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劔岳 点の記

監督:木村大作
原作:新田次郎
脚本:木村大作 、菊池淳夫 、宮村敏正
主演:浅野忠信(柴崎芳太郎(陸軍参謀本部 陸地測量部測量手))、香川照之(宇治長次郎(測量隊案内人))、松田龍平(生田信(陸軍参謀本部 陸地測量部測夫))、モロ師岡(木山竹吉(陸軍参謀本部 陸地測量部測夫))、螢雪次朗(宮本金作(測量隊案内人))、仁科貴(岩本鶴次郎)、蟹江一平(山口久右衛門)、仲村トオル(小鳥烏水(日本山岳会))、小市慢太郎(岡野金治郎(日本山岳会))、安藤彰則(林雄一(日本山岳会))、橋本一郎(吉田清三郎(日本山岳会))、本田大輔(木内光明(日本山岳会))、宮崎あおい(柴崎葉津よ(柴崎芳太郎の妻))、小澤征悦(玉井要人(日本陸軍大尉))、新井浩文(牛山明(富山日報記者))、鈴木砂羽(宇治佐和(宇治長次郎の妻))、笹野高史(大久保徳昭(日本陸軍少将))、石橋蓮司(岡田佐吉(立山温泉の宿の主人))、國村隼(矢口誠一郎(日本陸軍中佐))、井川比佐志(佐伯永丸(芦峅寺の総代))、夏八木勲(行者)、役所広司(古田盛作(元陸軍参謀本部 陸地測量部測量手))/etc


ストーリー

 明治39年(1906年)日本地図には、空白の箇所が一箇所残っていた。そこは弘法大師が、草鞋三千足を使っても登頂できなかったと言われる難所である北アルプス立山連峰の劔岳である。陸軍陸地測量部の柴崎芳太郎(浅野忠信)は、「陸軍の威信をかけて、劔岳の初登頂と測量を果たせ」という厳命を受ける。翌年の明治40年(1907年)、測量部総勢7名は、空白地点を目指し登頂を開始した。


まろんぱんのあれ-劔岳


 私は少ないですが登山経験者の者です。立山連峰にも登ったことがあります。まず、登山で大事なことは、ルート選定とペース配分であると思います。この映画では、その登山ルート選定などがメインにおかれており、共感がもてました。最後の方で苦言をいう方がいるかもしれませんが、もう一度書きますが、ルートが確定してしまえば、何かしら事故が起こらない限りはあんな感じだと思うのです。リアリズムを優先させたいかエンターテイメントを優先させたいかでこの映画の評価は分かれるのではないでしょうか。登山なんて、ものすごく地味なんです。基本的には己との戦いがメインになります。この映画は風景などにはものすごく力を入れておりとても綺麗で感動します。が、ほとんどの俳優に関しては、この風景の良さを登山の映画を台無しにしたなっていうのが、本音です。こう書きましたがトータル的にこの作品の私の評価は高いです。潤ともきました。高いからこそあえて苦言を書かせてもらっていると理解してください。


 私は先ほどリアリズムを優先していると書きましたが、いくつか大事な点でリアリズムを破壊している箇所があります。一番私が気になったのは、山など標高の高いところは、紫外線が強いのです。浜辺なんかよりも強いのです。長くいれば、すぐ肌にダメージが起こります。また残雪など雪があれば尚更、雪の反射が起こるので紫外線は強まります。が、この映画はその辺などの肌の質感をほとんど考慮してないです。最後の方のみ、多少黒くなっていましたが。特にアイドル俳優である仲村トオルや松田龍平は酷いものがありました。ほとんど全編にわたりお肌つるつるですよ。髭だけ伸びていきますが、お肌はちゅるちゅる、えぇ、羨ましい限りです。最後だけちょとだけ茶色く塗っても。。。余計に引くだけです。その点、香川照之さんなどは徐々に変化していく肌質がありました。これだから日本のアイドル俳優は、どんだけリアリズムを壊せば気がすむのだと、改めて実感しました。他の映画作品とのキャラクターの違いを感じることがなく、どうして人気がでているのか理解に苦しむのが本心です。また登山の辛い息遣いなどもあまりなく、淡々としております。何かしらの事故のみが登山の辛さを表現する手法になっているのは大変残念でした。まぁそれ以前に、この作品は2世タレントが多く、素直に、コネの映画かと思いました。あとはやはり服装などが酷い。登山の途中の場面などで綺麗な帽子かぶられても、どんだけ、楽だったのかと思ってしまった。後は軍隊での対応とか色々といったらきりがないのですが、その辺は、メインが登山だったので私は気にしませんでした。なのでこの作品は、山の風景がメイン軸としてあり、客寄せのため、俳優がいたって感じでしょうか。もしただの風景映画を作ってもお客さんほとんどきませんから。とうか、宣伝にも使われている映画撮影の苦労秘話をそのまま、ドキュメンタリーとして作品にしたほうがいい作品になったのではないかと、素直に思いました。


結論
登山以上に紫外線対策のプロだったに違いない。


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 パンフレット購入の理由

本来ならば、未感想のものや、
続きの感想を書こうと思っていた
あのときまでは
それは逃げじゃない
前進なんだって言い聞かせ

あの頃の思い出は
思い出のままがいい
また観ることは
思い出を汚すこと
汚されたくない記憶

時間とともに美化していく
そんな作品もいいじゃないかって
そう
心の隅で思っていた
思うとより
願っていた

しかし
打ちくだれされた
同僚の誘いによって
断れない私が悪いのかもしれない
だけど、どこかで
願いが、思い出が
壊されるのを望んでいたことだって
気づいただけかもしれない



えぇ。そうですよ。長い前置きでしたけど。ヱヴァンゲリヲン新劇場版また観てきたのですよ。仕事帰りのレイトショーで。
「ねぇ、栗さん、仕事終わったらこれ行かない?、栗さんならば映画好きだし問題なしでしょ」って言われたらね、断れませんよ。私が「脳内がどばっとなるからやめます。」なんて言おうものならば、「それ何時もでしょ?」って突っ込まれて終わるので素直に行くことにした。で、まぁそれでしょうがないからパンフレットでも買って脳内補填させてから2度目観るかって思ったんですよ。てか、封してあるよ。めんどくさい。


まろんぱんのあれ-パンフレット


でやっとこさはがしたら、おぃ。今度は袋閉じ?!?どんだけ隠せば気がすむのかと。怒りポイントアップです。


まろんぱんのあれ-袋とじ

 袋とじを破るのは、あれな人だと思われるので基本放置プレーを決起した。しかし高い。1000円。そしてパラパラ見てまたびっくりした。だって、広告が9ページもあるんですよ?エヴァの関連商品だからといっても、それは立派な広告ですからね。28ページぐらいが本編(袋とじ含まず)。言い換えれば、4分の1が広告ですよ。うへー。これ正常な人は思うでしょう。この広告量ならば、フリーでいいじゃないと。そう思わないのはあれに感染されているんです。そして本編もまたびっくり。だって、一人のロングインタビューとあと映画のカットがほとんど。えぇ、繰り返すこれで1000円。そして馬鹿売れ。うはーー。やっぱり改めて思った。この作品は、お金の愛に包まれていると。

 てことで、2度目の鑑賞は、しょっぱなからプンプンモードでスタートですよ。

結論を先に書こう。


結論

爆笑だった。とっても楽しかった。ある意味鑑賞してよかった。

答え、隣の人。
観始めてちょっと違和感を感じた。だって何か遅れて台詞が聞こえてくる。そして気づいてしまったのです。えぇそうですよ。隣りは空席だったのですがその隣に座った一人できていたお隣の人。どうやら台詞を繰り返してるっぽかったのですよ。うは。レベル高い!結構映画が五月蝿いので彼の声が中々聞こえないのですが、もうね、すごいったらありゃしない。二人で話していたり、話の展開を言ったりする人は見たことあった。が、一人できて一人で台詞繰り返しているんですよ。1席分空いているからそこまで五月蝿くなかったですし。おもろいです。

そして
彼の最後の台詞、映画館はシーンとなっていたから余計に脳裏にこびりついた。
「こ、こ、今度こそ??!」


 やばい、ヱヴァンゲリヲンてこういう人がいてやっぱり面白いのかもしれない。都内の映画館ではないのにこんなネタ拾えるってそう簡単にないですよ!!彼の続きの台詞聞きたいです。てことで、パンフレットの件は忘れ、次回もこの人探しにまた観ることを決意しました。

グラントリノみたいなじーちゃんいるんですね

うーん、グラントリノみたいなパワフルなじーちゃんなんかいないだろうって思っていましたよ。が、ごめんなさい<m(__)m>どうやら間違いだったらしい。


6月29日午前3時10分ごろ、愛媛県今治市の国道で、通行をめぐって約12人が乱闘になり、無職の男性(23)がドライバーで刺されそうになった。

 110番で駆け付けた今治署の男性警部補(41)が、威嚇のため空に向けて1発発砲。暴力行為法違反などの疑いで、同市菊間町長坂の会社員池内○郎(55)、兄の会社員清(62)の両容疑者を逮捕した。

 同署によると、敏郎容疑者が車を運転中、バイクなどで集団走行していた10代から20代の男性ら約10人と、追い越しをめぐりトラブルになった。敏郎容疑者は取り囲まれて逆上、男性に馬乗りになってドライバーを突き付けた。清容疑者も連絡を受け、包丁を持って駆け付けたという。

 村上正副署長は「男性が被害を受ける恐れがあった。制止、警告した上での発砲で、適正な職務執行」としている。

今治署によりますと、事件の1時間ほど前に敏郎容疑者が暴走族と道路の追い越しを巡るトラブルのため110番通報し、別の現場で再会後、事件になったということで、現在、暴走族メンバーからも事情を聞くなどして詳しい経緯を調べています。


LINK


えぇえー。若者の珍走族10人対1で初老が勝っていたんですよ!でしまいには62歳の兄も登場ですよ!そして、じーちゃん側が逮捕されたんですよ。!えぇ、もうあれですよ。けしてグラントリノの設定が現実にあるってものすごく納得したニュースでした。こんなことが、日本であるのでアメリカでなんか、よゆーでしょう。

それでも恋するバルセロナ 原題:VICKY CRISTINA BARCELONA

監督:ウディ・アレン
製作総指揮:ハウメ・ロウレス
脚本:ウディ・アレン
字幕翻訳:古田由紀子
主演:ハビエル・バルデム(フアン・アントニオ)、ペネロペ・クルス(マリア・エレーナ)、スカーレット・ヨハンソン(クリスティーナ)、パトリシア・クラークソン(ジュディ・ナッシュ)、ケヴィン・ダン(マーク・ナッシュ)、レベッカ・ホール(ヴィッキー)/etc


ストーリー
 アメリカ人で親友同士であるヴィッキー(レベッカ・ホール)とクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)の二人がひと夏を過ごすため、バルセロナに訪れます。ヴィッキー婚約者もいる慎重派、それに対して恋愛体質な自由人であるクリスティーナ。そんな二人の前に、セクシーという設定の画家フアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)が現れ、二人とも徐々に惹かれていく。そしてそんな中、元妻であるマリア・エレーナ(ペネロペ・クルス)も参戦して1対3の恋が展開されていくラブコメディー。


まろんぱんのあれ-それでも恋するバルセロナ



一言で言うならば、内容の無いラブストーリー。そこがよくもわり悪くもあるっていうのが感想です。また、男性が1名に対して女性が3名とある意味恐ろしい状態ですが、まったくもって日本映画でよくあるようなどろどろ感がなく、さっぱりしています。それと思ったのが各女優の宣伝の映画?とも思えました。見た目そのままのキャラクター設定で違和感がありませんでした。また全編にわたり、ナレーションが入ります。なので演技から想像するようなことはほとんどありません。びっくりです、心情の説明まで入るって。まぁ、その分、各美女に集中してみろってことでいいじゃないでしょうか。3名の女優の魅力は十分伝わってきます。


 だれもが思っているでしょう、ただ一点どうしても解せないところ。セクシーな画家役がね。えぇ、どこがセクシーなのか理解に苦しむことです。明らかにギャグです。どんな演技をしようがどんな台詞を吐こうがすべてギャグにしか聞こえません。逆に言えば、どんなあれな台詞を言おうがそこにエロさも感じないわけで、実はそれはそれであっていたのかもしれません。この映画のどろどろ感が軽さは、ハビエル・バルデムとウディ・アレン監督の力量だと思ったからです。そしてそのノリがバルセロナを表現していて良いのではないでしょうか。


 ちなみに、私が観に行った理由は、レベッカ・ホール狙い。いやいや、やっぱりいい。なんていっても、私が選ぶ、第一回ラッパズボン&トックリセーターが似合う女優ですよ。でもですね、残念なんですよ。最初のポスターには、レベッカがないのですよ。どういことですか。たぶん、私の逆鱗に触れたのを気づいたのか、、その後彼女も加わったパンフレットができておりました。


まろんぱんのあれ-それでも恋するバルセロナ2



 てか、その延長で気になった。ええ気になりましたよ。レベッカのそればかり見ていましたよ。えぇ、やっぱりレベッカでか!って思いました。だって、ほとんどの人よりでかいのですもの。因みに、彼女は、175cmなんです。スカーレットは、163cm、ペネロペは、166cm、男性であるハビエルは、183cmもあったんですね。そいでもって、スペイン人の平均身長は、男性173.4cm女性 164.3cm(1996年15歳から25歳)うん。やっぱりでかいわけです。まぁ、そうはいいつつ、南海キャンディーズのしずちゃんは、182cmだったりもします。
で、ちょっとあまりに、レベッカの写真ないので拾ってきたわけです。


まろんぱんのあれ-レベッカ
参照:LAプレミアの出席時のレベッカ・ホール

あぁ 山本モナを若返らせた感じじゃまいか!!やめて汚さないで。


まろんぱんのあれ-モナ
参考:山本モナ


結論
ヴィッキーがモナに見えたら正解。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

監督:摩砂雪 、鶴巻和哉
原作:庵野秀明
音楽:鷺巣詩郎 脚本庵野秀明
主演:緒方恵美(碇シンジ)、林原めぐみ(綾波レイ)、宮村優子(式波・アスカ・ラングレー)、坂本真綾(真希波・マリ・イラストリアス)、三石琴乃(葛城ミサト)、山口由里子(赤木リツコ)、山寺宏一(加持リョウジ)、石田彰(渚カヲル)、立木文彦(碇ゲンドウ)、清川元夢(冬月コウゾウ)、長沢美樹(伊吹マヤ)、子安武人(青葉シゲル)、優希比呂(日向マコト)、関智一(鈴原トウジ)、岩永哲哉(相田ケンスケ)、岩男潤子(洞木ヒカリ)、麦人(キール・ローレンツ)

ストーリー

 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序の続きの話。汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンに乗り込み碇シンジが戦う話。今作品より、今までのエヴァンゲリオンシリーズと大きく話が変わっていきます。

まろんぱんのあれ-ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

 まずTVアニメ版に関しては最初の深夜再放送より好きだった者です。映画なども全て映画館にて鑑賞すみ。


 今作品で思ったのが、旧作品がありこの新作品があると思いました。新作品だけでは、各キャラクターの変わりようがわかりませんし、そこを楽しむのが今作品の売りではないでしょうか。例えるならば、一度クリアしたゲームを、クリアしたデータを残したままもう一度できるような感じです。なので、旧作品を見られたほうが楽しめると思います。


 また、色々と愛について大事だとか言われていますが、申しわけないです。まったく心が揺らぎませんでした。ちょっと薄すぎ?って私は思ってしまった。でも多くの方は、これで心動くのだろうなって思ったのも事実なので、評価すべきところであるかもしれません。私が一番感じた愛は、お金への愛。うん。ものすごく感じましたよ。この点に関してはちょっと武者震いしましたもの。


 うん。やっぱり俺野監督はマニアな人たちの心を掴むのがうまいな。って改めて関心しました。TV版の頃からでしたが、何々の話を作りたいと、話をまとめてから作るより、こういう感じのほうがマニアに受けるというところを重点置いての作品作り。今作も全開ですね。いいんじゃないでしょうか?好きな人には好きな話だと思います。謎が謎を呼ぶ展開。そしてそれについて色々と議論していく。ライトな方とマニアに受けいれられる内容ってそう簡単に作れるものではないと思います。それが見事に調和された展開には驚きを隠せませんでした。またアニメーションも綺麗で見事にCGとアニメが融合されていました。カメラワーク(アニメだからこの表現は適切じゃないかも)もマニアの心を擽るようなアングルで圧巻です。といいつつ私は、全般にわたり夢の世界への誘いとの壮大な格闘を繰り広げていましたけど。


ここよりちょっと気になったこと。
 まず、2番目に気になったこと。えぇアスカさんがやっていたゲーム機。なんか、ものすごく懐かしい気分に酔いしれましたよ。たぶん、ワンダースワンがベースですな。さすがバンダイが協賛しているだけあります。まさか、ここでワンダースワンの新型がお目にかかれると思っていませんでしたよ。

で、私が一番気になったのは、むろん、ストーリーやらキャラやらじゃありません。てかですよ。ものすごく気になったんです。知っている人は知ってると思いますが、「兼光ダニエル真」。ハーフですよ。ハーフ!!えぇけしてギャグじゃないですよ。今回の作品中一番集中しましたから、名前が出たときのエンドロール。この方は、今作品の外国語との翻訳としての担当です。また彼は、現在のNGO-AMIの代表取締りの方です。NGO-AMIとは、非営利団体でAnimation,Manga,Interactive-game の約です。まぁ要するに、アニメや漫画やゲームなどの表現規制を反対する組織です。えぇ、そんな方がこの作品の翻訳をやっているんですよ。これは強敵ですね。現在ちょっと色々エッチなゲームを規制しようと動いているみたなので、またこの団体が色々動いて反対しているんじゃないですかね。てことで、次回作品であるヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qでの兼光ダニエル真様の活躍が今から楽しみです。


結論
NGO-AMIみんなも覚えてね。

愛を読むひと 原題:THE READER

物語の前半までのネタばれが含む内容になっています。

監督:スティーヴン・ダルドリー
製作総指揮:ボブ・ワインスタイン 、ハーヴェイ・ワインスタイン
原作:ベルンハルト・シュリンク
脚本:デヴィッド・ヘア
音楽:ニコ・ムーリー
字幕翻訳:戸田奈津子

主演:ケイト・ウィンスレット(ハンナ・シュミッツ)、レイフ・ファインズ(マイケル・バーグ)、デヴィッド・クロス(青年時代のマイケル・バーグ)、レナ・オリン(ローズ・メイザー/イラナ・メイザー)、アレクサンドラ・マリア・ララ(若き日のイラナ・メイザー)、ブルーノ・ガンツ(ロール教授)/etc


ストーリー
 第二次世界大戦後の1958年、敗戦国であるドイツに住む15歳のマイケル。彼は、21歳年上の女性ハンナと激しい恋におちてします。しかしその恋は突然ハンナが消え、終わりを告げてしまいます。それから8年後、法学生となったマイケルはゼミの特別授業で戦争犯罪の裁判を傍聴しようとしたところ、そこには加害者席に座るハンナがいた。

まろんぱんのあれ-愛を読むひと


 私はこの作品の原作は読んでおりません。この映画は難しい。ラブストーリーではありますが、ラブストーリーだけでは片付けられない内容だと思ったからです。ラブストーリーだとするとその設定は、戦後教育育ちと、戦争経験者のラブストーリー。では、どのように難しいかといえば、まず第一に、軸になる二人の環境が理解し辛い、それは第二次世界大戦後のドイツと日本ではこの第二次世界大戦への教育方針が大きく違う。日本では、戦争体験者や軍人を非難することがほとんどなかった。しかしドイツでは、ヒットラー時代であるナチス・ドイツ時代に否定できであり、そこに加担したものを許さない教育だった。そんなアンチナチスの教育を受けた主人公のマイケル。後々に自分の親でさえ反感を抱いているマイケルも感じられた。加害者側の立場だったマイケルの最初に愛した21歳年上のハンナ。大事だった女性がそんな加害者側の立場だと知ったとき、どんなことを思うのでしょうか。この映画の核となるテーマがここにある。自分の愛すべき人、家族や慕っていた先生が実は虐殺に関わっていたという事実を知ったとき、その愛はどうなるかということ。その葛藤を青年時代のマイケル役をドイツ人俳優であるデヴィッド・クロスが、大人になってからは、イギリス俳優であるレイフ・ファインズが見事に演じております。日本の文化で育った私たちにはとても難しくわかり辛いテーマだと思います。あえて例えるならば、最初に愛した女性が、殺人の幇助をしていた。その時代を考えれば仕方が無かったかもしれない、あなたはどうしますか。


 ハンナは、戦争終結から21年後である1966年に戦争犯罪者として裁判で裁かれてしまいます。ハンナは、教育もまともに受けられなく非識字者として育った。そして、生きるために与えられた仕事をした。しかしその仕事が罪だと言われた。そしてハンナは裁判長に問う「あなたならどうしましたか?」解答のでない質問。解答がでないからこそ、余計にこの罪を自分自身のせいだと決め付け落ちていったのかもしれません。そのうえ、そのときの仲間たちより、ハンナ一人の責任にされてしまいます。その誤解を解くためには、ハンナ自身のサインを示す必要がありました。しかし非識字者であったハンナはサインができない上に、非識字者であるという自分の最大の秘密をみんなに、知られるのを恐れ、その罪を認めてしまうのです。次に難しいのはこの点、ハンナが非識字者であり、戦罪を重くなるのが覚悟になる上で、自身が非識字者であることを言わなかったことだと思います。まず、文字が読めないということは通常の教育を受けていないこと。ドイツでは、1860年代には、適齢期の児童の小学校入学率は97.5%だったそうである。1922年生まれのハンナが非識字者であるということは、よほどの貧乏であったか、幼少期から大変辛い思いをしてきたのだと容易に想像ができます。また文字が読めないということは、もしかしたら、道徳心などモラルへの教育が不十分だった可能性も高いと思います。また当たり前ですが、私たちは読み書きができ非識字者ではありません。できる者ができない者の気持ちはなかなかと理解できないものです。同情と理解は違うものです。隠せる自分の不の部分だったらがんがばって隠そうとするのもまた人ではないでしょうか。こういった者の行動は通常では理解できないものではないでしょうか。例えば、非識字者が、家族にそのことを隠し通して一生をおえた例だって実際にあったそうです。
 本を知ることは、知識を増やすことであり、ハンナ自身が自らの行いに対して罪悪感が増していったことだと思います。人一倍に心が綺麗であればあるほどそのときの心の重荷は大きかったのかもしれません。たしかに、自分の絶対知られたくない秘密である非識字者のことを証言するより、裁判で罪が多少軽くなったかもしれません。しかし自分のしたことへの罪は軽くなることはないですし、むしろ罪を軽くしようと思う行為に対して罪悪感がましたのかもしれません。また非識字者を言うことにより、例え数年で釈放されたとしてもその後の迫害を恐れた可能性もあります。そして、ハンナを見ていると、字は読めませんがその分、ある種人の心の読めるピュアな女性だったのではないかということです。

 ハンナ自身の過去やマイケルのハンナ以外とのうまくいっている恋愛など、ほとんど語られておらず観客自身が読者として色々と想像する作品だと思います。なので、この題名とは、そのまま私たちを指している意味にも取れるのではないでしょうか。彼らの愛を読むひととしての。そのため各自色々な感想があるかと思います。私は見た直後よりも時間と供に考えが深くなり評価が高くなった作品になりました。


結論
ハンナはマイケル自身の読者だった。そしてそれが彼女の生きる糧だった。



余談
 愛を読むひとを考え、改めてこの夏公開予定の「ココ・アヴァン・シャネル」が気になりました。この作品は、シャネルの創設者である彼女の生涯を描い作品だからです。第二次世界大戦時、フランスが占領されたとき、彼女はナチの将校と愛人関係を結んでいたそうです。その辺りが、どう表現されているか、そしてその後に及んだ波乱をどのように描かれているかが改めて気になりました。

映画館での軽食への道 その1

映画館でのおつまみといえば、

ポップコーン


がですね。

あれなんです。

えぇ、現在、うまか棒貧乏驀進中の私にはきついわけですガーン

でもですね。

やっぱり、うまか棒だけではあきてしまうのですあせる

甘いものが食べたくなってしまうのですビックリマーク



キャラメルポップコーンが好きなので

キャラメルコーンにしようと思うわけでした。

そこで、お母様に、キャラメルコーンとコーラを頼んだんですよ。














まろんぱんのあれ-キャラメルコーン


結論

たとえ親といえども頼んではいけない。

小さい頃の夢  エピローグ 夢の残骸

あれです。


前回 の「スポックとうまか棒」の回答

スポックの場所はわかったでしょうか。






















☆★☆★☆★☆★以下答えです★☆★☆★☆★☆★



まろんぱんのあれ-うまか棒回答

アップ画像

まろんぱんのあれ-うまかぼうアップ


つーかあれです。一番の心配はそう、こんだけうまか棒あると、メタボ先生に告白されてストーカーされないか?っていう大問題があるわけですよ。悩みましたよ。あるとき悩みすぎて意識がとんだわけです。するとどうでしょう。後日、こんな物が家に届いたわけです。



まろんぱんのあれ-黒ウーロン茶

そうです。黒ウーロン茶3ダース!!24本X3なので、合計72本

まろんぱんのあれ-黒ウーロン茶上から

あぁ、恐ろしい。うまか棒のために、こんなにもお金がかかるとは思ってもいませんでしたよ!!夢ってお金かかるものなんですね。油断してました。

 てことで、あれです。要するに、「お買い物中毒の私 」の番線ってことするということで、脳内の許しはたぶん得たつもり。いままでのシリーズは一応映画と関係あったってことで、このこのプログもOKだよね?たぶん。でも映画とちがって、ちゃと全部、現金だよ!!ということで、私は現在、うまか棒貧乏爆心中。



結論

持ち込みOKな映画館で、うまか棒をくわえながら、黒ウーロン茶飲んでたら、それはたぶんマロン。



トランスフォーマー / リベンジ 原題:TRANSFORMERS:REVENGE OF

原題:TRANSFORMERS:REVENGE OF THE FALLEN

監督:マイケル・ベイ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ 、マイケル・ベイ 、ブライアン・ゴールドナー 、マーク・ヴァーラディアン
脚本:アーレン・クルーガー 、ロベルト・オーチー 、アレックス・カーツマン
音楽:スティーヴ・ジャブロンスキー
字幕翻訳:松崎広幸
主演:シャイア・ラブーフ(サム・ウィトウィッキー)、ミーガン・フォックス(ミカエラ)、ジョシュ・デュアメル(レノックス)、タイリース・ギブソン(エップス)、ジョン・タートゥーロ(シモンズ捜査官)、ジュリー・ホワイト(ジュディ・ウィトウィッキー)/etc


ストーリー
 前作の、オートボットとディセプティコンの激しい死闘の末、オートボットはなんとか勝利を収めた。しかしまだ戦いは終わっていなかった。ディセプティコンの残党狩があったのだ。2年がたちサムも大学に行くため、親元を離れたのだった。普通の人としての生活を望み振舞おうとしたが、しかしまた新たな火種に巻き込まれていく。


まろんぱんのあれ-リベンジ



 てか、もう今作品は、ロボットを通り越していた。なので、私の感想もほぼ崩壊気味になっています。ロボットとゾイドとそして、エイリアンを混ぜた感じで、もうね、なんでもありでしたよ。色々なSF映画からパクッタんでないか?って疑うようなものも。もうね、しまいに生物までも。これ完全に趣旨がかわっているような気がしてならない。設定上、トランスフォーマー自身も他の星より来たということで、エイリアン設定です。そこを逆手にとり、見た目もロボット型エイリアンそのもの。また、ゾイドぽいのも、考えてみたら、トランスフォーマーは、旧タカラの変形ロボット玩具シリーズ。ゾイドは、旧トミーの架空の生命の玩具シリーズ。でもって現在、両社は合併して、現在タカラトミー。そうかゾイドは、利権的にもIP的てきにも問題ないね。ゾイドぽいのに限っては、クリアってやつですよ。


 またね、敵と見方の区別が難しい。ロボットがわんさかでてきて、がやがやするのはいいんですけど。うん、どっちがどうだったか覚えてられない。最初は色で判断かとおもったら微妙に色ついた敵もでてくるし。その上、味方チームがオートボット。敵チームがディセプティコン。てかーー、口噛んでいえない。がーーもう、とりあえず全滅しちゃって、特攻Aチームとかそういった名前で組みなおせ!って思ったのは内緒です。脳内崩壊状態でしたね。でもって各自の独特な活躍があまりないきがしますし。これって、やっぱりおもちゃ売りたいがために、無理やり沢山でしている?って素直に思った。名前も完全アメリカチックでわかり辛。スタースクリーム(敵の名前)?アイスクリームの一種かと思いましたよ。あ、これ使えますね。よく夫婦でほしいものを旦那さんが提案しても、奥さんに却下されるじゃないですか。でも、「ねぇ?スタースタークリーム買っていい?」って聞いてみたらたぶん、アイスクリームだと思われます。もしあれな人だと、たぶん育○剤クリームかと思われ、ほぼ間違いなく許可されます。すごいぞ、トランスフォーマー。みんなの味方だね。あとは、頭もトランスフォームしてくれれば、バッチリグーです。

まろんぱんのあれ-リベンジ2


 画像はものすごくって感動したのですが、ストーリーは単純で単調した。また、色々とごちゃごちゃ展開しすぎて、観ているというより、すごいCGだろ?って見せ付けられている感が強く、一緒に戦っているような共感が微妙にできなかった。そのためか、本来はこういったSF作品は魅入ることが多いのですが、正直に書けば、何度か夢の国の妖精よりお呼びがかかっていました。かなりがんばりました。で、そこを救ってくれたのはヒロインのミカエラ。だって、無駄に乳揺れがあるですもん。揺れます。谷間容赦なく見せます。またショートパンツに大型バイク。もうこれプレイボーイそのままじゃないか!!セクシィー美女。そしてシモネタも多いし。脳内大パニック。あえて書こう。この映画は「子供心や男心くすぐられてすごかったよ。」ってまわりに言いつつも実はミカエラにぞっこんだった人は絶対いるはず。まぁ、私は、主人公サムの母親のジョディ(ジュリー・ホワイト)にぞっこんでしたけど。結構彼女のクレージーなところが、ツボだった。要はですね。子供も大人も楽しめる内容ってことです。まぁ、PTAとかうだうだいう人にはひやひやもんかもしれませんが、案外子供ってああいうの気にしないものです。こういういのを子供によくないっていう人はたぶん、あんたがドヘンタイだから、そう思うのでしょ?と言ってやってください。てことで、ミカエラからミカエロに名前訂正お願いしたいと思いました。


 ちなみに、私は「my boss」.って言っていたときはさすがに、吹きましたけど。何か?
まぁ、なんやかんや書きましたけど、こういった軽い話のロボット系が好きな人にはいいんじゃないでしょうか?


結論
次回作は、
トランスフォーマー
エイリアンVSメカエイリアンでお願いします。





余談

 で、あれです。現在残念ながら、ゼネラルモーターも破産宣告して悲しい時代になりました。せっかくトランスフォーマーとしてがんばっているのに。その引き金となった要因の一つに不動産バブル。そこで私は考えました。よし広告を作ろうと。


まろんぱんのあれ-リフォーム

小さい頃の夢 夢とのコラボ スポックとうまか棒

前回 の続き。読んでいない場合は前回をお読みください。

また前にやったコラボ もあわせて考えました。


そうです。題名どおりです。

たぶん、予想はついた人はいたかもしれません。


名づけてスポックを探せ!

それでは、手始めに 難易度:並


まろんぱんのあれ-うまかぼう



















☆★☆★☆★☆★以下答えです★☆★☆★☆★☆★








まろんぱんのあれ-正解




かわいい雄姿を拡大だに!



まろんぱんのあれ-スポック




そして終に難関の最終問題。

そしてこれこそが子供の頃の夢だった

たたみ一畳に並べたうまか棒ドクロ

ちなみに、合計240本ある。

えぇ、結構ひくよ?


それでは、写真をクイックして拡大して挑戦してください。



まろんぱんのあれ-うまかぼう最終問題




エピローグ へ続く。