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定年後の風景

定年後や病気のこといろいろ書いてます

 

前回どうするか問合せがあって、今日その応答を応えると、タイトルのように、先生が処方箋だけ書いて、薬だけもらう、内科病院でやってる方法は、外科通院病院では無くて、要は診察受けて院内処方で薬貰うか、通院もせずに、処方も受けない択一だと分りました。

 

あっ、そうですかあと、予想外でかなり驚きましたが、まあまだ病院側はそれほど診察数では無くて、患者数を減らす要請は無いようで、当分は今のままで行けそうとのことですわ。診察は無くしても構わず、投薬だけのために通院するつもりでしたから、別に良いんですけどね。

 

なので今日も良好を報告して、今週の下部内視鏡も、昨年と変わらずだったので、あとは軟膏と安定剤2ケ月分を処方してもらうその確認だけで、早々に先生は書類を印刷して手渡され、それでもやたら今日は気忙しかったです。

 

おかげで次回の予約日の確認や、安静時の動悸多い報告や、回復の度合の程度はどんなものなのか、聞くことを決めてたのを聞き忘れてしまいました。時間も遅れておらず、切迫感はよく分らなかったですが、次の患者さんの診察内容が余程厄介だったのでしょうかね。

 

自分の診察は、最初に変わりありませんと結論を最初に言いますから、まあその時点で、もう処方箋とか次回予約とか帰る準備が始まってる訳ですわ。その後で経過報告とかして、先生はこれをPCに打込んでます。

 

天気は行きは少し雨が降り、帰りは曇りに変わり、只々涼しいラッキーな日でおましたわ。こんな涼しい日はそうそう最近は無いですわな。隣でマイナで受付やってる人見てると、これはあれですな、現金とクレカの違いほど手間はかかってますな。

 

だって紙保険証は手渡すだけで、あとは全部病院側がやってくれまっさかいにな。しかもマイナの人は顔認証では無く、暗証番号打を込んでましたなあ。そしてまあ当然、特定医療費はデジタル処理出来ないので、マイナで手続きすると、それと合わせて、この特定医療の認定票を手渡して、PDFコピーか、紙コピーを毎月してもらわないといけない訳ですわ。

 

まあ紙の手続きと、デジタルの手続きと二つすることになりそうですけどどうでっしゃろな。誰か教えてくだはれ。また管理票のデジタル作成なんぞ、ついぞ聞いたことも見た事も無く、全て手書き方式ですが、デジタルでマイナ手続きしたあと、完全手書きアナログで作成をずっと続けて行く訳でっしゃろな。

 

あれは、ある医療機関が書き込むと、続けて別の受けた医療機関が書き込みますから、これはそんな単純な保険医療処置などと違って、そんな壮大な巨大システムなど、日本有史以内に構築は絶対出来ないと思いますよ。即ち手書き処理は、最後まで必ず残り、政府は残すつもりやと思いますよ。

 

だってこれ、以前の患者会の会長さんが言ってて、ブログにも書きましたが、これだけ難病関係もデジタル処理が進んで来ても、そのデータを活かす調査研究は一つも出来てません。せいぜい件数数えるのが精いっぱいで、これまでそれすらも出来てなかったですからね。

 

それだけでもエクセルに入力して、電卓も併用して、何年も掛かってやってますねんできっと。だからリアルタイムでは決して分らず、常に統計値は2、3年前の数値になってまっしゃろ?

 

京都は変わらず異人さんだらけでしたで。バスは並んで待ち、行きも帰りも満員で、今日は立ってる人も居ましたで。特に子供連れが増えてますなあ。しかも白人さんがさらに増えてるでしょうか。

 

日本の円は只みたいに安いんでしょうな。230円のバス代は、20円位の感覚でしょうか。まあ言えば、只で乗り放題の感覚なんでしょうな。あ、子供用の50cm径の黄色いしまじろう傘を、初使用デビューでおました。最初指挟む危険がありましたが、羽根のように軽くて大成功でおました。よく出来ていて手に持つとちゃんと透明部分が前に来てました。

 

実用上は可でおましたが、ちと小さ過ぎて、歩行器に付けにくく、今度買う時は55cm径が丁度いいと分りました。昨夜は「X」見つけて一心不乱に姿勢変えずに見てたので、今日は見事に腰が痛くて、15分毎には姿勢変えないと、やはり翌日腰痛が酷いのでした。
 

 

2022年米国作をアマプラ432作目となります。ドラマシリーズの前日譚を、1本の映画化したようです。まあ殺人狂気を描いてましたから、これはもう中々30分夜更かしして最後まで見てしまいましたよ。

 

見てると気持ち悪くなって来て、最後まで熱心に見ましたから、これは夢見るかもと心配しましたが、何とか無事に見ずに済み、却って一生懸命映画に入れ込んだので、却ってすっきりしてよく眠れましたよ。

 

まあ、ある殺人狂の少女の生い立ちと生活を描き、サイコ、ホラー、スプラッターでおました。まあ作ってる方も半分狂ってると思いましたよ。まあ少女役も殆ど狂った演技をそのまましてました。これもまあ、陰鬱を極めるとギャグまで行ってしもうた稀有な作品の一つではあったと思います。

 

「タイ・ウェスト監督、ミア・ゴス主演のホラー「X エックス」のシリーズ第2作で、1970年代が舞台だった「X エックス」の60年前を描く前日譚。「X エックス」に登場した極悪老婆パールの若き日を描き、夢見る少女だったパールがいかにしてシリアルキラーへと変貌したかが明らかにされる。」とあります。

 

この「X エックス」とそこに登場する「極悪老婆パール」を見たいものでした。知りませんでした。ムッチャ面白そうで、今この時点で既にファンになりましたよ。こんな知らない作品未だあるんですなあ。結構映画話題のサイトは巡ってますが、ついぞその噂は知り得なかったですな。

 

ああまた楽しみが一つ増えましたわ。「X エックス」とはどんな作品だったのでしょうか。こう言う傾向のものは、常にアンテナ立ててるんですけどね。先ずはこの情報の通り、超田舎の一軒家で少女パールが、毎日同じ作業服来て、家畜の世話をやり続けてます。

 

さらにまた、全身不随で車椅子に座り続けて喋れない父親の介護の全てを黙々とこなしてます。そこには超厳格な母親が居て、全て躾けられて、全ての用事を指示されて、これはもう十代の娘パールには、がんじがらめで逃げ出すことも出来ない狂気の萌芽が宿します。

 

まあ単純には、何もかも捨てて逃げ出すのが常道ですが、パールにはダンスのオーディションに合格して、やっぱり逃げ出すつもりでいて、同時に殺戮の狂気も宿しており、愈々徐々にそちらに負けて行く様を描いているでしょうか。

 

(以下ネタバレします)最初は、飼ってた白いアヒルを、大きな長い3本の刃が出た鋤でグッサリ刺し殺します。そして血だらけの遺骸をどうするかと言うと、沼にいる巨大鰐に食わせます。この鰐は、何でもかんでも死体処理に大活躍します。

 

アヒルは丸ごと食われ、死体は何も残りません。強いて言えば、血がついた白い羽根はそこらに散らばって残るでしょうか。あ、パールは結婚してましたが、新婚の旦那さんは1次大戦の欧州に出兵したままで、便りも来ず、その意味でも悶々として、もう破滅寸前だったですね。

 

それで父親の薬を買いに町に出た時に、母親に内緒でダンス映画を見ることにして、ここで映写技師の男前に声掛けられ、いつでも好きな映画見せたるよと誘われます。パールはこの帰り道に、トウモロコシ畑に迷い込み、案山子と騎乗位の自慰までして、性的にも狂いかけてると分ります。

 

そしてまあ悶々と日常作業を続けてると、とうとうオーデイションに行く日となって、母親と決定的に諍いとなり、母親と激しくもみ合う内に、母親のスカートに暖炉の火が燃え移り、大火傷を負って死にかけた所を、地下室の階段へと突き落とし、扉を閉めて、実質母親を殺しました。

 

父親は食事時だったので、食卓の椅子に座ったまま、なす術もなく驚愕しながら、それを見つめるだけでした。パールはその夜、興奮したままボロボロの出で立ちで映写技師を訪れると、内緒のフィルムを見せてくれて、それはポルノでした。

 

欧州では流行ってましたが、米国では禁止のようでした。その夜パールは、映写技師に抱かれ、翌朝オーディションのために車で送ってもらいます。しかし技師はパール家の異様な雰囲気に恐れを成し、俺、もう帰るわと、さっさと車に乗って逃げようとすると、パールは今、馬鹿にしたわねと、例の大きな鋤持って車を追いかけて来ます。

 

そして、技師の腹をグサッと一突きし、続いて胸も突き刺して半殺しにし、留めは頭に鋤を突き立てて哀れ技師を絶命させます。勿論最後は必死で車を押して行って沼に沈めます。すると当然御馳走を前にした大鰐が静かに泳いで来てました。ま、下心はあったとは言え、この男前技師さんは可哀想でした。

 

パールは家に戻り、ダンスオーディションに合格して世界を回るから、もう家には戻らないのでご免ねと、動けない父親を、その場で布で絞め殺し、オーディション会場に自転車で向かいます。そこで、旦那の妹と待ち合わせ、オーディションを受けますが、やっぱり自分は落ちて、幻想は益々崩れて行きます。

 

この時点で、既にパールは正気を失ってますが、旦那の義妹と家に戻ると、既に玄関には蛆だらけの子豚の丸焼きが置かれたままで、パールは「あんたは合格してよかったわね」と義妹に言い、「ありがとう。でも私もう帰るわ」と義妹は家を出ます。

 

すると、またまたパールは長い鋤を持って、歩いて走って義妹を追いかけ、グサッ、グサッと背中から何度も刺して殺し、勿論沼に運んで鰐に食わせて証拠は残りません。勿論こうなると、娘が帰って来ない、と親から捜索がかかり、パールの家に警官が行くと、父母の腐った遺体をテーブルの椅子に座らせ、自分も一緒に食事取ってて、蛆だらけの子豚の丸焼を、既に半分くらい食べてたのでした。

 

と、そう言う物語でした。あ、このあと少しだけ、腕切り落としたり、首斬り落としたりの、リアルスプラッター画面が追加されてました。地下室に行くと、死んだ父母が座ってる幻影が出て来たり、まあ言えば見てる方も少し頭がおかしくなって、ここまで来ると、もうコメディギャグにまで至らんとする、久しぶりの究極の鬱映画だと思いましたよ。

 

評価は上々で、いくつも賞を取ってます。また狂気の演技した主役のミア・ゴスは、脚本と製作総指揮してて、やる気まんまんなのでした。この前日譚は3部作あって、あと2作は既に製作中とのことでした。ああ怖面不気味恐怖映画ではおました。

 

なんかこう人間の本能と言うものを解放してまんなこの映画は。あ、最後は旦那がようやく戦場から帰って来て、この最後の情景を見て、パールが「お帰りなさい」と狂人猛演技で涙しながら迎える場面で終わってました。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」
例の月着陸陰謀説を大々的に映画化したらしいです。何も期待してませんが、スカーレット・ヨハンソンが、脚本を気に入って出演までしたと言う意味で、大いにファンなので、一応見ます。恐らくはコメディだと思います。

 

出てくるのは、動画で出てるように、スタジオでの月探査の撮影風景くらいで、間違っても宇宙SF映画などではないですよ。これテレビ番組で見たような記憶も湧いて来ますなあ。コメディ風のロマンスかも知れません。

 

当時の記録映像をデジタル補正して、大々的に使ってるのが殆どだと思っています。もう来週公開のようです。見に行く人居るのかなあと思いながら、ここを借りて一応調査しておくことにしました。情報もあるかなです。

 

情報は予告編1本の映像だけでしたね。ヨハンセンが自ら出た位ですから、ラストによほどよい台詞でもあったんですかね。月着陸絡みかなと一瞬期待させる「カプリコン1」を思い出しましたね。全くの只のサスペンス映画でしたから。月着陸などいっこも出て来まへんでしたから。

 

 

 


「F1」
こっちは愈々動画出て来ましたでえ。守鍬さんのサイトで昨夜見つけました。さすがにやってますねえと言う感じでした。ブラッド・ピッドが、実際にF1に乗って運転してると思います。マーベリックの監督らしいです。まあ「グランプリ」の21世紀版には到達してるとは思いましたね。

 

グランプリは、フィルムカメラを車体に取り付けて、NASAが開発した防振装置を付け、リモート操作して、パンして運転してる実俳優を映してます。しかも一瞬だけ瞬間的に映すだけでは無く、数分間の走行をそのまま映してるのが優れてます。予告編で今作も早いパンしてますねえ。

 

この辺を、ほんまにじっくり映してくれるかで、今回の「F1」との勝負は決まると思います。多分マーベリックくらいはカットの時間を取ってくれると思いますが、最近流行りの瞬間瞬間のカット割りされると、今時には当たり前に受けるとは思いますが、純粋に個人的な20世紀人の好みから言うと「グランプリ」に負けます。

 

「グランプリ」は70代の爺でもじっくり見れる淡々さがあります。20世紀の映画です。カメラは「F1」はデジタル小型で、当たり前に楽だったと思います。レースマニアの動画見てると、F1は年毎に車体変わるのが丸バレになるのでどうするのか心配してましたが、素人には車体のことなど何も分りません。

 

しかも「グランプリ」では、F1の運転は難しいので、F3で撮影してたらしいです。そう言われると確かに少し車体は小さいと思いましたよ。「F1」はデイトナのレースらしいです。ここまでの映像見てると、少なくとも主な撮影は終わってるように思われましたね。

 

「グランプリ」本編は、ブログに書いてませんね。撮影方法しか関心無かったのか。オープニングをまた聞きたくて動画探しましたが、無かったですね。17分の長大動画はありましたけどね。また探して見てみようかなと思いましたよ。書いた気もするんやけどなあ。

 

 

 


 

 

50分5本の中々の大河ドラマでおました。熱入って作っており、高畑充希始め俳優陣も熱演好演してて、これは地上波ドラマでは出来ない仕上がりだったと思いましたよ。画家及び画商ものの話で、これは映画1本にするにはちょっと動員が難しく、また地上波テレビドラマとしても難しく、まさしく配信ドラマに相応しい内容だし、よって配信しか充分力入れて作れないものと思いました。

 

(以下ネタバレもします)高畑は結婚妊娠してて、京都の知り合いに一人で来てます。旦那も画商してて多忙で東京に残ってます。しかし高畑は何かに導かれて京都に居つき、ある天才女性画家を見出します。そしてその画家に入れ込んで、世に出したいと奔走するようになりますが、その画家には重鎮画家の師匠が居り、決して弟子を独り立ちさせません。

 

そう言うことにバタバタしてると、今度は旦那の親の経営する画廊の経営が苦しくなり、高畑に無断で高額絵を売り払ったりして、高畑と揉めて来ます。その画廊は、当然高畑も共同経営者だったからです。

 

しかしそれでも、旦那父親の画廊は経営が苦しくなり、全部の高額絵画を売ろうとすると、なんとそれらの内の10作の名義は既に高畑のものとなっており、高畑は勝手に売るのは許しまへんでとなり、高畑は絵画を観る目も、画商としての腕も、既に旦那もその父も越えてました。

 

しかもその母親も旦那に色目使って関係を持つ、けしからんおばちゃんで、結局はそのおばちゃんも実は実母では無く、高畑は子供の頃に預けられて育ち、目をかけていた天才画家は実妹だと分り、生まれた子供と共に、京都で育てて行こうと言う、凝りに凝った因縁の話でおましたやろ?

 

高畑は決して弱みを見せない、強力画商を演じて貫禄満点でおました。まあここぞと言う決めのシーンでは、その美しさ満点の決めのショットに耐える女優になっておました。まあ子を産む女性の強かさを持ち前に、これでもかと見せてくれる配信ドラマなのでした。

 

地上派ドラマだと、製作側がここまでの思念を持ちえないだろうなとは思いましたよ。思想が追い付かず、作れないでしょう、はい。旦那の父の画廊は、これでほぼ壊滅し、旦那は自分の子供を取られて壊滅して、終盤何か反撃しそうでしたが、そのまま終わり、中途半端に浮いたままの気がしました。

 

絶望の余り自殺も無かったようで、要は業界からは締め出されたでしょうか。天才画家は自ら自立して、高畑の元へ行き、失語症も回復し、大師匠は既に新作は描けず、病気で急死してました。旦那と関係持ってた実母にも、高畑は知ってたよと告白して、この母親も壊滅させたのでした。

 

高畑は既に幼少から京都絵画界の理事長に可愛がられており、最後はこの最強の元に戻って来たのでした。本作は2014年の原作小説を2021年にWOWOWプライムで配信されたものでした。WOWOWプライムの配信作は映画も含めて割と多いですね。

 

このあと何とか1本もの探して、今見てますが「三体」の配信ドラマもあるのですが、40分30本もので多分見ないと思います。有名作ですが、大体内容も個人的には分かってしまってる感じもします。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電車も遅れず、待ちも少なく、全ての処理はベテランさんのみで順当に進み、脅威の順調さで終わったでしょうか。浣腸剤も変わったのか、すぐに効き、固形便残っててもすぐに検査始めて早かったです。

 

こうすると、勿論前にも書いたように、緑の洗浄液は当然増えて、事後の漏れは多かったです。病院出る前にパッド交換しました。この頃合いは難しいです。もう少し便出した方が、洗浄液減って後が楽かも知れません。どうでしょうか。これは中々言う機会無いでしょうけどね。

 

まあどちらにしろ、今日の浣腸の人は見覚え無かったですが、手馴れてると思いました。カメラ自体はいつもと同じで、少しの潰瘍が残ってるくらいで去年と殆ど変りないと言うことでした。若い女医さんで、前にも受けた気はしますが、肛門部と内部で2回は痛かったでしょうか。1、2日はこの痛みが残ります。今日は画像は見えませんでした。

 

いつもながら、一言一言必ず処置を言葉に出して説明してくれる看護師さんばかりなので、いつも安心なのでした。白い軟膏のことも全て知ってる看護師さんと先生でした。だから処置も全て早かったでしょうか。それでも待合には2、3人おっちゃんがたむろしてて、早目に来てた人達だったでしょうか。

 

もう筋肉弛緩注射も無しでややりますと看護師さんはちゃんと説明してくれます。以前は肩に注射もしてましたからね。これも省略になってきましたね。これも打つと腸にあとにダメージ残るので無くなってダメージ減りました。

 

まあしかし、それでも行き帰りはクソ暑かったですわ。駅から途中2回休んで家に帰りついてトイレに駆け込むと、そらもう汗が滝のように、たらたらポタポタ落ちるし、目に入って滲みるわ、口に入って塩辛いしでしたわ。

 

なので、もう今はクソ冷房して、室内25℃にしながら扇風機の風当てっ放しにしてまんねやんか。冷たくて痛いんですが、それでも今日は全身冷やすつもりです。病院の冷房も心なしか効きが悪かったでっせ。電車も。

 

朝は絶食で水のみですが、クリープ入れずに紅茶は飲んで、1日用も作って飲んでたのが楽だったかも知れません。実際はやはり紅茶は浣腸で出てたかも知れませんが、前夜の夕食の便も出てたので、よく見てませんが若干茶色はしてたかもとは思ったものの、身体は水だけより遥かに楽と思いましたよ。また早くネットも見終ったので、11時までいつものように朝寝してたのも身体は楽と思いました。
 

 

韓国の本格月面宇宙SF「THE MOON」と、昨日知ったブラッド・ピットのF1レース映画「F1」です。レースものは時代によって表現法が進歩しますから、その兆戦ともなります。トム・クルーズも「マーベリック」の前に出てて見た筈ですが、殆ど憶えてません。途中で見るのをやめてはいないと思いますが。

 

まあスターはF1ドライバーで出たがりますからね。トムのようにジェット戦闘機に乗るのは難しいですが、F1ならドライバー出来る可能性はあります。しかしまあ個人的には、不朽の名作「グランプリ」があり、主にその撮影技術がありますから、これを越える映画は難しいと思ってます。

 

なのでこれを越えられないだろうと常に思って見てます。まあ時代の勢いと言うものが違います。誰にも越えられないと思ってますけどね。マックイーンの「栄光のル・マン」もあります。スターは誰しも兆戦して越えようとするし、越えるつもりで出てますが、越えるのは難しいと個人的には見てます。

 


「THE MOON」
今から少し動画とかみて行きますが、まあメイキングも流れて来てて、史上初めて月の6分の1の重力再現に少し力入れてるかも分らんの期待はあります。月面歩行シーンにワイヤーアクション入れてるかも分らないからです。

 

月面の歩行シーンは、2001年でも屋外だけ、せいぜいスローモーションにしてる位で、室内は1G表現のままです。違和感無いし、後で壮絶な無重力シーンが出て来ますから、まあよいのですけどね。

 

しかもあれですわ、テレビ生中継で月面歩行がどうなるかは、皆知ってますからね。ピョンピョン跳んで歩くんですよね。宇宙服が曲がらないと言うのもあります。これはアポロ11号で月へ行って初めて分りました。NASAも当然月面歩行の予測訓練はしてましたが、そのどれとも実際は違いました。

 

宇宙飛行士達の感想はどうだったですかね。慣れずに歩けんとか、そんな風には絶対ならず、非常に楽しかったとの印象言ってたような記憶でしたけどね。すぐに慣れて走ったり転んだりしてましたね。軽くて転び易いのは確かなようです。しかもすぐに立ち上がれます。そのために杖は1本要るようですけどね。

 

宇宙服に付いた砂が低重力で落ちにくいて知ってました?今気づいたんですけど。写真でも宇宙服は月の砂でかなり汚れてます。ムーンバギーもビュンビュン走ってましたね。これの転覆は無かったようでした。

 

そしてまあ今回映画は、韓国映画は元気ですから色々見せてくれると思いますが、宇宙開発進んで火星で一人残った映画はありましたが、月の時点でどうなんでしょうか辺りが、先ず引っ掛かって来て、その辺の理由が何か分るかでしょうか。隕石か降り注いだようですが。

 

先ずは冒頭の隕石衝突CGは真面目に作ってあります。ちゃんと月面条件でシュミレートしてて、砂塵は直線状にゆっくり飛んで、決して砂煙は立ちません。見た人は居ませんが、ロケットの逆噴射塵など見るとそうなってます。

 

しかも見ていくと、どうもこれは一人乗り宇宙船で月着陸したようです。誰もしないでしょう。動物乗せたカプセルの様で、この辺から設定は苦しいでしょうか。訓練シーンは、NASAの施設で撮影したでしょうか。

 

見て行くと、元々はやはり3人で月に向かい、2人死んで1人生き残ったようでした。3人で月に向かうなら、あんな小型ロケットでは無理と思いました。1人でも無理かもです。予告編とメイキング映像がほぼ1本のようです。今大宣伝中です。7月5日から既に公開中のようです。

 

 



ブラッド・ピットの「F1」

来年6月公開で、題名決定したばかりで、ポスター画像のみで動画は未だ無いようでした。さて前回貯め込んだお楽しみ作品は、半分位はアマプラで既に見て残り半分は、ほぼU-NEXTに取られて、いつか見れるか、また無料キャンペーンとかしたら見れるかですね。

 

「首」、「ナポレオン」、「ザ・クリエイター/創造者」、「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」、「沈黙の艦隊」が未見で残ってますね。
 

 

とにかく暑いです。一昨日辺りから放っとくと室内31℃になります。もう暑くて気分悪く、おかしくなるので、今年はもう殆ど冷房入れることになりそうです。去年までは、食事時と夕方堪えがたい時位に一時的に入れる位で、これは限界まで耐えて、もうあかんと言う時になって始めて入れてました。

 

なので去年は、これを一歩間違って、恐らくは熱中症で、ついでにコロナにまでかかり、10日間入院すると言う痛い目に遭いました。多分熱中症で弱ると免疫落ちて感染し易いのではないかと未だに原因考えてます。

 

家内も疲れると、ずっとある喉の出来物が腫れて、声が枯れたり喉が通りにくくなると言ってます。そして今年は、隣室の息子が結婚して引越ししたので、前にも書いたように、ペランダの室外機の熱気のことを考える必要が無くなったので、自由に冷房出来るようになってます。

 

こちらも1年1年歳取って来ますから、そう暑さも我慢出来なくなって来ます。冷房入れると身体が遥かに楽で元気も出ます。ところでその前に、室内30℃から、一挙に31℃になると、これは確かFMラジオが排熱出来ずに止ります。電源が切れて、全てリセットされます。

 

なのでそれで、去年ようやく給気に加えて排気ファンを増設すると、31℃まではとりあえず排熱に成功して、使えるようになって、よっしゃ今年も愈々やなと探すと、電源スイッチがもう分りまへん。魑魅魍魎の配線してますから、何かで何やったか電源関係を一回外してた痕跡あって、未だに復元出来てまへん。

 

確か根本の給排ファン2台を、一挙にONOFF出来るようにしてたのが、その大元のランプ付スイッチまで辿り着いてONすると、そのランプが点いて、電源来てる筈なのですが、ファンは回らないままです。

 

多分今年は、31℃で冷房入れると思うのですが、ファンが動かないのも腹が立ちます。何で動かんねやろ。その電源SWがランプは点くけど回路は切れてるとか、そんな複雑な故障するやろかと思うんですけどね。

 

やっぱり一旦接続変えると、もう復元が分らないのです。なので机下の扇風機と暖房器は、位置変えるだけで、配線は決して変えないように繋いだままにしてます。一旦どちらか外すと、もう分らなくなるのでした。

 

と言うことで、この排熱ファンの電源と、ONOFFはまた暫く格闘しなければなりません。それで今日は、日常徒然書くことにして、昨夜のテレビ録画見は、結構刺激的でおました。一つはほぼ毎日録画見してる「徹子の部屋」に、高名な作家の北方謙三が出てました。

 

名前だけで、よく知らなくて、どうせよくある有名作家っぽい話するだろうな思ってたら、私は初めてだったので、極めて物凄く普通のおっちゃんの話して、孫のことばかり話してます。いやもう超有名作家なのに、腰が低くて普通のおっちゃんで、びっくり仰天したのが昨夜の一つ目でした。

 

人は知名度だけで勝手に判断したらあかんと、この年になっても改めてそう思った次第でした。話も面白くて、昨日の録画で一遍に、このおっちゃんのファンになって憶えましたよ。77才で、関西の乗りと思いましたよ。得てして例外なく、大成した人は腰が低いです。

 

代表作をどれか挙げようと思いましたが、殆ど知りませんでした。多分映画の原作者として見ることが多かった気もしました。「徹子の部屋」のあと、NHKの「あさイチ」と続いて、朝ドラは毎日定番で録画を見てます。朝用事の時は点けっぱなしにしてるので、見るのは切れ切れだからです。

 

あさイチは1時間40分あり、長いので大体は音あり早送りで見直すことが多いですが、内容面白かったり、ゲストが良かったりすると、がっつり標準速で見ることもある、天下一品のワイドショーと思ってます。民放の一時その場受けだけでは作れないものやってます。民放のワイドショーで、録画してまで見するものなど殆どありません。

 

するとそこに昨日は、大河ドラマのファーストサマーウイカが、ゲストでテンション爆上がりで出てました。この人、バラエティ主体に出てたのですが、根は生粋の演劇人だとはよく知りませんでした。しかもその枠にも治まらない八方破れの乗りがあって、これはもうどの枠にも治まらない面白さはありましたね。

 

しかし珍しく、そのままファンには特にならなかったですが、まあそれは自分の枠にも治まらない破天荒さがあったからでしょうな。奇妙奇天烈なほど結構ファンにはなるんですけどね。まあこの辺も、きゃりーぱみゅぱみゅの辺で、止ってるでしょうか。大河に共演してる、高畑充希のインタビユーが見れてよかったです。

 

それでまあ、ウイカに合わせたのかどうか、その日の音楽ゲストの「打首獄門同好会」は初めて知りました。こう言う八方破れは、アンテナ伸ばしてるんですけど、最近はそれも感度落ちて、もう引っ掛からなくなって来て、自分に哀れを誘いますわ。

 

まあこんなバンドと歌があるのは初めて知りましたわ。まあ、ウィカも鈴木アナらも、皆が知ってて、ファンのようでした。まああの筒井康隆的で、それをラップ的に歌ってる気がしました。既に結成20周年でヒットしてるようでした。メンバー最年長は、ベースの65才のギャルでした。

 

歌詞や内容は、破壊的で何とも独自でよいですなあ。この年になってもまた一つ、新しいものあると知ったのでした。この男性リーダーはどっかで見た記憶はありますね。きっとどっかで唄ってるのを見て、記憶に残ってたと思いましたよ。

 

UP出来る動画見ると、これは嘉門達夫が噛んでるテイストですな。スタジオライブは、演奏主体でもっと面白かったですけどね。これのUPは難しいでしょうか。

 

https://natalie.mu/music/artist/10738/gallery/media/107624

 

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024070523935

 

 

2023年米国作をアマプラ431作目となります。「エクソシスト」を見たので、類似作がお勧めに出て来ます。これも守鍬さんだったか評判聞いてましたが、詳細は忘れてたものの、新しいので題名位は憶えてたでしょうか。

 

ラッセル・クロウが神父役で、正しくエクソシストしてたので、これは無茶やるやろうと思って見て、その通りの無茶やってたので、まあ期待通り見せてくれます。守鍬さんがよく触れるのは、キリスト教に詳しいからです。

 

詳しい理屈を知って見てるので、一つ一つを理解して見てられると思うのですが、こちとらキリスト教は映画で見た知識だけなので、その範囲で、ふむふむそうなるのかと眺めるだけとなり、キリスト教知ってる人、及び殆どキリスト教の西欧人が見る場合と、大いに受け取り方が違うのか、そうでも無いのはよく分らないのでした。

 

なんでアジアの仏教圏には、キリストも悪魔も居ないんでしょうね。これが最も宗教上の問題なのでおます。宗教は必要に迫られた集団幻想なのでしょうか。まあそれでやってるこちらは、本物専業のエクソシストで、各地で現れた憑依を、片端から解決していく特殊専門神父の話なので、迫力がおます。

 

悪魔に洗脳されて、ウジウジなどせずに、徹底的に撃ち倒すのが仕事で、常に世界で憑依が発生してないか警戒して、バチカンで待機して報告を受けてるスパイ機関のようなものでした。

 

(以下ネタバレします)初っ端は、何やら小物の悪魔で、ラッセルは早速出動して、村人が連れて来た豚に憑依させて、豚の脳天を村人にショットガンでブチ抜かせて、血飛沫上げて成敗してました。まあこれは元祖エクソシストでもやってたように、最後に若い神父に乗り移らせて、窓から飛び降りて死ぬと、悪魔も死んでました。

 

すると最後は、昔から問題のある修道院があって、たまたまそこを買い取った若い母親と子の姉弟2人の末弟に、悪魔が乗り移り、これを退治に行きます。現地に若い神父が居ましたが、悪魔祓いの経験がありません。

 

この少年の憑依はよく出来てました。単に原作を真似ただけの「信じる者」とはえらい違いでした。こっちが本物の続編に相応しかったでしょうか。知人の降霊会の真似事などせず、真っ向から正当に悪魔祓いして戦う所がよいですな。

 

まあその修道院の地下が、恐るべき悪魔の巣窟であって、そこを発掘修復することで、世にも強烈な悪魔の親玉が甦り、生まれ出て少年に乗り移り、最強のラッセル神父を呼び寄せて対決して、世界を支配しようと決戦したと、そう言うストーリーのように思いましたがどうなんでしょうか。

 

細かいところはよく分りませんでした。そしてまあ結局は、派手な世紀の決戦して、ラッセルは勝ち、少年は救われて解放され、しかも最後はやっばり悪魔はまだどっかに潜んで居て、もしくはラッセルそのものに憑依して生き残ったりの常套表現無しに、すっきり爽やかに終わってるところが新しいと思いました。

 

まあ実録なので、すっきり解決してることになります。バチカンには憑依の地図とリストがあり、ラッセルは次の任務に向かって行くところで映画は終わってました。まあしかしやってることは異教徒には何度見ても同じ繰り返しのようにも見えましたけどね。

 

このエクソシスト神父自身の伝記の原作があるようです。これは面白いと言ってよいのか面白そうです。まあ言えば神父も言ってますが、これはどう見ても精神疾患の一種に思えますが、どうでしょうか。作中でラッセルは、精神疾患は悪魔祓いは出来ないと言ってて、所謂本物の悪魔憑きはあると言ってますね。

 

あらましかし、これラッセルはゴールデンラズ賞に、ああよかったノミネートはされてますねえ。まあ新味は無かったと思いました。フランコ・ネロはどこに出てたんでょうかね。ラッセル・クロウが出る続編が予定されてるようですが、無理と思うものの、何か新味は欲しいですな。

 

スパコンに悪魔が取り憑いて、それと戦うとか、さらに強力なスパコンで以て悪魔祓うとか。面白ないか。悪魔が憑りついた時を、もっと科学的に検査測定したらどうなるかとか。原作でも本作でも、結構病院では検査してるんですけどね。

 

まあそしてこの悪魔祓いでの神父達の武器は、只真摯に祈るだけと言ってましたね。まあその信仰の真摯さのみが、悪魔の邪悪な妄念に打ち勝つのだと言いたいのだとは思いました。原作では聖水も、悪魔に火傷を負わして弱らせてましたけどね。

 

今回もですが、悪魔は全て人の弱みや後悔を引き出して、それを以て弱らせると言う同じ手法使ってて、これはテレパシーとテレキネシスを使ってることが分りますね。幻影を見せたり念力を出せたりもします。幻覚かも知れませんが。混ざってるのでしょうね。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは珍しい月探査の失敗した詳細記録でした。失敗をこうして集めるのは並大抵では無く、難しいと思いました。そうそう出来るものでは無く、華やかな成功の歴史は当然表舞台に出ていて、それを集めるのは根気と手間だけで、そう難しいとも思えません。

 

そしてまあ長文のこの記事を読んでると、ああ確かにそうだったと思い出すものが多々ありました。もう時事的なことになって、その時だけの記憶の奥底に沈んでしまってるものが殆どで、しがしそうであるが故に、余計にさらにまた宇宙開発ファンとしては、思いきり懐かしいものでもあるのです。

 

また失敗したが故に、それ以上の詳しい情報が流れて来ずに、今回改めて詳細に知ったことも多々あって、驚きもし、また勉強にもなりました。一番驚いたのは、ブログにも少し書いて、映画化すら望んでいたものでした。

 

アポロ11号が月面着陸を目指していた正にその時に、ほぼ同時に未知の飛行体、恐らくは当時で言うソ連製と思しき探査体が、月に激突した正体が、今回この記事ではっきり分かったことでした。ソ連のルナ15号とあり、無人でサンプル採取して帰還する予定で激突して失敗したとのことでした。

 

これでまあ、望んでたソ連がヤケクソで、片道飛行で有人月一番乗りを企てた映画化は、ほぼ無理になりました。まあそう言えば、もう出来ないと分って、ソ連は有人着陸は必要無いと諦めてましたからね。その通りで、その後無人探査は続けてましたけどね。

 

しかしそれを言うと、ガガーリンも何も、有人宇宙飛行も全部、まあ言えば必要無かったですけどね。出来ないので不要とした共産主義の思想でした。サターンⅤ似も開発してましたが、システム工学が無かったので、出来ませんでした。諦めたと思います。

 

ソ連も初期は、ドイツの技術で独自に開発してましたが、華やかだったのは宇宙遊泳くらいまででしょうか。あれもゴム製手袋が膨張して、宇宙船に戻れなくなる一歩手前で、死にかけてたと、レオーノフ本人が語ってましたけどね。

 

そしてまあ、なので月有人飛行を諦めたので、まあ言えば有人軌道飛行も殆ど目的が無くなり、あとはまあ人体実験のように、軌道実験船に半年とか長期滞在させて実験するしか目的が無くなりましたね。なので米国の様な、派手なランデブー飛行などはソ連はありません。

 

尚、半年とかの長期滞在しても、致命的に寿命が短いとか、放射線の影響出たりの発表は今の所無くて、今もISSに滞在してますから、今さらながらに人類は宇宙に強いですな。これだけでも生命自体が、もともと宇宙由来だと思わせてくれますな。

 

これら見ると、人類が宇宙目指すのは、やっぱり依って来る生まれ故郷に帰ろうとする本能としか思えませんなあ。それ以外に理由が思いつきませんねえ。失敗した月探査には、当然アポロ13号が入ってて、月探査は出来ず、奇跡の生還したですな。

 

これ見てると、確かにわざわざ有人で月探査する目的は苦しいですな。中継見てると、まあ現地で飛行士や学者が、自分の目で見て岩石採取したり、地質見たりとそれぐらいですわ。それ以上に人間が行ってまで探査する重要性は低いですな。

 

遥かに低いコストで、無人で出来ることが殆どなのに気づきますなあ。淋しくて面白く無いですが。記事見て行くと、初期の月へのパイオニアシリーズなど忘れてますね。ソ連のルナの名は憶えていますねえ。NASAのレンジャー計画辺りも名は憶えてます。

 

これ見ると、パイオニアの目的は月周辺へ到達で、レインジャーは月への衝突が目的だったようで、ロケットの不調も相まって、四苦八苦して、しかしそれでもレインジャー7号で、遂に月面衝突と近接写真撮影に成功にしたので、大々的に報道され、記憶に残ったですね。

 

写真は電送写真の要領で、衝突までに電波発信して地球に送ったものと思います。1964年頃ですから、自分は12才で、物心つき、最も宇宙開発にも燃えてた頃でしたねえ。NASAの次のサーベイヤー計画が、ブログにもよく出てくる、米国の画期的月軟着陸シリーズでありますな。

 

3脚で垂直逆噴射降下して、軟着陸に5回成功し、2回失敗したとあります。しかしソ連はその頃軟着陸の技術が無かったので、1968年ゾンド6号を月の裏側を回って地球に帰還させると言うチビるようなミッションしたのが、個人的には感動的で、深く記憶に刻まれたのでした。

 

まあしかし、今回記事を読むと、実際には機器故障でボロボロで、着地は地面に激突して、粉々バラバラだったとありますね。辛くも戻って来たようでした。だから月面写真も何も無かった気がしますがどうたったですかね。フィルムカメラで撮って回収したんでしょうかね。

 

ここで記事は、もう有人月探査のアポロ13号となります。アポロ13号が助かったのは、優れたシステムの冗長性だったと思いますよ。それと搭載コンピュータが、まだ16進数のキー入力プログラムだったのが大きいと思いましたよ。

 

CPUは8ビットでは無かったでしょうか。電卓が4ビットでした。16進数のプログラムを打込むと、そのマシン語の通りにプログラムが走る、見えるコンピュータだったですね。恐らくは最小限の機器コントロールだけに使ってと思いましたよ。

 

写真見ると、ちゃんとこの16進数のキーボードが映ってて、アポロに積んでたのは、後のプログラム電卓程度だったことが分ります。今のクルードラゴンなどは、莫大なプログラムが組まれており、全て管制との通信でしかやり取り出来ないと思われますね。

 

さて最後の方に、愈々中国が出て来ますね。一番最近は月の裏側に着陸して、採取持ち帰りに成功しました。日本他も軟着陸には成功したことになります。その他記事ではイスラエル、インド、の失敗が続き、米国民間企業の着陸失敗も続きます。

 

ロシアも47年ぶりに軟着陸目指して失敗してます。プッチンは自国をソ連と勘違いしてるようですが、ロシアの国力では宇宙開発は無理と思いますよ。核を5千発持ってるので、世界は平伏していますが、核では宇宙開発出来ません。

 

 

 

 

 

2005年邦画をアマプラ430作目となります。洋画見てると、時々は静かな邦画見たくなります。ずら~とサムネ流してると、題名が良かったので見ました。田中裕子、岸部一徳、仁科亜季子と出ていて、これはある程度見れると分ります。内容よさそうです。

 

見だすと、大体イメージ通りか、それを上回る展開描写が分り、最後まで味わって見れましたよ。また30分夜更かしして、一日で見たでしょうか。これは大体テレビ録画が少ないと、早目に見始めて早く見終わります。または続きが気になって、早目に見たりする場合です。

 

これ見てると、確か割と話題になってた作品で、田中らが撮影話などテレビで番宣など語ってた記憶を思い出します。20年も前で、出演皆さんらは大いに若いです。どうも長崎のの海沿い町の話で、あんな風に坂が一杯で、風光明媚だとは知りませんでした。倉敷かどこかと思いましたよ。

 

毎朝自転車で町を走って、その坂を上り下りして牛乳配達してる独身の田中裕子が居ます。昼はスーパーのレジしてます。それで田中には、高校からの両思いしてる公務員の岸部が居て、岸辺は重病の奥さんの仁科亜季子と暮らしてます。

 

仁科はもう余命僅かに悪化してて、一日中点滴とかの世話を岸辺はやってます。昼間は看護師が来てるようです。そして田中は、毎朝岸辺の家にも牛乳を配達してる接点で話は始まります。何故なら、もう岸辺も奥さんも牛乳飲まないのに、田中に毎日配達に来て貰うのを続けてたからです。それを奥さんも知ってました。岸辺と田中は高校からの幼馴染みだったのでした。

 

(以下ネタバレします)しかしある時奥さんは、愈々もう先は長く無いと悟り、また岸辺と田中の心の仲も知っており、自分が死んだらあとは、岸辺を頼むと話したい手紙を、夜に牛乳配達BOXの空き瓶の中に、メモ書きでフラフラになって歩いて、必死の思いで入れます。

 

田中はそれを見つけ、とうとう来たかの思いで分ってて、しかしちゃんと会いに行きます。でも、仁科にはそれは多分出来ない、答えられないと言って、その日は帰ります。仁科は必ずまた返事に来てねと懇願し、残された時間は無いから、早く来てねとまたメモ書きが入ってました。

 

しかし、とうとうついに田中は、奥さんには答えに行かず、仁科は亡くなりました。葬式の日看護師に何故来なかったのかと責められます。仁科が亡くなったあと、田中は岸辺に遭い、自転車で思い出の場所に行き、途中で俄か雨の大雨が降って来て、二人は田中の家に駆け込み結ばれます。

 

すると翌朝、岸辺が目覚めると、田中はもう牛乳配達に出てました。岸辺は田中の家を出て、自宅に戻ろうと増水した河辺を歩いてると、黄色いカッパを着た少年が、何故か濁流に入り渡ろうとして流されるのを目撃します。

 

岸辺はすぐに駆けつけて、少年を助けようと濁流に飛び込みます。田中は朝の牛乳配達を終えてると、河辺で救急車やパトカーが駆け付けて、只ならぬ雰囲気になってます。田中は胸騒ぎに追い立てられて、必死で河辺に行くと、少年が溺れて助けられた騒ぎでした。

 

少年は助けられましたが、溺れた人が居ると騒ぎは続いており、田中が近づくと、岸辺の遺体が引き上げられてました。しかし岸辺は笑った顔付をしていて、昨夜の逢瀬は長い両思いのようやく行き着いた果てだったとその時田中は気付いて、恋は成就されたと、そう言う話だったと思います。

 

悲恋と言うべきか否か。岸辺は何故に二人に愛情を注ぎ続けたのか。何故仁科と結婚することにしたのか、余り表面に出ない事情があったのか、聞き落としてのか少し分りにくい所がありました。同時進行で、田中の亡母の友人の渡辺美佐子が居って、この人が作家してました。

 

そして夫は、既に認知で面倒見てました。田中の部屋は本だらけでしたが、今から読書することになります。岸辺は市役所の児童相談課の仕事してました。そして岸辺も含めて、これらの人全てが田中の朝の牛乳配達で繋がってるのでした、と言う話でした。

 

これらを2時間少しで情緒深く、長崎の景色のもとで淡々とよく描かれていました。最後は急転直下して、田中と岸部は長い恋の果てに結ばれ怒濤に話は進んで終わりましたが、子供や岸辺が濁流に飛び込む場面は、かなりの難関の撮影してると思うほど迫力はありましたよ。

 

いくつか賞を取り、評価は良かったようでした。あ、すると大事な事を思い出しました。かつて昔、田中の父と岸部の母が不倫していて、自転車で二人乗りしてて、トラックに轢かれて亡くなってしまったのでした。だから二人は結婚出来ませんでした。父母のせいでした。

 

小説の原作がありそうですが、一応原案はあったようです。実話ベースのような気もしますがどうでしょうか。タイトルは岸辺が死んだあと、変わらず牛乳配達してると、田中美佐子にこれからどうするの?と聞かれて「本でも読んで過ごそうかな」と田中が応えた台詞から来てました。