まっすーとルピアの共同生活 -9ページ目

ランブ・ソロ~第3章~

ランブ・ソロ、2日目です。(ランブ・ソロとは?→こちらから!

今日の儀式は、お葬式に出席する村の人々やインドネシア各地から出席する人の歓迎式です。

今日はなんだか、午前中から少し騒がしいです。


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朝から、生きた豚が竹の棒に吊らされて、どこかへ運ばれる光景を目にしました。

豚も「ブヒブヒ~!」と大きな声で鳴いて抵抗しますが、そんなのでケテケス村の人たちはビクともしません!

淡々とたくさんの豚を運びます。でも、この豚は一体何のために?

続きは、この記事の後半で。


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さて、今日の儀式が始まりました。

先ずは、トラジャの男達による円陣の掛け声、「今日も頑張るぞ!ファイトー!!」

ではなく(笑)、初日の棺を運ぶ時にもあったように、

低い歌声と共にタナ・トラジャの伝統舞踊から、今日の儀式スタートです。


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おっと、またもやトラジャの女性達による、木のリズミカルな音が聞こえてきました。

この式へ主席する人達の行列が出発する合図です。


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出席者の行列が出発し始めました。

この行列を先導するのは、槍と盾を装備したこのおじいちゃんと

トラジャの伝統衣装を着た、若い男女のペアです。

このおじいちゃんの歩き方が、とてもコミカルで面白かったです(笑)

それも昔から伝わる伝統的なやり方なんだとか。

でもこのおじいちゃん、なんかお茶目でかわいい。

風貌が、いかにも「ド○ゴンクエスト」とかで、出てきそうなキャラクター(笑)


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その後ろには、たくさんの出席者の行列が!


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出席者の人達に配られる食べ物・飲み物を提供する女性達も、行列に同行します。


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村のほぼ中央に位置する、特別なトンコナンの所に、出席者の行列は入っていきます。

おや、なんだか焦げたいい匂いが!



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って、豚の丸焼き実演!?

行列が行われている横では、なんと豚がバーナーで直接丸焼きにされていました!

実はさっきの運ばれてた豚、こうして丸焼きにされ、この式に出席した人達に配られるんです。

ナイフで豚の息の根を止める瞬間は、さすがにシャッターを下ろせませんでした…。

「ブヒ~ブヒ~!」ともがく豚の悲鳴が、あちらこちらで聞こえてきてます。

なんだか凄い場所にいるんだなぁ、普段なかなか体験出来ない事だなぁと、改めて実感しました。


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豚の丸焼き、オンパレードです…。


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生贄の豚、こうやって出席者のところへと運ばれ、調理して振る舞われます。


出席者の人達の行列は、何組かに分けられてどんどんやって来てます。

実はこの歓迎の儀式、次の3日目も同じように行われます。

2日間もかけてやるぐらい、それだけたくさんの出席者がいるという事で、

さすが貴族の方のお葬式です。

なので、次の記事は3日目の儀式を飛ばして(同じ内容なので)、4日目の儀式を紹介したいと思います。

ある意味、この4日目の儀式が、今回の一番のクライマックスです。

そう、水牛達の生贄の儀式…。

子供や18歳未満、女性、勇気のない方は、閲覧ご遠慮ください(笑)

以上、ランブ・ソロの2日目と3日目でした。

ランブ・ソロ~第2章~

ランブ・ソロ、初日の午後です。(ランブ・ソロとは?→こちらから!


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会場の田んぼに、なんだかたくさんの人が集まってきました。

初日の午後の儀式は、「闘牛」です。

インドネシアでも闘牛が観れるなんて、初めて知りました。


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見て下さい、この人!人!!人!!!

あっという間に、たくさんの観客で埋まってしまいました。

この闘牛を見ようと、子供からお年寄りまで、村のあちこちからやって来ます。


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先ずは、この2頭の対戦です。

ちなみにタナ・トラジャでは、黒い水牛よりも白い水牛の方が大切にされ、高値で取引されます。


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残念ながら、この2頭は戦わず、じゃれ合って遊んでしまいました(笑)

周りからは、ブーイングの声も上がっていました…。


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お次は、いかにも気合が入ってそうな黒色の水牛、この2頭の対戦です。


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対戦相手の水牛の背後に周り、角で威嚇して追いかけ、相手を田んぼの外へ追いやります。

どちらか一方の水牛が、この田んぼのエリアから逃げたら、その水牛が負けになります。

周りの観客も、水牛たちを駆り立てようと、ヤジを飛ばしたり奇声を出したりしていました。

この後、何組もの闘牛が行われました。

スペインの闘牛のように、コロシアムみたいな特別に鑑賞する場所がないので、どこでも見ても大丈夫。

その代わりに、水牛も観客めがけて走ってくることもあります!

追い回された水牛が、観客の所へ突っ走っていき、みんなが慌てて逃げ出すというシーンも(笑)

「世界のおもしろ映像」とかでありそうな、ベタな光景が繰り広げられます。

そんな光景を見て、僕もケラケラ笑ってたんですが、神様は僕に天罰を与えました…。

なんと、ある一匹の水牛が僕の方に向かって突っ走ってきました!

「げっ、やばい!すぐにどこかに逃げなくては!!」と思い、何も考えずに必死に逃げる僕!

ちょうど安全そうな別の田んぼがあったので、そこに逃げようと足を踏み入れたその瞬間!!



ズボッ!ズボ、ズボッ!!



人を笑ったバチがあたりました…。

両足が田んぼのぬかるみにはまってしまい、靴もズボンもどろんこだらけ…。

大丈夫だと思っていたその田んぼ、まだ全然乾いておらず、ぬかるみだらけ。

一気にテンションが下がったのは、言うまでもありません。

ちなみに、その水牛は違う方へ走っていき、なんとか一命を取り留めた僕。



「良い子のみんな、闘牛を見るときは、安全な場所で見ようね。」



ちなみに今回の闘牛で、観客の1人が水牛に襲われて角に接触し、病院に運ばれたそうです…。

闘牛を見るのも、命がけ!

午前中の棺の運びや波乱の闘牛のシーンを見ていると、もはやお葬式ではなく、お祭りムード一色!

悲しんでいる人が、一人も見当たりません。

そんなこんなで、何組かの闘牛が終わり、少し休憩していると…、


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ぎゃぁ!水牛の頭が!!


もう生贄の儀式が始まっているんでしょうか?2日目の儀式へと、続きます。

以上、ランブ・ソロの1日目でした。

ランブ・ソロ~第1章~

ランブ・ソロ、初日です。(ランブ・ソロとは?→こちらから!


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会場となるケテケス村に、だんだんと人が集まってきました。

今日は、遺体の入った棺を数百人の人々によって、運び移される儀式です。


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こちらが、ランブ・ソロで使う遺体の入った棺です。棺の形もトンコナンです。

何だか、日本で言う「お神輿」みたいな感じですね。


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水牛も、儀式に参加します。タナ・トラジャの人にとって水牛は、儀式には欠かせない大切な動物です。


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こちら、「タウタウ」と呼ばれる、竹からつくられたそっくり人形で、今回この方が亡くなったお葬式です。


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午前11時過ぎ、儀式が始まりました。

棺がたくさんのタナ・トラジャの人によって囲まれ、低い歌声とともにタナ・トラジャの伝統舞踊が行われました。


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その横ではトラジャの女性達が、何やら竹の棒を使って、木の板を叩き始めました。

リズミカルに棒を打ち付けて単音を出し、棺が出発する合図の役割をします。


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いよいよ、たくさんの人達の行列と共に、棺が運び出されました。


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棺の後ろにはこのように、赤色のなが~い布を持った行列が出来ます。

ちなみにこの行列に参加出来るのは、家族や親戚一同など、血縁関係がある人のみです。


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男達の掛け声とともに棺と家族の行列が、村中を周ります。

この光景だけを見てると、お葬式ではなく、どこかの村のお祭りです(笑)


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故人のそっくり人形、「タウタウ」も棺と一緒に運ばれます。


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棺が、田んぼの中を駆け巡ります。

お祭り男達の、勇ましい掛け声と勇士が垣間見れた瞬間でした。


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約50分くらいかけて、ケテケス村とその周辺を巡った後、少し高い場所にあるトンコナンに、

棺と故人のタウタウ人形が、数日間安置されます。

初日の午前中の儀式は、一旦これで終わりです。午後の儀式へと続きます…。