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1955年のスペイン映画「汚れなき悪戯」

 

 

 

あらすじ

 

19世紀前半のスペイン。ある朝、修道院の門前に男の赤ん坊が置かれていた。神父はその子に、「マルセリーノ」と命名して、修道院で育てることにした。

 

マルセリーノは修道士たちから愛され、丈夫で活発な少年へと育った。

 

かねてから彼は、屋根裏部屋には決して入ってはならないと言いつけられていたが、ある日好奇心から、その部屋に入ってしまう。

 

すると、大きな十字架に磔(はりつけ)にされた「男」がいた。「男」が彫像だとは思わないマルセリーノは、台所に走っていくと、パンとワインを持ってきて「男」に差し出した。

 

像の腕が動き、「私が誰だか分かるか?」とマルセリーノに尋ねる。

 

「神様です」と彼は答えた。

 

それから、マルセリーノは毎日、パンとワインを盗んで像に持って行く。

 

そのことに気がついた修道士たちは、知らないふりをして彼を見張ることにしたが…

 

 

 

「マルセリーノの歌」はこの映画の主題曲。昔、一生懸命勉強したスペイン語を思い出しながら、歌詞を日本語訳してみました。

 

ちなみに、この映画で主演のパブリート・カルボ少年は、カンヌ国際映画祭「特別子役賞」を受賞しています。

 

 

 

 

 

Marcelino Pan y Vino

 

 

 

 

Sueña, sueña Marcelino
Que ya empieza alborear
Doce frailes cuidan tu vida
Guardan tu alma contra el mal
Marcelino, Marcelino
Ya llegó tu despertar

Marcelino, Marcelino
Con jabón te has de lavar
Come, come mucho
Como Fray Papilla
Come la tortilla y come mucho pan

Que bien suenan las campanas
Si las toca el niño y Fray Talán
Tilín talán

Dos y dos son cuatro
Cuatro y cuatro son ocho
Ocho y ocho…veinte
Que barbaridad

Reza, reza Marcelino
Que un buen niño debe orar

 

 

 

 

 

「マルセリーノの歌」

(パンとワインのマルセリーノ)

 

 

ねんねんころり マルセリーノ

 

すでに 夜(よ)が明け始めた

 

12人の修道士たちが おまえを世話して

邪悪なものから その魂を守ってくれる

 

 

マルセリーノ マルセリーノ

さあ 起きる時間だ

 

マルセリーノ マルセリーノ

石けんで顔を洗おうね

 

お食べお食べ うんとお食べ

パピッリャ修道士のように

 

トルティーリャをお食べ

ほら パンも たくさん

 

 

なんといい音で響くんだろう
おまえがタラン修道士と鳴らす鐘は
 

ティリン

タラン


ティリン

タラン

 

2足す2は? 

 

4足す4は?

 

8足す8は?

... 20

 

なんてこった!

 

 

主にお祈りを マルセリーノ

いい子だ  お祈りをささげよう