お祭りというと、僕は縁日で出る屋台の食べ物が好きです。ただ、あまりに人が混んでザワついている場所は苦手なので、お祭りやら花火やら、近年は足が遠のいてます。行けばちゃんと楽しいのですけどね。

今回、8月3日、4日に行われた掛川納涼まつりでの屋外イベントで演奏しないか、とのお誘いをいただき、お祭り出不精な僕には良い機会だと参加してきました。くしくも、ななしのさんも演者としてお誘いがあったので、連れ合いも誘って親子三人、お祭り見物も兼ねてライブ参加と相成ったのです。

8月4日、PM17:00。掛川駅北口のサンクン広場にて、音合わせリハーサル中のななしのさん。
音響はON-TIE STUDIOさん。オンタイの仁科さん野末さんにはこれまで何度もお世話になってるので心強いです。

定刻17時半を少し過ぎて、一番手は和太鼓奏者【岡田寛行】さん。太鼓を括りつけたスクーターでそのまま演奏位置に乗り付けたのにはヤラれました。
四キロ先まで聴こえるという和太鼓の音は、通行人の注意を一瞬で引きます。

地元の民話を講談しながらエンディング。

二番手は僕、【マシス】
数年前に袋井の祇園祭りの縁日で買った狐面を被って歌いました。
(日記の末に演奏動画があります)

三番手、【鈴木健太郎】。
健太郎君の歌の安心感はいつも素晴らしいです。声が伸びる伸びる。
この辺りから日が傾きかけ、風が涼しくいい感じに。シットリと歌った花火の歌がとても良かった。



四番手、【ななしの】
backnumberの「わたがし」に通行人の多くの人がオッて顔で足を停め、聴き入ってました。

「海中の月を掬う」ではボーカルをON TIEさんがすごく出してくれて、駅前一帯に歌声が響いてました。

五番手【milk】のお二方。
ななしのさんと同じく、高校三年生の二人組。かわいらしくて大変上手い。二人とも素敵な歌声で達者な演奏を聴かせてくれました。
二人とも歌声が似てるのか、ハモリがすごくよく混じって耳に心地好い。この日はカバーばかりだったのかな。オリジナルもあるなら聴いてみたい。

お腹が空いたので、ここで一旦ステージを離れて出店で食べ物を仕入れに行きました。
人がいっぱいで、移動するのに大変。

町中では別のステージの演奏もやってた。

あまりの屋台の混雑ぶりに時間を食ってしまって、戻ったら六番手の【西中裕太郎】さんの演奏が終わるところだった。写真撮れなかった。しっかり聴けなくて残念。

七番手【トリロジー】
トーマスさんがボーカルのユニット。シティポップとオリジナル曲を演奏。ボーカルも楽器演奏も素晴らしくて、「真夜中のドア」では多くの人が手拍子と共に盛りあがりました。


この日の演奏は連れ合いが動画を撮ってくれました。自分の反省用で公開するのは恥ずかしくもありますが、この日記にもリンクを貼らせてもらいます。
2024年8月4日(日)掛川納涼まつりサンクン広場
【マシス演目】
・チュロス
・絵を描いて過ごす
・若者のすべて(フジファブリック)
・花の季節(イギリス民謡)


自分の歌にちなんだわけでもないですが、久しぶりにチュロスを食べました。揚げたてはとても美味しかった。「チュロス」を歌った広場でチュロスを食う醍醐味。

皆さんお疲れ様でした。足を停めてくださった方、通りがかりに耳を傾けてくれた方、ありがとうございます。オンタイさんお世話になりました。


オリンピックも同様ですが、お祭りのざわつき、人が浮かれて躁になってる雰囲気は個人的にやはり馴染めないとこがあります(みんなが一斉にどうかしちゃったみたいに見えるので)。なので音楽のイベントが【フェス】って呼ばれると、そのネーミングにオウッてちょっと思う。でも、だからというか、お祭りの終わりのあの、なんとも言えない後片付けな空気は結構好きです。無事に終わって、早く静かになれーって、賑いの渦中は密かにいつも思ってます。




マシス