アトピーって何? どうやって治す? 中医学の考え方 | アトピー脱ステ脱保湿☆札幌発キレイな肌をつくる漢方的生活

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札幌市西区二十四軒で漢方相談をしております、まつもとです。
アトピー性皮膚炎(顔・首・腕・脚・足・胸・腹・背中・乳首)の漢方治療と、食べるものを中心に、何に気をつけたらよいかといった、治し方・スキンケアから脱ステ・脱保湿についてご紹介いたします。

☆アトピーって何? どうやって治す? 中医学の考え方


こんにちは、まつもとです。


アトピー性皮膚炎とはどんな病気であるか。


この病気を身体から追い出すために、その本当のところをハッキリさせることが必要です。


「どうしてそうなるか」


を理解すれば、


「どうすればサヨナラできるか」


作戦を立てることができるからです。





まつもとが学び、活用している中医学(漢方のベースとなる理論)では、アトピー性皮膚炎を次のように考えています。



<現在の症状を起こしているモノ>


・病気や症状を起こす病邪が身体の中に存在する

・病邪にはいろいろタイプがある

・アトピー性皮膚炎(とくに急性期)には、

「赤み」「痒みor痛み」「腫れ」「ジュクジュク」がある


更に病邪のタイプには次のようなものがあります。


・腫れやジュクジュク=「湿熱」

・深紅に近い強い赤み=「血熱」

・ほわんと広い赤み=「気分熱」

・炎症が進み、それ自体が新たな炎症を引き起こす、

 雪崩のような状態や、病気のカタマリ=「熱毒」


アトピー性皮膚炎の炎症をリセットするには、これらの病邪の性質を正しく見分け、ひとつひとつの病邪を解消できるお手当=処方を選ばなくてはなりません。




<病気のスイッチが入るきっかけ>


・胃腸の消化吸収力以上に飲み食いしている

   ↓

・毎日食べたり飲んだりしたものを完全に処理できず、

「老廃物」が溜まっていく

   ↓

・老廃物は時間が経つと熱を持ち始め「湿熱」となる


この「湿熱」のせいで、アトピー性皮膚炎では、皮膚が赤く腫れぼったくなったり、プツプツが出たり、ジュクジュクと浸出液が出たりするのです。


このパターンに陥るのは、


・食べたり飲んだりする量が多い

・もともとの胃腸の消化力が弱い

・ストレスなどで胃腸の消化力が弱った


ときが多いです。




<もともとの体質による弱点>


・アレルギーを起こしやすい

・肌のバリア機能が弱い

 =「肌の質」が強くない

 

アトピー性皮膚炎であるかどうか診断するポイントのひとつとして、日本皮膚科学会では、


「家族にアレルギーの病気を持つひとがいるかどうか」


を挙げています。


皮膚でのアレルギー反応が、アトピーの炎症を引き起こすきっかけとなります。


また、「乾燥肌」だとか、「敏感肌」だとか言いますが、もともとの皮膚が丈夫でないことも、アトピー性皮膚炎にかかりやすい要素の大きなひとつです。


こうしたひとは、病気にかかりやすいだけでなく、一旦炎症が起こったあと、充分に皮膚を回復させる力が弱いため、再発しやすいのです。




これらをカンタンにまとめて、まつもとはよくこんな風に説明します。



アトピーの力=


「アレルギー反応」

  +

「ストレス」

  +

「食べもの」




治る力=


「自分自身の回復力」

  +

「漢方薬(内服+外用)」




アトピーの力>治る力


のときは、いくらがんばっても治りません。


そこで治る力に漢方薬という援軍をプラス。



アトピーの力<治る力


この「勝てる状況」を作ることが、アトピーを改善するためには必要です。


もちろん、アトピーの力が強すぎれば、いくら漢方薬を足しても勝てません。


自分の生活を、


・アトピーの力を減らす

・自分自身の回復力を増やす


ために、食事だけでなく、睡眠時間や物事の考え方も見直すことで完治が早まります。






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