こんにちは、東京でホームぺージ制作をしている株式会社アイビア代表の杉浦です。
先週は、鈴鹿8時間耐久レースのお仕事でした。
通称8耐と言われるこのレースは、今回で45回目の大会となりました。
3人(2人のチームもある)のライダーで交代しながら、8時間を走り、一番多くの周回数を走ったチームが優勝します。
単純に、速いマシンを作って速いライダーが乗れば勝てるというレースではありません。
速いマシンは必要だけど、速くしすぎると燃費が悪くなります。
約1時間走ってライダー交代をするのですが、そりまでにガス欠になったら終わりです。
それに燃費が悪くなれば、ピットに入る回数が増えます。
そうなると、当然タイムロスをするので上位には入れません。
ギリギリの燃費になるようにセッティングをするのもメカニックの大切なお仕事になります。
他にも、当然転んではいけません。
1回でも転べば、マシンの修復にかなりの時間を使ってしまうので、優勝はほぼ無理になってしまいます。
ライダーとしてもテクニックだけでなく、フィジカルも大きな影響をするし、体力の無いライダーは途中でばててしまうのです。
ライダーは3人のチームがほとんどで、当然3人のライダーの身長、体重、乗り方は違います。
誰に合わせてバイクを作るのか、3人の真ん中あたりで作るのかなど、これもチームによって考えは違います。
また、3人が全員同じくらいのタイムで走るとは限りません。
速い人もいれば、遅い人もいますし、普段は遅くはなくても自分に合わなくて速く走れない人もいます。
体重の差があれば、サスペンションの固さも変わります。
70キロの人と、55キロの人が同じチームなんていうこともよくあるのです。
まだまだあります。
ライダー交代の時に、燃料を補充して前後のタイヤ交換をします。
この時の作業時間も、上位のチームは20秒以内で行いますが、遅いチームとなると30秒を越えます。
8時間の中で、7回~8回ピットインをするなら、この作業だけで1分以上の差がつくわけです。
1周走って1秒縮めるのも大変なのに、ここで10秒も差がついたら勝てないのです。
急に雨が降ればタイヤの選択も考えなくてはいけません。
鈴鹿サーキットは日本で一番長いサーキットです。
だから、こっちでは晴れているのに裏では雨が降っているなんてこともあるのです。
雨用のタイヤに変えた途端に晴れてくるなんてこともあり、そうなると又晴れ用のタイヤに変えなくてはいけません。
ここでまたタイムロスになってしまうのです。
これら全てのことがパーフェクトで出来たチームだけが頂点に立てる過酷なレースです。
お金を持っているチームは、マシンも速いですし、メカニックの腕もあり、よいライダーも入れます。
1台が億と言われるバイクと、数千万円のバイクが戦うわけで、この時点で大きな差があるのも、このレースの特徴です。
8時間も走っていると、周回遅れのチームが沢山出て来るので、途中からはどのチームがトップなのかもわからなくなってきます。笑
バイクに興味の無い人からすれば、何が面白いの?とよく聞かれますが、優勝することの大変さを知れば知るほど面白いのです。
うちから参戦した、高橋巧選手のチームは、今年優勝しました!
巧君に関して、今回の優勝で8耐6回目。
これは過去最多優勝で、生きるレジェンドと言われています。
そんな選手が、うちのチームにはいるんですよ~。
8耐は年に一度のバイクのお祭りのようなレースです。
また来年までお預けとなりますが、よかったら一度見に来てくださいね。
最後までお付き合いありがとうございました。
株式会社アイビア 代表取締役 杉浦央晃
杉浦央晃の著書
もし明日自分が死んだら
残された我が子に親父から伝えたい10の言葉
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先週は、鈴鹿8時間耐久レースのお仕事でした。
通称8耐と言われるこのレースは、今回で45回目の大会となりました。
3人(2人のチームもある)のライダーで交代しながら、8時間を走り、一番多くの周回数を走ったチームが優勝します。
単純に、速いマシンを作って速いライダーが乗れば勝てるというレースではありません。
速いマシンは必要だけど、速くしすぎると燃費が悪くなります。
約1時間走ってライダー交代をするのですが、そりまでにガス欠になったら終わりです。
それに燃費が悪くなれば、ピットに入る回数が増えます。
そうなると、当然タイムロスをするので上位には入れません。
ギリギリの燃費になるようにセッティングをするのもメカニックの大切なお仕事になります。
他にも、当然転んではいけません。
1回でも転べば、マシンの修復にかなりの時間を使ってしまうので、優勝はほぼ無理になってしまいます。
ライダーとしてもテクニックだけでなく、フィジカルも大きな影響をするし、体力の無いライダーは途中でばててしまうのです。
ライダーは3人のチームがほとんどで、当然3人のライダーの身長、体重、乗り方は違います。
誰に合わせてバイクを作るのか、3人の真ん中あたりで作るのかなど、これもチームによって考えは違います。
また、3人が全員同じくらいのタイムで走るとは限りません。
速い人もいれば、遅い人もいますし、普段は遅くはなくても自分に合わなくて速く走れない人もいます。
体重の差があれば、サスペンションの固さも変わります。
70キロの人と、55キロの人が同じチームなんていうこともよくあるのです。
まだまだあります。
ライダー交代の時に、燃料を補充して前後のタイヤ交換をします。
この時の作業時間も、上位のチームは20秒以内で行いますが、遅いチームとなると30秒を越えます。
8時間の中で、7回~8回ピットインをするなら、この作業だけで1分以上の差がつくわけです。
1周走って1秒縮めるのも大変なのに、ここで10秒も差がついたら勝てないのです。
急に雨が降ればタイヤの選択も考えなくてはいけません。
鈴鹿サーキットは日本で一番長いサーキットです。
だから、こっちでは晴れているのに裏では雨が降っているなんてこともあるのです。
雨用のタイヤに変えた途端に晴れてくるなんてこともあり、そうなると又晴れ用のタイヤに変えなくてはいけません。
ここでまたタイムロスになってしまうのです。
これら全てのことがパーフェクトで出来たチームだけが頂点に立てる過酷なレースです。
お金を持っているチームは、マシンも速いですし、メカニックの腕もあり、よいライダーも入れます。
1台が億と言われるバイクと、数千万円のバイクが戦うわけで、この時点で大きな差があるのも、このレースの特徴です。
8時間も走っていると、周回遅れのチームが沢山出て来るので、途中からはどのチームがトップなのかもわからなくなってきます。笑
バイクに興味の無い人からすれば、何が面白いの?とよく聞かれますが、優勝することの大変さを知れば知るほど面白いのです。
うちから参戦した、高橋巧選手のチームは、今年優勝しました!
巧君に関して、今回の優勝で8耐6回目。
これは過去最多優勝で、生きるレジェンドと言われています。
そんな選手が、うちのチームにはいるんですよ~。
8耐は年に一度のバイクのお祭りのようなレースです。
また来年までお預けとなりますが、よかったら一度見に来てくださいね。
最後までお付き合いありがとうございました。
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