巷でおすすめされているエンディングノートアプリを実際に使ってみた感想を書いています。
エンディングノートアプリを使ってみた感想です。
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使ってみたアプリ
はいから100年ノート
無料 情報開示料33000円(税込み)他
シニアの生活総合情報誌『はいから』の編集部がつくったアプリです。
利用規約を確認後、スタート。
はじめに4桁の数字のパスコードを設定するとトップ画面に各項目が縦一列に出てきます。
ご自身のこと/身近な人のこと/伝えたいこと/ペットのこと/ご預金のこと/財産のこと/病院のこと/介護のこと/弁護士・遺言/葬儀のこと/保険のこと/登録サービス
の12項目に分かれています。
各項目を開くごとにチュートリアルが出てきました。
文字も大きく、クリックが必要なところは赤で統一されていて、入力する前に必ず編集を押すようになっています。
【ご自分のこと】
名前・生年月日・血液型・性別の基本情報を入力する他に、右上にある『入力項目』をクリックすると住所情報などを追加できます。
【身近な人のこと】
名前・続柄・生年月日・住所・電話番号・連絡の希望・開示権限を入力します。
連絡の希望とは入院時と葬儀の時の連絡の選択でした。
開示権限の設定は3人まで登録できます。
【伝えたいこと】
メッセージを入力の他に、3分間音声で残せます。
【ご預金のこと】
撮影して登録情報を読み取り、音声メモで残す、入力して記す方法があります。
【医療 介護 弁護士 保険 登録サービス】
音声メモで残す方法と入力して残す方法があります。
頭のトレーニングもついています。
会員登録するとインターネットのクラウドに情報が保管され開示権限を持つ方へ入力情報を開示できるようになります。
普段は無料で使えますが開示をする時に33000円かかります。
会員登録をしなくてもパスコード設定もありエンディングノートとして使えます。
アプリ内にある頭のトレーニングは1セット(5冊)3500円で販売してました。
頭脳トレーニング(1章~5章)で表示される広告の削除は各章ごとに610円で削除できるようです。
情報開示の権限に指定した家族には100年ノートに登録していることと、情報開示の仕方をあらかじめ伝えておく。
実際に使ってみて
各項目を入力する時は必ず左にあるアイコンを押します。
アイコンを囲んでいる枠をクリックしてもページは飛びません。
一つ一つの動作が丁寧な作りになっていますが、入力する時も編集を押さなくてはならずひと手間いります。
ご自分のことで思い出を入力する項目は幼少期から10年ごとに各年代に分かれているので振り返り、回想に良さそうです。
70代、80代、90代以上の思い出も書けるようになっていて、ずっと元気に書き続けてほしいなと勝手に想像してしまいました…
ご家族の方が代わりに書いたりするのも良いのじゃないかなと思います。
自分で入力するのが難しくなってくると思うので、ここも音声でも残せられたら良いなと思いました。
クリックが必要なところは赤で表示されていて、入力方法もわかりやすく丁寧な説明があり優しいです。
パスコートも4桁の数字なので簡単でわかりやすいですが、他人に知られないように注意が必要です。
パスコードを入力する時に数字が入る枠をクリックしないと数字キーが出てこないのでいつもロック機能などで使っている感じと操作法が違い、少し違和感がありました。
会員登録する時は必要項目にチェックを付けて登録したいパスワードを入力すると登録できます。
お客様IDが出できて登録完了。
会員になると、クラウドに入力情報を記録し、入力情報の開示サービスを受けられるようになります。
はいからグループにも登録されるようです。
シニア情報誌を定期購読をしなくても無料サイトだけでもコラムなどが読めてます。
レヴューには頻繁にある通知が目障り、うっとおしいと書いている方がいました。
Apple、Googlepayの評価も3くらいであまり高くないです。
家族や大切な人にパスコードを知らせたら会員登録しなくても良いのかなとも思いましたが、生きているうちは絶対にエンディングノートの中を見られたくない方や亡くなってからもエンディングノートの情報のみを家族に見てもらい方、スマホのロックコードを家族に知らせたくない方はこの中にすべての情報が入っているので良いのかなと思います。
情報開示には開示を受ける人の写真付き身分証明と死亡診断書が必要。
亡くなってからの手続きになるので介護の希望は必要な時に見てもらえないのか、何日くらいで情報が開示されるのかな。
介護の希望や入院や葬儀の時に連絡する人の希望を入力しているので後からわかる感じになるのかな。
亡くなった直後に情報開示権限を持つ方が手続きをスムーズにとれるのかな。
と気になるところが何点かありました。
スマホが使えなくなってもクラウドに情報が残っているので安全かなと思いますが私は別の方法で残そうと思いました。
登録解除の仕方はアプリのようなわかりやすい説明も少なく、はっきりとした解除項目は無くて、どこで解除したら良いのか迷いました。
画面も小さくあまり優しくなかったです。
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