遊び心をもて!そして、エンジンをかけろ -2ページ目

人と人

大学の教員っていうのは一般には収入がある人達と思われているのだろうか。

よく不動産や保険の営業の電話がかかってくる。

お目当てのスタッフが席をはずしている時は、すごすごと引き下がるのだが、

一度、そのスタッフが電話に出たら、電話を切らせない一心で営業トークが炸裂する。笑


あるスタッフの人は一喝して、電話を切ってしまったりするのですが、

同じテニスサークルのOB(!)であるスタッフの人は、忙しいときでも丁寧に断る。

相手も電話が切れたら終わりなので、切らせまいと次から次へと宣伝文句を吐きまくる。

相当うっとうしいはずなのに、電話をガチャンとやることなく、本当に紳士に対応をするんですね。


「今の営業の人しつこかったですね。なぜ電話を切らないんですか?」と、ふとした質問をしてみると、

「そりゃあ、人と人だから」と。

なめられたら仕舞い



昨日、報告会が終わりました~。

今週の生活はマジで怒涛のようだった。。。


報告会の後に、准教授の先生の栄転パーティーがあった。

12月から筑波大学の教授になられるそうです。

先生には直接指導してもらってたのもあって、栄転されるのは残念といえば残念。

しかし、短い期間だったけど、確かに先生からいろいろ勉強させてもらいました。

先生は高校生(バリバリの進学校という訳ではない)のときに、硫酸銅が無水物と5水和物でそれぞれ色が異なる、というのを化学の先生から聞いて、俺は大学で錯体化学をやる!と猛勉強の末に東大に入ったらしい。ドラゴン桜も目じゃない。笑

これ以外にも本当に色々なエピソードがあり、とても個性的で型破りな人なのですが、同時に様々な立場の人から愛される人でもあった。

「型破りかつ人から愛される」というのは冗談抜きで自分の目指しているところでもあるので、その方向の一つの成功の形を先生の中に見た。

そんな准教授の先生は、栄転パーティーにて「常に前向きでいること」「緊張感を持った人間関係」の大事さを話していた。

先生の話、ダイレクトに理解できるものばかりではなかったけど、心に留めておく事が大事なんだろう。いつか分かる日が来る、かも知れない。



話は変わりますが、方針転換をしていこうと考えています。

何についての方針転換かと言うと、ブログの書き方について。

まず、自分がなぜブログをやっているのか。これについて少し触れておこう。

日本はブログの数が他の国と比較して、とても多いらしい。もともと、なにか書いたりするのが好きな国民だというのがある、と言われたりもしている。

その数が多いという日本のブログ。内容は日記が多い。アメリカの場合はブログというメディアは政策論争をしたり真面目な話をしているものが多いらしい。

このブログはというと、「見てくれてる人のために」というのも少しはあったけど、ほぼ純粋に「自分のため」


どういう目的で自分のために書いていたかというと、

① タイピングの上達

笑われそうだけど、本当にゆっくりしかタイプできなかった。ブログを通して相当早くなった。笑

② アウトプットをすることによるインプット

なにかについての話を書こうとすると、よく知ってることでさえも調べる必要がでてくる。書くために勉強する。こういう循環がいいと思う。とくに学生という立場だと、そうそうアウトプットできる場がないだろうし。人に見られるっていうのが一種の緊張感を生んでいい。

③ あとで見返して反省する

あとで冷静に見返して、昔の自分を恥じ、学習するため。そのまんまです。

④ 人生の履歴書

文系の就職活動が恋愛結婚ならば、理系の就職活動はお見合い結婚のようなもの。履歴書にURLを添えれば、向こうの人事の人に自分がその会社に適しているのか判断してもらえるかも。


と、今はいろいろある訳ですが、始めた頃から考えてたという訳じゃなくて、初めは「おれもやってみよー」(当時、自分のまわりでは流行っていた)ぐらいの軽い気持ちだったので、難しく考える必要なくYou just try it !!ってなもんですが。

時は経ち、最近ではしっかり調べて時間をかけて書くスタイルを維持することが難しくなってきた。

という訳で、新しいスタイルへと変化させていきたいと思います。

⑤ 人から聞いて印象に残った言葉などをつづる

②と対比させるなら、インプットのためのアウトプットというものですかね。


これから雑記みたいなものが増えるかも知れませんが、何卒ご了承下さい。

いちおうケジメとして書いておきました。それでは!

SBI

SBI(ソフトバンク・インベストメント)という会社が最近CM始めましたね。

おれが初めて存在を知ったのは、ライブドアによる日本放送株買占めの時の第三の大株主としてだったっけ。

北尾さんという有名な経営者がいるので、よく話題になったりもしている。

What's SBI ?

SBI とは正確にいうと持ち株会社であり、傘下に様々な業態の会社を置いています。

資産運用・ベンチャーキャピタル・ネット銀行・証券会社・生命保険・損害保険・クレジット

知ってるだけでもこれぐらいやってる。

三回のとき、興味あったので会社説明会に行きたかったのですが、説明会を東京でしかやらなかったので行けなかった。採用サイト見ても微妙だったし、人材不足なの?ま、関係ないか。


SBIグループと住友信託銀行がやっているネット銀行、SBI住信ネット銀行ってのがある。これは結構オススメ。

https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i010002CT

使えるATMはセブンイレブン・ローソン・イーネット・郵便局。都市銀行は使えないけど全く問題ないラインナップだ。

特徴としては、

・ 24時間オンラインで取引が可能。

・ ネット銀行なので、都市銀行よりは金利がいい。

cf. SMBC普通預金0.200% SBI住信ネット銀行 0.350%

・ 預け入れは無料。引き出しは月五回まで無料(六回目から105円、セブンATMは何回でも無料)

cf. SMBCのATM手数料一覧

・ 他行あての振込みが月三回まで無料、四回目以降も一回につき150円。

cf. SMBCの振り込み手数料

振込みが月三回も無料なのはSBIだけ。新生銀行は昔は他行あて振込みが何回でも無料だったが、今は月一回までなので、振込み手数料ではSBIが最強か。

・ 外貨預金もやってる。

どこのネット銀行でもやってますがSBIでもやってます。ここで、注意して欲しいのが円預金と外貨預金っていうのは全く異なるものだということ。具体的には、外貨預金は預けている金融機関にもしものことがあっても全く保護されない。円預金は1000万円までなら国が補償してくれます(ペイオフ)

というか、むしろ保護されるのは円預金だけなので、投資をしようと考えている人は取引する会社の財務状況をある程度把握していないと危ないと思います。

SBIについては、主力のアセットマネジメント業が最近の相場でへこんでおり、同じく主力のベンチャーキャピタル業も新規上場数の低迷により、業績が悪化しています。問題がない訳ではありません。

しかし、国の庇護があるため円預金については(1000万円まで)絶対安全。

PCの管理さえきっちりすれば安い手数料を謳歌できる。間違ってもネットカフェでログインなんてしないように。

そこらへんのセキュリティ感覚がない方には、いくら手数料が安いと言えどもオススメできません。


次に、SBI証券

いわずもがなネット証券最大手。手数料水準は最安。まぁ、デイトレーダーには向かない手数料体系ですが。

株式の現物手数料も安くていいですが、特筆すべきは投資信託の豊富さだろう。

ノーロードの投資信託を多数取り扱っている。ちなみに、ノーロードとは販売手数料無料のこと。

(投資信託の手数料)=(販売手数料)+(信託報酬)+(信託留保)

銀行は投資信託を売ってこの販売手数料で稼いでいる。でも、その投資信託はSBI証券であればノーロードかも知れない。まぁ、銀行の場合、手数料は相談料みたいな面があるとは思いますが。

cf. 有名なグロソブの手数料@ソニーバンク

ちなみに、ソブリン債とは国が補償している債権(国債など)のことらしいです。


生保・損保はアクサなどと提携してやってるみたいですが、よく知らないのでパスします。

そして、クレジットですが、これは還元率の面で微妙ですかね。そんなに利便性も感じないし。詳しくは調べてみてください。

SBIカード

SBIカード

スターフライヤーとの提携カードのデザインはシックで素敵。しかし、還元率が他のカードより劣るのが致命的な欠点だと思われる。


あと、番外編ですが、最近地味に活用しているSBI系列のwebサイトがあります。

EGサテライト

ネットマイルと同じようなネット上でポイントを貯めるサイトです。

貯め方には色々な方法があるみたいですが、主な方法はショッピングモールになることでしょう。

ショッピングモールとは、そのサイトを経由して楽天など他のショッピングポータルサイトへと移動して、そこで買い物をすれば僅かながらポイントが加算されるという代物。

楽天の場合、楽天でのポイントに加えて、EGサテライトでのポイントが0.6%つくらしい。ないよりはマシ程度かな。

SBI住信ネット銀行の申し込みで1200SBIカードの申し込みで2500~ポイントを獲得できる。生保・損保の申し込みや投資信託の申し込みでも獲得できるらしい。ちなみに、3000ポイントから景品に交換できる。

最近は、こういった各種ショッピングサイトへのゲート的な役割を果たすサイトが増えてきているようなので、一つぐらい登録しておいてもいい気がする。


振り返ってみるとSBIのまわしものみたいな記事になりましたが、ネット金融コングロマリッドという新しい業態を展開しているSBIの紹介でした。アディオス!

鞍馬山・貴船

久しぶりの更新です。鞍馬山・貴船に行ってきました。(旅行記扱いにさせてもらいます。)

貴船神社
↑貴船神社

高齢化が進むBSP(留学生との交流会みたいなの)のイベントで、京都市北部は鞍馬山にいってきました。


鞍馬山といえばもうすぐ火祭りがありますが、祭りではなく普通にハイキングとして行きました。

ルートは、阪急河原町→京阪祇園四条→京阪出町柳→叡山電鉄出町柳→叡山電鉄鞍馬山。

叡山電鉄は昔のったことがあるハズなのですが、今は昔、まったく記憶になかった。


ちなみに、日本人は6人で、留学生が35人ぐらいきてたかな。

いつもは東南アジア系の人が多いが、今回は西欧系の人が多かった。らしい。

うちの研究室に短期留学にきているドイツ人二人もきていた。

正直、名前を聞きすぎて覚えきれてないけれど、いろいろな国の人と話せて楽しかった。


9・10月から日本に来ている留学生が多いので、日本語が話せないかと思いきや、意外と話せる人は話せる!

どれぐらい勉強したのと聞くと、爽やかな笑顔と共に「半年!」

おれの6~7年間勉強した英語力ドンマイ。って感じでしたね。

まぁ、readingやwritingよりもspeakingの方が環境さえあれば習得しやすいのかも知れんが。

やはり密度が違うのでしょう。

そもそも6~7年間っていう曖昧なカウントしてる時点で密度に問題がありそうだしね。。。

N氏の友人のように、テレビ、新聞から独り言まで英語で通して初めて身につくのかも知れんなぁ。


英語の話はおいておくとしよう。

肝心の観光スポットである「鞍馬山」ですが、とても良かったですよ。

行きの電車は途中で単線になって山の中をはしったりする箇所があったり、鞍馬山の上の方にあるお寺には仏像、赤門や灯篭があったりと外国人が喜びそうなものがあった。

それに、山の雰囲気自体もとても良かった。古来からあるような巨木を始め、手がくわえられていない自然を身近に感じられる。鞍馬山にゆかりがある源義経のエピソードが書いてある石盤などもちらほらとあった。

また、楓をよく見かけた。紅葉する時期に来たら間違いないだろう。灯篭の並びの頭上に楓が屋根のように広がっていたり、趣のある景色を見れそうだ。

貴船神社では、「水占い」という水につけると有難い言葉が浮き上がるような御神籤(おみくじ)があった。

水占い

同神社で参拝もしたんだけど、参拝の形式がよく分かってない自分に気づいた。

日本の文化をまずよく知っておくべきですね。神社は「二礼、二拍手、一礼」です。

外国人に日本文化について聞かれたときにウッとなるようでは、国際派日本人にはなれない。気がする。

深い話

有名な話かも知れませんが、ちょっとした笑い話です。


「ギリシャ人漁師とMBAを取得したビジネスマンの話」

その漁師は毎朝早く起き、雄大な海原を船で漁に行き、昼近くに戻って仲間たちとその日とれた魚を一緒に食べる。

食べ切れなかった魚を市場で売り、ささやかな現金収入を得て、それで食物や生活用品を買う。

午後は、子供たちと遊び、夕食も家族で食卓を囲み、子供たちが寝静まると妻とワインを飲みながら穏やかな一日を終える。

そこへ、アメリカの投資銀行家が数十ページの提案書を携えて現れる。

そして、「あなたのビジネスを飛躍的に発展させるために、船を追加購入し、人を雇い、事業を拡大し、その後、効率化のためのIT投資をし、同業者を買収して規模のメリットを享受して、最終的には上場して世界規模の企業となって、大成功をさせましょう。」と理路整然とプレゼンを行う。

一通り話を聞き終わって、その漁師は初めて口を開いた。「その後、私は何をすればいいのですか。」と。

投資銀行家は、「巨額の富を得た後は、自由にお金を使って、おいしい物を食べ、美しい自然環境のもと、家族とすばらしい時を過ごしていただけます。」と、答える。

すると、漁師は「それでは、今の生活と何も変わらないではないですか。そのために、そんなに大変な思いをしなくてはならないのですか。」とつぶやく。


<参考URL>
http://www.dir.co.jp/publicity/column/070710.html

それでもアフリカには金がこない


アフリカ

やはり日本の方が金融危機という点ではアメリカより先進国だったようだ。笑

リーマン・ブラザーズつぶれてしまいましたね。

メリルリンチも吸収されてしまったし、「証券会社ってあっという間に経営が傾く=投資で儲け続けるのは難しい」ってことですかね。

ここにきて、今まで機会をうかがっていた(何もしていなかった?)日の丸商業銀行・証券会社のプレゼンスが高まっているという噂。

リーマン・ブラザーズは超高レバレッジ経営で有名でしたが、なんでも野村はサブプライム問題が発覚する前に保有債権を処分してレバレッジを落としていたらしい。だから、比較的に損失が少なく済んだので、今回のリーマンの欧州・中東・アジア部門の買収が可能になったとのこと。

野村の運用が鮮やかなことは置いといて、アメリカではついにトリプル安(ドル安・債権安・株安)が来たそうだ。

タイムラグはあったが、予想的中と言っておこう。前にも書いたし。

こういうエマージェンシーに関するお偉いさんの話やメディアの発信する情報はほんまにアテにならない。大丈夫、まだいける!って言っておいて、「はい、潰れました!」だからね。

しかし、ちょっとヤバイときに「やばいかも」って発信力のある人・組織が言ってしまったら即死なので、仕方ない気はするなぁ。昔、日本でも銀行が少し危ないときに政府の人(誰だったか忘れました)が失言してしまって預金を引き出しに来る人達が殺到して大変なことになった、という話もあるし。(じりじり潰れても大変なことになる。笑)

要は自分で考えましょうという事をこのケースは教えてくれた訳だ。


話は戻って、

株や債権から逃避したマネーは、需給調整のため下落していた原油に再び向かって、原油急反発!

ちなみに、原油先物はドル建てなのです。指標がWTI(テキサス産の硫黄分が少ない良質の原油価格)だしね。

株や債権から投資資金が逃げても、大半が原油に向かっていればドル離れは起きない。

しかし、原油が上がれば、エネルギーをたくさん必要としている新興国の成長が鈍る。

成長が鈍れば、そんなに原油(エネルギー)がいらなくなるから需要と供給の関係で原油価格が下がる。

つまり、原油価格(≒エネルギー価格)と世界経済の成長(≒新興国の成長)はジレンマの関係にある

原油(ドル)相場の平衡点から溢れ出した投資資金はどこにいくのだろうか。

それが世界の国々への再分配に繋がれば結構なことだと思うんだけどね。

個人的には、太陽光発電システムのような、完成すれば社会的に価値があって儲かるような未来志向プロジェクトにお金が集まりそうな気がする。食料問題に貢献するような植物の開発・改良、iPS細胞からの臓器作成、レトロウイルスを使った癌治療などなど。

スウェーデン

H&Mが日本の銀座に上陸した。

H&Mとは
HandM2
↑ポージングがウケる

このHennes&Mauritzは「ハイファッション・リーズナブルプライス」を売りにするスウェーデンのアパレルメーカー。洒落た衣服を低価格で提供する。

ちょっと調べてみると、H&M(エイチ・アンド・エム)というのはブランド名であり、そのブランドを展開する会社の名前がHennes&Mauritz(へネス・アンド・モウリッツ)らしい。

洒落た服って個性的なものが多いので被ったら恥ずかしいというのがあると思いますが、Hennes&Mauritzは商品入れ替えを早くすることにより被るのを防いでいる。また、入れ替えを早くすることにより、商品との一期一会状態を作り出して購買意欲を高めている、一石二鳥だ。

商品入れ替えの早さは、主力商品が一週間たてば全く違うものに変わっているほど。

なぜそのような事をして低価格で提供できるのか。これは、マレーシアなどにある工場で短いスパンで大量生産した商品を世界各地にあるショップへ発送する、スケールメリットがものをいう戦略による。大規模に多国展開しているからこそ出来る戦略だ。

しかし、どの企業でも真似できる訳ではなく、もちろん背景にはその戦略を可能にする人材がHennes&Mauritz内にいることがある。テレビで見た日本事業部のトップの女性はスウェーデン人ですが、とりあえず日本語ペラペラでした。

同じくテレビで、日本の雄ファーストリテイリング(ユニクロを展開している会社)の柳井さんがH&Mの日本進出について質問されて、ユニクロは「ベーシック・リーズナブルプライス」でありマーケットが違うからバッティングしない、と答えていたが本当にそうなのか。

リーズナブルプライスという点では同じだが、ファッション性もある方がいいと考えている顧客は確実にいると思う。ここでいうファッション性とは、単にアバンギャルドなものだけでなく、定番物のシャツやトレンチコートなどにも当てはまる。

HandM
↑ベーシックなシャツやジャケットだけど、作りや素材が少し違うだけでオシャレになる。

バッティングしない訳ではない。問題はユニクロの顧客の何%がそう考えるのか、だと思う。


ところで、H&Mの日本進出のニュースを目にしたとき、またスウェーデンか。という思いがよぎった。

というのも、IKEAの進出があったからである。

IKEA

IKEAとは

このIKEAは家具・雑貨を扱う専門店だ。大規模多国展開をして、大量生産することによりコストを抑え、低価格で商品を提供するという点ではHennes&Mauritzに似ている。

関西では神戸ポートピアランドの跡地と大阪の鶴浜にある。

行ってみて最も印象的だったのは規模の大きさだ。

商品があふれんばかりに山のように積まれているし、倉庫的な場所に至っては天井までの高さ推定10m。在庫全て売れるのか見てる方が心配になるほどの在庫量!

ディスプレイ商品を置いておき、注文を受けてから商品を作り、在庫を持たないようにする「カンバン方式」なるものがトヨタを始めとする企業では採用されていますが、これは戦略としては真逆だね。

肝心の商品は、北欧風なのか知りませんが、シンプルでお洒落なものが多かった。日本の会社で例えれば、ニトリのような立ち位置になるのだろう。

しかし、そういう商品群を見るのが面白いし、店内にはフードパーク(北欧のメニューもある)やホットドックスタンド(ホットドックが100円だった!)があって一種のテーマパークとしても成立していると思った。

休日には家族でイケアに行って、珍しい家具を見て、ご飯を食べて、そしてイケアで買った家具に囲まれて日々を送る。イケアはそういうトータルライフスタイルを提案しているのかも知れない。

戦略の要は「ライフスタイルという名の文化」なのか。

<参考URL>

H&M Japan

IKEA Japan

日経WagaMagaでの記事

Progress

研究室生活がリスタートしました。

夜風も涼しくなってきた今日この頃ですが、この夏の溢れんばかりのメモリーをつづっておこう。

という面白い人No.1和田のような寒い下りから書き出してみよう。


まずは院試勉強。

知ってる人も多いと思いますが、実家に帰って勉強してました。

勉強以外にも、久しぶりに家族全員の再会を楽しんだり、旧友との再会があったりと充実してたかな。


なかでも昔お世話になった塾の先生と話したことが自分の中では一番大きかったと思う。

僕が昔通っていた塾は「心学舎」という個人経営の小さな塾でした。

先生は、今年の高3生(実は弟がいる)を最後にして塾をやめて、ボランティアを始めるらしい。

その塾は地元の高校の進学コースの人だけが入れる、ちょっとした進学塾だったのですが、最近の高校生のやる気の無さに年々モチベーションが下がってしまっていたのと、新しい事を始めたいという気持ちが重なったそうです。

ボランティアの内容は勉強についていけなくなりドロップアウトし気味な子供に勉強を教えるというもので、市議会議員の人が企画を立ち上げて、先生に白羽の矢が当たったということでした。

簡単にいうと、ボランティアはボトムアップ。進学塾はトップアップで、教えるという点では同じでも、生徒の性質も違うし全く中身は異なります。これは僕も個別指導をやっていたので本当によく分かる。

「今までは出来る子をレールに乗せる仕事をしてきたけど、これからは出来ない子の横で一緒に走ってあげたい」

この話を聞いたとき、やはり先生はいつまで経っても先生であり続けるのだなぁ、と感慨深かった。


これと同じくだりで、「m上君は上手にレールに乗ってくれたから」と言われた。

先生としては素晴らしいというニュアンスで言ってくれたのは分かっているが、これを聞いてグサッと来た。

「将来、就職、理想 etc.」 いろいろと自分が考えていたものに、その言葉が接触していった。



院試の後は、某テニスサークルの合宿に参加して、○大リーグに出場しました。

今年は愛媛の伊予に行ってきました。なぜか毎年南方へと向かいます。去年は九州でした。

これで一応四回目の夏合宿なので四通りのポジションで参加させてもらったことになる。

2,3回生のときの思い出の濃度と比較して、4回生のものは濃度では劣ってしまうけど良い気分転換になったと思う。

テニスの方はブランクを感じさせるものとなってしまいましたが、アツい夏が過ごせて満足でした。

後輩達が上達しているのを目の当たりにして、安らかに研究に打ち込めそうです。


あ、院試の問題ですが、易問ばかりにする意図が見えません。来年は是非改良して欲しい。

問題が簡単すぎると、勉強しない人が増えるだけで、アホな学生を使うハメになる問題作成者のためにもならないし、学校のネームのためにもならないし、ましてや学生本人のためにもなりませんよ。

タイトルが浮かばない

やっと院試終わりました~。院試についても書きたいんだけど、まだ考えが全然まとまってないので、また今度書こうと思います。

少し前に盛り上がってて突っ込みたかったけど、時間の都合上突っ込めなかった話題がいくつかある。

<とある京大生の主張>
http://d.hatena.ne.jp/iammg/20080730/1217359666

これに対して、404で有名な小飼弾がかみついた。
404での応答 : http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51088798.html

404は書評ブログとしても有名で、自分もたまにチェックしている。

ただ、ぶっちゃけて言うと、言葉使いは巧みだけど書評内容は薄いというのが自分の印象。MBA取得エリートみたいな臭いを感じる。とはいえ、書評ランキング?に入ってた本を2冊買ったし、全く参考にしていない訳ではありません。笑


上の二つの記事を読んで、個人的には違和感を感じた。

モダンからポストモダンへ、とか言っちゃって人の定義したものを使って、本人なりにまとめたつもりであろうけど、人材を受容する側のニーズを無視してると思う。

いくら生きる力・多様性・etc.が求められてくるようになったとしても、基礎学力・知識量・etc.も依然として必要とされている。変質しているのではなくて、高度化している。より高い総合力が求められる。というなら話は分かる。

そして、その後の「学歴とコミュニケーション能力の高低で4つに分類」

人を構成する要素なんて無限にあるのに、二つの要素で分類するのはかなり精度の悪い近似だろう。見てる人が分かりやすいように便宜的に書いているだけかも知れないから仮にいいとしても、やはり矛盾をはらんでいたように思う。

「モダンからポストモダンへと変化していて、最近のもとめられる能力が生きる力・多様性・新奇性・意欲創造性・個性・能動性・ネットワーク形成力・交渉力だ」と自らが書いているのにも関わらず、学歴とコミュニケーション能力だけで分類してしまって満足している。これが矛盾点だ。

ポストモダン的な能力と学歴・コミュニケーション能力に相関がどれくらいあるのか。
多少あるかもしらんが、かなり精度の悪いオーダーのずれた近似を許容するような心の広い方らしい。

教育が悪い。まぁそれは多少なりともあるだろうけど、大学は自分で自分を育てる力を身につける場所であって、授業のせいにして手足を動かさなくてもいい場所ではない


個人的な意見だけど、「絶対的に良い」というのは無いのではないかと思う。

たしかに人間力(総合力)が高いという事は、どういうことなのかを突き詰めたくなる気持ちは分かる。
しかし、僕は「良い、悪い」はその人の立ってるフィールドに完全に依存していて、統一理論なんてないと思う。

例えば、世間一般では「頭は良い方が、悪いより良い」事になっていると思われる。
たしかに、たいていの場面ではそうかも知れない。

ただ、僕は、頭が悪いことを自他ともに認めて書評をやって成功している人を知っている。「頭がわるい自分が読んでも良く分かりました。この本は素晴らしい!」みたいに。

要は物事は考えようで、立つフィールドの選択と認識が重要であり、そういうことが出来る人が素頭のいい人ではないかなと。この京大生はフィールドの認識が得意ではないのだろう。


あと、404について思ったこと。

相変わらず、小飼さんはプライドが高く、バイアス高めだと思った。京大が大した事ないのではなくて、世の中ではもっと多様な能力が求められる、というのが正着だろう。

アメリカの大学(UCのバークレー校)に行ったはいいが卒業できなかったみたいだし、学歴コンプレックスでもあるのだろうか。

<参考URL>
http://d.hatena.ne.jp/mkusunok/20080730/iammg

え、マゾなんですか

ぼくじゃありませんよ。

ビッグニュースなので皆さんご存知とは思いますが、

中国で6月に例の餃子によるメタミドホス中毒犠牲者が出ていた事が発覚した。

日本警察は中国国内で混入したと「断定」していたが、天洋食品のお偉いさんは最大の被害者はウチだ、などとぬかしていた。

それだけでも十二分に腹立たしいのに、中国国内で犠牲者発生ってもう完全に決まりでしょ。

メディア各社は一斉に中国・天洋食品を叩き始める…かと思えば、福田総理や官僚を叩き出した。


たしかに一般ピープルからしたら、判明してから一ヶ月も何していたんだとなるかも知れんが、

この餃子問題は、いまや政治問題なんですよ。

分かったらすぐに発表するなんて、授業参観日の子供でも許されないでしょ。

水面下での外交っていうやつが必要になるのは必然じゃないかな。

五輪前の中国が発表をこのタイミングで許す訳はないけど



いまや中韓の外交カードの従軍慰安婦問題や靖国問題にしろ日本発だし(朝日新聞発)

なぜ身内ばかりを攻めるのか。

これで福田総理が餃子問題を外交カード化しなかったら、ほんとにマゾヒスティックだよ。この国の人間は。

調整という名の従属。そのうち、世界から放置プレイされるに違いない。

(ちょっとうまい事言ってみました。)



いつからか海外のオピニオンリーダーは Japan passing から Japan nothing と言うようになったらしい。

あまたの先人の血と汗を礎にして、豊かな生活を送れる事を理解していない大人と子供。

僕達が血?と汗を流さないと次世代が困る。

(今のどうあがいても持続可能ではない生活を守る必要があるのかは置いといて)