やりたい事があるのに出来ない。目指す場所があるのに辿り着けない。思い通りになってくれない人生にもどかしさを感じる気持ち。諦めがつかないと言う心境。
フジテレビで毎週金曜日の深夜一時から二時までの生放送「オールナイトフジコ」と言う番組は、アイドルの道を諦めきれない女の子達にとって最後の希望とも言える。その最後の希望とは、アイドルをプロデュースしたら敵う者が居ない秋元康の事で、その彼が番組の総合プロデューサーになっている。頑張って彼の目に留まれば道が切り開けるかもしれないと言う、一縷の望みを賭けるのである。
タイトルの由来は、知る人ぞ知る懐かしのエロ番組「オールナイトフジ」。少し説明すると、フジテレビの土曜の深夜番組で、83年から91年まで放送されたテレビ史上最もエロい深夜番組。スタートした時期が昭和と言う景気のイイ頃で、規制も緩く、うるさく言われない幸せな時代だった。
どう言う風にエロいのかと言えば、アダルトビデオの性交場面の一部を平気で流してしまうのである。この時代、私は成人ではなく思春期の少年だった。この番組にまつわる想い出が沢山ある。夏休みや冬休みになると、私は一つ年上の近所の幼馴染みと一緒に知人の家に泊りに行った。泊まれる曜日は何故か土曜だった。大人になって知った事だが、知人の家の旦那が浮氣をして、土曜の夜は帰って来なかったからだった。それで後になって「なるほど、だからか・・・」と思った。
宿泊は必ず一泊。幼馴染と泊る際、私達は一種のノルマを課した。
「朝まで寝ちゃだめだぞ!」
御互い小学校の高学年の身でありながら、徹夜の約束。私は、どう言う訳か夜遅くまで起きている子供だった。今年、102歳で死んだ祖母の遺伝子かもしれない。祖母は若いころ理容師で、日中は仕事漬けで自由が無い分、人が寝静まる深夜を楽しんでいた。孫の私から見て、そんな祖母が個性的で宇宙人的な大人に見えた。
今でもそうなのだが、私は巨乳が好きだ。小学生の頃に夜更かしして観てたオールナイトフジに、たまにAV女優がゲスト出演する事があった。当時、まだ村西とおる監督が全盛期で、その監督の会社の所属女優がたまに来ていた。私のお目当ては松坂季実子と言う女優だった。
松坂季実子はレジェンドとも言える昭和の女優で、バスト100センチ越えの巨乳の主で、巨乳AVの先駆者だった。今時、100センチ越えのスタイル抜群の巨乳女優は珍しくないが、松坂季実子は丸顔でポッチャリ体型で、御世辞にもスタイルはイイとは言えない。だが、少年の目から見て彼女は大変な魅力の持ち主で刺激的だった。出演する時は大体の場合、新作の宣伝で、その彼女がバックからピストンされ巨乳がユッサユッサ揺れる映像が平然と流された。今となっては信じられない光景で、新成人からすれば、一体何処の国の話ですか?と突っ込まれてもおかしくないとさえ思う。そんな凄い時代のテレビだった。
2024年現在、テレビはドンドン規制され、エロは駄目、グロも駄目、お笑いですら企画制限され、それでどうなったかと言えば、救いようの無い悲惨な現状。テレビはひたすら視聴者から怒られ続け、テレビを語れば悪口しか出て来ないと言う有り様。何で、こんな風になってしまったのか?
そんな中、オールナイトフジコは僅かながら挑戦を続けている。つい先日に観た時、AV女優の桃園怜奈がゲスト出演していた。当然ながらエロ企画が始まる。その企画によれば、ピコピコハンマーを握って、どのくらい高速で動かせるか?ピンポン玉を口に咥え、どのくらい飛ばせるかでAV女優としての素質が判るんだそうだ。要するに手扱きとフェラチオの素質を試す訳だ。ハッキリ視聴者にそう伝えればいいのに、そうストレートには表現しない辺りが、今時のテレビ事情なんだろう。
個人的には、AV女優さんにドンドン、テレビ出演して貰いたいと思っている。
そもそも彼女達の何がイケないのか?
どうして駄目なのか?
何の害悪があるのか?
誰も説明が出来ない。にも拘らず、ゲテモノのオカマ連中だけは平然と出すと言う感覚が判らない。しかも御茶の間でメジャー扱いしている。こんな汚い人達を出すより、桃園怜奈や三上悠亜みたいな可愛いAV女優さんを出した方が目の保養にどれだけ良い事か。必ずしもエロ企画じゃなくても彼女達の需要はあるだろう。
世間の反応や視聴率は知らないけど、オールナイトフジコみたいな深夜番組は長く続けて貰いたいと心から願っている。少なくとも今のテレビ業界には、こういう挑戦的な番組が必要だろう。AV女優さんをテレビで観れると言う点もポイントが高い。普通にトークも出来る彼女達の素顔が意外に可愛らしい事に気付かされる点も見所なのである。



