さらに筆算を
かけ算筆算を粛々と進めていきます。まずはここまでに習った計算の復習から入ります。繰り上がりを書きながらやる児童と,書かない児童に分かれています。手順を確認した後「レベル4」に進むことを告げます。 「43×6」がその問題です。自力解決させると,ほとんどの児童ができます。その違いがよく分からない児童もかなりいました。厳密に見ていくと,「繰り上がり2回」になっています。ただし,百の位への繰り上がりは,その記述もありませんから,違いというほどのものでもないのかもしれません。省略しない方での筆算で答えを確認し,省略した一般的な筆算の手順を確認します。 計算方法が一般化すれば,まずは簡単な練習です。子どもたちの黒板に筆算を書かせます。繰り上がりを書く児童と書かない児童に分かれるのはいつものことです。「0」がつくものなど,やや特殊な問題も入れていあります。 ここで一つ,虫食い算を出します。これに当てはまるものを見つけていくのですが,この問題の場合,3種類もの解答が可能でした。このような「算数は答えが1つじゃない。」という場面はことあるごとに見せていきたものです。 そのあとは,教科書の練習題ともっと練習を使って習熟を図っていきます。途中,もっと練習の中に,最も大きくなる筆算を見つける問題がありました。この問題自体で,1時間の授業が可能になります。ここでは簡単に扱って終了しました。 にほんブログ村