ビーチ・ボーイズの幻のアルバム『スマイル』は、作られなかったことで伝説となった珍しい作品です。後の音楽ファンにしたら、もし制作が頓挫せず、ちゃんと完成していたら『ペット・サウンズ』を超える傑作になったかも、との妄想が語り草となってます。


手に入らない、絶対に聴くことは叶わない、という物語は、ファンの聴きたいという欲求も加わって、妄想により強力な魔法をかけていたと想像します。


後年、ブライアン・ウィルソンは自身のバンドで『スマイル』を完成させたことで、伝説が現実味を帯びて、魔法が弱くなってしまった感はある。この2004年版『スマイル』には賛否あったようですが、僕はとても良いアルバムだと思ったし、《37年経って完成したんだー》って感慨もあり、楽しめました(『ペット・サウンズ』を凌駕したかどうかはともかく)。


 

 

 


現在、とにかく手に入りにくくて中古レコードに高値が付いてる盤も《幻の名盤》《隠れた名盤》と呼ばれたりします。僕にとって、原田真二の2ndアルバム『Natural High』に抱いてた憧れや期待はそれに近いものがあります。



 先日、中古レコードの100円箱の中から原田真二の『Natural High』を見つけました。手にした時はちょっと興奮しました。

これは昔からCDでずっと欲しくて探していたのですが、全く再発されず、ネットでビックリするほど高値がついちゃって、どこかで出てこないかなと気にしていたのです。

 ↑9千円から89万円!?89万ってどこから出た数字?


これって、CDが少ないだけで中古レコードはいっぱい流通してるのかしら。その辺の事情はよくわかりませんが、ともかく百円はお得だった。あの『Natural High』のジャケットを実際にいま手にしてるのだ、と思うと感慨がありました。《欲しかったアルバム》リストの大御所をついにゲットしてしまった。

僕は子供の頃にカセットテープで原田真二ベストを持ってたのですが、そこに『Natural High』からの曲も入ってて、カセットに選ばれてなかったのは「RANDY BROWN」「Rainbow Color」「HELICOPTER CHASE Ⅱ」の三曲のみ(「RANDY BROWN」これ渋い佳曲ですね。好きです)。

当時は正直、『Natural High』からのナンバーにはあまり良い印象を持ってませんでした。他の曲と毛色が違うのが子供でもわかった。それは今回、実際に今回レコードを聴いてみた感想でもあるのです。

ひとことで言えば《アメリカロックかぶれ》。通して聴くとまるで《真二のアメリカ紀行》というコンセプトアルバムみたい。

オープニングのオーバーチュアから「L.A Airport 」の流れにはオッ!て思った。まるでデビュー以来のアイドル扱いを拒否するように《可愛らしさ》《ポップさ》をムキになって排除し、日本にないカラッと乾いたロックを追求したのかと想像します。当時の真二はコレをやる一択だったと気持ちはよくわかる。

格好良いけど、1stの『Beginning』のようなポップ感がないので、楽曲によってはダラダラと長く感じたりもする。これはマァ好き嫌いあって普通だと思う。

『Natural High』は決して手抜きのない力作ではあれども、原田真二の数あるアルバムの中で抜きん出てた傑作とは思いません。隠れた名盤と呼ぶのも、原田真二本人がCD再発を拒んでるので、ただただ隠れてるだけって感じもする。サラッと聴けて楽しめたので、もう僕の中でこれは、伝説の棚から下ろしてあげて、色眼鏡で見ず、普通に気負わず楽しんで聴くのがいいんじゃないかって思います。



以下、マシスの歌予定を紹介させてください

7月15日、海の日にザザシティの中央広場で歌います。
浜松の野外ライブ、暑そうですが楽しみです。雨天時は中止ですって。

7月20日は袋井市のライブ喫茶マムゼルにて、フリーダムフォーク集会が開催されます。
第191回フリーダムフォーク集会 

 【日時】2024年7月20 日(土) 

     19時半開演 

 【場所】ライブカフェ mamselle袋井市堀越1802-1 

TEL 0538-42-6440http://mamselle.sakura.ne.jp/ 

 【料金】music charge 500円 

 【出演】一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)

 ・砂風金 

・大塚友紀 

・ぷらっとふぉーむ

・今駒泰之 


 二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分 一次会の皆さんよろしくお願いします!そして二次会の飛び入り参加もお待ちしております。



来月ですが、8月の予定もフライヤーで紹介








季節がら、「雨の惑星」at 法多山ライブを添付。



マシス

佐野元春の2024年Zeppツアーのネタバレ感想の日記を書いています。友人限定公開にさせてもらいますが、もしツアーにこれから参加される方は、以下のネタバレにご注意ください。

(ツアーが終了しましたので、限定公開を解除します)






そこそこ強い雨が降っていた2024年6月23日(日)、佐野元春ライブに参加するために車で名古屋まで行って来ました。
雨に並ぶファン。二階席後方に立ち見が出るほど盛況でした。

僕はZepp名古屋に来るのは、何年か前のロッキンクリスマス以来か。

ライブハウスという近い距離で観る佐野元春ライブはやはり楽しかった。先日にリアレンジされた「ヤングブラッズ」が配信発売されたばかりで、そのせいか、元春クラシックと呼ばれる懐かしい曲たちを新しいアレンジでいっぱい演奏してくれました。

最近の元春のライブというと、懐かしい人気曲はアンコールで、本編はコヨーテバンドの曲、ってのがお約束ですので、久しぶりに元春を観に来たっていう古参のファンはきっと嬉しかったと思います。

一曲目「君を探してる」。〜女神のような街灯の光に誘われながら〜の歌い出しで、僕の隣にいた二人組の男性が《いいねー!》と叫んでました。オリジナルとぜんぜん違うアレンジだけど、もともとライブでしょっちゅうアレンジを変えるのが元春。知らないイントロ?→歌い出す→あれか!、の流れが《これぞ元春》ってお約束で嬉しい。このアレンジの「君を探してる」はグランド・ロッケストラのライブアルバムにも入って知ってましたが、僕はこれ大好き。カッコイイ。

二曲目の噂の、新「ヤングブラッズ」。盛りあがりましたよ。僕は元の歌に思い入れがありますので、歌詞を変えないでおくれよーとちょっと思うけど、「ヤングブラッズ」をライブで聴けるってことが嬉しいので、これはこれでOK。

元春《どうもありがとう。名古屋に来たのは、、、およそ一年ぶり?(歓声)今日は、、古い曲も新しい曲も、いっぱい演奏するので、みんな楽しんでって!》


「ジュジュ」はアルバム『月と専制君主』に近いモータウンビートのアレンジ。エンディングでコヨーテバンドが見事なコーラスを決めて格好良かった。「誰かが君のドアを叩いてる」はオリジナルアレンジにわりと忠実でした。

新しいアレンジで驚いたのは「欲望」。あの重厚な歌詞のバラードがまさか踊れる曲になるとは。しかしダンサブルになっても軽くなった訳でなく、「欲望」のヒリヒリした歌詞の重たさはちゃんとそのまま。最近の元春はライブで歌詞が聞き取り難いことも多いのですが、この「欲望」はキーを下げ、叫ばずに語るように歌っていて、ことさら歌詞を大事にしてる歌なのだな、という思いが伝わってきました。

イントロで一番何の曲かわからなかった(笑)のが「インディビジュアリスト」。もともと軽快で弾むスカビートの曲が、なんというか、まるで地面を這うような重たいビートになっていて、歌詞の内容も伴ってよりシリアスな歌に変貌してました。

そんな重たーい「インディビジュアリスト」から重たいベースのイントロ、「ポーラスタァ」への流れが実に自然。「ポーラスタァ」は人気ありますね。サビでみんな手を上げて星を瞬かせてました。そして僕が大好きな「世界は慈悲を待っている」。グレイス!久しぶりに聴けて嬉しい。

元春《みんな、良い感じ?(歓声)。僕ら、冬にツアーすることが多いんですけど、こうして初夏のツアーが出来て、聞けば、早い時間にチケットがソールドアウトしたということで(歓声)、嬉しいです。外は雨だけど、、この中(会場内)ではロックしよう!》

「愛が分母」。僕は二階席でしたが、この曲くらいから僕の周囲でも立つ人が増えてきました。一階では当然みんなずっと総立ちで楽しそう。僕は立ちたいのを堪えて体力温存(図体がデカいもので立つと後ろの方の邪魔になるかと気になる)。続く「銀の月」ではさらに拍手が大きくなり、かと思うと次の「クロエ」でしっとり聴けせます。「クロエ」はさすが人気の曲で、周囲から《いいねぇー》の声が聞こえてきました。僕も大好き。

「純恋」「エンタテイメント!」「La vita e Bella」と反則級にアッパーな曲を三曲畳み掛け、客席を沸かしに沸かせ、一転して佳曲「東京スカイライン」で再びしっとり緩急をつける。なんて素敵な曲か。

そして、昨年に盛り上がった今何処ツアーの再来のように、「エデンの海」「水のように」「大人のくせに」「明日の誓い」が演奏されました。昨年のツアーは幸せ過ぎて、これ何度も観たい!と思ったものです。そりゃあ盛りあがりました。が、昨年と同じ曲が続くと正直、違う曲も聴いてみたくなる贅沢心もちょびっとだけ。

ああ、これでラストにあの曲が来たら昨年のまんまだなーと思ってたら、そうじゃない。激しいギターイントロ。違う曲だ、なんだ!?「禅ビート」だ。カッコイイ。この日の「禅ビート」は良かった。僕は「禅ビート」の格好良さをこの日初めて知った気がする。メンバー紹介を挟みながらギターソロたっぷりの長ーい演奏。サビの照明からの高揚感。心からカッコイイと思いました。

次はまだ何か来るのか?と思ったけど、ここで本編終了。


歓声、拍手、そして再びメンバーがステージへ戻って、アンコールです。


シュンちゃんのピアノでイントロが鳴った途端、あの曲だ!と客席は悲鳴のような歓声をあげて大騒ぎ。そう、「ヴァニティー・ファクトリー」。嬉しすぎる。もう一階も二階も総立ちで拳を突き上げ《ヴァニティ!ヴァニティ!》大合唱。最高。控えめに言って最高。永遠に終わって欲しくない曲。

ここで元春は赤いストラトキャスターを手に。来た来た!

《みんな!良い感じ?(歓声)。、、僕は、東京の下町に生まれたんだけど、、名古屋にも下町ってあるのかな?(客席から地名が飛び交う)、、うん、、多すぎてよくわかんない(客席爆笑)。僕の生まれた町のことを歌った歌を演っていいかな?(歓声)「ダウンタウン・ボーイ」!》

あああ「ダウンタウン・ボーイ」、いつ聴いても好き。深夜映画の入口の少年はいつかの僕の姿でもあるのです。

そして、元春がEのコードを激しくかき鳴らし、ラストは「アンジェリーナ」。この日の「アンジェリーナ」はビックリするほど早かった!近年になくBPMを上げて、つんのめってすっ転びそうな疾走感。大合唱の大盛りあがりでエンディングです。

鳴り止まない拍手の中、元春が挨拶。

《来年は、デビュー45周年、コヨーテバンドの結成20周年ということで、これまでにない大掛かりなホールツアーを計画してます(大歓声)。今日チケットが取れなかった友達に教えてあげてください(笑)》


名古屋公演、楽しいライブでした。アルバムを引っ提げたツアーは元春の気合いが感じられて良いけど、こういうライブは新旧まんべんなく曲を聴けて良かったです。来年予定されてるというホールツアーはかなりヤバそうですね。早くも来年が楽しみです。

貼り出されたセットリストは、一旦会場を出て再入場の列に並ぶと撮影できるシステム。丸めたチケットを探すのに手間取りましたが、なんとか撮影してこれました。
セトリ撮影はどちらでも良いのですけど、記念です。


帰り道の高速では静岡に近づくほど雨が強くなって、視界が悪くて運転が怖かったです。休憩を取りながらゆっくりスピードで帰りました。
休憩にて。新東名の岡崎パーキングでは夜遅くてもラーメンが食えます。


タイミング良く、本日(2024年6月24日)公開された2024年版「ヤングブラッズ」PV↓

ロケ地が85年のPVと同じ代々木公園!それだけでグッときちまう。

そして、85年本家「ヤングブラッズ」PVもまさかの公式サイトより同時公開!これは嬉しい。やることがニクイ!


このPVの佐野元春こそが、僕の青春そのものでした。




マシス





本日22日、お休みの土曜日は朝から浜松へ出かけて来ました。今週の金曜日から日曜までクリエイト浜松で開催されてる全日本レコードCDサマーカーニバルをのぞくためです。

家族には《昼飯までに帰るから》、と告げてダッシュで出て来ました。
この催しはコロナ前に一度来たことあって、それ以来、二度目の訪問です。


アナログレコード集めの初心者な僕は、今、とりあえず定番が欲しいです。まず、ビートルズやストーンズ、ディランなどのベタな人気アルバムを安く揃えていきたい。でも、定番の名盤アルバムってどこのお店に行っても高いので、こういう機会に万が一があるかも、と希望にすがるように出かけてみたのです。

一時間、ゆっくりレコード漁りが出来ました。楽しかった。レコード探しは初心者の僕ですが、我を忘れそうになる品揃えでした。いちおう予算は上限を決めていったので、掴んでは戻し、を繰り返し、11時にお会計。約束のお昼前に自宅へ無事帰り着きました。

↓一時間の散策で掴んだ戦利品たち。
お値段的には一枚が1,000円くらい。例外も少しあります。
とりあえずディラン!『ブロンド・オン・ブロンド』『欲望』が980円。これだけでも来て良かった。『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』はこの日買った中で一番高値で、それでも2,400円。
『ベガーズ・バンケット』『アフターマス』といったストーンズの大好きなアルバムが980円。先程のディランと同じく、名古屋の【グレイテスト・ヒッツ】というお店の出品でした(行ったことある!)。
寺尾聰の『アトモスフィア』はジャケット見て衝動買い。1,400円。大ヒットした『リフレクションズ』の次のアルバムで、聴いたことなかったので無性に聴いてみたくなったのです。帰って早速一番にかけて聴いてます。カッコええ。

他にも欲しいのがいっぱいあったけど、明日の日曜は名古屋へ行くので、自重しました。ああ、でもジム・クロウチ800円は欲しかったな。ビートルズの『フォー・セール』980円も戻しちゃって、後で後悔すんのかな。するかもな。誰かに買われちゃったら仕方ない。


アナログレコードで聴くとCDと違うヤバい感動がある、と気づいてからは、CDで持ってるくせにレコードがアホみたいに欲しくなります。《これ、CDで聴いてもこんなに良いのに、レコードで聴いたら絶対に最高じゃん》って思うアルバムがあり過ぎて困る。集め直しな気分ですよ。まぁ、レコードは老後の楽しみの予定だったので、ゆっくりやりますけど。


レコードなら、絶対にいつか『ペット・サウンズ』聴きたい。ポール・サイモンも欲しい。ヴァン・モリソンも欲しい。僕はブルースって日常的にあまり聴かないけど、レコードで聴いたらブルース絶対にヤバいでしょ。ブルースもジャズも欲しい。クラシックも音を圧縮してないレコードで聴いてみたい。いつかね。


そしてやはりディランはレコードで聴きたい。とりあえず欲しいのはあと『追憶のハイウェイ61』『血の轍』、プラス出来たら『オー・マーシー』は手に入れたい。加えて『タイムアウト・オブ・マインド』まで安く買えたら言うことなし。今回買った『ブロンド・オン・ブロンド』アナログで聴いたらやっぱり最高。これ何回かけても聴けちゃいそう。


クリエイト浜松では明日まで中古レコード&CDカーニバルをやってます。オスキな方はぜひお運びあれ。


明日はZepp名古屋で佐野元春を観てきます。早めに出かけて名古屋の中古レコード屋さんを散策、と行きたいところが、雨予報なので上手く動けないかもしれません。そうなったら元春のライブに全集中で挑む。体力も気力も夜に備えて、Zepp名古屋で弾けてきます。



ちなみに元春は先日アルバム『サムデイ』を500円で買えました(ジャンク品で歌詞カードなし)。「ロックンロール・ナイト」のサビでCDと全然違う迫力の音にシビレました。元春もアナログ欲しいですよ。レコードの『今何処』安く出てこないかな。



↓マシスの歌予定を告知させてください。

7月15日、ザザシティ浜松の中央広場で歌います。


8月は豊沢で。そしてこの前に8月4日もいちおう予定が入りそう。。詳しくは分かり次第お知らせします。

チグリスさんの企画で音楽食堂Mへ。8月三本目。



そして8月の前に、7月20日(土)は袋井市のライブ喫茶マムゼルにて、第191回フリーダムフォーク集会がありますよ。一次会の出演者四組が決まりました。こちらも後日発表します。



マシス


昨日は2024年6月14日、平日の金曜日のよるに、久しぶりに浜松のライブハウス窓枠へ出かけて来ました。大好きなシンガーソングライター山田稔明さんのステージを観るためです。
僕は佐野元春とかJOY-POPSとかをこれまで窓枠で観てきましたが、今日は二階のカフェスペース《AOZORA CAFE》での開催。二階に入るのは実は初めてです。一階は一階でこの日は別のイベントがやってましたね。
山田さんは四年前より静岡のラジオ局K-MIXにて、PRIMECATS RADIOという番組をやっていて、この日は公開収録も兼ねたイベントとのこと。K-MIXからのお花が入口にデンと飾られてました。

入場待ちしていたら、バルンガの白さん(もやしのお姉さんの方?注:男性)に遭遇。白さんは以前より山田稔明ファンを公言されてて、僕と顔を合わすなり《ようやくご一緒できましたね》と気さくに仰ってくれた。知り合いに山田稔明ファンが居てくれて、ライブをご一緒できるってとても嬉しい。

で、いざ入場時間となって、僕はネット予約した時に整理券番号を控えてなかったことが発覚(!)。入口で自分の名前を言えば入れると思ってた。え、どこにそんなのあった?と焦ったが、記憶に全くない。

タブレットのメールを確認しながら狼狽していると、列に並んでいた見ず知らずの女性の方が話しかけてくれて、〇〇ってサイトをひらいて、あ、ここを開いてみて、購入履歴がないですか?と教えてもらったら、整理券番号が見事出てきた。なんて親切な人でしょうか。山田稔明ファンは心優しいぞ。あの時のお姉さん、その節はありがとうございました。白さんも《大丈夫だった?》と気にかけてわざわざ階下まで降りてきてくださって、お騒がせして申し訳ありませんでした。
無事にカフェスペースに入ると、ステージがあった。ステージちっさい。そして近い。白さんと2列目中央の席に並んで陣取りました。他のファンの方でうなぎパイを抱えた方が見えたから、県外からも結構来てたのでしょう。

待ち時間に《山田稔明って、この年代のミュージシャンの中では僕の一番好きな歌を作ってくれる人なんです》と僕が話すと、白さんが力強く同意してくれました。ミスチルに負けない才能だと思うのに、どうしてミスチル並みに売れないのか、などと喋ってるうちに、定刻19時になり、山田稔明登場。

ラジオのジングルを流して、一曲目「BLUE MOON SKYLINE」よりスタート。ライブアルバム『DOCUMENT』と同じ始まりです。「光と水の関係」「一角獣と新しいホライズン」と大好きな曲が聴けて嬉しい。

途中、ラジオのコーナー《おとな相談室》で、リスナーから募ったお悩み相談を読み上げていきます。《夜ふかしが治らない》という相談に《僕は逆に朝型で夜に起きてられない》と返すなどと、ゆるーく答えて笑いが起こります。

そう、山田稔明さんのステージは、例えば泉谷しげるさんのように、オラオラ盛り上がれ俺に負けんなコノヤローと客に果たし合いを挑むようなものでなく、テクニックや歌唱で《ドヤァ上手いだろー感心しろー》と威圧することも決してしない。ただひたすら良い歌を真摯に歌って《楽しい時間を共有しましょうね》って空間をそこに出現させる。それはとびきり良い歌があってこそ出来ることで、これが本当に気持ち良い。

ラジオを始めて静岡でのライブが増えた、という山田さん。静岡の先輩ミュージシャンの歌を、と高野寛のカバーを披露したり、三日前に作ったという新曲ではファンのコーラスを指導して一緒に歌ったり、楽しい楽しい。その新曲タイトルが「ニャーとシャーのはざまで」なんて最高。山田さんは大変な愛猫家で知られていて、前日は猫のイベントで全曲猫の歌を歌ってきたと仰ってました。

終盤では、泣かせる曲と楽しくてハッピーな曲とどっちがいい?と客に挙手でアンケートを取り、楽しい曲「太陽と満月」が歌われました。泣かせる曲は何だったのでしょうか。すごく気になります。

同じく終盤にて《撮影タイム》と写真撮影の許可が出たので、お客さん一斉にスマホ出してパシャパシャ。僕も撮らせてもらったので少しだけ紹介掲載。

最後は大好きな「マイ・フェイバリット・シングス」で終演。

終演後は物販でのサインに並ぶ列が出来てました。僕も並ぼうかとも最初思ったけど、CDはおそらく全部持ってるし、サインは以前にもらったことあるし、会って山田さんとお喋りするのもちょっと恥ずかしいので、白さんに挨拶して一足先に退場。

楽しかった。なぜミスチル並みに売れないかではなく、これほどの素敵な才能がこんなに小さな会場にフラっと来てくれてお気軽に観れるなんて、という幸せを喜ぼう。自分の音楽ライフにて山田稔明を知れた幸運を喜ぼう。

僕が山田稔明ファンになってから、廃盤になってた昔のCDをドドッと再発してくれたり、静岡でラジオが始まったり、GOMES THE HITMANが活動再開してニューアルバム出したりと、僕の欲しいものをドンドン提供してくれて、山田稔明はまるで僕のために活動してくれてるのかと思う。そうに違いない。本当に、そんな勘違いしたくなるほどタイミング良すぎてね。ありがてぇな。これからも楽しみだ。新しいアルバムが出ればまた近くでもライブが観れるかな。



2024年6月14日(金)@ 浜松 窓枠2F Cafe AOZORA
夜の科学 in 静岡ーPRIMECATS LIVE!

1.blue moon skyline
2.光と水の関係
3.ready for love
4.一角獣と新しいホライズン
5.ユーフォリア
6.確かな光(高野寛カバー)
7.シャーとニャーのはざまで(新曲)

8.月あかりのラストワルツ
9.ハミングバード
10.小さな巣をつくるように暮らすこと
11.あさってくらいの未来
12.PRIMECATS RADIOのテーマ

EN
13.太陽と満月
14.my favorite things
(セトリは山田さんのブログより転載)





ライブ余談1。入場前に少しお腹に入れておこうかしらと思って、おお確か近くに喫茶店があったから、パスタ食べようナポリタン食いたい、と思い立ち、珈琲店【粋庵】へ寄ったのです。
入口の黒板に今日のパスタは茄子とキノコとあったので、やったパスタあるぞと入ったら、店内にパスタ本日終了の張り紙が。残念。で、ケーキセットを注文。珈琲、素晴らしく美味しかった。

窓枠を出た後、お腹が空いてて、すっかりナポリタンの口になってしまっていたので、21時過ぎにパスタ食える店はないかと帰路の道中に探して、見つけた某パスタ専門店に飛び込みました。ラストオーダー直前にナポリタン大盛りを注文。
ようやくパスタは食えた。お腹いっぱい食べました。が、正直、お味は不満足。

トマトソースがしょっぱいだけで、しょっぱい!しか印象がないお味。お値段がそこそこ高いお店なのは知ってたけど、素敵なライブ観た打ち上げだから奮発してみたのに、それでこんなしょっぱい思いをして食べてんだ、と余計にガッカリしちゃった。大盛りにしなきゃよかった。東山ガレージでハルノオトさんが食わせてくれたナポリタンが安くて美味しかったので、ナポリタンはあのレベルでないとモウ満足できないのかも。それに東山ガレージなら同じ値段で三皿食べれたのにブツブツ。


ライブ余談2

僕が窓枠二階で山田稔明ライブを楽しんでいた同じ時間、一階では別のイベントで知り合いのアマチュアミュージシャンが演奏してました。開演時間を待っていたら、リハを終えて休憩に出てきたkuwasa君と聡美ちゃんに会えた。
kuwasa君、スゲー久しぶり。彼は素晴らしくカッコイイ歌声の持ち主です。
そちらの会場に行けなくてごめんね、とご挨拶しました。きっと一階も、二階に負けない素敵な時間が流れていたことでしょう。




マシス
《良い新譜に出逢いたい》。

若い頃からずっと応援してるミュージシャンは今でも聴いていますが、年々と皆さん、新譜を出すスパンが長くなるし、あるいは出さなくなったり。そうなると、僕が好きになれる若い才能を見つけて、新譜をドキドキと待つあの興奮をもう一度、と思うのです。

正直、これは買いたいぞ、と思わせてくれる若者との出会いは近年稀なので、今さらの新人発掘は億劫なのですが、だからって、昔の歌は良かった今の音楽は云々、と聴かずにボヤいてるより聴いてみるが健全だと思う。

《この若者が新譜を出したら絶対に買わねば!》という僕のお気に入りは、ちょっと前ならライアン・アダムス、ブレンダン・ベンソン、ダミアン・ライスが3本柱でした。三人とも大人になったせいか寡作になり(ブレンダンとダミアンはずっと寡作か)、今ですとベタですが断然ビリー・アイリッシュ、そしてザ・レモン・ツィッグスが楽しみな才能です。

その二人が今年、あまりに良すぎる新譜を出してくれたので、ここしばらくそればかり聴いています。
『ヒット・ミー・ハード・アンド・ソフト』/ビリー・アイリッシュ

一曲目からもう美しい。ヤバい。気持ちいい。美メロディがこれでもかと次々に炸裂して、これまで出した三枚の中で僕は今作が一番好きかも。こんなにもとっつきやすいビリー・アイリッシュは大丈夫なのか。いいんでしょうか。

1stの頃って一見キワモノっぽかったですよね。PVでの動きがシノハラとかフワちゃんみたいで。話題になった「バッド・ガイ」では無機質な軽快さとドロっとした得体の知れなさがあって(緑の髪の時期)、2ndではポップさとヘヴィな情念オーラが大迫力で(金髪ビリーのジャケット)、今作3rdでは全て悟ってスコーンとド直球に抜けた感じ(髪は青かナチュラル?)。


↑「Lunch」まるでディランみたい。韻を踏みまくり。

2曲動画を貼りましたが、他のアルバム曲がまたメチャ良いです。

なんでしょう、すごく僕の勝手な思い込みですが、ポール・ウェラーやザ・フーを聴いてる時の興奮に近いものを、ビリーの歌を聴くと感じるのです。モッズではないけどモッズ精神?。もしくは3分間のポップスの美学、とでもいうのでしょうか。

今作の分かりやすさは、聴けば全てのポップスファンの耳を無双することでしょう。でも歌の底に流れるビリーの暗くて静かな業は一貫してある。ビリー初心者の入口として聴くのにもバッチリな作品だと思います。僕はこれを聴いたら2ndも聴き直したくなった。


ビリー・アイリッシュは今後も新譜が出たら即チェックしてしまいそうです。

あまりにも若くてマニアックな兄弟バンド、ザ・レモン・ツイッグスの新譜も相変わらず素敵です(ジャケットの芸のなさも相変わらず)。
『ア・ドリーム・イズ・オール・ウィ・ノウ』/ザ・レモン・ツイッグス

これは通算五枚目か。二人ともまだ26歳と24歳でしょ(デビュー時は19歳と17歳!)。それでやってる音楽がコレだから、どんだけ老成した兄弟なのかって思う。

今作もそうですが、ザ・レモン・ツイッグスを聴くと、これが2024年の新譜なのか?!と驚き、笑っちゃいます。ああブライアン・ウィルソン好きだよね、トッド・ラングレン好きだよね、ビートルズもキンクスも好きだよねって、分かる。聴いていて嬉しくなってニヤニヤしちゃう。要は、《普通じゃないポップス》、変拍子とか転調とかの変態ポップスですよ。

↑楽しいPV。そしてブライアンのギターの高さと膝の曲げ方!世界一有名なバンドのあの人のパロディしてます。

彼らの美点はこの強力なメロディメイクの才能と音楽センスで、それを良しとする同一価値観を兄弟で共有出来ているということ。弱点を言えば、音楽が多彩過ぎてやや焦点が絞れてない印象を与えることか。なんか未だにアマチュアっぽいっていうか、弱いな、って。なんでか分かんないけど思う。

兄ブライアンも弟マイケルも、歌はぜんぜん悪くないのだけど、恥ずかしながら僕は聴いてて兄弟の声の区別がつかない(1stアルバムでは一曲ごと交互にメインヴォーカルを取ってるのに気づかなかった)。例えるならリアム・ギャラガーの歌声ほどの強烈な記名性は二人にはないから、パッと聴いて印象が弱く思えるのかも。

しかし、二十代の若手バンドがこんなに堂々と、60年代70年代の匂いをプンプンさせた音楽をやってくれてる。まぁ、レニー・クラヴィッツやオアシスが出て来た時もそうだったけど、この姿勢は前向きなのか後ろ向きなのか。前向きに決まってます。《俺たちこういうの大好きなんだ!》って喜びが溢れてる。それはネガティブなレイドバックではなくて温故知新と呼ぶ。


兄弟バンドというと、パッと浮かぶのがキンクスとかオアシスとか、ビーチ・ボーイズやスパークスも。ザ・レモン・ツイッグスのやってることはスパークスの変拍子にも通じますね。ザ・レモン・ツイッグスの新譜は今後も出たら即チェックです。


忘れてましたが、邦楽ですと、今年の初めに出た小山田壮平のセカンドソロアルバムが最高に素敵で、未だにメロメロです。
『時をかけるメロディー』/小山田壮平

この前作品の1stソロ『TRAVELING LIFE』の時は、とても楽しめたけど僕は正直《andymoriのほうが好きだな》と思った。初ソロへの期待が大きかったせいもあるけど、どの曲も、ソロはバンドと違う自分を見せるぞ、って意気込みが(本当に勝手な思い込みですが)トゥーマッチに聴こえてしまった。でも、2ndとなる今作は大好き。僕の聴きたい小山田壮平がぜんぶ此処にある。

小山田壮平のソングライティングの特徴って、完成度と未完成度の絶妙な匙加減だと思ってるのですけど、このアルバム『時をかけるメロディー』って、小山田壮平の良いところばかりで作ったかの名曲揃い。これ作っちゃったら、この後は何をやるの?ってくらい、結構、究極の作品になっちゃったと思うのです。

この歌声の力よ。

バンドもソロも含めて、小山田壮平のアルバムをたった一枚を選ぶとしたら、僕はandymoriの1stや『革命』と散々迷いつつ、この『時をかけるメロディー』を最終的に選ぶかもしれません。小山田壮平でこれ以上の作品って今後も出ないんじゃないかって思うほどに《良すぎる》。

今後大変ですよ。おそらくはまた1stの時みたいな歌作りでやってくのかしら。いや、こんなの通過点ですよ、ってサラッと超えて来たりして。小山田壮平の新譜は今後も出たら即チェックすることでしょう。気になりますもの。


昨日、土曜日の朝は夜勤を終えたその足で、娘の高校の文化祭に行ってきました。眠気が吹っ飛ぶほどの若い熱気に当てられて、疲れつつも楽しかったです。娘も生徒有志のステージでピアノ弾き語りで歌ってました。有志は今年はダンスチームがやたら多かったです。みんな格好良かった。

今週が文化祭、という学校はわりと多かったみたいで、あちこちで《文化祭に行って来ました》のSNS報告を読みました。文化祭の時期って重なるのでしょうかね。
↑高校の図書委員の作ったブックカバーを頂きました。印刷されたオススメ本の紹介が微笑ましい。文化祭から帰宅してからは倒れるように寝ました。日曜日の今もまだ時差ボケでボーっとしてます。目が覚めても動きたくなくて転がっています。

それでも、これだけはコンビニで発券してきた↓
↑今月23日にZepp名古屋にて元春に会ってきます。やった。

この新解釈「Young Bloods」は、数年前にHKBと録音したアルバム『月と専制君主』に収録されたバージョンに通じるアレンジだと思いました。英語フレーズを日本語に置き換えるのも良いけど、そこは僕はオリジナルに思い入れがあるので、変えない方が好きだな。


そして今度の金曜日、これまた久しぶりに大好きな山田稔明さんのライブに行きます。山田稔明さんも新譜を出したら絶対に買うリストの一人。楽しみです。


マシス


↑こちらの日記の続きになります。


ここ最近の我が家で流行っている遊び、親子三人が輪になって好きな歌を聴かせ合う《家族内DJ大会》。前日記では第1回〜第50回までのプレイリストを載せました。この日記ではその続きの第51回〜第101回までプレイリストを掲載します。


やたら長くて、こんなの誰が読むんだ、って内容ですが、意外なことに前日記が読んでいただけたみたいで、家族で仲が良いねーと何人かに言ってもらえました。ありがとうございます。今日も失礼します。



【第51回2023年12月3日】

父 愛について/矢野顕子

娘 トライメロイと空白/御影密

母 ラ・カンパネラ/アンドレワルツ



【第52回2023年12月5日】

母 夜の女王/エキセントリック・オペラ

娘 Last Lament /Valkyrie

父 Love Rockets /The Birthday


母 Nemphila/宮田俊哉 feat 一ノ瀬トキヤ

娘 Unstoppable Love /Trickster

父 世界の終わり/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT



【第53回2023年12月17日】

母 Different Lives /NEWS

娘 大女優さん/いよわ feat 花隅千冬

父 恋ほど素敵なショーはない/岩崎良美


母 ディア・ハイヒール/中島健人

娘 かくれんぼっち/牧島輝

父 シャロン/ROSSO



【第54回2023年12月18日】

娘 Under The Moon /月下の影

父 トウキョウ・シャンディ・ランデヴ/ツミキ feat 花譜

母 ROOOTS /NEWS


娘 NEVER LOSE,MY RULE /ZOOL

父 今夜はANGEL/椎名恵

母 ANGEL NIGHT 〜天使のいる場所〜/PSY・S



【第55回 2023年12月19日】

父 Yesterday /THE BEATLES

母 Shangri-La /電気グルーヴ

娘 名前のない青 /神様、僕は気づいてしまった


父 リバティ、僕は君を事由へ誘う /鈴木トオル

母 冷たいキス / ICE BOX

娘 LET’S GET IT STARTED / ILUNA



【第56回 2023年12月24日】

娘 GROWING THINGS /フェイス・ビームス  ディノ・アルバーニ

母 しょうもない夜 /崎山蒼志

父 みんなの願いがかなうまで /佐野元春



【第57回 2023年12月26日】

娘 刀ピークリスマスのテーマソング2023 /ピーナッツくん

父 こわれる / THE NOVEMBERS

母 二十九、三十 /クリープハイプ


娘 Have you been naughty or nice? /Flambe!

父 GIVE YOU(THE BEST OF MY LIFE)/JANGO

母 JANK /NEWS



【第58回 2023年12月28日】

娘 グレーテのいない星 /傘村トータ

母 いつも上機嫌 /高橋ひろ

父 真実 /小林明子


娘 青空トレイン /傘村トータ

母 シンデレラ・ガール /King & Prince、 KinKi Kids

父 Good bye シーズン / H2O



【第59回 2023年12月31日】

娘 年越しアンサンブル /カウントダウンライブより

父 冬の星座 /トワ・エ・モワ

母 シリウス /NEWS


娘 あさきゆめみし /まふまふ

父 ヤングブラッズ /佐野元春

母 ヒカリノシズク /NEWS



【第60回 2024年1月4日】

娘 Snow Song Show / DECO*27×sasakure.UK

母 ホテルニュートリノ / THE YELLOW MONKEY

父 ROLLING DOWN /谷山浩子


娘 アンブレラスカイ /メカニカメタリカ

母 BASS BON /深澤辰哉 向井康二

父 シラミ騒動 /さだまさし



【第61回 2024年1月13日】

父 プラスティック・ラブ(Live version) / 竹内まりや

母 飛花落花 /Cocco

娘 Nameless Anger /FXXKIN JICKS


父 Dreamland /麻衣

母 濡れた揺籃 /Cocco

娘 メランコリックマンデーナイト /フェイス・ビームス ビリー・ワイズ



【第62回 2024年1月14日】

母 未来は見ないで /THE YELLOW MONKEY

娘 君も悪い人でよかった /ピノキオピー

父 友達の唄 /BUMP OF CHICKEN


母 K /BUMP OF CHICKEN

娘 -STARTLINE- /ウエストセクター

父 明日の行方 /SMILE



【第63回 2024年1月21日】

母 LOVE TRIGGER /SnowMan

父 ゴロワーズを吸ったことがあるかい /かまやつひろし

娘 独り奉死 /本橋依央利


母 タンブリンマン /高橋ひろ

父 不協和音 /クミコ with 風街レビュー

娘 what about love /XlamV



【第64回 2024年1月28日】

父 イエナ /さねよしいさ子

娘 魔法少女とチョコレゐト /ピノキオピー

母 君じゃなければ意味ないね /高橋ひろ


父 Untitled /初恋の嵐

娘 Beautiful Error /シルバ&アウル

母 triad /NEWS



【第65回 2024年2月4日】

母 We’ll go together /SnowMan

娘 A.S.A.P /XlamV

父 Electric Blues /クロキユウタ


母 不屈に花 /JoOj

娘 Love and Deepspace /サラ・ブライトマン

父 桐の花 /さだまさし



【第66回 2024年2月10日】

父 You are my seacret / dateof birth

母 The Other Side Of Love / Sister M

娘 集いし者たち /魔法使いの約束


父 ショコラカタブラ /Ado

母 SOLID GOLD /高嶋政宏

娘 For What For Who / Stand-Alone



【第67回 2024年2月11日】

娘 終わりの見えない終章 /魔法使いの約束

父 太陽をつかんでしまった /THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

母 intersolid /三浦透子


娘 ねこがまるくなった /まふまふ

父 今だから /松任谷由実 財津和夫 小田和正

母 みんな夢の中 /おおたか静流



【第68回 2024年2月18日】

母 君はひとりじゃないとか /崎山蒼志

娘 狼日和 /Rabbit Cat

父 風に立つライオン /三浦大知(cover)



【第69回 2024年2月24日】

娘 Knock Out! /佐々木李子

父 Season Train /RAZZ MA TAZZ

母 逆行 /崎山蒼志


娘 Beat Eater / Vivid BAD SQUAD

父 八番目の虹の色 /久保田利伸

母 敦盛2015 /信長と蘭丸



【第70回 2024年2月25日】

母 レモンキャンディー /Chara

娘 Deja Vu /Uki Violeta

父 YELLOW YELLOW FIRE /CASCADE



【第71回 2024年2月28日】

母 春荒らし /Cocco

娘 大切なお知らせ /こじらせハラスメント

父 あなたから遠くへ /金延幸子


母 あなたのとりこ /エキセントリック・オペラ

娘 インターネットは最悪 /こじらせハラスメント

父 FANTASY /Chara



【第72回 2024年3月5日】

父 夢魔-The Nightmare- /BUCK-TICK

母 夢のハリウッド /Travis Japan

娘 酩酊 /佐々木李子



【第73回 2024年3月9日】

娘 あなめでたや /刀剣男士

父 HAPPY /BUMP OF CHICKEN

母 HAPPY BIRTHDAY /SnowMan


娘 Impulse /千子村正 蜻蛉切

父 Silent Movie /サザーランド

母 Happy Birthday /NEWS



【第74回 2024年3月10日】

父 空蝉 / さだまさし

娘 君はできない子 / きくお

母 i 触れる SAD UFO / 崎山蒼志


父 離れろよ / BARBEE BOYS

娘 エルファ / XYZ

母 コンサートホール / 清竜人



【第75回 2024年3月15日】

母 春よ来い / YONA YONA WEEKENDERS

娘 キミと見上げたあの日の空に / 鶴松国永

父 最後の春休み / 松任谷由実



【第76回 2024年3月20日】

母 Helix / 崎山蒼志

娘 Luminous Crown / knights

父 そなちね / Tempalay


母 満ちてゆく / 藤井風

娘 Charisma Battle Anthem / 伊藤ふみや feat 六人のカリスマ

父 白い薔薇が白い薔薇であるように / 髭



【第77回 2024年3月21日】

父 Never Ending Summer Ⅰ / 杉山清貴&オメガトライブ

娘 Division Battle Anthem -+- / ヒプノシスマイク

母 美しく燃える森 / 東京スカパラダイスオーケストラ feat 奥田民生 


父 世界一不幸なトナカイ / 谷山浩子

娘 ANSWERS / A3 夏組

母 何も言わないで NO APOLOGY / 池田聡



【第78回 2024年3月23日】

母 未来へつなぐJA全農 / VOICE

父 頼りない天使 / フィッシュマンズ

娘  Quiet Room / 有機酸 初音ミク


母 シャイン / 鬼束ちひろ

父 Shadow and Truth / ONE Ⅲ NOTES

娘 Dear Butterfly / MEZZO



【第79回 2024年3月25日】

娘 Hope in your world / エリオスライジングヒーローズ

父 ブルーを撃ち抜いて / L⇔R

母 Head up !/ JILL-Decoy association


娘 ONLY ONE / Golden XX section

父 氷雨色のスケッチ / 小坂忠

母 銀座黒猫物語のテーマ / JABBERLOOP


【第80回2024年3月26日】

父 ワンダードライブ/ORESAMA

母 slow…/Snow Man

娘 Set In Motion/Siams&Shin


父 君には笑顔が似合うから/paris blue

母 すばらしい日々/ユニコーン

娘 激情/Re:vale



【第81回2024年3月27日】

娘 Stella/Fling Posse

母 星の約束/ZABADAK

父 スターライト/amazarashi


娘 Flyer!/Vivid BAD SQUAD

母 悲しくてやりきれない/おおたか静流(Cover)

父 1986/原マスミ



【第82回2024年3月29日】

父 London Boy/REBECCA

娘 ヘテロスタシス/ChroNoiR

母 日常ホライズン/GRANRODEO



【第83回2024年3月31日】

娘 花の名も知らずに/ノーヴァ

父 MAYBE TRUE/Spiral Life

母 手と手/崎山蒼志(Cover)


娘 カムパネルラ/sasakure.UK

父 Eternal Place/hiro

母 「月」に吠える朝/GAO



【第84回2024年4月6日】

父 時には昔の話を/渋谷龍太(Cover)

娘 夢の先finale/ノーヴァ

母 渡良瀬橋/森高千里


父 みんなひとり/松浦亜弥(Cover)

娘 Under the Moon/月下の影

母 U R not alone/NEWS



【第85回2024年4月6日】

父 青白い月/fra-foa

母 ビューティフルドリーマー/フラワーカンパニーズ

娘 Children of the Stars/Uki Violeta



【第86回2024年4月7日】

母 魔法の黄色い靴/チューリップ

父 百合の咲く場所で/Dragon Ash

娘 永遠のNightscape/イッキ



【第87回2024年4月8日】

母 Everything's Gonna Be Alright/Sweetbox

娘 ムーンライト・アリア/アリア

父 ROCKET DIVE/hide with Spread Beaver


母 ラヴァーズ・コンチェルト/サラ・ヴォーン

娘 君繋ぐカタチ/斑鳩兄弟

父 もしも世界にタヌキがいたら/ユミ



【第88回2024年4月9日】

母 キッスは目にして!/ザ・ヴィーナス

父 嘲笑/ビートたけし

娘 始まりの合図/第2章Ver./舞台『魔法使いの約束』カンパニー



【第89回2024年4月11日】

父 ONE DAY/KUWATA BAND

母 ガラライキュ!/深澤辰哉 ラウール 渡辺翔太

娘 水死体にもどらないで/いよわ


父 雨のタップダンス/大沢誉志幸

母 Bass Bon/ラウール 佐久間大介

娘 蜜月アン・ドゥ・トロワ/くろくも(Cover)



【第90回2024年4月12日】

母 アイスクリーム買いに行きましょうか/所ジョージ

娘 目醒のカンパネラ/ノーヴァ

父 恋愛症候群/さだまさし



【第91回2024年4月13日】

母 あした/aiko

父 僕がどんなに君を好きか、君は知らない/楠瀬誠志郎

娘 SCARLET GAME/御影密 卯木千景



【第92回 2024年4月17日】

父 JUST BECAUSE/JAYWALK

母 奇跡の地球/桑田佳祐&Mr.Children

娘 ポプリさん/いよわ


父 サイン/小山田壮平

母 まともがわからない/坂本慎太郎

娘  Can you beat that/KNoCC



【第93回 2024年4月20日】

母 静かな日々の階段に/Dragon Ash

父 サメと人魚/岡村和義

娘 最上級にかわいいの! / 超ときめき♡宣伝部


【第94回 2024年4月26日】

娘 Preorder

父 エンプティ・ハンズ

母 エンターテインメント/NEWS



【第95回 2024年5月1日】

父 Night Birds/織田哲郎

娘 花の名も知らずに/ノーヴァ

母 無責任でええじゃないかLOVE/KAMIGATA BOYS


父 愛してるII/井上昌己

娘 集いし者たち/舞台 魔法使いの約束カンパニー

母 チューイングガム/NEWS



【第96回 2024年5月9日】

父 聖書/岡村靖幸

娘 Lycoris/Nornis

母 僕こそ音楽/井上芳雄&山崎育三郎 Ver.


父 I WILL GET YOUR KISS/中川晃教

娘 Fragnent/Nornis

母 ダンスはやめられない/生田絵梨花 Ver.



【第97回 2024年5月11日】

娘 BREAK MY CASE/竹内アンナ

父 マジカルダンサー/小山田壮平

母 知らんのかい/ジャニーズWEST


【第98回2024年5月15日】

母 《A》BEGINNING/Aぇ!グループ

娘 BREAK MY CASE/PUZZLE MENU MIX

父 You See…/vlidge



【第99回2024年5月25日】

父 LOVE PASSION/REBECCA

母 Naughty Girl/King & Prince

娘 グッドラック/18is



【第100回2024年5月27日】

父 太陽の破片/尾崎豊

娘 ラストジャーニー/いよわfeat初音ミク

母 Beauty Blood Monsters /BRAIN DRIVE


父 アンダルシアに憧れて/真島昌利

娘 エンゼルケア/いよわfeat初音ミク

母 Crimson Of Butterfly /米倉千尋



【第101回2024年5月28日】

父 キャッツ&ドッグ/シブがき隊

娘 DAWN /RISE

母 違和感の向こうで/崎山蒼志


父 天気予報の恋人/チャゲ&飛鳥

娘 or the beautiful golden drop /knights

母 WE ARE /STARTO for you




長文にお付き合いくださいまして、ありがとうございます。第102回以降もプレイリストが溜まったら備忘録として掲載したいと思います。


↓以下、マシスの歌予定の告知失礼。





マシス




ここ一年くらいの間、我が家で流行っている遊びがあります。《家族内DJ大会》と呼んでいます。昨年の夏休みに大雨が続いてぜんぜん外に出られなかった時、家で皆でボーっとしてたところ、僕が娘に《こんなんやる?》と提案したら、《面白そう!》とノッてきたのです。


DJ、と言ってもレコードをキュッキュと回すわけじゃありません。親子三人が輪になって座り、順番で一曲ずつオススメの曲をかけてゆく、というシンプルなものです。


要は、父のオススメ曲を聴けや!お前のオススメ曲を聴かせろや!って感じですね。


音源はYouTubeがメイン(これは母娘からの提案)。もしYouTubeにかけたい音源がない時はSpotifyか、CDで聴いたりします。ルールとしては、一人がオススメ曲をかけている時、残った二人はその曲の歌詞を検索して、“ちゃんと拝聴する”。それだけ。


やってみたらこれが娘にウケて、僕も楽しくて、最初の頃は毎日寝る前に集まってやってました。それも1周じゃ収まらず、2周、3周と。多い時は一晩で5周した時もあります。でも、さすがに4周目くらいになると、曲を聴く集中がみんな途切れがちになるので、最近では2周くらいがベストと落ち着きました。


僕としたら、娘や連れ合いに《こんな曲、好きじゃないかい》と聴かせてみて、それがウケると凄く嬉しかったりする訳です。娘のかける曲なんて、ほとんど僕の知らない曲だけど、こんなの聴いてんだーと知れて楽しい。



で、そんなこんな続けてた家族内DJ大会が、先日の5月27日に、通算100回目(!)を数えました。よく続いたなー、と驚いています。同じ曲が二回かかることは稀なので、ちゃんと数えてないけど結構な数の曲をリストアップしてきました。


そこで、内々の遊びで恐縮ですが、家族の許可が出たので、挙がった曲のリストを掲載したいと思います。自分でこれを見返すとなかなか面白いのですが、凄い量なので、こんなの載せたところで誰が読むんだ?って思う。いいんです。自己満足。



とりあえず半分、第1回から第50回までのリストアップ曲。長文失礼!


【第1回 2023年8月16日】

父 別れの情景Ⅰ/オフコース

母 口説いて···/谷山紀章

娘 Blooming!/佐々木李子


父 スターマイン/スガシカオ

母 銀河鉄道の夜/見田村千晴

娘 RELOAD!!!/VOLTACTON



【第2回 2023年8月17日】

父 愛のメモリー /松崎しげる

母 KMK the boys rock you all! /NEWS

娘 ツッパれ!生涯反発 /猿川慧


父 愛してる /井上昌己

母 丸の内サディスティック /GRANRODEO

娘 ムーンライトディスコ/月都スペクタクル


父 ツバメのように /松任谷由実

母 KESHIKI /KIDS A(崎山蒼志)

娘 カルミアのキス /緑仙



【第3回 2023年8月18日】

父 いとしの森鴎外 /てつ100%

娘 アップルドットコム /ピノキオP feat 初音ミク

母 NAWATOB I/KIDS A(崎山蒼志)


父 SCRAMBLE /オリジナル・ラブ

娘 ばかまじめ /Zetfiro(Cover)

母 風 /WACCI


娘 When the charisma Go maching In /伊藤ふみや

母 東京24区 /WACCI

父 べいびー /マーガレットズロース


娘 1000年生きてる /いよわ

母 WORLD'S EDGE /本田恭章

父 白い服白い靴 /松任谷由実



【第4回 2023年8月19日】

母 聖なる海とサンシャイン /THE YELLOW MONKEY

娘 逆夢 /King Gnu

父 帰ってこいよ /amazarashi


母 手と手 /KID A(崎山蒼志)

娘 DAYBREAK HORIZON /ブラッド・ビームス  鳳アキラ

父 海の時間 /谷山浩子


母 THE NEW WORLD  /四ノ宮那月(谷山紀章)

娘 LONELY STARLIGHT /イッキ(谷山紀章)

父 硝子坂 /YOU・宇崎竜童・井上堯之


母 まんじゅしゃげ /おおたか静流

娘 -STARTLINE- /ウエストセクター

父 DEAD END /GODIEGO


母 オレンジ /SMAP

娘 Flowerworks /Mili

父 朝焼けの歌 /川村結花



【第5回 2023年8月20日】

母 ナオミの夢 / The Eccentric Opera

父 千年期末に降る雪は /キリンジ

娘 僕の存在証明 /やくしまるえつこ


父 窓の中から /BUMP OF CHICKEN

娘 チェリーハント /Royal Scandal

母 ディファレントライブス /NEWS



【第6回 2023年8月22日】

娘 キャンディフリッピンと君 /水槽

母 invocation /笹本玲奈 新妻聖子

父 炎 /松山千春


娘 REVOLVER /Royal Scandal

母 深夜高速 /フラワーカンパニーズ

父 渚の誓い /エア・サプライ



【第7回 2023年8月25日】

娘 Illusion of my heart /水心子正秀 源清麿

父 フクロウの声がきこえる /小沢健二 SEKAI NO OWARI

母 月光 /高橋ひろ


娘 Good-bye,Liar /佐々木李子

父 きかせて /オフコース

母 ミッドナイト・トレンディ /SnowMan



【第8回2023年8月26日】

母 侍ゴスペラーズ /ゴスペラーズ

父 N.O /電気グルーヴ

娘 キズアトがキズナとなる /Fling Posse


母 若者のすべて /フジファブリック

父 からたち野道 /THE BOOM

娘 片恋 /まふまふ


母 恋を知らない君へ /NEWS

父 Sync of Summer /山下達郎

娘 白と嘘 /Rain Drops



【第9回 2023年8月27日】

母 ワダツミの木 /元ちとせ

父 NOW AND FOEVER /Folder

娘 ナハトムジクと白月 /御影密


母 空耳ケーキ /オレンジ&レモンズ

父 JAMES /ビリー・ジョエル

娘 Qと銃 /兵頭九門 兵頭十座


母 ECHO /まふまふ

父 宇宙遊泳 /南佳孝

娘 ファミリーアクティベーション /エイト&リツ




【第10回 2023年9月2日】

娘 明けない夜のリリィ /傘村トータ

父 Crimson /浜田麻里

母 MASK /奥井雅美・松村香澄


娘 あなたの夜が明けるまで /傘村トータ

父 ハートビート /going underground

母 サイレントストリーム /新居照乃


娘 おはよう、僕の歌姫 /傘村トータ

父 Troublemaker /嵐

母 MADOROMI /NEWS




【第11回 2023年9月3日】

父 alone /ECHOES

娘 Vanguish!!! /フランキー♡ノット

母 ポケットの中で /斉藤由貴


父 僕の森 /遊佐未森

娘 Let's Get The Party Started!/ROF-MAO

母 ゴーゴーヘブン /大沢誉志幸




【第12回 2023年9月4日】

母 燈 /崎山蒼志

父 ステップアップLOVE / DAOKO 岡村靖幸

娘 航海の唄 /さユリ




【第13回 2023年9月5日】

母 She will /崎山蒼志

娘 麗しのナイチンゲール /Valkyrie

父 My Landscape /BiSH


母 ただいま/手嶌葵

娘 Honeycomb Summer /Crazy:B

父 彼と彼女のソネット/大貫妙子




【第14回 2023年9月6日】

娘 FACTS ERROR/セイジ・スカイフォール

母 DA BOMB/Snow Man

父 サーカスナイト/青葉市子


娘 Reason to fight /Fling Posse MAD TRIGGER CREW

母 Lupin The Third /akiko

父 流れ星 /辺見えみり


娘 命短し尽くせよ奴隷 /本橋依央利

母 モータープール /THE BOOM

父 fly /MONKEY MAGIC




【第15回 2023年9月7日】

母 Lemonの勇気 /PSY'S

娘 Little Romance /Knights

父 ロックの好きなベイビー抱いて /シーナ&ロケッツ


母 辻が花浪漫 /クレヨン社

娘 Silent Oath /Knights

父 鯱 /折坂悠太


母 Endless Summer /NEWS

娘 Castle of my heart /Knights

父 My Landscape (REBOOT version)  /BiSH



【第16回 2023年9月10日】

母 RHYTHM EMOTION /TWO-MIX

娘 未來のイヴ /ALI PROJECT

父 風と雲と私 /熊谷幸子


母 MOON/LAZY / KNACK

娘 果てにはハテナ /ぽて

父 Omens of Love /THE SQUARE



【第17回 2023年9月11日】

娘 TIMELESS BEAT /ノースセクター

母 民衆の歌 /レミゼラブル



【第18回 2023年9月12日】

父 メリル /ジムノペディ

母 にじんで見えない /高橋ひろ

娘 藍二乗 /ヨルシカ


【第19回 2023年9月14日】

娘 You are my friend! /シブキチ

父 五つの橋 /ZABADAK

母 月の舟 /池田聡


娘 Are you my friend…? /シブキチ

父 TOO MUCH PAIN /THE BLUEHEARTS

母 Hevenly /本田恭之



【第20回 2023年9月16日】

父 ストレンジカメレオン /The pillows

娘 ひつじがいっぴき /Vivid BAD SQUAD

母 踊 /鷲見友美ジェナ


父 ガールフレンド /クレイジーケンバンド

娘 誰ソ彼パピヨン回廊 /ALI PROJECT

母 恋は水色 /THE ECCENTRIC OPERA


父 ラ・ブーム~だってMY BOOM IS ME~ /カジヒデキ

娘 うらがわの存在 /ギヴン

母 天空の二人 /高橋ひろ


父 黙示録 /原田真二

娘 アイラヴユー /SUPER BEAVER

母 ちょっとしたもの /手嶌葵



【第21回 2023年9月22日】

母 even if /平井堅

娘 esの憂鬱 /鷲島亨&東条志岐

父 Walkin’ on the edge /黒夢


母 half of me /平井堅

娘 START!! /サクタスケ

父 ぴよの恩返し /谷山浩子



【第22回 2023年9月24日】

母 PLEASE KILL OUR MUSIC /谷山紀章

父 クロエ /佐野元春 &The Coyote Band

娘 Said that /XlamV


母 The Rose /手嶌葵

父 わさび /槇原敬之

娘 GENTLE /香椎モイミ



【第23回 2023年10月9日】

母 君じゃなきゃ意味ないね /高橋ひろ

娘 ワンルーム・シュガーライフ /ナナオアカリ

父 マタアイマショウ /SEAMO


母 遺書 /Cocco

娘 イッセイ喝采イッセイ風靡 /メカニカメタリカ

父 火炎 /女王蜂


母 もくまおう /Cocco

娘 問わず語り /東京心覚

父 サンタマリアの祈り /西城秀樹



【第24回 2023年10月14日】

娘 離れ灯篭、道すがら /山姥切国広  山姥切長義

母 雪白の月 /Kinki kids

父 ベンガルトラとウイスキー /andymori


娘 君が飛び降りるのならば /omoi

母 そのままどこか /崎山蒼志

父 美紗子ちゃん /小林太郎



【第25回 2023年10月15日】

父 海のふた /原マスミ

娘 モルモットと傭兵 /くるりんご

母 クローバー /NEWS

(追加)

娘 ブルーアンビエンス /ざぶぅん(Cover)



【第26日 2023年10月15日】

母 Truth /嵐

父 愛のかけら☆恋のかけら /つじあやの

娘 ワールドランプシェード /戌亥とこ,渡会雲雀(Cover)


母 In my room /宇多田ヒカル

父 wepon the mass distraction / andymori

娘 Outernet Explorer / lumo



【第27回 2023年10月18日】

母 Snow Dream / Snow Man

父 老人の時間 若者の時間 / 友部正人

娘 夏は過ぎ去って / さぐぱん



【第28回 2023年10月19日】

父 友達でいいから / TAM TAM

娘 Come and Back! /ディノ・アルバーニ

母 僕の名前を /back number


父 Southern Breeze /E-ZEE BAND

娘 カナリア /ReoNa

母 スワロウテイル・バタフライ /YEN TOWN BAND



【第29回 2023年10月20日】

母 Fly me to the moon /akiko

娘 なにやってもうまくいかない /Meiyo

父 アグレッシ部/KREVA



【第30回 2023年10月22日】

父 HERO /ソナーポケット

娘 Labyrinth /亥清悠

母 GO!!! /FLOW


父 明日の向こう /After me

娘 INPERIAL CHAIN / ŹOOĻ

母 花のささやき /下成佐登子


父 極光 /さだまさし

娘 メリーバッドエンドガールズインザミッドナイトメトロポールバックストリート /あのねファンタズム

母 Circle of life /LA DIVA


父 サマーヌード /真心ブラザーズ

娘 Extreme game /イーストセクター

母 渚のお姉サマー /NEWS



【第31回 2023年10月23日】

母 CAN DO /GRANRODEO

父 Self Control /TM NETWORK

娘 夕敬のキャッチボール /兵頭九門



【第33回 2023年10月28日】

母 Hyper /Kroi

父 Bridge /BREATH

娘 PRAYER /YASUHIRO


母 同じドアをくぐれたら /BUMP OF CHICKEN

父 The Perfect Vision  /MINMI

娘 ねんねむりんりん /湊大瀬 本橋依央利



【第34回 2023年11月5日】

母 Heart Break  /THE YELLOW MONKEY

娘 夢の国で /テラ

父 大人になったら /GLIM SPANKY


母 ウソノイロ /GRANRODEO

娘 Sin-Lie /シブキチ&レッジェ

父 Hungry Spider /槇原敬之



【第35回 2023年11月7日】

娘    すきっ!/超ときめき宣伝部

父 いつかは笑ってうたえる悲しい歌/うたまろ

母 太陽がまた輝くとき/高橋ひろ


娘 WONDER LIGHT / IDOLiSH7

父 GENTLE LAND /ECHOES

母 追憶の輪郭/GRANRODEO


娘 PARTY TIME TOGETHER/ IDOLiSH7

父 OVERJOYED /スティービー・ワンダー

母 回れよ地球 /20th Century



【第36回 2023年11月8日】

母 Silent Eyes /本田恭章

娘 インビジブル-one heart-/KNOCC、STAND-ALONE

父 新しい世界/高橋徹也



【第37回 2023年11月9日】

母 ほとほぎ/高橋ひろ

娘 僕らの絆/ロミオ&ジュリアス

父 セクシー・アドベンチャー/中村裕介


母 Daydream Believer/ザ・モンキーズ

娘 にゃんばれ!にゃにゃにゃにゃ☆にゃん生/シロ&クロ

父 風のない朝 星のない夜/MISIA


母 合鍵/高橋ひろ

娘 Eternal weaving /Valkyrie

父 愛の言葉/SPITZ



【第38回 2023年11月13日】

母 Gifted/NEWS

父 Heaven’s Kitchen/BONNIE PINK

娘 神遊び/刀剣男士


母 しあわせなパイロット/高橋ひろ

父 Xmas in the Blue /山本英美

娘 メランコリックマンデーナイト/フェイス・ビームス   ビリー・ワイズ



【第39回 2023年11月14日】

娘 Deep Eclipse /Eden

父 あさってくらいの未来/山田稔明

母 花鳥風月/Aimer


娘 此の夜のムコウ/戦国ALIVE

父 かつて天才だった俺たちに/Creepy Nuts

母 世界/加藤シゲアキ



【第40回 2023年11月15日】

母 ホワイトジーンズ/高橋ひろ

父 PUZZLE/てんかすトリオ

娘 From Me /XlamV



【第41回 2023年11月11日】

娘 Groovy Night/XlamV

父 ごはんができたよ/矢野顕子

母 Champagne Gold/NEWS


娘 Cast Me a Spell/Mili

父 BABY ACTiON /BOØWY

母 車の中でかくれてキスをしよう/Mr.Children



【第42回 2023年11月17日】

母 国 /崎山蒼志

娘 約束の空 /葵咲本紀

父 The Love Parade /CORNELIUS



【第43回 2023年11月18日】

娘 knights The Phantom Thief /Knights

父 かんらん車 /松任谷由実

母 SMILE/ゴスペラーズ


娘 A little bit up!! /SWITCH

父 欲望/佐野元春

母 One More Time , One More Chance /山崎まさよし



【第44回 2023年11月19日】

母 泡みたく輝いて/崎山蒼志

父 まゆみ/KAN

娘 Be The Party Bee! /Crazy:B


母 One Night Carnival/氣志團

父 モリスンは朝、空港で/佐野元春

娘 Stay With Me /刀剣男士 formation of 三百年



【第45回 2023年11月23日】

母 君は薔薇より美しい/布施明

父 えきすとら/海援隊

娘 It's you ! / VS AMBIVALENZ


母 カナリア/NEWS

父 ラストショー/浜田省吾

娘 Fight-or-Flight /VS AMBIVALENZ



【第46回 2023年11月27日】

娘 蜜柑 /XlamV

母 幽き/崎山蒼志

父 突風/山本達彦


娘 LOVE NO HATE / KNOCC



【第47回 2023年11月28日】

娘 始まりの約束/魔法使いの約束カンパニー

母 Gifted /NEWS

父 Kissin’ Christmas 2023/桑田佳祐 松任谷由実


娘 バックドラフト/フータ

母 CORONA-光冠/宮野真守&谷山紀章

父 91センチ/豊永利行



【第48回 2023年11月29日】

父 ふたつのプレゼント/矢野絢子

母 undulation /崎山蒼志

娘 願いはShine On The Sea /TRIGGER



【第49回 2023年11月30日】

母 グノシエンヌ/エキセントリック・オペラ

娘 神様は死んだ、って/斑鳩ルカ

父 Keep The Faith /氷室京介


母 グノシエンヌ/エリック・サティ

娘 バラツユ/TRIGGER

父 優しい雨/鈴木祥子



【第50回 2023年12月2日】

娘 晩餐歌/Tuki

母 Christmas Wish /SnowMan

父 冬のファンタジー/カズン


娘 逆夢(King Gnu)/緑仙 他

母 SNOW DANCE /DREAMS COME TRUE

父 Candy /具島直子


娘 人間みたいね /キタニタツヤ

母 SNOW EXPRESS /NEWS

父 ニーナ /矢野絢子



ここまでで半分。よくぞお付き合いくださいました。続きの第51回から第100回の曲は次の日記にて。





マシス


昨夜2024年5月18(土)、奇数月の第三土曜日恒例、袋井市のライブ喫茶マムゼルにて、第190回フリーダムフォーク集会が開催されました。
190回です。奇数月開催の年6回ペースで、コツコツと続けて190回目の夜、たくさんの皆さんに参加していただいました。ありがとうございました。

僕が初めてフリーダムで歌わせてもらったのが1996年で、そこからだって28年経ってます。その前からやってますからね。フリーダム最初期を知る常連メンバーは少なくなったけど、今でも時々遊びに来てくれて歌ってくれてるのがありがたく、嬉しいことです。

マムゼルのマスターいつもいつもありがとうございます。お店とお客様あってこそのフリーダムフォーク集会。これからもよろしくお願いします。ほどほどに、あんまり気負わず、決して無理をせず、ゆるゆるフワフワと続けていきます。


この夜の一次会の演者さんは以下の通り。

【内山英哉】

内山さんは二次会で前回出てくれて、一次会はこの夜が初登場。MCでステージで緊張しない術を客席の皆に伝授(?)しつつ、一曲目の「なんとなくなんとなく」から手拍子があがって盛り上がりました。持参した譜面台に手製のセットリストをめくりながらのステージはとても良いアイデアですね。写真は「どうしてこんなに悲しいんだろう」演奏中。


【美結】
こちらもフリーダム初登場の美結さん。静岡県のすべての市町村でライブをする、というミッションをご自身に課して遂行中。そして袋井市でのライブをこの日達成したとか。真摯な楽曲と歌声、チャーミングな人柄に、この夜ステージを観たみんなファンになったんじゃないかしら。終演後も多くの人に囲まれてました。

【てぃあーず】
てぃあーずは、190回フリーダムは出るぞ、と意気込んでエントリーしてくださいました。やっこさんヴォーカルで「17才」「いのちの歌」「風のメロディ」を演って、最後は戸倉近に捧げるかの「お前が大きくなった時」を大石さんが涙ながらの熱唱。聴いているこちらもグッときました。

【ガルーダ】
前回は二次会でフリーダム初参加してくれたガルーダのお二方が、この夜は一次会に初登場。「コーヒールンバ」から始まり、みゆきの「わかれうた」、センチの「雨はいつか」と幅広いジャンルから選曲が楽しい。ラストの「月の明かり」は痺れた。惚れ惚れするような二人の見事な歌声と演奏にみんな聴き入っていました。

一次会が終わり、休憩を挟んでここから二次会です。二次会出演者は以下、お名前とお写真のみ紹介。

【砂風金】

【HASSY(H2T2のHの二人)】

【木野】

【NOBU】

【藤原コータ】

【せーちゃん】

【カーテンレイザー】

【マシス】

二次会総勢9組!当日の体調不良のキャンセルがあってもこの盛況。ありがたいことです。後半で遅い時間の出番になっちゃった方ごめんなさい。

この夜は開始前に、先月お亡くなりになった戸倉近さんを偲んで、皆さんと一緒に黙祷をしました。僕が2018年に主催を引き継ぐまで、近さんは長きに渡ってフリーダムフォーク集会の主催者として頑張ってくれました。黙祷から始まるのは初のことですが、そこは追悼の意でやらせてもらって。そしてイベントは通常運転で楽しく、近さんがあちらで悔しがるくらい賑やかにやってやろうとご挨拶しました。

実際、お客様も演者さんも大勢集まって、賑やかに開催できました。でも、黙祷の後は歌いにくいですよね。やってみて思った。この日だけは特別と平にご容赦くださいね。

途中でフリーダム立ち上げメンバーの戸倉よしひろさんが久しぶりに顔を出してくれて嬉しかったな。歌ってってくれたらいいのに。また次にね。


次回のフリーダムフォーク集会は7月20日(土)です。奇数月第三土曜日にマムゼルでまた皆さんとお会いできますように。まだ来たことない方も、面白そう、と思ったらフラッとお寄りくださいね。よろしくお願いします。

この夜のマムゼルからのお土産。小室等はマスターからお下がり(嬉しい)。もう一枚は美結さん(嬉しい)。



マシス

まず先にイベントの告知をさせてください。今週末、5月18日に袋井市のライブ喫茶マムゼルにて奇数月恒例、フリーダムフォーク集会が開催されます。

第190回フリーダムフォーク集会 

【日時】2024年5月18 日(土)

     19時半開演 

【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1

 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/ 

【料金】music charge 500円 

【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き) 

・てぃあーず

・美結

・内山英哉

・ガルーダ


 二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分 



一次会の皆さんよろしくお願いします!二次会の飛び入りも現在たくさん参加希望をいただいてありがたいです。遅い時間になったらごめんなさいね。翌日が早い人はなるべく順番を考慮するので仰ってください。よろしくお願いします!今回は僕も二次会で少し歌いたいと思ってます。



前の日記で書きましたが、アナログレコードで聴くと、びっくりするほど音楽が楽しい、と、この歳になってようやく知りまして、いろいろなアルバムをレコードであらためて聴いてみたいぞ、と思い始めました。

そして先日の日曜日、東山ガレージで最近レコードやCDを持ち込みでかけて楽しめるというので、CDを棚からひと掴みして、遊びに行って来ました。
こういうイベント、マムゼルでもやってたな。下尾が先日告知をくれたけど(8月12日)、オープンマイクもあったりして、内容詳細がよくわからない。これまで行ったことなかったけど、どんな感じかしら。きっと面白いのだろうな。

東山ガレージは家から近いってのが嬉しいのです。家族にも、何かあったらすぐ帰るからねー、と言って出て来れる距離が、出不精な僕には実にありがたい。

マムゼルのフリーダムも、こんなに長く足繁く通えた理由って、楽しいのはもちろん、お店が僕ん家から近かったってことが大きいかも。
ハルノオトさん第一声、《ごめん、中で少し遊んで(待って)て》。この日は夜から大雨の予報で、せっせとガレージの外壁の補強に勤しんでおられました。大変だ。

戻ってきたハルさんに珈琲を注文。珈琲を飲みながら二人、気兼ねなしにレコード鑑賞。ガレージにずっとドアーズのセカンドが飾ってあったので、僕がそれを聴きたいとリクエスト。

『まぼろしの世界』ドアーズ。音でけぇ。ブリブリ鳴る中音域の迫力。家ではこんなに大きな音で聴いたことないので、ウワーって思った。

ハルさんが《配信の音源と聴き比べてみない?》と言って、配信で同じ曲を同じスピーカー流して聴き比べてみる。おお、違う。正直こちらの方が僕は耳馴染みある音。レコードと比べて雑味をぜんぶ取っ払った感じというのか。

さらに、屋外で聴いたらどうだろう、と、ガレージ外に椅子を出して聴いてみた。爽やかな日曜の午後の空とドアーズ。似合わない。違和感というか異物感がありましたね。なんで俺達ドアーズ聴いてんだ、と思えてきて笑えました。

そんな中でも「音楽が終わったら」は格好良かった。僕は「ジ・エンド」は長ぇなって思うけど「音楽が終わったら」は長くても聴けちゃうのが不思議。


僕が大きなスピーカーで聴きたくて持ってきたCDをかけてもらいました。
スティーヴ・ウィンウッドのライブアルバム。これはもともと好きなのですが、大音量で一曲目の「アイム・ア・マン」が始まるとコレコレ!って感じ。ハモンドオルガンがブイブイ唸ってスティーヴのソウルフルな声がゴキゲンです。

この後はハルさんがシカゴの『Ⅵ』をセレクト。かけておきながら、なんでこのアルバムを持ってるんだろう?とハルさん。Ⅵは僕、初めて聴いた。シカゴ良い。

そして《夏はボサ・ノヴァ聴きたくなる》とセルジオ・メンデスをかけてくれました。アントニオ・カルロス・ジョビンを探して行方不明。


終盤になると雑談雑談雑談。おカタイことを喋ってしまって、ハルさん困ってたかしら。もっとくだらない馬鹿話だけにしとけば良かった。今度行ったらそうしよう。

余談。その雑談の中で、◯◯ってお店知ってる?あそこの二階で中古レコードが100円で売ってるよ、とハルさんに教えてもらって、何!!と思い、早速翌日の月曜に寄ってみたら、ハルさんがいた。笑いました。雨でお仕事がお休みになったとか。二人でしばらく無言でレコードを漁りました。


7月には浜松の屋外イベント、ZAZAシティ浜松中央広場で歌わせてもらいます。

先の話ですが、こちらもよろしくどうぞ。お立ち寄りくださいね。


マシス

人生初、自分用のレコードプレイヤーを買ってきました。これで連休中にレコード聴いてみよう、と数日前より企んでて、今日、ようやく箱から出してみたのです。

アナログレコードに関しては、もう絶対《ハマると沼》、と確信していたので、これは老後の楽しみに取っておこうとすら思ってたのです。けど、昨年暮れのマムゼルの忘年会で、マスターより《これ、お歳暮の代わり》とLPで『灯ともし頃』(/ 浅川マキ)を頂いてしまって、これは本格的にプレイヤー欲しいぞと、ずっと心揺れていました。

で、今年の三月になって、一年間苦しんで苦しんだ町内会の役職が二つ任期を終了して、役員手当がポンポンと入ったので、ヨシ自分へのご褒美に、と購入に踏み切ってやったのでした。



定価は17,000円くらいか。店頭価格ですごく割引されてて、そこからポイント使ってさらに安くなって、一万円ちょっとで買えた。初心者なので安いモノで十分なのです。安いは正義。

今日は一日雨なので、おうちでのんびりレコード。
いざ開封の儀。

開けるのにすごく緊張しました。なにせ触ったことないから。

果たして鳴らせるのか。レコードに針を落とすなんて、中学校の音楽の授業以来。アームを持つ手が緊張します。

最初の一枚はシングル盤から。
「Wonderland」(「シュガータイム」のB面)佐野元春。当時はとにかくこのレア曲が聴きた過ぎて、レンタル落ちのSPレコードを当時100円で買ったのです。友人にカセットテープにダビングを頼んだっけ。

ちなみに、いきなり回転数を間違えた。なんせ初心者だから。でもちゃんと音が出た。良かった。

「ストレンジデイズ」佐野元春 with THE HEARTLAND

「SEASON IN THE SUN」佐野元春 with THE HEARTLAND

「WILD HEART」佐野元春 with THE HEARTLAND

上の三枚は元春のレーベル、エムズファクトリーからのシングル3連弾。これらもやはりカップリングの「アンジェリーナ(SLOW VERSION)」、「LOOKING FOR FIGHT」、「SHADOWS OF THE STREET」の三曲が当時はCD化されてなくて、それを聴くために友&愛のレンタル落ちを100円で購入。こちらも友人にカセットテープへダビング依頼して、CDシングルのカップリングと合わせてB面集を作って聴いてました。
(後年、『MOTO SINGLES』で上の4曲すべてCD音源化されました)

シングルの次は、アルバム鑑賞。
『イノセント・マン』ビリー・ジョエル。これは30年ほど前に、友達の市川くんが僕にいきなりプレゼントしてくれたものです。いやいや、ウチじゃレコード聴けないってゆってるのに、それに『イノセント・マン』は僕、CDで持ってるのに。なんでワザワザこれをくれたのか意味がわかんない。変なヤツでした。

その頃、男友達が大勢でしょっちゅう僕の部屋へ遊びに来ていて、市川くんがある日LP持って来て《部屋の壁にかければインテリアとして良いから》と置いてって。で、本当に今まで壁に飾ってあったのです。だから今回、三十数年ぶりにようやく音が聴けた。

当の市川くん、若くして亡くなってしまったので、なぜあのタイミングでこのLPをくれたかはもう知る術もありません。おそらくパチンコの景品だったとか、真相はそんなとこだと思う。ちゃんと聴いたからね。
それにしても、レコードを聴くのって楽しい。別に今ビリー・ジョエルが聴きたいって気分でもないのに、いざ音が鳴ったら、なんか良いぞ!?、と。

いや違う、『イノセント・マン』が名盤というのは当然で、それと別に、なんていうか、音楽を聴くってこういう感じだった、と思い出して、懐かしい気持ちになったのです。

そう、昔は音楽を聴く時って、こうだった!あの頃って音楽を聴くとこういう気持ちになったじゃん!という感覚が、レコード聴いてマザマザと蘇ってきた。まさか令和の今、この歳になってまだ自分が音楽を聴いてこんな気持ちになれるとは、とシミジミ高揚して、静かにバクバクと興奮しました。そうか、レコード聴けばこんな気持ちにいつでもなれんのか。


最後の一枚は、真打ち登場。浅川マキ。
『灯ともし頃』浅川マキ。このアルバムのCDが高騰しすぎて、ぜんっぜん手に入らなくて、欲しすぎて悶々としてた頃がすでに懐かしい。


すでに二周目に入った『灯ともし頃』のB面、「センチメンタル・ジャーニー」が歌い出しからたまらない。エンディングの近藤等則のトランペットのカッコイイこと。A面「それはスポットライトではない」のコーラス、つのだ☆ひろの歌声のソウルフルなことも格別。
そんなわけで、子供の頃よりずっとレコードプレイヤーと縁のない家庭に育ったマシスも、54歳にして初めて、自分の部屋でレコードに針を落とすという経験をしました。アナログレコード童貞の卒業。これから中古レコード屋に行く時、確実にレコードが買いたくなることでしょう。


余談ですが、僕の思う《老後の楽しみにやりたいことリスト》は、

・アナログレコードを自宅で聴いて楽しむ
・まだ観たことない映画を片っ端から観る
・クラシック音楽を楽しめるようになる
・ジャズを楽しめるようになる
・絵を描く
・旅行に行く
・ライブをいっぱい観る
・舞台観劇

↑上記のリストは、仕事をリタイアしてからジックリやれたらいいな、と思ってる趣味一覧。そんなのすぐやればいいじゃん、と思われるでしょうが、今だけでも
・音楽を聴く
・歌を作る
・作った歌を歌う
、それに加えて読書、その他の趣味諸々、などとやってると、モウ休みの時間がぜんぜん足りない現状。

でも、老後の楽しみなんて、悠長なこと言ってたら、先のことは何があるかわかんないし、やれそうな機会が巡ってきたら即やってしまおう、と思うようになりました。アナログレコード良かったですよ。老後の楽しみだったはずの夢が一つ叶いました。


(レコード店ウーマラマの話、一度は書きましたが長くなったので別日記に分割します)