新数学演習のほうも,とりあえず始めてみます。
ところで,手持ちの本が「2004年度増刊」なのですが
最新刊と中身は変わっているはずです。今晩はあくまで
見切り発車ということにしますが,近いうちに最新刊を入手して
最終的には,そちらで進めてゆきたいと思います。それでは1.1から。
#1.1 *****************************

数学の問題のほうがサクサク進みますね。
物理は大問あたり30分ほどですが,
その点,数学は10分かからないぐらい。
こちらは何も考えなくても,帰納法で試行してみれば
(ii) のパート(n=k(k∈N)での成立過程⇒n=k+1での成立証明)は
あっさり突破できてしまいました。
変形自体も別に,思いつきにくいものではないと思います。
合同式を持ち込めというのは,東京出版ならではですが(笑)
答案自体はものすごくすっきりしますね。オーソドックスな帰納法自体
見た目はけっこう泥臭いですもの。
#1.2 *****************************

最初は,命題の背反
「a/l,b/m,c/nすべて自然数でない
⇒a/l +b/m +c/nは自然数でない」を示そうとしましたが
どうもうまく思いつかず,そのまんまを力づくでやってみたら
なんとか形になりそうだった,といったところです。
「a/lが自然数である」ことを式で表すことは簡単ですが
「自然数でない」ときのaとlの関係を式で表そうというのは,
ちょっときつかったですかね ( ^^;)。
朱書きのようにやった方が,見た目にわかりやすいですが
別に自力でやった表現でも構わないですよね(泥臭いケドネ)。
#1.3 *****************************

自信無げに作った答案ってのは,どうも
手書きの文字がバクハツします。きっと心理的なものでしょうな(苦笑)。
こんな感じでノートの紙面が「美しくなくなった」途端
やる気が失せてしまったりするところがあります。いけません。
結論から言えば,(2)は模範解答と同じことを
ちゃんとやっております。もっと自信持てばいいのに。
ただ,模範解答のほうは
「n^2+n を10進法で表したときの末位の数」というのを
ちゃんと「n^2+nを10で割った余り」と言い換えておりますから
論述の文章は,それだけで実にキモチ良くなっとります。
(3)は…丁寧にやっておれば,どうにかなったでしょうな。
すでに気持ちが切れていたと思うので(苦笑)。
問題を分割すれば,(3)の後半は
「t(2n+t+1)=10m(m∈Z) が
『nについて恒等的に成り立つ』tの条件」を問うていますが
馴れておれば,すんなり行きますね。難しくないと思います。