武器をしっかり自分のものにしていただいて。
安心して、お刺身もステーキも、唐揚げもケーキも、楽しめる身体になっちゃいましょう！
決して「一生続けなければいけない」などということは、ありませんよ。
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