サロン・オーナー、あいかさんの早期回想に触れて ~ アドラー心理学 ~ | 数学を通して優しさや愛を伝える松岡学のブログ

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アドラー心理学的な世界観のコラムやエッセイを書いています

福岡のサロン・Cozy Room のオーナーあいかさんが、

私のアドラー心理学のセッションを受けてくださいました。

 

あいかさんは、福岡のサロン・Cozy Room のオーナー。

 

ご自身は、香りの心理分析・アロマアナリーゼをされていて、

香りをもとに、相手の内面を読み解かれています。

 

また、相手の内面(心)や外面(体やお肌)を調整するナビゲートもされています。

 

私自身、サロン・Cozy Room は、

石けん教室やアロマ講座を受けた思い出のサロン。 

 

数学レッスンをさせていただいたこともあります。

 

 

オーナーのあいかさんが、サロンを訪れる人たちに

優しく、気配りをして接していた様子が印象的です。

 

 

そんなあいかさんが、

 

私の早期回想のセッションを受けてくださったときの様子を、

ご自身のブログに書いてくださいましたので、

 

ここで紹介させていただきます。

 

 

< サロン・Cozy Room >

 

 

< サロンでの石けん作りの様子 >

 

 

今回、アドラー心理学にもとづく早期回想のワークを

ZOOM でさせていただきました。

 

早期回想というのは、

分かりやすくいうと、子ども時代の思い出のこと。

 

私が北米のマリーナ博士が来日したときの講座で学び、

自分なりにアレンジさせていただいたセッションです。

 

マリーナは、シカゴ・アドラー心理学大学院の教授。 

北米を中心に、世界中で活躍されています。

 

 

私は、マリーナが相手の早期回想から

ストレンクス (強み)ストラテジー (戦略)

うまく読み取る様子に感銘を受けました。

 

それ以来、自分でも取り入れるようになりました。

 

そんなマリーナ流の早期回想のセッション。

 

 

あいかさんはご自身の幼いころの記憶について、

ブログに次のように書いてくださいました。

 

 

(以下、あいかさんのブログからの引用です)

 

 

私が、鮮明に覚えていた記憶は 

 

幼稚園の園庭の砂場で、夕方、 

一人で寂しい気持ちで砂をいじっていた。 

 

そんな記憶。 

 

名古屋から鹿児島に引っ越して 

幼なじみと離れてしまった寂しさ 

人見知りな私で、 

友達がすぐには出来なかった。 

 

新しい幼稚園に入園して間もない時期 

先生とお話ししている母を砂場で待つ私。 

 

寂しい記憶です。 

 

 

(引用、ここまで)

 

 

 

 

元気で明るいあいかさん。

 

幼稚園の頃に、このような経験をされていたのですね。

 

せつないです。

 

 

私は、私なりに読み取った

 

ストレンクス(強み)とストラテジー(戦略)

 

を、あいかさんにお伝えしました。

 

 

それにより・・・

 

あいかさんは、「この思い出に対する印象が変わりました」 

と言ってくださいました。

 

 

「人見知りで、引っ越した先の 

鹿児島で友達がなかなか出来なかったけど 

 

だからこそ今 

初対面の方とか、緊張していそうな方に 

自分から話しかけるようにできている」

 

と、気づかれたそうです。

 

 

ご自身のブログに、

次のように書いてくださいました。

 

 

 

寂しい記憶だった記憶が 

 

コレがあったから、私はこうなれた! と 

良かった経験と思えました。 

 

私が経験してきた楽しい思い出も 

寂しい思い出も、辛い思い出も 

 

全部! 無駄ではないんだなぁ〜って 

改めて思えました。

 

 

 

私は、本当によかったなぁ、と

しみじみとした気持ちになりました。

 

 

 

 

 

 

そういえば、、、

 

あいかさんと早期回想のセッションをしていて、

私には思い浮かんだことがありました。

 

 

半年前、あいかさんから近況を聴いたとき、

 

コロナの影響で、

サロン運営が厳しいにもかかわらず、

 

あいかさんは頑張っていました。

 

 

私は、あいかさんに対して、

 

心の中で 「頑張ってほしい」 とつぶやきながらも、

何もしてあげられない自分の無力さが悔しかった。

 

 

そのとき、

 

あいかさんは、

 

「私は負けず嫌いだから、これからも頑張る!」

 

と言っていました。

 

 

そして、、

 

その困難を見事に乗り越えた。

 

 

幼稚園の頃、、

 

砂場でこつこつと砂をいじっては、

我慢強く、ずっと待っていたあいかさん。

 

こつこつ努力する姿勢や

粘り強い素質が、

 

今にも生きているのかなと感じました。

 

 

また、

 

あいかさんのサロンで、石けん作り教室を開催していたよしだりつこさんが、

この春、福岡から埼玉へ引っ越されました。

 

あいかさんは、遠くへ引っ越された 

りつこさんのことを想いながらも 

ご自身の活動に邁進されている。

 

 

そんなあいかさんの様子に、

 

子どものころ、鹿児島から名古屋の友達を想っていた

あいかさんの姿が重なりました。

 

 

あいかさん、

 

幼稚園の砂場の思い出があったからこそ、

いま、人に優しいあいかさんがあるのですね。

 

私は、あいかさんの内面に触れて、

胸がいっぱいになりました。

 

 

それとね、、

 

あいかさん、私とのセッションの様子を

ご自身のブログに、オープンに書いてくださり、

ありがとうございます。

 

あいかさんの誠実な人柄を感じました。

 

あいかさん、本当にありがとうございます!

 

 

あいかさんによるオリジナルの記事はこちらです。

 

 

 

 

■ 執筆者

 

松岡 学

 

高知工科大学 准教授、博士 (学術)

数学者、数学教育学者

 

大学で研究や教育に携わる傍ら、

一般向けの講座を行っている。

 

アドラー心理学の造詣も深く、

数学の教育や一般向け講座に取り入れている。

 

音楽 (J-POP) を聴くのが趣味。

ファッションを意識し、自然な生活を心がけている。

 
 

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