前日の静岡での友部さんに引き続き、二日連チャンでライブ鑑賞です。

この夜はクロールさんの定期ソロライブ。土曜日の仕事を終えてから、半田山まで行ってきました。

ソロにユニットにバンドにと、様々な場で活躍されているクロールさんは、ソロでどんなライブをやってらっしゃるか、前々から観てみたいと思ってまして、興味津々に馳せ参じたのです。

JAZZ喫茶ビーフラットは今回が初訪問。ナビ使ったのに迷いながら、なんとか到着してみると

店内は白い壁紙の内装で、僕の知るジャズ喫茶のイメージより明るい雰囲気。お客さんの食べている食事が実に美味しそうで、良い感じのお店でした。


初来店なので当たり前ですが、客席に見知った顔がいない。アウェー感いっぱい気分でいたら、ルーナ姫が挨拶してくれました。ルーナさんありがとう


この日の出演者は

【劇空間あやあね】

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静岡、東京で活動されているヴォーカル&パフォーマーだそうで、

歌い、踊り、台詞を言いながら折り紙を集めばらまいたり、空間を演出するような不思議な演目。食事をしていたお客さんも思わずフォークが止まってしまうようなパフォーマンスでした。

声がなんとも素敵です。発声するというより、開いた口の奥から召喚されるような声。きっと身体の中、どこか秘密のキレイな場所に声を住まわせているのでしょう


【クロール】

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良い歌を作って、歌うだけ。バルンガでもクロバタでもソロでも決してそこを外すことはない。シンプルでごまかしのないステージは潔く好感なのです。

僕がクロールさんを意識したきっかけの曲でもある「Deep Night」は、なんとも不思議なコード進行で、聴く度に不思議な浮遊感を感じます。最近作ったという歌(一曲目と、中盤の横浜の歌)もとてもよかった


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アンコールではあやあねさんとの競演も観られました。


うーん、勉強になった。お二人ともお疲れ様でした。






終演後、ルーナさんが

《クロールさんが(自分以外の)誰かと演ってると不思議な気分になる》

とおっしゃっていて

《チキショーって思う?》

と聞くと

《ウン》

ですって


かわいらしい人ですね







マシス

結局、当日券をあてにして、ついつい足を運んでしまいました



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静岡市にあるLIVE&BARフリーキーショーにて、友部正人さんのソロ弾き語りライブを鑑賞してまいりました



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友部さん、昨年の5月に引き続き一年ぶりのフリーキーショーです


僕は生の友部さんを観たのは通算8回目。



最初に観たのは浜松の駅前イベントで

その後、名古屋の得三で一回

静岡の産婦人科で一回

浜松のエスケリータ68で三回

で、今日を入れて静岡フリーキーショーは二回、です。


最初の頃は、友部さんに会えると思うと舞い上がってしまって、会場に早く着き過ぎるわ、最前列の席に被りつくわ、落ち着きのない客でしたけど

今日は《観れたらラッキー》くらいな気持ちで出掛けたので、ガッツクこともなく、ゆったりと鑑賞出来ました。


開演時間8時ぎりぎりに会場に入って、

ステージより離れたバーのカウンターの席に座って待機。

バーの椅子で観るのも悪くないですね。視界が高くて見やすいし、カウンターに肘がつけて楽チンだ



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セットリストのメモも取れた(レシートの裏ですけど)


2014/6/13【静岡フリーキーショー】

01 ニレはELM
02 生きていることを見ているよ
03 SKY
04 私はオープンにしています
05 日本に地震があったのに
06 騒がしい季節
07 6月の雨の夜チルチルミチルは
08 夕日は昇る
09 マオイの女-ゴーギャン《ノアノア》を読んで
10 ランブリング・ジャック
11 一本道
12 びっこのポーの最後
13 待ち合わせ
14 彼女はストーリーを育てる暖かい木
15 歌は歌えば詩になってゆく
16 昨日までの明日
17 遠来

ENC

18 アイ・シャル・ビー・リリースト
19 どうして旅に出なかったんだ

ENC 2

20 ロックンロール



最初はのんびりと、そしてジワジワと熱が湧くようなライブでした。



友部さん、明日は甲府にて三宅さんとジョイントライブとか。


《良かったら甲府まで聴きに来てください》と言いつつ、八月までソロのライブはないとのことで、今日は歌い残しのないよう歌いたいと思います、と言ってくれました。


で、「一本道」、そして「びっこのポーの最後」の熱唱です。「びっこの~」を聴いたのは僕、名古屋の得三以来!嬉し過ぎる!


04、06、09、14は、まだCDになってない新曲。良いなァ。「マオイの女」のテフラ~テフラ~が耳について離れない。他の歌も素敵でした。


鳴り止まぬ拍手に、まさかのWアンコール。《何か聴きたい歌はありますか?》と客にリクエストを募り、「ロックンロール」を歌って終演。楽しかったー。


リクエストは他にも「愛について」「夜よ、明けるな」が聞こえましたね。それも聴きたかったな。


そばを通った友部さんに《お疲れ様でした。素晴らしかった!》と声を賭けたら、にっこり笑ってくれました。




昨年に引き続き、OAを勤めたノダフルタさんもとても良い歌を歌われてました。昨年よりも歌詞がグッと胸に来て、良かったです







マシス

今日13日に静岡で行われる友部正人ライブの宣伝広告が、昨日の静岡新聞の朝刊に出てました。

ライブ前日に新聞広告って?ビックリしました。チケット売れてないのかしら

今週は僕自身、仕事が忙しいため、友部さんに会うのは見合わせていたのですけど、チケット余ってるとあっちゃ、捨ておけぬ

今日の仕事が早めに終われそうなら、当日券求めに行ってみようかな。



佐野元春の秋のライブハウスツアーも決定して、今から楽しみです。


コヨーテバンドとのツアーとなれば、これが実質『ZOOEY』ツアーと思っていいのかも

10月4日の浜松窓枠を狙います。絶対に行くぞ


そして秋には山下達郎のマニアックツアーもあり、こちらはチケットが激戦区らしい。

なにせマニアックツアーと銘打つだけあって、めったにツアーでやらない曲を中心に演奏するらしい。それはみんな観たいですよ

ファンクラブ枠でも落選者が勃発、ネットで嘆き悲しむ声をたくさん読みました


チケット予約は厳正なる抽選、そして会場での本人確認のシステムで初めて行われるようで


この策で転売が無くなればよいのですけどね


抽選、厳しいかなー

当たると良いな




マシス

二、三年前より、浮かんだ鼻歌のメロディに《アリストテレス》の言葉がハマって、


それならいっそ、アリストテレスの歌を書けないものか?と、ずっと言葉を模索していたのです。


アリストテレスに興味があったのか?と聞かれると、名前くらいしか知らなくて

それどころか、哲学って何?説明できませんって有様でしたので

一応、ネットで検索し、ザッと目を通しましたが、やはりよくわかんない。面白かったけど。




こんなお顔です


でも、あまり史実に基づいて歌にしても、僕の作りたい歌じゃなくなっちゃう。レキシみたいにはとてもやれない


何回か、出来たーって思って人前で歌ってみて、やはり違うな、と、また書き直して


散々いろいろとやったあげく、結局は最初に僕が漠然と空想していた《哲学者》《アリストテレス》のイメージに寄るようにまとめました


ここ数日、頭の中ずっとこの一曲にかかりきりで考えてまして


で、ようやく、これで出来たってことにします。出来た出来た。

いっぱいあった言葉も、ばっさりカット。当初はイエスやナルシスの他に、アルキメデスとソクラテスも登場させるはずでしたが、長くなったので割愛。


だからという訳でもないですけど、僕の思う哲学者ってソクラテスやアルキメデスのイメージも混在しているようです。




「アリストテレスの夢」


アリストテレス
蜂蜜を舐める
起きぬけに今日も哲学

ありふれている
場末の賢者を
君はひと飲みにしてゆく

孤高の意思は
着のみ着のままに
風の行く先を案じて

残りの意思は
やたら不器用に
皿のパン屑と格闘してる
してる
してる


瓦礫の中に
埋もれた真理を
君は一つずつ紐解く

その清しさに
うち震えながら
君の宝石を手にする

この世の中は
あやふやばかりで
上も下もないのだけど
お仕着せじゃなく
借り物でもない
君の価値観を
探そうとしてる
してる
してる


ナザレのイエス
街の救世主
君の流す血は誰のため?

つかず離れず
水辺のナルシス
鏡の素顔はどんな顔?

アリストテレス
君は夢を見る
こんな不自由な自由が
混じり気なしの
この世の摂理と
みんな穏やかな顔してる
してる
してる


有り体のこと
何でもないこと
気に留めなくても済むこと

差し障ろうが
差し障るまいが
別にどうとでもなること

知らないことが
当たり前すぎる
水を得ない魚の群れ
息苦しさに
あくびをしながら
必死で自意識を保とうとしてる
してる
してる


君の世界と
周りの世界の
つじつま合わせをしようよ

間に合わせたり
紛らわせたりで
つぎはぎだらけになろうよ

前触れもなく
後腐れのない
君の物言いが好きだよ

君の愛した
希代の英知が
それと気づかずに
薮から宇宙をつついて

追い立てられた
間抜けな宇宙が
そこで何も出来ないとしても
しても
しても



2011
~2013/10/26 3:20
~2014/6/10 2:33



マシス



注釈


アリストテレスがハチミツを舐める逸話はないです。多分


土曜日に娘の授業参観に小学校へ行ってきました


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僕も三十ウン年前に通っていた母校です。


卒業してからも地元の地域行事や何やらで、校庭やら敷地内には割と入ることがあるのですが

校舎の中へは、特に階段を昇って二階に上がるのはホントに久しぶり。それこそ小学生の頃以来ですね。

足を踏み入れるといきなり懐かしい。当時の記憶、自分が子供だった時の目線とか、匂いみたいなものが一気に甦って、うわーって思いました。


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廊下に並べられた展示物を見ていると、ちびっ子達が《こんにちは!》と、元気よく挨拶してくれます。

あれ、この子は会ったことある子だっけ?と一瞬ドキッとしましたが、すれ違う子みんなが挨拶をくれる

おそらくは《父兄に会ったら大きな声でご挨拶しましょう》と、朝礼時間に言われていたのでしょう。

僕が《○○ちゃんのお父さん》とわかると、更に懐いて話しかけてくれる。僕の腕に飛びつく子もいたり、娘の作品まで案内してくれる子もいたり。面白かった


その夜、連れ合いが所用で遅くなるというので、僕と娘と学校帰りから就寝までのんびり過ごしました。


そして、手が空いた時に携帯にて、以前より書きかけていた歌詞に手を入れたりしていたのです。

布団の中で夜更かししつつも、歌がだんだん仕上がっていく瞬間は楽しくて、興奮して目が冴えます。


上手いミュージシャンやソングライターはたくさんいて、そんな人達を見聞きしたりすると、自分みたいな凡愚が歌う必然性はなんだろう、とか考えてしまうことがあります

人前で歌っていると、他人の評価はやはり気になるものです。気にしないと言いつつも、ウケたら嬉しいし、ウケない時はガックリくる。

まぁ自信が無くなると不安になる訳ですが


じゃ、何をすればいいのかを考えると、つまるところ、僕の場合は自分で納得できる歌を作るしかないって気がします



もともと、ただ好きで、誰に聴かせるあてもなく歌を作っていたのが始まりですから

歌唱力や演奏力を披露したいって目的で歌い始めた訳ではない、という、基本の考えに戻れば、ずいぶんと気分が楽になれます

誰かにとっての良い歌は?、こうしたらウケるのでは?、とかの邪心を捨てて、

自分さえ納得できる歌をちゃんと作れたら、歌う時に《聴かせたい》って強い気持ちで挑めると思うのです。



自信をもって歌える歌を、増やすこと

そして

十分に反省したら、いちいち落ち込まないこと




マシス

音楽仲間のクロールさんより、ソロライブのお知らせをメールで頂きました


以下、宣伝の意も込めて無断転載


>毎度毎度のライブ告知で失礼いたしますm(_ _)m。

6月14日土曜に半田山ビーフラットにてピアノ弾き語りをいたします。


今回は県東部より劇空間音楽パフォーマー「あやあね」さんをお招きしてのジョイントライブです。

見応え十分の表現力持ったボーカルです(^_^)v

19時半からチャージ1000円です。

お時間ございましたら是非是非遊びに、たまにはご夫婦にてお越し下さいませ~。

よろしくお願いいたしますm(_ _)m





以前よりクロールさんのソロは一度観てみたいと思ってまして、毎回予定をチェックはしているのですが、いまだ行けていませぬ。

今回の14日も、僕は仕事なのですねェ。


でも、お誘いメールを頂いた時、

《こういうきっかけで無理してでも行かないと、いつまで経っても行けないぞ》


と考えまして

仕事が終わってから急いで浜松に行けば間に合うかしら。家族に出掛けても良いものか伺いを立ててみましょう

もし行けなかったらごめんなさい。行きたい気持ちはあるのです。心より応援申し上げます。叶うなら会場の客席にて応援したいものです



そうそう、音緒さんのイベントも今月なのですよ。



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こちらもご本人より熱いお誘いを直接いただき、見に行かせてもらう予定なのです。


音緒さんもクロールさんも大好きなソングライター&パフォーマーなので、観て損はない。きっと面白い夜になると思います

気になった方は是非とも足を運んであげてくださいね


たまたま、というか今週、出勤時にクロール・バタフライ・レーベルのCDを聴いていたのです



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クロバタは美しいルーナ姫をヴォーカルに擁したクロールさんのプロジェクトです



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こちらがクロバタのCD、『劣化~recca~』


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連れ合いは「バンパイア」が好きだと言ってましたが、僕の今のお気に入りは「ピアス」。


作り手としては「コッペリア」「swallow」「同じ月の下で」のような抽象の美に惹かれるのですけど、聴くほどに「ピアス」の女の子に感情が入ってしまったのです。


この歌の女の子は、きっと自己主張が下手なんだろうな、と想像しますね。


お洒落は女性にとって《武装》だと誰かが言ってましたが、この女の子にとってのピアスは、世間に向けて《これが私だ》と訴えるためのアイテム。


それがどんなに頼りない武装でも、彼女にとってそれが精一杯の武装なのでしょう。


誤解されやすい世の中で。好きなロックスターや洋服のことを考えている時だけ、《自分は生きている》と感じる、そんな女の子の歌



歌い出しの歌詞、《クローゼットの中でずっと眠りたい》が秀悦ですね。この一行で女の子の全てを言い表していると言えそうです。すごくうまい。


もし僕がこのフレーズを思いついたなら、いっそ《クローゼットの中で生活することを夢見る女の子》の歌にしちゃいますね。お洒落が好き過ぎるあまり、クローゼットの中に生活空間を作ってしまう、ちょっとしたパラレルワールドの歌、なんてどうでしょう


閉じられた異世界でとっかえひっかえ服を選んでいる女の子の図は、ちょっと怖くて面白いじゃないですか。ダメかな



/つまらない事だとは百も承知でも/

それがすべてだった /


【ピアス/croll butterfly label】






マシス

先日、連れ合いが誕生日でした。

娘はやけに張り切ってしまい、この一大イベントに母さんを喜ばせなきゃいけない、と一日奮闘してました。

頼まれたお使いに行ったり(僕と二人で歩いていった)



ばぁばの苺大福作りをお手伝いしたり

パーティーだから夕飯はテーブルでなく、お客さんの部屋(座敷)で食べなきゃいけない、と宣言したり

そんなん面倒臭いからいつも通りでいいよー、との家族の声は、彼女のダメーと泣き怒るカンシャクによって遮られたのです


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【揚げ物三昧な食卓】



かくして無事、お誕生日な一日は終わったのでした。連れ合いはいつもより忙しくて大変だったかも。お疲れ様でした。


誕生日プレゼントとして、娘は母さんに絵と手紙を、僕はタイマーウォッチとクールタオルをあげました

時計とタオルを選んだ理由は特になくて、時計は彼女の車のステレオが壊れて運転中に時間がわからん、と言ってたのを聞きつけたから。タオルは店頭で見かけて、いいなぁと即決めしたもの


連れ合いは常より、あまり物欲を表に出さない人でして、プレゼントに何をあげたらいいものか毎年考えます。

これをあげたら間違いない、ってのが読めないのですね

何をあげても喜んではくれるのですけど、どうせなら気の利いた物をあげたい


ちなみに昨年は帽子で、一昨年は連れ合いの好きな作家の本でした。

連れ合いは帽子を自分で選ばないので、あげた帽子は重宝してくれてるみたい。本は、あれは微妙だったかな。


女性の装飾具とか服とか、僕は全く選ぶセンスがないので、とてもあげられません。


音楽仲間のTARKさんは、奥様(旅人さん)の誕生日には薔薇の花束を毎年贈っているとか

《花の他には何もしないけん》と言ってらっしゃるようですが、男前な行動です。それに、花と決めちゃえば選ぶ苦労はなくてよいですよね


ご機嫌なCDをオススメしてくれ、と頼まれたなら、いくらでも提供してあげるのですけどね


私のために歌を作れ、というのは、かなり恥ずかしいので、やれんことないが遠慮したい。連れ合いも絶対にソレは言わないでしょう。


世の旦那さん達は、奥さんに何をあげてるんでしょうね。聞いてみたい




マシス

前の日記の文末で、ソングライティングの天才について、個人的に思うことを少し書かせてもらいました。


ただただ、僕の勝手な考えですので、もし意に添わない文章に感じられたらご容赦願いたいのですが


けっして、椎名林檎と降谷健志のみが天才、って意味で書いたのではもちろんなくて、《作品から産みの苦しみを感じさせない》って意味で、汲めど尽きぬ才能の持ち主の現役筆頭だと言いたかったわけです。


そう考えると、ユーミンは80年代までは大天才でした。誰も思いつかない着想を次から次へと音楽として具現化し、その音楽を大衆の生活レベルまで浸透させた、唯一無二の存在です。



ユーミンの天才としての息切れは、叩き上げの職人の作品の美しさに転化したと言えなくもない


奥田民生が以前、《普通は20から30も(楽曲を)作れば、自分の中の才能の貯金はなくなる。音楽への初期衝動、ときめきによる自然に湧くアイデアが尽きた後は、音楽を作るために意識して自分を持っていかないと作れない》、という意味の発言をしてました。


うーん、確かに。


自然に音楽が湧く派と、意識して音楽を作る派、作り手の資質はこの二つで分類するなら、自然組が天才と言えそうですが


天才ユーミンは、実はずっと意識組だったのでは?と僕は想像するのです。それが自然組のように見えるほど質と量がずば抜けていたってことだったのでは。


で、ある時から意識組だというのが隠せなくなってきた、ってことなのかと。


そう思うと、あいつは意識組、こいつは自然組と簡単に分類しきれませんね。両方の素養を兼ね備えていてこそ、長く良い作品が作り続ける秘訣と言えそうです。



かと思えば、作品に駄作凡作がある、いわゆるムラッ気があっても、天才肌の音楽家はいます。


僕の大好きな佐野元春はその典型だと思う。


元春はもちろん職人的な技術も達者ですけど、身体の中に音楽が常に暴走していて、それをコントロール出来たりできなかったりで、良い時も悪い時もあるっていう、


時々僕には元春に狂気が見えます。音楽才能に人生捧げちゃってる、いや振り回されてますよ多分アレは


山下達郎は間違いなく意識組でしょうね。決して作る工程で音楽に酔ったりしない。


すみからすみまで、自分の音楽を作るためのマニュアルを熟知している、職人のような作り手だと歌や発言から想像できます。こういう人はだから、好不調の波があっても大きく崩れたりしない。


浜田省吾はどうみても天才じゃない。常に作品から作り手の苦しみが滲んでますね。苦しみが臭わない無敵感って『愛の世代の前に』くらいか(僕個人で好きなアルバムは他にあります)。すごく頑張ってあれだけのクオリティの作品を作り続けてる。ホントに頑張ってるって思います


中島みゆきは1%の自然発想を99%のテクニックで膨らめて作っていそう。あの安定感には叩き上げの技術者の匂いがプンプンします。


桑田佳祐は自分が夢中になれるアイデアを絶えず探して、自分が音楽作りに飽きないよう努力しているフシがあります。作品を重ねるごとの日本語歌詞へのこだわり、洗練度は大変なものです。それが初期の日本語文法デタラメ歌詞の破壊力に勝ってるとは言い切れないけど、どちらも素晴らしいと心から思います。


ミスチルの桜井君は鼻歌一発で名曲をツルッと産んじゃうような勢いを楽曲に感じますが。で、作業工程では頭が冷めている感じ。どちらかといえば職人気質でしょうね。バンプの藤原君もやはり、身を削りながらも確信犯で歌作りしてる。


COCCOや鬼束ちひろは天才肌で、好不調の波を自分でコントロールできない人。


七尾旅人は発想から音への具現化への道筋が天才肌で、何が出てくるか読めない、アンダーグラウンドの匂いプンプンしてます。常に暴走寸前て感じ。ここの天才君は僕、ギリで楽しめる。




余談



音楽的に《あのコード進行が斬新だ!》とか、《難しくてとても凡人に思いつけない!》《芸術だ》みたいな作品を作って天才鬼才と呼ばれる方もいますが、


僕は、芸術ってそれほど崇高なものではないと思うのです。芸術家、アーティストという呼び名ってエラソであまり好きではありません。自分では絶対に使いたくないです。


大衆が理解できない作品を作って、ごく一部の人間だけに傑作だと騒がれるような芸術作品は、あまりありがたくない


大衆娯楽を受け手に飽きさせないよう量産できる才能、そんな才能こそ偉いと思うのです。





マシス

地元の恒例行事、蛍鑑賞会に家族で行って来ました。

僕の地元は山あり川ありで、昔から蛍はよく見られたのです。近年は蛍の生息地として地域活動をアピールしようと頑張ってるようです

20年前なら、僕ん家の庭でも普通に蛍が見られたのですけど、川が舗装されたり、川の上流にゴルフ場が出来たりで、水が汚れた為、今ではごく限られた場所でしか見られません

蛍、今年はちょっと少なかったかな。例年より少し時期が早かったかも。

蛍の看板の前で、子供達は記念撮影

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暗くて僕の携帯ではうまく撮れなかった。



帰ってから、録画しておいたWOWOWでのDragon Ashの武道館ライブ生中継を観てたのです。

火曜日には椎名林檎ちゃんの生中継を観て、土曜日はDragon Ashを観ることが出来るなんて

90年代より僕を楽しませてくれている二組のライブがまとめて観れて、VIVA!WOWOWな気分ですよ。

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新作アルバム『THE FACES』は購入以来、いまだ僕の車に乗り続けています。Dragon Ashアルバムを聴きながらこんなに一緒に歌っちゃうのは、『Lily Da Valley』以来かも。

どの曲も良いけど、「The live」の《ァアァアァアァアァアー!》は歌わずにいられん魔法がありますね

WOWOW生中継のライブはとても興奮しました。良いアルバムを持ったツアーが悪いわけない。「CURTAIN CALL」は亡くなったベーシスト育三さんに歌ったかのように聞こえました。久しぶりに泣き虫健志も見れましたし、こちらもグッときたのです。


僕が過去聴いてきた邦楽ソングライターの中で、ソングライティングの天才は誰か?と考えたら、椎名林檎と降谷健志の二人が真っ先に頭に浮かびます。

奇しくも二人は同い年(現在35歳)。お互いがハタチ前後の同時期に才能が爆発して、今だに火が消えてないってのが凄い。

僕の思うソングライティングの天才とは《汲めど尽きぬ才能》のこと。

一発屋の才能でも、良い曲、奇想天外な曲を産み出すことは出来ます。質と量が共存してこそ天才でしょう

《産みの苦しみ》を作品から感じさせてしまった時点で、天才は天才じゃなくなる気がしますね




マシス
椎名林檎のレコ発ライブの生中継をテレビで観ていました。

ライブ終盤、いきなり結婚した宇多田ヒカルに向けて簡単なコメントを口にしたかと思ったら、生バンドの演奏にて「TRAVELING」のカバーを披露。ビックリです。

「TRAVELING」はマッキーもカバーしてましたが、林檎ちゃんの歌いっぷりも堂に入ってました。「TRAVELING」は実にカッコイイ曲です。

新しいアルバムは、林檎ちゃんが人に提供した歌のセルフカバー集とか。

栗山千明に書いた「おいしい季節」が収録されてないのが残念ですが、広末涼子に書いた「プライベート」が入ってるのは嬉しい。レンタルで出たら借りてこよう


先日のアコ企画6周年のイベントの写真が、ネットにアップされていました



奥山会長ありがとうございます。


で、このイベントの時に僕、同じく出演されていたキモトシゲルさんより、ご自身のやってらっしゃるユーストリームの番組への出演を打診されたのです。

【うたよるTV】という、地元のミュージシャンを紹介する番組だそうで、本番中に生演奏もやらせてもらえるそうです。

帰ってからユーストリームをチェックしてみると、4月の第一回に未来ちゃんが出てます。で、第二回の今月は石川秀明さん。なんて豪華な。

伺ったお話では、今後、ちゃっともーもー、Rayneeds、Spoonの出演が決まってるそうで(凄いメンツ!)

その後に僕なんかが出たら、場違いじゃなのか?と多少不安になりましたが、素敵なお話なので、出させてもらうことになりました。

まだ先の話です。放送の詳細が決まり次第、お知らせします。


そして、こちらは僕のライブではないですが、やはりアコ企画6周年に出た音緒さんより、フライヤーを頂いたのです


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アングラ劇団と歌とのジョイントライブですって。他ならぬ音緒さんなので、絶対に面白そう。これは見に行くつもりです。


そして僕自身の来月の歌予定。旧友の下尾真秀よりお誘いを頂き、6月28日(土)に『袋井マムゼル~音楽夜会~』に出ます。19時スタートのチャージ料500円です。


いろいろな方からのお誘いのおかげで、なんとかアマチュアとして歌えております。ありがたいことです。感謝。




マシス