解脱 -21ページ目

何を今更・・・

 ライブ前日にして相方のテンションが最悪。やる気ゼロ。


俺 「(おい、普段はやる気出してあれだったのか!)バ、バイトが急に・・・・」


相方 「もういいよ」


俺 「そこは「ウソをつけ」と返さなくてはならない。」


 ちょっとキツイ冗談も、真に受ける程の鬱っぷり。


相方 「最悪だ」


俺 「もうヤケクソだな。」


相方 「爆走ロックだな」


俺 「(ハードコアバンドのはずなのに・・・)ブチ切れハードコアだよ。」


相方 「だな」


と、まあ明日はいきなり予定と違う曲をやり、相方の度肝を抜いてやろうと思う。しかし、図太いようで意外に心が弱い彼、本番前にはとっくにアルコール漬けになって前後不覚であろう・・・・。というか、今の時点ですでにアルコール漬けなんだけど。俺は本番前には一滴も飲みません。一本も吸いません。あたりまえです。本番中に飲みます。今回やる所はOKらしいから。PAにビン投げつける・・・のは怖いからやめてなんかビン使ってネタやりたいと思います。それかビン踏んづけてこけてみようかと思っています。


ハードコアパンクとメタル

 ハードコアパンクバンドは、同じエクストリーム・ミュージックであるメタルとの差別化のために、下手さを武器にしているのだろうか?

 両者の違いは、音楽の捉え方の違いにある、と思う。メタルファンは、パンクをヘタクソ、だとか聴く価値がない、と言っているがそれは楽器の技術や曲の完成度から見た場合の話である。ハードコアパンクは、音楽を技術的な面よりも感覚的な面で追求しているもので、「なんか知らないけど、聴いてるとテンションが上がってくる」とか「なんだかわからないけど怒っているのがわかる」という風にリスナーに向けて衝動を感覚的に伝えているものである。そこがメタルとの境目で、ハードコアバンドがメタル風の音になったとしても、やけっぱちさや、がむしゃらさ、が前面に出ていればそれはハードコア・パンクと呼ばれる。はず。しかし技術が上達すると、ある程度プロ意識が芽生えてしまい、ただがむしゃらに突き進んでいく事が出来なくなる場合が多い。必死で楽器を操り、ひたすら「やってやるんだ!」という感情に突き動かされている時が、最も何かが人に伝わる時なのであろう。そして多くのハードコアバンドがメタル化の道を歩み、ファンに相手にされなくなる。長くやっていると、どうしても技術は上達するから。メタルとのクロスオーヴァーを好む人もいるが、私はよくわからない。


 しかし、スウェーデンの「Anti Cimex」というバンドは、後期にモーターヘッド化したにも拘わらず、素晴らしい。また、AC/DC化した「Gang Green」、突如ルックスも音もメタル化したまま帰って来なかった「English Dogs」。そして、最初からメタルをやりたかったんだろうが、下手すぎてハードコアに分類される、多くのかわいそうなバンド達。ハードコアの生みの親とされる「Discharge」は世界中にフリークスがいるが、しばらくしてメタル化し、完全にファンに見限られた。しかし最近シングルを出し、評判はなかなかである。「~charge」や「Dis~」という名前のバンドはほとんどがDischargeスタイルのバンドで、Disコア、やDビートという風に呼ばれる。Dはもちろん「D」ischargeのDである。特徴はシンプルに繰り返すリフと、このスタイル特有のドラムプレイで、聴けばすぐにわかる。最近は、テクノミュージックとの共通点(繰り返すリフ、というスタイル)を指摘する声もある。

 他にも、速さを追求したスラッシュ・ハードコア、さらなる速さのみを追求したファスト・コア、もう速過ぎて全部同じに聞こえるグラインド・コア(というかハードコアという音楽自体、最初は全部同じに聞こえる金太郎飴状態だが。)などがある。私が聴くのはファスト・コアまでである。ファストやグラインドで演奏されるドラム・スタイルは「ブラスト・ビート」と呼ばれ、これができれば大抵のバンドでごまかしが利く。はず。

 理屈を長々とこねくり回したが、夢中になれる物があれば、それがヘタクソだろうが格好だけだろうがいいんだろう。しかし難癖をつけて来る人間は必ず存在するので、そういった連中を言い込める為には理屈が必要かな?と思う・・・・。

フィンランドの宝



 最近またフィンコア熱が再発して聴きまくってるんだが、その中でも最もヤバイのがこの「Terveet Kadet」。一部ではフィンランドの宝なんて呼ばれている伝説。ボーカルのブチ切れ度はどんなバンドにも負けないであろう。かの伝説のUSバンド、「Void」ですらこのフィンランド語でひたすらブチ切れるボーカルの前では霞む。まだまだ普通だねって。山崎邦正がキレている風に聞こえる曲がある。80年代に何枚かアルバムを出したが、90年代に入ってメタル化。初期のキレ具合は全く残っていないため注意が必要だ。ちなみにアマゾンでうっている三つのアルバムは全て最近のメタル風の音。ジャケット写真がちょっとグロなんで名盤EP「Aareton Joulu」のジャケ写は自粛したが、上の1stEPもなかなかのもんだ。今は「AARETON PROPAGANDA」というベスト盤が出ていて初期の音が聞ける。ディスクユニオンあたりで手に入ると思う。

なぜ親はニートや引き篭りを家から蹴り出さないのか?

 俺はずっと家族四人でより良い生活を追求いくものだと思っていた。住む部屋はどんどん良い部屋になっていって親父は元気で仕事していて、母親も元気で俺と弟は喧嘩する余裕があって。

 最近の俺は親父が家族で何かやろうとする時は絶対参加しなかった。もうそんな年じゃないから。その時親父はちょっと寂しそうな顔をして「来なかったら追放だ。」とか言いながらも強制はしなかった。しかし親父がなんでそんなに家族で過ごすことに固執するか最近なんとなく理解できる。もうこんな事できる時間は少なくいんだと。

 俺はただ親父が寂しがりやのおっさんだからだと思っていたが、よく考えたら親父は軍人で俺なんかよりも滅法腕力があるし精神も強靭だ。そんな親父が追い求めてきた理想は終わろうとしていて、俺がニートだか、引き篭りにる以外は一緒にいる事はなくなるだろう。

 親父は「家族四人が集まるのはこれで最後だ。」と何回か言ったが、全く気に留めていなかった。親父は自分がリーダーとなって何とか家族を引っ張って行き、時に借金を抱え家族に艱難辛苦を強い、時には事故って家族の乗った車を大破させ、時には目玉がハサミで串刺しになり俺たちをおおいに心配させた。

 そんな親父でも俺は格闘で絶対に勝てなかった。剣道でも勝つどころかボッコイだった。俺は格闘向きじゃなかった。俺はこの生活はずっと続くもので、先のことなんて想像した事もなかった。両親は年をとって、俺も弟も年をとって一人になる時は来る。

 家族でいられる時間と言う物は意外に少なく、限りある時間で、俺は出来るだけ家族のためになる行動をとってきたつもりだった。しかし、これから俺は誰のために何をすればいいんだろうか。俺は俺の事だけを考えて好きにやれば良いらしいが、逆に難しいだろう。俺は何か大義名分がないと行動できないので、意味のない行動は絶対しない。

 今やっているバンドだってただ自分が気持ちよく聴ける音楽を突き詰めたいから。自分の趣味だ。これで食って行こうとする奴もバンドにいるが、そいつはライブをやたらやりたがる。そんな事意味ないよ、ライブは飽きるよ、それより曲を練りまくって面白い事をやろう、といっても、そいつはタバコをふかし酒を飲みながら、俺はアウトローに生きるんだよバイクは最高だよライブやっておまえに彼女が出来たらその考えも変わるよ。とか言う、ひたすら方向性の違う奴である。

 そんな奴だから俺は気を許したんだが、しまいにはどっかの炊き出しの列に並んでいそうで怖い。そいつは未だ家族と暮らしていて、半年前まではニートだったが今はしっかり働いている。留学経験からくる英語能力を認められ、正社員にならないかと人事に誘われているにも関らず、絶対にハイとは言わない。

 俺もそんな風に生きられたら良いと思うが、親戚の兄ちゃんみたいに俳優になるとか言って、なぜか博多に行って半年で実家に帰ってくるような無様な真似だけは勘弁願いたい。幸い俺には都会に負けても帰る実家が存在しないので、負けてもここで暮らしていくしかない。今度の実家に俺の部屋はもう存在しなくて、老夫婦が静かに暮らしているだけだ。親父が大金はたいて購入したマンションだ。その生活をぶち壊してまで生きていたいとは思わないが、やはり両親は俺が、住まわしてくれ!と頼み込んだらスペースを空けてくれるんだろう。親は子供と一緒に居たいだけなんだろう。だからニートになった子供を追い出さないんだろう。それが子供のためにならないとわかっていても、家族でいられる時間は何物にも代えがたいんであろう。

 と山田一の「家族計画」っぽくなった。

アイリッシュもまだまだ捨てたもんじゃない

 アイリッシュパンク。最近そのスタイルのバンドを多く見かけるけど、これだ!ってのはなかった。いや、もちろんPoguesとかDropkick Murphysの3rdアルバムは大好きだが、最近はどうもイマイチだなってのが本音。最近は「Blood or Whiskey」がPunkcoreから出したのが良かったって程度。しかし、その飽和状態?の中にやばいバンドを見つけてしまった。その名は「Bloody Irish Boys」。あるコンピで発見した。メロコアのような疾走感、アイリッシュな哀愁漂うメロディ、ディストーションギターにフィドル。アコーディオンもいるけど録音状態が悪いのか、あんまり聞こえない。しかしそれを補って余りあるこのスリル、興奮はなんだろう?やっぱりパンクってこうじゃないとな!と思わせるバンド。



モヒカンのギターボーカルかっこいいなー。



叫ぶ。フィドルのにいちゃんが。



もうちょっとかっこよさげなのをもう一枚。



集合写真。




そしてこいつがデビューアルバム。




なんか日本じゃ売ってないみたい・・・・。なんでおまえは持ってるんだ?と思った人は鋭い。金と手間を掛ければなんとかなるのだろう。

ttp://www.thebloodyirishboys.com/

ここが公式サイト

ホット・ロッド・りんこるん(リンカーン)



Hot Rod Lincoln
Astronaut Girl

 アマゾンで品切れ、または中古テンバイヤーによってとんでもない値段が付いている商品を紹介する、なんとなく意味がないような気がしないでもない私の推薦するこのアルバム。実はHMVに普通に売っています。ジャケ写真は自前。50'sっぽすぎて他の音が想像つかないジャケ絵。音もまんまその通り。ロカビリーとオールディーズど真ん中。こんなバンドがやりたい!(全然パンクじゃない汗)ウッドベースなら任せろ!と、ウッドベース買っても置く場所がない。でも電気ウッドベースは絶対嫌だ!新宿の音楽館でウッドベース借りられるけど、あからさまに弦換えてないし、弓がないし。話飛ぶけど、吹奏楽部のウッドベースはピックアップつけるべきだよ。管楽器に負けるに決まってるよ。音がかき消されて全く聞こえてないのは悲しすぎる・・・。存在意義を見出せなかった部員だった俺は今だったらピックアップ付けるように猛抗議できるよ。クラシック曲でピックアップ付けてたら絶対変だが。

 バンド名はジョニー・キャッシュの曲からとったんであろう。りんこーんでは小倉優子さんになってしまうので意地でもリンカーンと表記しよう。現在はラスベガスあたりで活動しているらしい。

アニメタラー

 メタル!だったギターリストがなんと髪を短くしてきた!といってもまだ十分長いんだが、好青年度が急激に上がっていた。こいつもいよいよパンクになったか、と思ったら「心はメタルだから。」その前にオタクにしてやるわ!とスタジオが終わた後にメイド喫茶へ連れて行ったが、奴は前回のような挙動不審っぷりを全く見せず、堂々としていた。学習が早い奴め。もうこっち側にはまり込んだかな?なんて思いながら駅前に行ったら女の子がブルーシートを広げ、そこに男達が集まっている。普通の女の子がホームレスやってるだけで人が集まるのはすごいなーと思ったらマイナーアイドルっぽい感じだった。でもブルーシートに毛布はねえだろう。そこで野宿するんかい?ってぐらいの装備だよ。まあ頑張ってくれ!と、とりあえず携帯カメラで写真を撮った。




リアル・ホームレス少女アイドルに群がるオタクたち

















ゲイ・ストレート・エッジのみなさん


ラモーンパンクが好き

The Queers
Don't Back Down

 なんでこの人は小さい文字びっちりでレビューばっか書いてるんだろう、暇人なのかな、しかもこれパンクじゃないし、アマゾンに行ったら在庫切れだし、と思ったあなたは鋭い、人生の10割強は三枚目キャラで自虐ネタな私が大推薦Queersの驚愕の大名盤。現在進行形。どこが大名盤なんすか?って言われたらひたすらポップポップ。と。この人達の頭の中はビーチでひたすら笑ってる白人キャラがいるんだろうなー。一曲目のサビなんか訳すと「(俺の)彼女は胸がない」の連呼だし。「みんな俺の彼女の胸板は平らだからってバカにすっけど俺は気にしないぜ、あいつらみんなセクシストだ」みたいな。ジャケはイカツイけどビーチで短パンとボーダーシャツ着た白人カップルが浮き輪とサーフボードとコークのビン持って追いかけっこしてるような曲調。意味わからんな。

オタクとパンクの精神的な同義性

 パンクの有名な精神標語としてDIYというのがある。これはdo it yourself、他人に任せるのはかっこ悪いから自分のことは全部自分でやろう、というような意味である。実際、曲やCD、鋲ジャンなんかも全部自分で作るし、プロモとか運転とか活動に関することは全て自分でやるのがパンクスタイル。これに対してオタの類似点は、同人誌、ギャルゲー、ガレージキット、コスプレ衣装・・・・などで、全て自分で作ることから始まったものである。また、オタは自分の足で欲しい物を集めるので、これも立派なDIY。要するに他人任せにしないで、自ら積極的に生み出していこう、って姿勢だな。最近考えていたんだが、なぜ俺はサマソニにいる連中には嫌悪を感じ、コミケにいる連中には親近感を抱いたか、やっと分かった。サマソニにいる連中の大部分よりはコミケにいる連中の方が精神的にはパンクなんだ、ってことである。あのブースの一つ一つが何か自分で生み出そうという熱意に溢れているわけで、サマソニみたいに周りに合わせて無理にダイブしたり暴れたりせんでも、一人一人のやりかたで楽しめば良い、ってわけだ。周りに合わせることで一体感、って事もあるけど、別に周りに合わせんでも楽しめれば一体感は得られるだろう。メタリカのライブに彼女連れてきて周りの奴らから身を守るのに必死になっている奴がいたが、あれで良いんだよ。メタリカのライブだからって彼女連れてきちゃいけないわけじゃないでしょ。むしろ今のメタリカの曲で暴れられる奴がいるの?って感じだが。昔の曲はそりゃあ暴れるよ。当たり前のようにモッシュだよ。彼女もモッシュしなきゃ。メタリカ知らんのに来てたらアホの極みだが。ちょっとずれたか。話戻ってやっぱアキバってのは熱気溢れる町である。なぜあんなに活力があるのかは、やはりDIYでクリエイティブな連中が集まっているからだろう。うちのドラマーが先日アキバに初めて来たのだが、こんなに活気がある街は初めてだ、と言っていた。渋谷はプラプラしてるだけみたいな連中が多くて退廃的な雰囲気だし、新宿はビジネスマンが多いし。原宿はまあ好きなんだが、服を666でしか買わなくなったからほとんど行かないし。渋谷と原宿の境目はバウンティーとかクロックチャンネルがあって面白いと思うけどあれらはやたら高いから買えない。と、なると日曜の中央通り歩いてるだけでも面白いアキバ・シティへ行こう!ってなるわけで。日曜が晴れてくれないと俺は生きていけないよ。ビール片手にストリートパフォーマンスが見たいんだよ。みんな頑張ってくれー。俺は見てるだけー。

エモエモ

スターマーケット
アバンドン・タイム

 ついに書いてしまったパンクでもなんでもないロックかエモかも分からないバンド。たぶんポップなエモロック?聞いたら一発で覚える曲が多い。ビートルズのポールっぽい感じが良い。昔はもっとエモエモで先駆者みたいに言われてるぽいけど最近の方が格好いい気がする。俺は音楽聴いて感動してもメソメソしたくは無いんで弱々しい感じのエモは良く分からんのだよなあ。好きな奴はヘロヘロ声とスカスカな音がダメ人間が頑張ってるみたいで泣きを誘うからツボらしいんだが。イマイチ分からん。沈んでる時にメソメソした曲聴きたくないでしょ?かといって良い気分の時にメソメソしたの聞きたくないし。結果メソメソはいらないんですよ。フィンチとかホームグロウンなら聞けるんだけど。あれらは演奏しっかりしてるし。激情なエモは良い。エモと言っても色々あるから難しい。バンドのメンバー募集で「エモ」って単語を使うと変なのがたくさん来る。「パンク」と書いてもいけない。変なのがたくさん来るから。メール段階でこっちの話を全く聞かない奴とか、三日後に返す奴とか。メタル募集してないのにメタラーとか。ハードコアの募集なのにジャズドラマーとか。でも実際会ってみるといい奴が多いんでね。音楽やってる人に悪い人はいないよって家の腐れドラマーが言ってるけどまさにそのとおり、かも知れない。俺も含めて。でもいくらミュージシャンな気分になったからって路上喫煙やゴミのポイ捨てはやめようね。