遊び心をもて!そして、エンジンをかけろ
「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは 心なりけり」

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卒論発表後の思考

・ 三段論法の重要性

・ 紳士であること

・ 言われた事以外のことも出来る人

・ 本当に冷たいのは何も言わないこと


また、いつか、まとめなおすかも知れません。

とりあえず、卒論発表前は怒涛の日々でした。確実に、わが人生の糧となることでしょう。

まだ始まったばかり。

これからが勝負!いつまでも勝負!の精神で、プロの研究者として頑張っていく所存です。

見てる人には良く分からないかも知れないエントリーでごめんなさい。

定額給付金は本当にダメか!?

世の中は本当に複雑、かつ密接に関わっているようです。

遊び心をもて!そして、エンジンをかけろ-鉱工業生産指数2

↑2008年の鉱工業生産指数の移り変わりのグラフ

(何ベースでの比較かが書いてない?たぶん自国通貨ベース。)

出所:http://www.economist.com/finance/displaystory.cf

鉱工業生産指数と言われても馴染みがないかも知れないけど、鉱業と製造業の活動状況を示す指数と考えてもいいらしい。日本の場合、製造業の比率が高いから経済状況の目安になるとか。


記事だけど、

金融危機で比較的、傷が浅いと言われた日本への影響が米国・英国へのそれより大きい、という内容。

ゴールドマンサックスの予想では、2009年の日本のGDP成長率は-3.8%だとか。


これが何を意味するのか。

・欧米の需要減。

・在庫調整。

・日本の外需依存体質。

ぐらいかな?たぶん

思えば、日本はつい最近まで戦後最長の景気拡大とか言われてた。

景気拡大っていうのは、常識的には賃金の上昇・物価の上昇(インフレーション)を伴うと言われているのに、それを経験することなく、景気が悪くなってきているらしい。

GDPが成長した(=好景気)のに、国民がそれほど好景気を実感しなかった理由。

国際競争力の強化を図った企業が、利益を給与ではなく、さらなる成長のための内部留保にまわしたから。

その結果、GDPばかりが膨れて、所得はそんなに上がらない、一見矛盾する状況が生じた。

そして、気がつけば、他の通貨が下落する形での円高に後押しされた安い輸入品価格に押され、物価下落(デフレーション)への階段を着実の上っている。不景気への第一歩です。


そして、景気の下支えの策として、出てきました「定額給付金」

小渕首相のときは「地域振興券」という名前だった。懐かしい。

マネーサプライの増加による内需刺激策ですね。

外需がダメなら内需で回復!という思惑があるのだろう。

ところが、これに国民は猛反対している。

ただでさえ借金まみれの政府にさらに無駄な借金をさせたくないという考えと小渕首相のときの地域振興券があんまり意味がなかった(と思われている)事の二つから、そのように皆考えてるのだろう。

ただ、個人的には、今回の定額給付金はまぁアリじゃないのかなと思う。

超マイノリティな意見なのは承知の上でだ。

給付金により政府の借金は増えるだろうけど、(貯蓄する人が大半かも知れないが)少しぐらい内需刺激は期待できる。そして、なによりの旨味がマネーサプライの増加による円安の進行。

金の出所が日銀で、施主が政府の円売り為替介入のようなもので、市場に円が溢れれば、そりゃあ需給に従い円の価値は下がるだろうから。

円が安くなるとなれば、円買いポジションの解消も見込めて、加速的に円が安くなる状況もありえる。

(ただ、最近の円高は昔の円安時代の円キャリー取引の解消という側面もあるので、そこは兼ね合いだと思われる。要は、現在円買いポジションの方が多ければ円安に傾くし、円売りのポジションの方が多ければ円高になるだろう。)

規模が大きく効いてくるのは言うまでもないですが、輸出依存の国にとっては効果的ではないのか、と思ったり。

(そんなに単純な話ではない気がかなりします。汗)


世の大人たちは、どういった根拠で反対しているのかが知りたい今日この頃です。

前向きに

春季年会の予稿提出締め切りが日曜なんだけど、前うまくいってた実験の再現がとれない…。

はてはて、GCが悪いのか、実験に不手際があるのか。

とりあえず、やべー。というか、超やべー。

おっと、混乱のあまり東京弁になってしまったよ。

まさかの講演中止!?

いやいや、今こそ『絶対挽回』です。

速すぎる

地元に走るのが速い姉妹がいるとは聞いていましたが、、、

京都が5連覇 全国都道府県対抗女子駅伝

そら駅伝で全国三位になるわ。

どうやら相当な逸材らしい。

E-420

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あけましておめでとうございます。

勢いとガッツ、そして知性で楽しい一年にしていきましょう。

2009年もどうぞ宜しくお願いします。

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遊び心をもて!そして、エンジンをかけろ-E-420

以前から趣味リストに加えたいと密かに思っていた写真ですが、ついにデジタル一眼レフ買ってしまいました。

(一眼とはレンズが一枚しかないことを指す。一般的に普及しているのは撮影用とファインダー(覗くところ)用の二枚のレンズがあるから一眼とは言えない。レフはレフレックス(反射)の略で、レンズから入ってきた光を反射板で反射させてファインダーから見れるようにするシステムのことを指すらしい。)

ちなみに、デジタル一眼レフの最大の利点は様々なタイプのレンズに交換ができること。
迫力のあるアップ写真やワイドな風景写真などなどが実現可能。画質の方は、コンパクトカメラの上位機種との差はなくなってきているらしい。

買ったのはオリンパスのE-420という機種。

遊び心をもて!そして、エンジンをかけろ-E-420(2)

E-420製品ページ

デジタル一眼で最小・最薄なのがウリという機種です。

手ぶれ補正がついていないのが今のところ使っていてネックですが、ネット上での評判も良いみたいだし、まぁいいのかな。

最初はキヤノンのEOS Kiss X2を買おうかと思っていたのですが、ヨドバシの店員に洗脳感化された形での購入になってしまいました。笑

そのカメラ好きの店員曰く、

・ メーカーの違いによるISO感度の違いはないらしい。

(ISO感度とはどれぐらいの光量で撮影できるのかという尺度。同じ条件であればISO感度を二倍にあげると、露光時間は1/2で済むらしい。)

・ メーカーの特色は画像処理のエンジンに出るらしい。

・ 基本的に画素数が多いほど綺麗にとれるらしい。

(画素数が多ければ、引き延ばしにも耐えれる。ただ、当然データは重くなる。)

・ たとえ画素数が多くても、ノイズが多ければ綺麗には写らないらしい。

・ ノイズというのは、画像処理のエンジンや感度等に依存するらしい。

まだ良く分かっていないのですが、こんな感じ。

要は、そのメーカーがどういう写真を目指しているのか=画像処理エンジンが重要らしい。


その店員曰く、

ソニーやキヤノンは人物を撮ったりするのに向いている = ビビッド系

ニコンやオリンパスは風景を撮ったりするのに向いている = ネーチャー系


他にも理由はあるのですが、ざっくりいうと、そんな感じでオリンパスのE-420にした。

とりあえず、これでスノーボードに続き、また一つブルジョアな趣味が増えました。

(別にブルジョアな趣味を増やしたい訳ではないが、テニスにしろ何にしろ趣味ってお金かかるよね…。)

今度、フラフラと箕面の滝へと撮影にいってみることにします。

さよなら2008

なんとクリスマスイブに中間報告があったのですが、無事終わりました。

そして、あれよあれよともう年末です。

振り返ってみると、今年は本当に充実した年だった。

研究室に入ってからの生活の激変。たくさんの人との出会い。大学院試験。テニスも多少はできた。

とりあえず研究室に入ってから、ようやく本物の大学生になった感じがしたね~。

と言ってるうちに、もう卒業が目前。卒業までの学部生としての時間を楽しんでいきたい。


2009年の目標は「安定感」「積算」です。来年も宜しくお願い致します。

良いお年を!2009年も充実した年に!


<オススメのフラッシュゲーム>

都道府県大戦

前に紹介した地面防衛軍・宇宙侵略艦隊・激突要塞!の作者による新作。今作も面白い!

面白いのだが、コツが分かるまでは苦労するかも。

~ちょっとしたコツ~

① 戦力は集中させる

② 質より数、序盤・中盤は数が全て

③ 後衛を先につぶす

 強力な術(序盤は火の術、中盤は閃の術、終盤は風の術など)をうまく使用する

⑤ 終盤は大玉が必要

↑必要なら反転させてください

ある攻略サイトでは滋賀スタートで19日で全国統一という猛者がいたが、おれは大阪スタートで26日が今のところベスト。20日を切れれば、相当にすごいと思う。

暇つぶしにどうぞ!

Link


遊び心をもて!そして、エンジンをかけろ-アセニト
↑黒がC炭素、白がH水素、青がN窒素

アセトニトリルっていう化合物がある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BB%

化学式はCH3CN

-CNという部分構造はニトリル基と呼ばれていて、分極している。

この分極のおかげで、CH3CNは分子間で相互作用をして安定化しており、同じような構造のCH3CH3(エタン)が常温で気体なのに、アセトニトリルは常温で液体である。

沸点も81.6℃と同じような構造のエタノールCH3CH2OH(78.3℃)よりも高い。

研究室でも、その物性をいかしてCH3CNはポピュラーな溶媒や移動相として使用されているのです。

ちなみに、オウム真理教のサリン事件のときのサリンの溶媒として使われていたのもコイツ。

それから罪なきアセトニトリル君は劇物指定になったとか。。。


最近景気が悪くなってきて、そんなにも普及している化合物が手に入りにくくなってきた。

なぜこのような事が起こるのか。そこにはアセニトと世界経済の意外な関係が…。


そもそもアセトニトリルは、工業的には、アクリロニトリルの合成過程で副産物としてアクリロニトリル100Lに対して4Lぐらい生成するらしい。

アクリロニトリルは合成樹脂・繊維の原料として利用される。
有名なところでは、ABS樹脂など。(Aアクリロニトリル、Bブタジエン、Sスチレンの共重合体)

そして、それらの樹脂は、車の内装・バンパーや家電製品などのプラスチック部分として使われるらしい。

大量消費国である米国では、みんなローンを組んで(借金をして)物を買ってた訳ですが、簡単な話、景気が悪くなってきて、車や家電の売れ行きが鈍ってきた訳です。

そこで、樹脂の生産も、待てよ。ということになり、副生成物であるアセトニトリルの供給がストップしてしまった、という流れ。

どこの試薬業者にたずねても、納期は未定。シグマーアルドリッチっていう米国最大の試薬会社にいたっては輸出規制がかかった、となかなかのパニック模様を呈しているのですが、もともとアセトニトリルの需給はタイトだったってのもあるようだ。

うちの研究室は液体クロマトグラフィーは使わないので、そこまで大量のアセトニトリルを使わないから助かったけど、今頃、分析屋は大騒ぎしているだろうね~。

以上、意外なところで世界とリンクしているのを感じました、というレポートでした。

中間報告会がクリスマスイブにあるので、こんな記事を書いている場合じゃないんだがね。。。

これが、現実逃避ってやつなのか!?笑

アディオス!

ちょろめって…


遊び心をもて!そして、エンジンをかけろ-chrome

先日、あのGoogleが開発したインターネットブラウザーChromeの正式版がついにリリースされました。

http://www.google.com/chrome/?hl=ja

なぜか何年もβ版のGmailをさしおいての、スピードリリースです。

新しい物には積極的にトライしてみるタイプなので、当然インストールしてみました!


マイクロソフトのIE(シェア70%)は脆弱だ遅いだで参考にならないので無視するとして、

(あと、Safari (6%)はMac好きな僕でも許せないほど出来ない子なので当然無視)

モジラのFireFox 3.0.4(シェア18%)と比較してみた。


とりあえず、

インターフェイス(画面)は全く違う。

遊び心をもて!そして、エンジンをかけろ-クローム

既存のブラウザに慣れてしまっているので違和感しか感じない。。。

Chromeの方はURLバーと検索ウィンドウが一体化しているので、検索ウィンドウがない分URLバーがでかい。

見やすいし、とてもシンプルなインターフェイスだ。

しかし、検索ウィンドウに単語を入力してみると、予想された単語たちがわさわさと出てくる。

これはFireFox 3.0.4の検索ウィンドウでも一緒だが、バーがでかい分うっとうしい。

慣れたら普通なのかも知れんけど。


さて、次は問題の速度。

FireFoxも2から3にバージョンアップされてから相当早くなったけど、Chromeとはどうでしょうか。

普段使いに適しているのかを調べるために、yahooのトップ画面からyahooニュースの

「今日の状況救えない」…追加景気対策を小沢代表が批判

をひらくまでの時間を比べてみました。


結論からいうと、Chromeの方が断然早い!

Firefoxではタイムラグを感じるけど、Chromeは一瞬で開ける感覚。

さすがっす。グーグルさん。


あと、Firefoxよりもメモリ使用量が少ないのもいい。メモリ使用量が多いのはFirefoxの弱点ですね…


しかしですね。Chromeにはマウスジェスチャーがない。これが致命的な弱点。まだアドオンはないらしい。

表示速度の差とマウスジェスチャーの有無を天秤にかけると、やはり現時点ではFirefoxがベストか。


ただ、ライフハッカーで見たんだけど、もうすぐChromeがアドオンとユーザースクリプトに対応するらしい。

http://www.lifehacker.jp/2008/09/google_chrome_1.html

その人が何をブラウザーに求めてるのかによりますが、もしマウスジェスチャーが使えるようになるのなら、Chromeに軍配が上がるかな。自分の場合、作業効率+セキュリティなので。

アドオンを対応させるよりも高速化の方が難しい気がするし…(実際どうなんでしょ?)

自分含めてFirefoxユーザーはそれなりに詳しい人が多いので、Chromeへのユーザー流出が起こりそうな予感がするね~。


話変わりますが、一部でささやかれているChromeの「ちょろめ」っていう愛称どうよ?

YouTubeでも何故か「ようつべ」って読みたがるし、そういう病気にでもかかってんのかな~。

研究の話

つい先日。

突然、3月末にある日本化学会の春季年会に出ることが決定しました。

これで、卒業旅行フラグが消えてしまった。。。うつ

ただ、日本大学が会場なので、大学からのお金で関東にいけるのが救い。

ちなみに、口頭発表です。口頭以外ではポスターに研究をまとめる形式のポスター発表ってのがあるのです。


それで、最近、発表予定の触媒サイクルについて研究を進めているのですが、なかなか定量が難しい。

自分の系は、水から酸素を作ろうっていうもので、反応を進めると酸素がポコポコでます。

実際にはμLのオーダーだから(μ(マイクロ)っていうと0.000001)ハッキリと気泡が見える訳でもないので、ポコポコという言葉には語弊があるかも知れません。

出た気体は、ガスクロマトグラフィーなる装置で分析するのですが、これがまたややこしい。。。

酸素であろうピークが出てるので、酸素が出てるのは定性的には分かるのですが、定量が難しい。

まぁぼちぼち頑張っていこうと思います。

それでは。
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