１９７３年３月号のCooks Continetal Timetable の Editorial のまとめです。
ブログ筆者の研究用のデータベースの公開という位置づけです。ご興味あればご参照ください。原文は英語のため、書き起こしから機械翻訳とその後のブログ筆者による加筆と、その後も適宜修正を加えていきます。
・英語原文をブログ下部に貼り付けております。
・カテゴリーごとにまとめるため、本文の掲載順から変えています。また、時刻表販売、マーケティングに関する記事はブログ趣旨ではありませんので、外しました。
・ブログ内の地名ですが、邦訳があったり、なかったりしますが、機械翻訳の結果となります。必要に応じて追って補足をいれていきますが、邦訳された地名のつづりを知りたいかたはブログ下部の原文を参照ください。
この記事同様、マニアがとりまとめた「ヨーロッパ時刻表」の毎号のお知らせです。日本語訳済。ご興味あればどうぞ。
１９７２〜７３年冬ダイヤ
【今月の内容について】
2.イギリスの標準時について、1973年3月17日夜から18日にかけて中央ヨーロッパ時間に戻り、ほとんどの場合1時間遅くなります。本編中、該当する箇所には注釈を加えています。
4. イギリスセクション (Table501〜589) に記載されている時刻表は、通常5月6日まで適用されます。5月7日から適用される夏の時刻表 は5月号に掲載され、主な変更点の要約は285ページに掲載されています。これには、ハリッジ〜マンチェスター間のボートトレインがリンカン経由から、ピーターバラ、グランサム、ノッティンガム経由に変更されたことが含まれます。
【英仏移動（フェリー・鉄道）】
10. ダンケルクでの工事のため、ダンケルク〜バーゼル間およびダンケルク〜ミラノ間の490列車は、現在リール発着で運行されています。乗客は、ダンケルクからパリ行きの車両に乗車し、リールで乗り換えてください。86ページ、Table 57の注釈。
9. 1973年4月14日〜29日のニューヘイブン発11:45でディープ行きフェリーに乗船する場合、別途乗船券が必要となります（Table 51参照）。ロンドンからボートトレインで到着する乗客は、この限りではありません。
【国際列車】
6. 1973年6月3日より、平日パリ・オーステルリッツ駅発7:50→マドリード着22:22の列車で、パリからマドリードまで１日で移動可能になります。これは、パリ・ボルドー間のTEEエタンダール号をイルンまで延長運転されたためで、イルン〜マドリード間の午後のタルゴ列車と接続できるようになりました(482ページのTable 58(夏)参照)。なお、マドリード→パリの北行については、すでに同じ日の同じ時間帯に接続ルートが存在しています。
12. 1973年6月3日より、南急行はパリ〜リスボン間で直通クシェット車を連結しますが、マドリード行きの車両はなくなります。6月3日有効の新しい時刻は470ページに記載されています。
13. ポルト〜サラマンカ間の直通列車は廃止され、乗客は国境駅バルカ・ダルバで乗り換えなければならなくなりました（Table 440参照）。
16. トルコからイランへの直通サービスが変更されました（Table 904 参照）。イラン鉄道の直通車両がヴァン湖のフェリーを利用してハイダルパシャまで週１便のみ運行（出発）です。
17. タウルス急行のベイルート編成（行き）は現在も運休中であり、再開の見込みがあるかどうかの情報は得られていない。そのため、Table 910およびTable 915から同サービスを削除しました。
【フランス】
11. パリ発ル・モン・ドール行きのサーマル急行は1973年には運行されないため、Table 31は削除されました。
【ノルウェー】
14. ノルウェー国鉄はベルゲン〜オスロ間の観光列車（トロールトーグ号、609/610列車）を6月3日〜8月26日で運行予定。フィンセでの観光と昼食休憩ができる特別ダイヤで運行予定です。標高4,010フィート。時刻はTable 481の通りです。
15. 6月3日、ノルウェー国鉄はドランメン付近に新しい切り通しを設け、オスロ、クリスチアンサンド、スタヴァンゲル間の所要時間が短縮される予定です（Table 482）。スタヴァンゲル行きの列車は毎日3本、クリスチアンサンド行きの列車は1本増発されます。
【アメリカ/メキシコ】
18. Table A14 は、1月27日に開始されたフォートワースとメキシコ国境の町ラレド間のアムトラックの暫定サービスです （429 ページ参照）。アムトラックは、3月か4月にシカゴからラレドへの直通列車導入を希望しています。
【フェリー運行について】
19. スウェーデン国鉄は、所有するカーフェリー「Gustav Vasa」を、「Wawel」としてポーランド・オーシャン・ラインに売却しました。これにより、Polish Ocean Lineはグダニスクからヘルシンキへの直行便を新たに就航させることが可能となりました（Table 1224参照）。
20. Compagnie Générale Transmediterranéne が最近購入した m.v. Sunward は m.v. lle de Beauté と改名し、6月19日からフランス - コルシカ航路で使用される予定です。これにより、Table 1418に示すように、フランス - コルシカ間の航行回数が約２割増加します。
１９７３年夏ダイヤ
イギリス
１９７３年５月７日（月）から夏ダイヤが有効。
カートレインのサービス これまでニュートン・ル・ウィローとサットン・コールドフィールドを起点としていた便は、クルーを起点とする新しい便に置き換えられ、ロンドン - スターリングは週1回インヴァネスまで延長運転されます。ロンドン - スウォンジーの夜行便がカーマーゼンまで延長され、ロンドンからセント・オーステルまでの夜行便が昼間の便に加え、夜間も運行されるようになる。ウスター - セント・オーステル間の列車には、ブリストルからの区間が含まれることになった。1973年のカートレインは、65 - 67ページのTable 1に全文が掲載されている。
アイルランドとの航路 フィッシュガード〜ロスレア間の列車は、267ページのTable 509（夏期）に示すように変更されます。通年便はフィッシュガード発 14:15 、ロスレア発 20:30 、夏季便はフィッシュガード発3:00、ロスレア発9:00となります。ベルファスト〜ヘイシャム便は土曜日ではなく日曜日に運航されますが、7月8日から8月12日まではTable 505に示すように日曜日の出航となります。
その他のアイルランドとの航路の夏期運航は、Table 503、504、507に示すとおりです。
チャンネル諸島 Table 502に示す定期便に加え、ウェーマス〜ジャージー間でs.s.Falaiseによるカーフェリーサービスが運航される予定です。これは433ページ、Table 1001に記載されています。
プルマン列車 これまでサウスウェールズ・プルマン号とブリストルプルマン号として運行されていたTable 501掲載のディーゼル・プルマン列車は撤退し、機関車牽引の空調付き列車（名称なし）に置き換わります。
ロンドン〜カンタベリー ロンドン・ビクトリア駅〜カンタベリー東駅間をチャタム経由で30分毎に結ぶ速達列車が増発される予定です。
ロンドン〜グロスター〜チェルトナム チェルトナム・スパ・エクスプレスがウスターまで延長運転されます（他のロンドン・チェルトナム間の列車2本と同様）。
ブリストル〜ソールズベリー〜ポーツマス イングランド南部のディーゼル列車が、ブリストルからウエストベリー、ソールズベリー、サザンプトン経由でポーツマスまで、2時間おきに直通列車を運行する予定です。
ロンドン〜バンバリー〜バーミンガム 現在ハイウィカム経由で運行しているパディントン〜バーミンガム間の列車は、１日１便を残してレディング／オックスフォード経由に変更されます。ハイ・ウィカムからロンドン空港への旅客列車は廃止されます。
ブリストル〜バーミンガム〜スコットランド ブリストル - ニューカッスル間およびブリストルからバーミンガム、クルー経由でグラスゴー、エディンバラへの便が廃止されます。
ロンドン〜グラスゴー クルー以北の電化前工事が完了し、ロンドン〜グラスゴー間のほとんどの列車が、ブラックバーンとキルマーノックを経由する迂回ルートの代わりに、プレストン、カーライル、グラスゴー間の通常ルートを使用し、1970年夏と同様の高速ダイヤに戻されます。これは特に日曜日の午後に利用する旅行者にメリットがあります。
ロンドン〜プレストン〜カーライル 7月にクルーとプレストンの間で電気牽引が開始され、ロンドン〜ブラックプール、カーライル、バロー各間の列車およびグラスゴー行きの列車が速くなります。
ランカシャー州〜スコットランド マンチェスターとリバプールからエディンバラへの列車は、場合によってはグラスゴー地区を経由する代わりに、カーステアーズを経由する通常のルートに戻ります。
ロンドン〜レスター〜シェフィールド ノッティンガムとチェスターフィールドの間にあるアルフレトン（マンスフィールドの意）に新駅が開設され、平日はロンドンとの間を2時間おきに運行される予定です。日曜日は16:00から22:30まで開通する予定です。レスター〜チェスターフィールド間は、ダービーとノッティンガムを避けて３本の列車（マスター・カトラー号含む）がノンストップで運行され、日曜の朝はミッドランドラインのサービスが改善される予定です。
クルー〜ダービー〜リンカーン クルーからダービーとノッティンガムを経由してリンカーンまで、直通列車が２時間おきに運行されます。
マンチェスター〜ブラッドフォード すべての日曜日、この路線は工事のため中断され、乗客はリトルボロとトッドモーデンの間を道路（バス）で移動します。
ロンドン〜リーズとブラッドフォード これらの列車は、さらに加速されます。これらの列車は、さらに加速される予定である。ロンドン発15.55リーズ行にリーズ・エグゼクティブ号、ロンドン発16.05ブラッドフォード行きにブラッドフォード・エグゼクティブ号と命名され、朝の対向列車も同様の名称となる。
ロンドン〜ニューカッスル この路線のすべての列車が高速化されます。ニューカッスル発7:25ロンドン行き、ロンドン発18:00ニューカッスル行きは、ニューカッスル・エグゼクティブ号と命名されました。
ハーウィッチ〜マンチェスター 平日の列車は、リンカーン経由ではなく、ノッティンガム経由になり、以下の:刻で運行されます。(時刻詳細割愛）
ロンドン〜イプスウィッチ〜ノリッチ 平日にノリッチ発7:20、ロンドン・リバプールストリート駅着18:10が増発されます。
ダブリン〜コーク イギリス国鉄の最新型と同様の空調付き客車が導入され、C.I.Eのダブリン〜コーク間の主要列車はスピードアップされます。
ヨーロッパ大陸
１９７３年６月３日から９月２９日まで、大陸の鉄道では夏時間が適用され、イタリアでは同日から夏時間（グリニッジ時間の２時間繰り上げ）が適用されます。主な変更点は以下の通りです。
【英仏移動（フェリー・鉄道）】
ロンドン〜パリ間（カレー経由） カレー経由のロンドン発10:30パリ行き、パリ発12:30ロンドン行き（旧ゴールデンアロー号）は、6月3日から9月29日までドーバーマリン経由、9月30日からフォークストン経由で運行されます。
この便は郵便船で運航されますが、その他の航路は多目的船で、所要時間は1時間40分で、従来よりも10分長くなります。カレー・パリ間のボートトレイン400/401列車、404/405列車は、現在の食堂車の代わりにグリル・エクスプレス（客車の種類）が使用される可能性がある。475ページのTable 50（夏期）参照。
ブローニュ経由のロンドン〜パリ間 ロンドン発9:00ブーローニュ行きの発車時刻8:45発に変更され、7月21日、22日、26日から31日、8月1日にパリ行きに接続します。新しい往路便は、6月29日から9月9日までパリ北駅発14:27ブーローニュ経由のロンドン行き、ロンドン着21:42となります。 - Table 50（夏）を参照。これはブローニュ・ヴィル駅からブローニュ・マリタイム駅へのバスによる乗り継ぎが必要です。
ディエップ経由のロンドン - パリ ニューヘイブン〜ディエップ間の夜行列車は、6月29日から9月8日まで毎日、および9月14日、15日、16日に運行予定です。昼行便について、ロンドン発11:48のディエップ行きのみ、主にツアー参加の団体客向けに運行予定です。Table 51（夏期）、476 ページをご参照ください。
ロンドン〜スイス間 カレー経由 1191/2列車（旧ブローニュ〜バーゼル間）は、カレー発23:25でバーゼル着8:22となります。ロンドンからの乗客はロンドン・ビクトリア駅発19:00で、フォークストン発21:15のカレー行きカーフェリーに乗船します。復路の運行時刻は例年通り（バーゼル23:50発→カレー8:42着→ロンドン13:42着）で、ロンドン発は6月29日〜9月1日、復路は１日後にロンドン到着（ほかにロンドン発6月23日とバーゼル発6月22日）。カレー〜バーゼル間の396/7列車、 398/9列車は、通年で同じ時刻で運行されます。Table 57（夏）、ページ480/1を参照。
ロンドン〜オーステンデ間 ロンドン発8:00の季節便は、フォークストン経由ではなくドーバー経由となり、例年14:51発のブリュッセル行きに接続する:間帯にオーステンデに到着するようになります。これらとその他の季節運行については、476ページのTable 52（夏期）を参照。
オーステンデ＝オーストリア、ユーゴスラビア リエカ急行は、6月8日から9月28日までは金曜日、6月14日から8月31日までは毎日運行し、1日遅れで帰着する予定です。真夏にタウエルン急行からの寝台車を移す対象となるザルツブルク〜オーステンデ間の追加列車は、本列車に後続するように時間調整されます（P489参照）。オーステンデ〜シュルンス間の季節運転の直通車両は、今年は連結されません。
フーク・ファン・ホランド - ドイツ D214/215列車はライン急行と名付けられ、9月30日から12月14日までのミュンヘン発着の期間を除き、フーク・ファン・ホランド（以下、HVH）からインスブルックまで運行されます。オーストリア急行のHVH - インスブルック間とHVH - クラクフのクシェット車は廃止、ハルツ急行連結のワルシャワ編成はベルリン止まりとなります。D214/215列車は、夏ダイヤ中、バーゼル行き車両が連結されます。Table 18（夏）、469ページ参照。
TEEラインゴルト号 デュイスブルクでの滞在時間を短縮するため、ラインゴルト号はラインプファイル号との車両交換を廃止。この影響で、フーク・ファン・ホランド／アムステルダム〜ミュンヘン間の直通車両が廃止し、運転区間もジュネーブが終着に変更、ハノーファー〜クール間の直通車両はアムステルダム〜クール間に変更されます。結果、フーク・ファン・ホランド発車時刻12分繰り下げの7:16に。ドルトムント〜バーゼル／ミラノ間の直通車両は、引き続き運行される予定です。468ページのTable 17（夏）参照。
その他のTEE列車 ディアマント号はハノーファー〜ケルン間を廃止し運転区間短縮（ブリュッセル〜ケルン間）、パリ・ルール号はモリエール号と改称されます。デン・ハーグ〜ミュンヘン間にTEEエラスムス号が登場、この列車はビュルツブルクでウィーン発着のプリンツ・オイゲン号と相互接続する予定です。エラスムス号には、従来ラインプファイル号に連結されたビスタドームカーが組み込まれる予定。TEEブラウエル・エンツィアン号のツェル・アム・ゼー編成の連結は廃止。掲載Table は、Table 10（夏）、464 - 6ページを参照。
パリ - マドリード 1973年6月3日よりパリ発7:50のTEEエタンダール号（パリ〜ボルドー間）がイルンまで延長運転され、午後のタルゴ列車と接続し、パリからマドリッドへの同日移動が可能になります。南急行は、従来のパリ発14:00でリスボンまでの直通クシェット車両を連結しますが、マドリード行きの車両はありません。Table 58（夏）、482、483ページ参照。
ローマ急行 ジェノバ〜ブローニュ間の直通車両がローマ発に変更されます。これにより、ジェノバでの車両入換え時間がなくなり、北行きのローマ急行の所要時間が10分早くなります。
パリ〜アテネ、イスタンブール パリ〜イスタンブール間は引き続き週２便だが、パリ発は水・土曜、イスタンブール発は水・日曜と曜日が変更される。パリ〜アテネ間は週３日ではなく週２日（パリ発月・金、アテネ発月・木）の運行となります。468ページのTable 15（夏期）をご参照ください。
パリ〜ウィーン 1973年6月3日からは、オリエント急行に加え、パリ〜ウィーン間に高速夜行列車が走ることになった。パリ東駅発21:33、ウィーン西駅着18:10と所要時間約15時間となる。この列車ローゼンカヴァリエ号として、パリ〜ウィーン/ブカレスト間を運行するため、この結果オリエント急行には、パリ〜ザルツブルク間の運行予定です。この２つの列車の時刻と、パリ〜ブカレスト間の寝台車の運転日の変更は、471ページのTable 30とTable 32（夏）に示されている。ウィーン・ワルツァー号は真夏にウィーン〜コンスタンツァ間を通過する車両を導入し、オステンド・ウィーン急行からの接続も行います。
ユーゴスラビアへのサービス ユーゴスラビア急行は、タウエルン・オリエント急行の救済列車として時間帯を変更し、スイスからのシュヴァルツァハ・セント・ヴァイト経由の直通車両は、チューリッヒ・ベルグラード急行という名称で新設予定です。ブダペスト〜ザグレブ間の日帰り列車とウィーン〜コペル間の直通車両が新設されます。パリ東駅発ザルツブルク経由スコピエ行きの直通車両は、1162/3列車とアクロポリス急行に連結されます。
コペンハーゲン〜インスブルック チロル急行は夏の間毎日運行され、発着駅がハンブルクからコペンハーゲンに変更されます。
パリ〜リスボン パリ〜リスボン間は、現在の4001/46列車に、パリ発9:15、リスボン着翌日12:30の２等クシェット車が連結されます。この列車は、現在の南急行の名称を引き継ぎます。470ページのTable 24（夏）を参照。
スイスからオーストリアへ 前項で紹介したチューリッヒ・ベルグラード急行は、チューリッヒからオーストリアのアールベルグ線の駅まで通年の夕方の時間帯に運行となり、飛行機でチューリッヒ空港に午後到着する乗客に利用できるようになります。西行でもアールベルグ線経由で、昼前にチューリッヒに到着する予定です。時刻と詳細については、473 ページのTable 40（夏期）を参照してください。
パリからスイスへ 8:03発ベルン（7:20に時刻変更）〜フラーヌ間の列車は、6月3日からパリまでの直通列車となり、復路はパリ発17:10となります（479ページ参照）。9月30日から平日6:45発パリ・リヨン駅行きは、ヴァローベ経由ローザンヌ行きの直通車両となり、11:40に到着、12:30に帰着する予定。
寝台列車 カレー〜インスブルック間は夏期ダイヤ期間中運行しますが、カレー〜インターラーケン間は今後通年で廃止。寝台列車は、パリ〜バーゼル〜インターラーケン間とフランクフルト〜バーゼル〜ジュネーブ間は冬期のみ運行されます。
オストウェスト急行 オストウェスト（東西）急行の救援列車は年間を通じて運行されるため、470ページに独立したTable を掲載しました。
カースリーパー（カートレイン） 大半のサービスは1972年と同様に運行。
【新設】
- デュッセルドルフ〜リス（※ベルン郊外）間
- デュッセルドルフ〜リミニ間
- ケルン〜ボローニャ間
- オランダ〜バーゼル（レラッハ）間
- ドレスデン〜ブダペスト
- デュッセルドルフ〜ブリュッセル〜サン・ブリュー間
【運転区間変更】
- デュッセルドルフ〜インスブルック間の列車は終点がインスブルックからゾルバートハルに変更
- フーク・ファン・ホランド〜ヴィラッハ、リュブリャナ間の列車はスヘールトーゲンボッシュ経由に変更。
- フーク・ファン・ホランド〜ビアスカ間はスヘールトーゲンボッシュが始発・終着に変更。
- ハンブルク〜バーゼル間では、日帰りカートレインが運行されます（63ページ参照）。
Editorial
(INCLUDING ADDITIONS AND ALTERATIONS SINCE FEBRUARY EDITION)
1. This issue marks the centenary of Cooks Continental Timetable, and contains the first full history of the timetable ever to be published. The information has been taken from our own (incomplete) file of back issues, from early issues of Cooks Excursionist, and from documents preserved in Cooks own archives. Cooks are interested in buying any early copies of the timetable not already held, particularly for the years 1876-1880, 1882-5 and 1887-1908.
2. The United Kingdom is to return to Central European Time on the night of March 17-18, and the timings of British Railways Continental services will in most cases be one hour later from March 18. A note is included where applicable throughout this edition.
3. Summer services will apply on the Continental railways from June 3 to September 29, and this issue includes a supplement giving provisional timings for the principal international routes-see pages 464 to 496. A summary of the more important changes appears on pages 464 and 497.
4. The timings shown in the British rail section (Tables 501-589) apply generally until May 6. The summer timings applicable from May 7 will appear in the May edition, and a summary of the principal changes appears on page 285. These include the diversion of the Harwich-Manchester boat train to run via Peterborough, Grantham and Nottingham instead of via Lincoln.
5. Owing to continual fluctuations in currency exchange rates at the time this issue went to press, it has not been practicable to revise the approximate sterling values of foreign currencies shown on pages 45 and 46. These have therefore been repeated from last month's issue.
6. From June 3, it will become possible to travel by train in a day from Paris to Madrid, leaving Paris Austerlitz on weekdays at 7.50 and arriving Madrid at 22.22. This facility results from an extension of the Paris-Bordeaux L'Etendard to Irun, connecting there with the afternoon Irun-Madrid Talgo train-see Table 58 (Summer) on page 482. A same-day connection in comparable timings already exists in the northbound direction, from Madrid to Paris.
7. From May 7 there will be a basic change in the operation of the Fishguard-Rosslare service to Ireland shown in Table 509. A separate summer table 509 has therefore been added on the same page.
8. New and more stringent visa regulations have come into force for Libya, and are shown on page 30. The effect of these is that the only United Kingdom nationals who can travel to Libya are those invited by the Libyan government.
9. From April 14 to 29, passengers wishing to join the I1.45 Newhaven-Dieppe ship at Newhaven will require an embarkation ticket-see Table 51. This will not apply to passengers arriving by boat train from London.
10. Owing to engineering work at Dunkerque, the Dunkerque-Basle and Dunkerque-Milan cars of train 490 are at present running only from Lille. Passengers should travel in the the Dunkerque-Paris cars from Dunkerque, and change at Lille. Note in Table 57, page 86.
11. The Thermal Express from Paris to Le Mont Dore will not run in 1973, Table 31 has therefore been deleted.
12. From June 3, the Sud Express will include through couchettes between Paris and Lisbon, but will no longer include cars for Madrid. The new times valid from June 3 are shown on page 470.
13. The through Porto-Salamanca and v.v. has been withdrawn, and passengers must change at Barca d'Alva frontier-see Table 440.
14. From June 3 to August 26, the Norwegian railways will again run a tourist train (the Trolltog, trains 609/610) between Bergen and Oslo on a special schedule allowing a sightseeing and lunch stop at Finse,
4,010 feet above sea level. Timings are shown in Table 481.
15. On June 3 the Norwegian railways will open a new cut-off near Drammen, allowing faster timings between Oslo, Kristiansand and Stavanger (Table 482). There will be three daily trains to Stavanger and one additional train to Kristiansand.
16. The operation of the through service from Turkey to Iran has been revised-see Table 904. A through car of the Iranian Railways now runs to and from Haydarpasa, using the ferry across Lake Van, but there is only one departure per week.
17. The Beirut branch of the Taurus Express is still suspended, and no information is available on whether it is likely to be resumed. The service has therefore been deleted from Tables 910 and 915.
18. Table A14 shows the provisional Amtrak service between Fort Worth and the Mexican border town of Laredo, which commenced on January 27-see page 429. Amtrak hope to introduce a through service from Chicago to Laredo in March or April.
19. The Swedish State Railways have sold their car ferry m.v. Gustav Vasa to Polish Ocean Line as the m.v. Wawel. Polish Ocean Line are thus able to introduce a new direct service from Gdansk to Helsinki-see Table 1224.
20. The m.v. Sunward, recently purchased by the Compagnie Générale Transmediterranéenne, will be renamed m.v. lle de Beauté and used on the France-Corsica services from June 19. This will increase the number of sailings between France and'Corsica by about 20 per cent, as shown in Table 1418.
21. Copies are still available of the Winter 1972/73 Sleeping Car Guide for western Europe, and detalls of this publication appear on page 74.
SUMMER SERVICES IN BRITAIN, 1973
Summer services will come into force on British Railways on Monday, May 7. The principal changes and new features so far announced are as follows:
Motorail Services. The services which previously started at Newton-ie-Willows and at Sutton Coldfield will be replaced by new services starting at Crewe, and the London-Stirling train is extended once weekly to Inverness. The overnight service London-Swansea is extended to Carmarthen, and there will be a night service from London to St. Austell, in addition to the day service. The Worcester-St. Austell train will include a section from Bristol. The 1973 Motorail services are shown in full in Table I, pages 65-67.
Irish Sea Services. The Fishguard-Rosslare service will be altered as shown in Table 509 (Summer) on page 267. The year-round sailings will be at 14.15 from Fishguard and 20.30 from Rosslare, and the seasonal summer sailings will be at 3.00 from Fishguard and 9.00 from Rosslare. The Belfast-Heysham service will operate on Sundays instead of Saturdays, but there will be a Sunday sailing from July 8 to August 12, as shown in Table 505.
The other summer sailings on the Irish Sea routes are shown in Tables 503, 504 and 507.
Channel Islands. In addition to the regular services shown in Table 502, a car ferry service will be operated with the s.s. Falaise between Weymouth and Jersey. This is shown in Table 1001, page 433.
Puliman Services. The diesel Pullman trains now operating as the South Wales Pullman and the Bristol Pullman and shown in Table 501 will be withdrawn and replaced by new locomotive-hauled air-conditioned trains without names.
London-Canterbury. Additional trains will be introduced to give a half-hourly fast service between Victoria and Canterbury East via Chatham.
London-Gloucester-Cheltenham. The Cheltenham Spa Express will be extended to Worcester (as will two other London-Cheltenham trains) and will no longer be named.
Bristol-Salisbury-Portsmouth. Southern Region diesel trains will operate a through service every two hours from Bristol to Portsmouth via Westbury, Salisbury and Southampton.
London-Banbury-Birmingham. Except for one daily train, the Paddington-Birmingham service now running via High Wycombe will be diverted via Reading and Oxford. The coach service from High Wycombe to London Airport will be withdrawn.
Bristol-Birmingham-Scotland. The Bristol-Newcastle and v.v. will be withdrawn and replaced by services from Bristol to Glasgow and Edinburgh via Birmingham and Crewe.
London-Glasgow. Completion of pre-electrification work north of Crewe will permit most London-Glasgow trains to be restored to fast timings similar to those in force in summer 1970, using the normal route between Preston, Carlisle and Glasgow instead of the diversionary routes via Blackburn and Kilmarnock. This will particularly benefit Sunday afternoon travellers.
London-Preston-Carlisle. Electric traction will commence in July between Crewe and Preston, with faster timings for the London-Blackpool, Carlisle and Barrow trains as well as those to Glasgow.
Lancashire-Scotland. The trains from Manchester and Liverpool to Edinburgh will revert to the normal route via Carstairs, instead of being routed in certain cases through the Glasgow area.
London-Leicester-Sheffield. A new station will be opened at Alfreton (for Mansfield), between Nottingham and Chesterfield, with a two-hourly service on weekdays to and from London. On Sundays, the station will be open from 16.00 to 22.30. Three trains (including the Master Cutler) will run non-stop between Leicester and Chesterfield, avoiding Derby and Nottingham, and the Midland line service will be improved on Sunday mornings.
Crewe-Derby-Lincoln. Through trains will run every two hours from Crewe to Lincoln via Derby and Nottingham.
Manchester-Bradford. On all Sundays this line will be interrupted for engineering work and passengers will travel by road between Littleborough and Todmorden.
London-Leeds and Bradford. These trains will be further accelerated. The 15.55 London-Leeds and 16.05 London-Bradford will be named Leeds Executive and Bradford Executive, as will corresponding up trains in the morning.
London-Newcastle. All trains on this route will be faster. The 7.25 Newcastle-London and 18.00 London-Newcastle will be named Newcastle Executive.
Harwich-Manchester This Weekday train will run via Nottingham instead of Lincoln, in the following timings:
(時刻詳細）
London-Ipswich-Norwich. An additional traln will run on weekdays from Norwich (depart7.20) to London Liverpool Street, returning at 18.10.
Dublin-Cork. Following the introduction of air-conditioned coaches similar to the newest type on British Railways, faster timings will be adopted for the principal trains of C.I.E. between Dublin and Cork.
SUMMER SERVICES, 1973
Summer services will apply on the Continental railways from June 3 to Sept. 29, 1973, and Italy will adopt Summer Time (two hours in advance of Greenwich Time) between the same dates. The principal changes in train services will be as follows:
London-Paris via Calais. The 10.30 London-Paris and 12.30 Paris-London service via Calais (the former Golden Arrow) will run via Dover Marine from June 3 to September 29 and via Folkestone from September 30.
This service will be operated by a mail ship, but all other sailings will be by multi-purpose ships, with a crossing time of I hr. 40 mins., ten minutes longer than in the past. Boat trains 400/401 and 404/405 between Calais and Paris may have a Gril-Express in place of the present restaurant cars. See Table 50 (Summer) on page 475.
London-Paris via Boulogne. The 9.00 service from London to Boulogne will be retimed to leave at 8.45, and will have a connection for Paris on July 21, 22, 26-31 and August I. A new inward service will leave Paris Nord at 14.27 for London via Boulogne from June 29 to September 9, with a London arrival at 21.42. -see Table 50 (Summer). This will involve a bus connection from Boulogne (Ville) to Boulogne Maritime.
London-Paris via Dieppe. The Newhaven-Dieppe night service will run daily from June 29 to September 8, and on September 14, 15, and 16. A new day service will run from London at 11.48 to Dieppe only, principally for use by coach tour groups. See Table 51 (Summer), page 476.
London-Switzerland via Calais. Train 1191/2 (formerly Boulogne-Basle) will start from Calais at 23.25 and arrive Basle at 8.22, with through cars to Interlaken. Passengers will leave London (Victoria) at 19.00 and cross on the 21.15 Folkestone-Calais car ferry. The return timings will be similar to those of previous years (Basle depart 23.50, Calais arrive 8.42, London 13.42) and the trains will run from June 29 to September 1 from London, returning one day later (also June 23 from London and June 22 from Basle). Trains 396/7 and 398/9 Calais-Basle and v.v. will run as at present, without seasonal retiming. See Table 57 (Summer), pages 480/1.
London-Ostend. The night service will run from June 22 to September 8 in both directions, and the 8.00 seasonal service from London will run via Dover instead of Folkestone, arriving at Ostend in time to connect with the 13.51 train to Brussels instead of the 14.51 used in previous years. For these and other seasonal services, see Table 52 (Summer), page 476.
Ostend-Austria and Yugoslavia. The Rijeka Express will run on Fridays from June 8 to September 28 and daily from June 14 to August 31, returning one day later. The Salzburg-Ostend relief train to which the sleeping car is transferred in mid-summer from the Tauern Express will be retimed to run after the main train-see page 489. The seasonal through car from Ostend to Schruns will not operate this year.
Hook of Holland-Germany. Trains D214/215 will be named Rhein Express and will run from Hoek van Holland to Innsbruck, except during the period from September 30 to December 14 when they will start and finish at München. The Hoek-Innsbruck branch of the Austria Express and the Hoek-Krakow couchette car will be withdrawn, and the Warsaw branch of the Harz Express will be withdrawn beyond Berlin. Trains D214/215 will have a portion for Basle during the summer timetable. See Table 18 (Summer), page 469.
TEE Rheingold. In order to reduce the time spent at Duisburg, the Rheingold will no longer exchange cars with the Rheinpfeil. This involves the withdrawal of the through cars Hoek van Holland and Amsterdam-München, which will be diverted to Geneva; the Hannover-Chur car will become Amsterdam-Chur.
Departure from Hoek van Holland will thus be twelve minutes later, at 7.16 instead of 7.04. There will still be cars from Dortmund to Basle and Milan. See Table 17 (Summer), page 468.
Other TEE trains. The Diamant will be withdrawn between Hannover and Köln, and the Paris-Ruhr will be renamed Molière. A new train with the name Erasmus will run between Den Haag and München, connecting at Würzburg in both directions with the Prinz Eugen to and from Wien. The Erasmus will include the vista-dome car now running in the Rheinpfeil. The Zell-am-See branch of the c Blauer Enzian will be discontinued. For timings, see Table 10 (Summer), pages 464-6.
Paris-Madrid. From June 3, the Paris-Bordeaux L'Etendard leaving Paris at 7.50 will be extended to Irun, where it will connect with the afternoon Talgo train and permit same-day journeys from Paris to Madrid. The Sud Express will leave Paris in the morning, instead of at 14.00, and will include through couchettes to Lisbon, but no cars for Madrid. See Table 58 (Summer), pages 482 and 483.
Rome Express. The Genoa-Boulogne car will start from Rome. This will eliminate the shunting time at Genoa, and will speed up the northbound Rome Express by 10 minutes-see Table 13 (Summer), page 467.
Paris-Athens and Istanbul. The Paris-Istanbul will continue to run twice weekly, but the days will be altered to Wednesdays and Saturdays from Paris, Wednesdays and Sundays from Istanbul. The Paris-Athens will run on two days per week instead of three (Mondays and Fridays from Paris, Mondays and Thursdays from Athens). See Table 15 (Summer) on page 468.
Paris-Wien. From June 3, a fast overnight train will run between Paris and Wien, in addition to the Orient Express, leaving Paris Est at 21.33 and Wien Westbf. at 18.10 and taking about 15 hours. This train wilI replace the Rosenkavalier and will take over the Paris-Wien/Bucharest from the Orient Express; the latter train will have a Paris-Salzburg. Timings for these two trains and revised days of operation for the Paris-Bucharest sleeping car are shown in Tables 30 and 32 (Summer) on page 471. The Wiener Walzer will have a through car Wien-Constantza in mid-summer, which will also form a connection from the Ostend-Wien Express-see Table 20 (Summer) on page 469.
Services to Yugoslavia. The Yugoslavia Express will be retimed to serve as a relief train to the Tauern-Orient Express, and the tchrough cars from Switzerland via Schwarzach St. Veit will form a new train with the name Zürich-Belgrade Express. There will be a new day train between Budapest and Zagreb, and through cars between Wien and Koper. There will be a through car from Paris (Est) to Skopje via Salzburg, running in Trains I162/3 and the Akropolis Express.
København-Innsbruck. The Tirol Express will run daily throughout the summer, and will start at København instead of Hamburg-see Table 74 (Summer) on page 496.
Paris-Lisbon. Through 2 cl. couchettes wilÍ be introduced between Paris and Lisbon in the present trains 4001/46, leaving Paris at 9.15 and arriving Lisbon next day at 12.30. This train will take over the name Sud Express from the present service. See Table 24 (Summer) on page 470.
Switzerland to Austria. The new Zürich-Belgrade Express mentioned in the previous paragraph will give a year-round evening connection from Zürich to Arlberg Line stations in Austria, available for passengers arriving by afternoon flights at Zürich Airport. A similar facility will be provided in the westbound direction, with an arrival in Zürich before mid-day. For timings and further details, see Table 40 (Summer) on page 473.
Paris to Switzerland. The 8.03 Berne-Frasne (retimed to 7.20) will be a through train to Paris from June 3, returning from Paris at 17.10-see page 479. From September 30, the 6.45 weekday train Paris-Lyons will have through cars via Vallorbe to Lausanne, arriving at I1.40 and returning at 12.30.
Sleeping car services. The Calais-Innsbruck will run throughout the summer timetable period, but there will be no Calais-Interlaken in future at any time of the year. The sleeping cars Paris-Basle-Interlaken and Frankfurt-Basle-Geneva will only run in winter.
Ost-West Express-The relief train to the Ost-West Express will run throughout the year, and has therefore been given its own separate table on page 470.
Car-sleeper trains. Most services will run as in 1972, but the Düsseldorf-Innsbruck train will be diverted from Innsbruck to Solbad Hall, and there will be new trains Düsseldorf-Lyss, Düsseldorf-Rimini, Köln-Bologna, Hoek van Holland-Basle (Lörrach), Dresden-Budapest, and Düsseldorf-Brussels-St.Brieuc. The Hoek van Holland-Villach and Ljubljana services will be diverted via 's-Hertogenbosch, and the Hoek-Biasca service will start at 's-Hertogenbosch. There will also be a day car train between Hamburg and Basie, as shown on page 63.