専門家は何故信用されないのか
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「ただちに健康に影響はない」、「人体にすぐに影響を与える値ではない」
今や、日本国民の誰でもが聞いたことのあるセリフ。
こういった専門家の発する言葉がなぜ信用されないのか、ということをある番組で議論されていました。
イギリスでは86年のBSE(狂牛病)問題が起こりました。当時専門家の科学的知見に基づき、政府が「安全宣言」を出したものの、その後ヒトへの感染が確認され、政府もその危険を認めるに至ったという、アレです。これをきっかけに専門家や政府への信頼が失墜したという経緯があります。
まるで、今の日本と同じですね。
結論だけ示して、その意思決定過程は全く不透明なため、信用されないというのが根底にあるようです。
専門家の側には「一般市民は無知だから反対する」という考えがあり、正しい知識を与えれば皆が受け入れるはずである、という驕りがあるみたいですね。
一般市民は、専門家から見れば、赤子の手を捻るぐらい無知と思われているかも知れない。しかし、実のところ、意志決定過程が不透明だと、何かそこに仕掛けがあるのではないかと見抜いている。意思決定者の利益相反もしっかり見てとっている。
専門家たちが公明正大に意思決定しなければ、専門性のない市民であっても、どこか怪しいと察知する。
プロセスを見せることによって、自分たちも参画していると思えるか否かが信頼性にかかわってくる。
こんな論調だったと思います。
私たちはしがらみもありませんし、そんなお偉い学者先生達とは一線を画しますが、一応の専門家ではあります。
意思決定にはしっかりと説明責任を果たさなければならないという、示唆に富む内容と受け止めました。
プリント・オン・デマンド
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Amazon.co.jpがプリント・オン・デマンドを始めました。
オンデマンド印刷技術を活用し、注文に応じて書籍1冊から印刷・出荷するというものだそうです。
電子書籍と紙ベースの両面からのビジネスアプローチなのでしょうか。
データがあれば絶版本もOKだということで、期待を持たせます。
ただ、残念なことに洋書からスタートし、和書は順次拡大していくとのことです。
よくわからないですが、和書の場合、著作権が絡んでいるのかも知れません。
私は、洋書とは全く無縁です。従って、今のところは、利用価値はありません。しかし、和書のストックが広がり、絶版本が取り寄せられるようになれば大きな魅力です。
聞くところによると、三省堂の神保町本店でも、5分待てば1冊製本ができるようです。大盛りのカップ麺と同じ時間です。
でも、やっぱり、ここも洋書中心でした。
電子書籍は慣れれば便利なのでしょうが、たぶん苦手です。やっぱり紙がいいです。
暫く推移を眺めたいと思います。
人事におけるハードとソフト
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最近、少しハードとソフトについて、2~3の記事で言及してきました。
それは、今回への伏線のようなもので、ここからが本題と言ってもいいようなものです。
ここからは、人事領域におけるハードとソフトについて考えてみたいと思います。
様々な方にお読みいただけるように、できるだけ平易な言葉で書いていきます。
ハードとソフトの一番の典型例はパソコンです。本体やモニター等のハードウエアの性能が良いに越したことはありません。しかし、OSやアプリケーションソフトが入っていないと、電源を入れたところで画面は真っ暗闇です。見ようと思っても、見たい画面を見ることができません。
一方、OSやアプリケーションソフトさえしっかりしていれば、ハードのレベルが多少落ちたとしても、画面を見ることができます。
人事のハードとソフトも同じです。しくみや制度といったハードウエアがいかに理論上素晴らしいものであったとしても、運用というソフトウエアがうまく機能しない限り、見たい画面を見ることはできません。
人事における見たい画面とは、ざっくり言うと「組織の活性化」です。
見たい画面を見るために、ハード・ソフトともに大事です。車に例えれば両輪と言ってもよいでしょう。しかしながら、上記のようにハードもさることながら、ソフトがより大事だと言えます。
人事におけるハードとソフトとは、具体的にどのようなものかと言いますと、下記のような内容となります。一例ですので、全てを列挙したわけではありませんが、なんとなくご理解いただけるのではないでしょうか。
ハードウエア(しくみ・制度) |
ソフトウエア(運用) |
資格等級制度(職能・役割・職務) 年俸制 目標管理 裁量労働制 成果主義賃金 等々 |
目標⇔評価⇔面談 |
しかし、多くの企業の人事部は、ハードウエアの整備に時間を費やしてきました。コンサルタント会社に高額なフィーを支払い、自らも精緻なフレームやしくみを作り込むことに全精力を費やしました。
結果、その運用には手が回らず、意図していなかった現場での運用実態の憂き目に遭うのです。最終目的に収斂しないままに、歪んだ現場の運用が事実上の標準になってしまう例も少なくはありません。
例えば、いい例ではありませんが、会社が仮に評価S~Dの結果如何で、年収に500万円差をつける細かなしくみを導入したとします。そのような場合に、現場はどのように動くでしょうか。
大抵の場合、現場ではほとんどの評価が限りなくBに近づき、ほとんど年収に差をつけないようにするという力学が働きます。
いくら、精緻な人事制度や仕組みを導入したとしても、しっかり運用されないと、仏作って魂入れず、画に描いた餅になります。
ある著名な会社で、こんなことがありました。その会社の人事部は、外資系のコンサルタント会社に人事制度づくりを丸投げして、それを現場に浸透させるための研修マニュアルまで作ってもらいました。しかし、人事部はそのマニュアルに沿って自社で研修することをしませんでした。
あろうことか、そのマニュアルを使った研修を我社に発注してきたのです。
制度作りも丸投げ、思想性の浸透や運用の教育も丸投げ。これでうまく運用できるべくもありません。
珠に、資格制度や目標管理等のハード面のみを捉えて、是々非々を示した論調を拝見することもあります。
ハード・ソフトの両面から考えてみた方がよいように思います。
産みの苦しみの後には、希望が見える
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昨日と今日の2日間、セミナーを受けてきました。
そんな大それた表題をつけてどうする、という感もありますが、感動したのでつい。
この年齢でも、1日で160個の単語がすらすら覚えられ、頭からもお尻からも言うことができました。
そんなにすっと簡単にはいきません。途中に産みの苦しみがありました。昨晩は、もう限界と思って、寝ることにしました。
今朝、もう一度思いを取り直して取り組んだら、スッと入りました。
踊り場でじたばたしているんですが、ある時次のステップに進むということが実体験できました。
些細なことかも知れませんが、次へのステップへ踏み出す自分自身の背中を押してくれることは相違ありません。
先生の講義の進め方にも興味があり、じっくり拝見しました。2~3人に当たりをつけて、上手くいじっています。現在の実務でも役に立ちそうなもの多く、これも大きな収穫でした。
読んでいる人は、雰囲気は伝わっても、抽象的でなんのこっちゃわからん、という記事でした。
今日の1枚
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今日は、健忘症も進みつつあるので、都内のある脳力(能力ではありません)開発系のセミナーに参加しました。
途中、有楽町線に乗ったのですが、車内広告は自粛気味の中で、ひと際目立つ広告を見つけました。
JRでは、見た記憶がないので、地下鉄だけに掲載しているのかも知れません。
それがこの、今日の1枚です。
連合のホームページを見たら、どういう意図や方針で広告を出しているのかがわかるかなと思ったのですが、載っていませんでした。
確かに目を引く広告です。でも、なんか奇を衒っているだけのように受け取ってしまうのですが。
