荻生徂徠訓
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荻生徂徠という人は、俗に言う「赤穂浪士四十七士」が吉良上野介の首を討ち取って本懐を遂げた後の処分に関し、5代将軍徳川綱吉に対して切腹説を唱えたことで有名な人です。
余談になりますが、子供の頃、忠臣蔵のドラマで浪士が「首」を白布に包んで槍の先に下げて行進する場面を見たときに、不思議に思ったことがあります。幅数センチ程度の「首」の部分だけ切り取ってどうするんだろう?何か意味があるんだろうか?と。
さて、荻生徂徠の話に戻りますが、この時代に「徂徠訓」という、人を雇用し活用する心得を残しています。
一つ 人の長所を、初めより知らんと求むべからず 人を用いて初めて、長所の現れるものなり
二つ 人はその長所のみを取らば、すなわち可なり 短所を知るは要せず
三つ おのれが好みに合う者のみを用うるなかれ
四つ 小過を、とがむるなかれ ただ事を大切になさば可なり
五つ 用うる上は信頼し、十分にゆだねるべし
六つ 上にある者、下にある者と才知を争う事なかれ
七つ 人我は必ず一癖あるものと知るべし 但し、その癖は器材なるがゆえに、癖を捨てるべからず
八つ かくして、上手に人を用うれば、事に適し、時に応ずる人物、必ずこれにあり
恐らく、そのままの原語で意味はお分かりになるとは思いますが、現代語訳もありますので、下に記します。
1.人の長所を始めから知ろうとしてはいけない。人を用いて始めて長所が現れるものである。
2.人はその長所のみをとればよい。短所を知る必要はない。
3.自分の好みに合う者だけを用いるな。
4.小さい過ちをとがめる必要はない。ただ仕事を大切にすればよいのだ。
5.人を用いる上はその仕事を十分に委せよ。
6.上にある者は、下の者と才智を争ってはいけない。
7.人材は必ず一癖あるものである。彼は特徴のある器であるからである。癖を捨ててはいけない。
8.以上に着眼して、良く用いれば、事に適し、時に応じる程の人物は必ずいるものである。
いやあ、300年前のものとは思われぬほど、今の時代にマッチした教えです。
時代を超えて、人を活かすという本質は変わらないですね。
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リーダーになってはいけない人
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今回も、前回ご紹介した、伊丹敬之氏の「経営を見る眼」
です。
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前回に続き、結構インパクトが強かったのが、「リーダーになってはいけない人」です。
それは、
(1)私心が強い
部下の評価やチームの成果の配分で、自分の利害を優先するような人だそうです。更に始末の悪いことに、こういう人は、他人も自分と同じように私心が強いと考えて、私心や利害で人を操ろうとするようです。
(2)人の心の襞がわからない
リーダーは、人々がフォローするからこそリードできる。ただ、フォローする人々はみんな心を持っている。その襞を理解できずに、無神経なことを連発する人だそうです。
(3)責任を回避する
結果責任は当然忌避する。結果は悪かったが、自分の判断は間違っていなかったと言い募る。更に悪いのは、結果責任を部下に押しつけて、「二階に上げてハシゴを外す」ような人だそうです。
厄介なことに、こういう人は「いい人」であることが多いそうです。自分に厳しくない人は、他人に対しても厳しくなく、それが「いい人」に写る、と氏は語っています。
でも、実際の社会で、こういった人々をよく拝見しますよね。
人の振り見て我が振り直せ、ですね。自分も気をつけないと。
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Festina lente.
いつもお読みいただいて、ありがとうございます。
ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、「フェスティーナ・レンテ」と読みます。
Festinaは「急ぎなさい」、lenteは「ゆっくりと」を意味する副詞だそうです。全体で「ゆっくり急げ。」という意味になります。
ゆっくり急げ??えらく人を食ったような言葉ですが、ヨーロッパではメジャーな言葉のようです。正直言って、最近まで全く知りませんでした。
私がこの言葉を始めて聞いたのは、例によってラジオでした。久米宏氏の番組でゲストの伊藤塾塾長、伊藤真氏が語っておられたのが初めてでした。
ちょっと調べてみると、ブログの表題に乗せている方も多く、意訳も含めて多くの解釈がされています。「悠々として急げ」「急がば回れ」「あせるな、じっくりやれ」「ぼちぼちいこか」等々。
社労士でも、そのまま事務所名に使っておられる方がおられました。そうかー、開業時の事務所名に使う手があったかー。もう遅いですけど。
伊藤真氏のお話によると、ローマの初代皇帝アウグストゥスの座右の銘であったと説明されていました。ヨーロッパでは、市民権を得た言葉であり、オリエントエキスプレスの先頭車両のエンブレムにこの文字が書かれているとも仰っていました。
良い結果
により早く到達するためには、ゆっくり行くのがいいといった解釈でした。
塾をされている関係上、試験勉強にあれこれ手を伸ばさずに、最終的には基本テキストに戻るのが一番の早道であり、王道であるといった主旨のお話もされていたやに記憶しています。
受験生時代、IDE塾長を始め、諸先生方が、基本テキストを読めと仰っていました。でも、ついつい気が急いてしまうと、あれもこれもやらなくっちゃと焦るばかり。結局、中途半端に終わってしまったまま、試験当日を迎えてしまったこともありました。
「浮つかず地に足をつけて駆けていく。」私にはこれが一番しっくりいきます。
これから挑戦される受験生の皆さん。「ゆっくり急げ」を、是非噛み締めてみてください。さすれば道は開かれん。
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東京で絶対に放映しない大阪の番組
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さて、東西の視聴率をよく比較されることがあります。両者で大きな乖離を生じており、東京人と大阪人の気質を象徴的に表している番組があります。それが「笑点」と「探偵ナイトスクープ」です。
「笑点」は関東では視聴率ベスト10の上位に数えられますが、関西では全国ネットであるにも関わらず、ベスト10に顔を出していません。一方、「探偵ナイトスクープ」は、逆に関西ベスト10の上位に君臨していますが、関東ではベスト10に出てきません。昔はTVアサヒ系で深夜放送されていましたが、今ではローカル(テレ玉)でしか見ることが出来ません。それは、それでさもありなんです。
でも、これはローカルで見ることが出来ます。東京地区だけが、絶対放映されることのない番組。それは「たかじんのそこまで言って委員会」です。何故か。それは、東京だけは絶対にオンエアしないという、やしきたかじんの拘りがあるからです。
私も含めて、関東の方は、この番組を見られないということは、大きな情報ソースの一つを絶たれていると言っても過言ではないと思います。
司会者は、やしきたかじん、辛坊治郎。パネラーは、三宅久之、勝谷誠彦、宮崎哲弥、桂ざこばのレギュラー陣に、ゲストのパネラーが加わります。橋下徹大阪府知事も、かつてのパネラーから知事に転じました。
パネラーも、東京でも馴染みの方は多いですが、東京と大阪では発言の内容が違います。記者クラブで統制された報道に慣れている方にとっては、過激です。ちょっと右寄りですが、大マスコミが報じないタブーな話題も多く、物議をかもすこともしばしばあります。でも、これが真のジャーナリズムの姿だろうとも思います。
You Tubeでタイミングよく見ることができればラッキーです。DVD購入は勿体ないので、関西の知り合いに録画を頼んででも、一見の価値はあると思います。
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人事コンサルタント養成講座 第1回 キーワードは場作り
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昨日、人事コンサルタント要請講座の第1回目が終了しました。
過去は10日コースなどもあったそうですが、今回は7日のコース。項目はほぼ一緒らしいので、内容的に圧縮したものになっているようです。どこを圧縮したかというと、グループでのディスカッションが割愛されているらしいです。
内容は、私の理解した範囲内でお伝えします。
・
・X社の人事制度導入過程における迷走の実例から、
・全体を通じて、一番のキーワードは、「場作り」にあったと思います。
現時点で、私はコンサルタントの定義として、「企業と併走しながら、組織的な問題について解決への道筋を描き、必要に応じて経営トップの背中を押してあげること。」と認識しています。
その際に場作りは必須要件であるなあ、と考えながら、先生の講義を聞いていました。
どうやって、現場で議論を組織化していくのか、言うは易し、行うは難し。実践で覚えるしかないでしょうが、先生の体験談も踏まえながら学習していきたいと思います。
帰り道にコンビニで、関西でしか買えないカップヌードルごはんを土産として購入しました。
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